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2015年10月

【入浴】 パパ必見!子育てとしての入浴法(後編)

どうもSHIBAです。

近年、親が子どもと一緒に入浴する家庭が増えているそうです。

その要因のひとつに、パパの子育て参加が増えていることが挙げられるようです。

かつては子育てといえば母親の役割でしたが、時代と共に父親の子育て協力が増えてきました。

なかでも特に入浴。

子育てが苦手な男性でも入浴なら協力しやすいという理由が考えられます。
子育てに協力する時間の無い父親でも、一緒に入浴する時間ぐらいはとりやすいのかもしれません。

また、そんな父親にとってみれば入浴は子どもとコミュニケーションをとる貴重な時間帯でもあります。

子どもと一緒にお風呂に入れる時期はいつまでになるか分かりません。
一緒に入れる時間は大切にしてあげて下さい。

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父親が子ども一緒に入浴することのメリットを挙げると

・学校や友達との出来事を聞ける良い機会である
・裸同士の付き合いのせいか、子どもも悩みや相談事を話しやすい傾向がある
・母親には内緒の話や二人だけの秘密話などができると距離感が縮まる
・男の子となら、あんなことやこんなことなど(どんなこと?)男同士の会話ができる



何度も言いますが、ぜひお子様との会話を重視して下さいね。

さてさて。

子どもとスキンシップをはかるのは結構なことですが、
入浴方法についても注意しなければならないことがあります。


パパにありがちな間違った入浴方法を2つ紹介します。


間違い1.「熱い湯に全身浴(肩まで浸かる)」

ここでいう熱い湯とは42℃以上のこと。

全身浴に関しては問題ありませんが、熱い湯で全身浴となると小さな子どもにとっては大きな負担になります

大人と比べて子どもは心臓や血管の発育が途上段階ですので、
自分の感覚を基準にしないで下さい。

特に心臓に持病がある子には注意が必要です。

熱い湯に入浴するには、子どもが成長して体力がある状態の時にしましょう。


間違い2.「ゴシゴシ身体を洗う」

男らしくゴシゴシ身体を洗うのもありがちな行為です。

でも子どもの皮膚は大人ほど丈夫ではありません

これも自分の感覚を基準にしてしまわないよう気をつけて下さい。

風呂上がりに体を拭くときも同じことが言えます。

幼い年齢ほど肌が弱いので保湿のケアが重要です。

また、身体を洗う前に、湯船に浸かることをオススメします

「身体を洗ってから浸かりましょう」という注意喚起をよく目にしたことがあると思いますが、それは大衆浴場での場合。

マナーとしてそういう声掛けがあるわけですが、家庭風呂の場合はまず浸かってからの方が毛穴が開いて皮膚の汚れを落としやすくなりますよ。


就寝1~2時間前に入浴する

これは多くの専門家に共通する見解ですが、床につきたい1~2時間前に入浴すると一番入眠しやすいとのこと。

深部体温が下がるとヒトは眠くなる習性があります
逆に言えば眠くなる時は深部体温が少し下がります。

これは、代謝を下げて体内のエネルギーを節約するためです。

この下がっている時こそが眠りやすいタイミングだということ。

また、人間の体は深く眠っている時に成長ホルモンをたくさん出します。

成長ホルモンには疲労回復や怪我をしたときの細胞を修復する作用があります。
深く眠るほど効果があらわれるので、ぜひ安眠につながる入浴を心がけて下さい。
 
文字通り「寝る子は育つ」ですよ。


関連記事
『【入浴】 パパ必見!子育てとしての入浴法 (前編) 


(パパの見せどころですよ SHIBA)

【入浴】 パパ必見!子育てとしての入浴法 (前編)

みな誰しも子供の頃の記憶を辿ってみると、
幼いころにお父さん、またはお母さんと一緒にお風呂に入っていた時代を覚えているのではないでしょうか?

それはどんな思い出ですか?楽しかったですか?

僕は良い思い出しかありません、どうもSHIBAです。

僕は中学生の時でも時々父親と一緒にお風呂に入っていた記憶があります。

当時、母親が大病を患っていて、僕が受験を控えているという多感な時期でもありまして。
父親と一緒にお風呂に入り、身体を洗う父親の背中に進路など僕の悩み事を口にしていたこともあったっけ・・・

父親は口数が少なくあまり的確な返事はくれませんでしたが、
心情を吐露できただけでも気持ちが軽くなれたものです。

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さて。

これまで数々の入浴法を紹介してきましたが、
それは主に大人を対象としたものでした。

ここでチョイと視点を変えて、「子どもの入浴法」を話題に取り上げてみることにします。


子どもと一緒にお風呂に入ることも子育ての一つ。

子どもは幼いうちは一人で入浴できませんからね。
親が一緒に入って体を洗ってあげたりしなければなりません。

このように、元々は「一人で入浴できない」「危険だから」という理由で一緒にお風呂に入るわけですが。
では、子どもが少し成長して「一人で安全に入浴できる」レベルになったとしたら、
親は子育てとして一緒に入浴する必要はなくなるでしょうか。

実際の多くの家庭では、子どもが一人で入浴できるようになった後もしばらくは親子一緒にお風呂に入っているようです。

一緒に入る目的が親子のコミュニケーションに変わってきているんです。

このようなわけで、子育てとしての入浴は、単に子供に入浴方法を教える以上に「親子間の絆を育む」という意味合いが強そうです。

子どもがいつまで親と一緒にお風呂に入ってくれるかは、それぞれの家庭によりますが、
僕の場合のように中学生まで一緒に入ったりするところもあるようです。
まあ、中学生ともなれば子育てというより男同士の付き合いみたいなものかな?

そして、近年では親が子どもと一緒に入る家庭が増加しているそうで、
その理由がパパの子育て参加が増えていることがあるようです。

続く

関連記事
『【入浴】 パパ必見!子育てとしての入浴法(後編)』

(あの頃が懐かしいなぁ SHIBA)

【入浴】 「筋肉痛」の入浴法 ~温冷交互浴とHSP入浴~

筋肉痛に入浴は効果があるかどうか。
そもそも筋肉痛の時に入浴してもよいのか。

一度は疑問に感じたことがあるかもしれませんね。

筋肉痛の基本的な治療は自然回復です(治療とは言わないか)

ですが、入浴は筋肉痛の回復を早める方法として、
また予防する方法としてとても効果があるんです。

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◆入浴上の問題リスト◆


#1 激しい運動直後でズキズキする痛みを感じる
#2 筋肉痛がなかなか回復しない



お風呂が筋肉痛に良いとはいえ、運動直後の入浴は避けましょう

程度にもよりますが、筋肉を酷使した場合は特に時間を空けてから入浴しなければなりません。

例えば野球でピッチャーが試合後に肩をアイシングで冷やしている光景を見たことありませんか?
あれは肩などが炎症をおこしているので、筋肉を冷やして炎症をおさえているんです。

ただし、痛みがおさまれば入浴して筋肉をケアする方が早い回復の期待ができます。

また、運動直後に筋肉痛を感じていなくても、痛みはその場ではなく1~2日後にやってくることが多々あります。
ですので、痛みがなくてもその日のうちに筋肉のケアを心がけましょう(30分は空けて下さい)



◆入浴法◆


<入浴上の問題>#1 激しい運動直後でズキズキする痛みを感じる

<入浴目標> 適切なタイミングで血行を促進して回復を図る



運動直後は筋肉における炎症が激しいので入浴は避けますが、数時間経ってズキズキ感が少し治まれば入浴して血行促進を図りましょう。
筋肉を冷やすという行為は炎症を抑えることはできても、回復を遅らせることになるからです。

湯温は39~40℃20分あればじゅうぶん。

血行促進が筋肉痛に良いのは、筋肉の細胞へ酸素や栄養が行き届きやすくなるので回復が早くなるから。

湯に浸かりながら、疲労している筋肉を軽くマッサージすれば、血行はさらに促進されます。

ただし湯温が40℃を超えると、体熱を放散するために皮膚血管へ血流が集まり、その代わりに骨格筋の血管が収縮し血行が悪くなりますので注意して下さい。

使用する入浴剤は炭酸ガス系がお勧めです。


また、血行を促進する入浴法として「温冷交互(交代)浴」が有効です。

「温冷交互(交代)浴」とは熱いお湯と冷たい水(温度差30℃くらい)を交互に浴びて身体を刺激する入浴法

普通の湯と水風呂を交互に浸かる全身浴のやり方と、
シャワーなどで主に下半身へ熱い湯と冷たい水を交互浴びせるやり方とがあります。

心臓に負担がかからないようにするなら後者がおすすめです。

温と冷、交互に刺激を与えると末梢血管が拡張しやすくなり、
より酸素や栄養が筋肉へ供給され、老廃物は排泄されるので疲労回復に効果が期待できます


よく「筋肉に溜まった疲労物質である乳酸が排泄されるから」という理由をみかけますが、
乳酸は疲労物質ではありませんし、本当に血行とともに排泄されているのかどうか疑問です。


  【温冷交互(交代)浴】

  1.40~42℃のお湯に3分浸かる
  2.浴槽から出て、冷たい水シャワーを手足に10~20秒かける


  1と2を数回繰り返します。
  なお、最後は水で終わるのが鉄則です(皮膚が引き締まり保温効果になる)





<入浴上の問題>#2 筋肉痛がなかなか回復しない

<入浴目標> 効果的な回復方法を実践する



効率的に筋肉痛を回復させるなら、体温を2℃上昇させる入浴法もあります。

体温が2℃も上がるとストレスを感じますが、それを逆手にとった入浴法が「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴」


HSPとは、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のこと。

身体に熱ストレスがかかることでHSPが増加することが分かっています。

目安は40℃(20分)41℃(15分)の湯に浸かることで、
体温が38℃ぐらいに上昇し、HSPが増えるようですよ。

免疫力が上がって筋肉痛の回復を早める期待ができるこのHSP入浴法、
毎日実践する必要はなさそうです。

というのは、入浴後2日後にHSPの量が最大に増加し、3日は効果が持続するとのこと。

逆算して激しい運動をする2日前にHSP入浴をすると良いとも言われ、
実際に大会の2日前に実践しているアスリートもいるようです。


 【HSP入浴法】

  1.入浴前に水分補給をしておく
  2.浴槽に浸かって体温を2℃上げる
体温を2℃上げるとHSPは産生される
     時間の目安は
     40℃のお湯で20分間
     41℃のお湯で15分間
     42℃のお湯で10分間

     ※炭酸系の入浴剤を使用すれば時間は短縮できる
  3.入浴後は10~15分間は保温に努める
(体を冷やさないこと)

  効果のピークは2日後といわれているので3~4日に1回の入浴で十分。



ちなみにHSPは熱ストレスで増加するので、
普通にウォーキングなどの運動によっても体温が上がるほど続ければ同じ効果が得られるようですが、まあ入浴ほど簡単ではなさそうですね・・・



その他、水分の補給はしっかりと摂る。HSP入浴を試すなら特に。

また睡眠も重要な要素です。
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には新陳代謝を活性化して傷んだ細胞を修復する作用があるので、筋肉痛の回復に働きます。

ですから就寝の1~2時間前ほどに入浴すると、質の高い睡眠が期待できます。



◆おすすめのアロマバス◆


精油選びのポイントは2段階に分けて考える。
筋肉に負担をかけたばかりの段階では抗炎症作用や鎮痛作用、乳酸除去作用のある物を選び、回復期には組織に酸素と栄養を行き渡らせるために血行促進作用のある物を選びたいものです。


抗炎症作用・鎮痛作用・乳酸除去作用のある物

●ウインターグリーン
強い清涼感のある樹木の香り。湿布にも含まれる成分「サリチル酸メチル」が筋肉痛の痛みから解放してくれる。

●ペパーミント
ミント系のクールな香り。「痛み」に働きかけ、冷却作用がある。

●マージョラム・スイート
甘くてスッキリとしたハーブ系の香り。鎮痛作用と血行促進作用を併せ持つ。

●ラバンジン(又はラベンダー)
ラバンジン、ラベンダーは共に鎮痛効果に優れている。

●ローズマリー
クリア&シャープな香り。筋肉弛緩作用があるのでこわばった筋肉を解す効果がある。

●レモングラス
見た目はススキ、香りはレモン。乳酸の除去作用がある。


血行促進作用のある物

●オレンジ
さわやかで甘いオレンジの香り。主成分であるリモネンに血行促進作用がある。柑橘系では一番鎮静・鎮痛作用成分が含まれている。

●レモン
フレッシュなレモンの香り。こちらもリモネンを多く含む。


これらの中でもぜひ試してみて欲しいのがマイナーな精油のウインターグリーン
成分の96~99%が湿布や鎮痛剤にも含まれるサリチル酸メチルで、まるでサロンパスという珍しい精油。

ウインターグリーンの香りはメントール系だが、ペパーミントのような冷却作用はないのでスース―する刺激はない(ここ大事)

それでも単体でアロマバスをするには刺激が強いので、キャリアオイルで希釈するか、相性の良いラバンジン、ローズマリーとブレンドすると良い。
 
乳酸を除去する作用のあるレモングラスとブレンドするのもありですが、レモングラスも刺激性があるのでマージョラムも加えると良いでしょう。
ブレンドの割合は「ウインターグリーン:レモングラス:マージョラム」=「1:1:2」




(最終更新日:2017/03/02)


関連記事

『症状別の入浴法』

 

【健康】 間違った常識④ 「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」は迷信

ウォーキングはなるべく日課として取り入れていますが、
体幹トレーニングや筋力トレーニングはサボり気味だったこともあり、
先日、久しぶりに筋トレしたら2日後に筋肉痛になりまして、
「あぁ歳だなぁ」と実感した、どうもSHIBAです。

よく「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」と言いますからね・・・

しかしこの説。現在では否定されています。

筋肉痛が遅くくるのは歳のせいではない、ということらしい。

歳をとれば筋肉痛が遅くでるのは常識と思っていた人には「?」なことかもしれません。

だって、実際に歳をとると筋肉痛が遅く出ることありません?
それでも迷信だと言うのかい?
では僕が2日後に筋肉痛が出たのはなんでなの?

不思議です・・・

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で、ネットで調べてみたら

「筋肉痛の詳しいメカニズムは解明されていない」というのが現実なようです。

なんじゃいそりゃあ・・・

よく分からないのに「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」という説を否定したんかい。

理由は分からないけど、とりあえず「筋肉痛の遅さと年齢は関係ない」ということだけは分かったということでしょうか。

かつては「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」と考えられていた根拠に、
疲労物質である乳酸の存在がありました。

筋肉が疲労すると乳酸がたまるからだと考えられていましたが、今では乳酸が疲労物質であるというのは間違いだったとこが解明されています。

おそらくそのために「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」ことの説明がつかなくなったんじゃないかな?

でも解せないのは、実際に歳をとると筋肉痛が遅れて出てくることがある。これはどう説明するんだ?ってこと。


一応、今の段階で考えられることとしては、筋肉痛とは筋繊維が損傷して炎症を起こしている現象であること。
であれば、炎症とは回復する過程で起こるものであり、回復反応が早ければすぐに筋肉痛が起こり、回復反応が遅ければそのぶん筋肉痛も遅れて出るということになります。

加齢とともに代謝機能が低下しますから、そのぶん回復が遅れるのはないか?と考えることはできそうです。

また、筋肉痛は筋肉に強い負荷がかかるとすぐに発生し、負荷が弱いと遅く発生するという説があります。

つまり、年齢は関係なく強い負荷であればすぐに筋肉痛が出るということ。

ただ、歳をとるとそのような強い負荷がかかるような運動ができなくなるので、筋肉痛が早く出る機会自体が減ってしまうとも考えられますね。

あとは筋肉には瞬発力が必要な時に働く速筋と持久力が必要な時に働く遅筋とがありますが、
筋肉痛になるのは速筋の方で、加齢とともにどうだこうだといろいろ言われていますが、
いまいち納得できる有力な情報がありません。

だって「筋肉痛の詳しいメカニズムは解明されていない」んですから・・・


まあメカニズムはともかく、筋肉痛が起こりにくくする方法はいくつかあるようです。


1.普段から運動をする習慣を持つ

普段から運動している人は、していない人よりも筋肉痛の発生が早くなることが分かっています。

先程も言いましたが炎症とは修復しようとしている現象ですから、すぐに筋肉痛になるということはそれだけ回復力が早いということになります。

逆に回復力が低下している人は、筋肉痛が遅れて出てきて、しかもなかなか治らないということになりますね。

風邪をひいたときの免疫力と同じです。風邪をこじらせた時にすぐに発熱する人は、実は免疫力が正常に働いていることになります。逆にいつまでもだらだらと微熱が続く人は免疫力が低下している証拠。


2.激しい運動後には軽めの運動やストレッチをする

強度の高い負荷のかかる運動をすると筋肉に乳酸がたまって疲れます(これが乳酸が疲労物質と誤解された所以)

乳酸は自体は疲労物質や老廃物ではありません。むしろ軽い運動に利用される物質なのである意味疲労回復物質です。

激しい運動を終えた後、すぐにピタッと休むよりも、軽い運動で流した方が疲れが取れやすいのはそのためです。

あれは筋肉に溜まった乳酸をエネルギー源として消費しているからなんです。
結果、筋肉に溜まっていた乳酸が減って疲労が回復する、いわゆるクールダウンのこと。


3.お風呂で筋肉をほぐす

入浴で身体を温めることで、血行促進、つまり代謝がよくなるので筋肉の老廃物が排出されますし、筋肉がほぐれます

ただし、筋肉痛は炎症によるものなので、痛みが強い時は逆効果になるので入浴は避けましょう。


『【健康】 「筋肉痛」の入浴法 ~温冷交互浴とHSP入浴~  参照




関連記事
『【健康】 栄養ドリンクに頼るのは止めた方が良い。疲労回復に効く栄養とは?』
『【健康】間違った常識① 弱酸性の石鹸って肌にやさしい?』
『【健康】間違った常識② 体力が落ちて不調な時はしっかり食べて栄養をつけた方が良い?』
『【健康】間違った常識③ ノンオイルドレッシングはヘルシー?』



(筋肉痛が酷いと朝起きたとき地獄を見る SHIBA)

【健康】 思いっきり泣きたい夜は「お風呂」で泣こう!


気分が沈んでいる時、つらい時や悲しい時、
人目もはばからず思いっきり泣きたいことってありませんか?

孤軍奮闘で頑張るのは立派ですが、時には自分の気持ちに素直になることも大事ですよ。

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「泣くとすっきりする」というのは本当です。

実は「泣く」という行為にはストレスを緩和させる効果が認められているんです。


通常ストレス状態というのは、交感神経の緊張が更新した状態のこと

ストレスを緩和させるには、「交感神経の緊張を緩める」か「副交感神経が優位な状態を作る」かのどちらかにする必要があります。

ストレスを回避したり安眠したりする行為は前者に該当し、よりストレス緩和に効果があるのは副交感神経を優位にする後者の方。

涙を流すこと、つまり流涙は副交感神経の興奮によって誘発される行為であることが分かっており、涙を流すことはストレス緩和に大きな効果があるということになります。


涙には3種類ありまして、ひとつはドライアイにならないよう常時分泌される基礎分泌としての涙。
ひとつは目が痛くなったり痒くなったり刺激を受けることで流れる防御反応としての涙。
そして、心を動かされた時に流れる情動的な涙があり、これがストレス緩和に働く涙になります。

人は大きなストレスによって泣きたくなるのは、涙を流して交感神経の緊張状態をリセットしたいからなのかもしれませんね。
おそらく身体がそう求めているんだと思う。だから無理をして我慢をしているとストレスに負けてしまうことに繋がるのかと。

だから、泣きたい時は我慢せずに泣いた方が良い。違うことをして気を紛らわしたり寝てしまおうというのは、前述のとおり効果は弱いものでしかありません。


ただ、いい大人が涙を流すってのもなぁ・・・

と考えてしまいがちな人はお風呂で泣くことをオススメします。


布団の中で泣くよりお風呂で泣いた方が人目も気にならないし、
声が出てもシャワーの音で誤魔化せるし、なんたって泣いたあと顔を洗って出てこられるしね。

ストレスを涙もろとも流してしまおう。
そして泣き疲れたら意外と気持ちよく眠れるかもしれません。


お風呂は身体も心もさっぱりできる素晴らしい空間です♪

 

(泣ける本や映画もストレス解消になるよ SHIBA)

ネットで拾ったいい話『離婚の条件』

どうもSHIBAです。

これから紹介するのは、数年前にフェイスブックやブログで流行った話です。(原文は英語)

今、かけがえのない伴侶がいる人、家庭を持っている人にオススメの感動ストーリーです。



ここから==================================

1

仕事から帰宅すると、妻は食事の支度をととのえていた。
僕は彼女の手をにぎり「話があるんだ」と切り出した。
妻は何も言わず席についた。その目は苦痛に満ちていた。

ふと、僕はどう切り出したらいいのか分からなくなった。
でも言わなければならない。「離婚したいんだ」と。
僕は冷静に、その言葉を口にした。
妻は大したリアクションも見せず、ただ静かに聞き返した。「どうして?」

その問いに敢えて答えないでいたら、妻はとうとう怒りをあらわにした。
彼女は箸を投げ散らかし叫んだ。「あんたなんか、男じゃない!!」

2

その夜、その口論のあと
僕らはとうとう一言も言葉を交わさなかった。
 妻のすすり泣く声がかすかに聞こえた。

わかっている。どうして僕らがこうなってしまったのか、
妻はその理由を知りたがっているのだ。
でも僕は、彼女を納得させられるような説明を
とうてい与えられるはずはなかった。

それもそのはず。
僕は「ジェーン」という他の女性を愛してしまったのだ。
妻のことは、、、もう愛していなかった。
ただ哀れんでいただけだったのだ。

 深い罪悪難に苛まれながら、僕は離婚の「承諾書」を書き上げた。
その中には、家は妻に譲ること、車も妻に譲ること、
僕の会社の30%の株も譲渡することを記した。

彼女はそれをチラと見ただけで、ビリビリと破り捨てた。
僕がこの10年という月日を共に過ごした、この女は
僕にとってもはや「見知らぬだれか」に成り下がっていた。

彼女が今まで僕のために浪費した、時間、労力、エネルギーに対しては、、、
本当に申し訳ないと思っている。
でも自分が「ジェーン」を愛しているという気持ちに、
これ以上目を背けることは出来なかった。

3

承諾書を破り捨てたあと、妻はとうとう大声をあげて泣き始めた。
ヘンな言い方だが、僕はその彼女の泣く姿を見て少しホッとしたのだ。
これで離婚は確定だ。
この数週間、呪いのように頭の中につきまとっていた「離婚」という二文字は、
これでとうとう現実化したのだ。

その翌日、僕は仕事からかなり遅くに帰宅した。
家に戻ると、妻はテーブルに向かって何かを一生懸命に書いていた。
夕食はまだだったが食欲など到底なく、
僕はただベッドに崩れるように倒れ込み寝入ってしまった。

深夜に一度目が覚めたが、その時も妻は
まだテーブルで何かを書いているようだった。
僕はもはや大した興味もなく、ふたたび眠りについた。

4

朝になって、妻は僕に「離婚の条件」とつきつけてきた。
彼女は家も車も株も、何も欲しくないと言った。
でもその代わりに「1ヶ月間の準備期間」が欲しいと言ってきた。

そして彼女の条件は、
その1ヶ月のあいだ出来るだけ「今までどおり」の生活をすること。
その理由は明確だった。
僕らの息子が、1ヶ月後にとても大切な試験を控えているため
できるだけ彼を動揺させたくないというのが、彼女の言い分だった。

それに関しては、僕は即座に納得した。
だが、それ以外にもうひとつ妻は条件をつけてきた。
「私たちが結婚した日、あなたが私を抱き上げて
寝室に入った日のことを思い出してほしい」と。

そして、これからの一ヶ月のあいだ、あの時と同じようにして
毎朝、彼女が仕事へ行くときに
彼女を腕に抱き上げて 寝室から玄関口まで運んでほしいと言うのだ。

5

僕は「とうとうおかしくなったな・・・」と思った。
でもこれ以上妻といざこざを起こしたくなかった僕は、
黙って彼女の条件を受け入れた。

僕は「ジェーン」にこのことを話した。
ジェーンはお腹を抱えて笑い、「ばかじゃないの」と言った。
今さら何をどうジタバタしたって離婚はまぬがれないのにと
ジェーンは嘲るように笑った。

僕が「離婚」を切り出して以来
僕ら夫婦はまったくスキンシップをとっていなかった。
なので
彼女を抱き上げて玄関口まで連れていった1日目
僕らは二人ともなんともヘンな感じで、ぎこちなかった。

6

それでもそんな僕らの後ろを、
息子はそれは嬉しそうに手をパチパチ叩いてついてきた。
「ダディーがマミーを抱っこして『いってらっしゃい』するよ!」
その言葉を聞くなり、僕の胸はきりきりと痛んだ。

寝室からリビングへ、そして玄関口へと
僕は妻を腕に抱いたまま10メートルは歩いただろうか。
妻は目を閉じたまま、そっと
「どうかあの子には離婚のことは言わないで」と耳元でささやいた。
僕は黙ってうなずいた。でもなぜか、そうしながら
心はひどく動揺していた。

妻をドアの外に静かにおろすと、
彼女はそのままいつものバス停へ向かって歩いていった。
僕もいつもどおり車に乗り込み仕事へ向かった。

7

2日目の朝
初日よりは少しは慣れた感があった。
抱き上げられながら、妻は僕の胸に自然ともたれかかっていた。
僕はふと、彼女のブラウスから薫るほのかな香りに気づいた。
そして思った。
こうして彼女をこんな近くできちんと見たのは、最後いつだっただろうかと。。。

妻がもはや若かりし頃の妻ではないことに、僕は今さらながら驚愕していた。
その顔には細かなシワが刻まれ
髪の毛には、なんと白いものが入り交じっている!
 結婚してからの年数が、これだけの変化を彼女に。。。
その一瞬、僕は自問した。「僕は彼女に何てことをしてしまったのだろう」と。

8

4日目の朝
彼女を抱き上げたとき、ふと かつて僕らの間にあった、
あの愛情に満ちた「つながり感」が戻ってくるのを感じた。
この人は
この女性は
僕に10年という年月を捧げてくれた人だった。

5日目、そして6日目の朝
その感覚はさらに強くなった。
このことを、僕は「ジェーン」には言わなかった。

日にちが経つにつれ
妻を抱き上げることが日に日にラクになってゆくのを感じた。
なにせ毎朝していることなので、腕の筋力もそりゃ強くなるだろうと
僕は単純にそう考えていた。

9

ある朝、妻はその日着てゆく服を選んでいた。
鏡のまえで何着も何着も試着して
それでも体にピッタリくる一着が、なかなか見つからないようだった。
そして彼女は「はあ~っ」とため息をついた。
「どれもこれも、何だか大きくなっちゃって。。。」

その言葉を耳にして、僕はハッ!とした。
妻はいつの間にやせ細っていたのだ!
妻を抱き上げやすくなったのは、僕の腕力がついたからではなく
彼女が今まで以上に軽くなっていたからだったのだ。

10

愕然とした。
それほどまで、やせ細ってしまうまで
彼女は痛みと苦痛を胸のなかに。。。

僕は思わず手を伸ばして、妻の髪に触れていた。

そこに息子がやってきた。
「ダディー、マミーを抱っこして『いってらっしゃい』する時間だよ!」

息子には、父親が母親を毎朝抱き上げるこの光景を目にすることが
すでに大切な日常の一場面となっているようだった。

妻は、そんな息子にむかって「おいで」と優しく手招きしたかと思うと
彼を力いっぱいぎゅっと抱きしめた。
僕は思わず目をそらした。
そうしないと、最後の最後で、気が変わってしまいそうだったからだ。

11

僕はだまって、いつものように妻を腕に抱き上げ
寝室から、リビング、そして玄関口へと
彼女を運んだ。
妻はただそっと、僕の首に腕を回していた。
そんな彼女を、気づいたら強くグッと抱きしめていた。
そうまるで、結婚したあの日の僕のように。。。

彼女の、それはそれは軽くなった体を腕のなかに感じながら
僕は例えようのない悲しみを覚えていた。

12

そして最後の朝、
妻を抱き上げたとき
僕は、一歩たりとも歩みを進めることができなかった。
その日息子はすでに学校へ行ってしまっていた。

僕は妻をしっかりと腕に抱き、そして言った。
「今まで気づかなかったよ。僕たちの結婚生活に、
こうしてお互いのぬくもりを感じる時間がどれほど欠けていたか・・・」

そして僕はいつもどおり仕事へ向かった。
何かにせき立てられるように、とにかくここで、最後の最後で
自分の決心が揺らいでしまうのが怖くて
それを振り切るかのように、車を停めると鍵もかけずに飛び出し
オフィスのある上の階まで駆け上がっていった。
気が変わってしまう前に、オフィスへ行かなければ。早く「ジェーン」のもとへ。

13

ドアを開けるとそこに「ジェーン」がいた。
彼女を見た瞬間、
僕は思わず口にしていた。

「ジェーン、すまない。 僕は離婚はできない。」
ジェーンは「はあ?」という目で僕を見つめ
そして額に手をあてた。「あなた、熱でもあるの?」

僕はジェーンの手を額からはずし、再度言った。
「すまない、ジェーン。僕は離婚はできないんだ。」

「妻との結婚生活が『退屈』に感じられたのは、彼女を愛していなかったからではなく
僕が毎日の小さな幸せを、他愛のない、だけどかけがえのない小さな日常を
大切にしてこなかったからなんだ。

今頃になって気づいたよ。あの日、あの結婚した日
僕が彼女を腕に抱いて家の中へ初めての一歩を踏み入れたあの日のように
僕は死が二人を分つまで、彼女をしっかり腕に抱いているべきだったんだ!」

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14

「ジェーン」はようやく事の次第を理解したようだった。
そして僕のほっぺたを思いっきりひっぱたくと、扉をバタン!と閉め
ワーッ!と泣き叫びながら飛び出して行った。

僕はそのまま黙って階下に降りた。
見ると、花屋が目にとまった。
僕はそこで、妻のためのブーケをアレンジしてもらった。
店員が「カードには何とお書きになりますか?」と聞いてきた。
僕はふと微笑んで、言った。
「そうだね、こう書いてくれ。」

『毎朝君を腕に抱いて見送るよ。死が二人を分つ、その日まで...』

その日の夕方、僕は
妻への花束を抱え、顔に笑顔をたたえて家についた。

15

はやる気持ちで階段を駆け上がる!
早く早く!妻のもとへ!

出迎えてくれた妻はベッドで冷たくなっていた…
何も知らなかった。
僕は、何も知らなかったのだ。
妻が「ガン」であったことさえも。

ジェーンとの情事にうつつをぬかしていた僕は、
妻がこの数ヶ月必死で病魔と戦っていたことに
気付きさえしなかったのだ…

妻は分かっていたのだ。自分がもうじき死ぬことを。
彼女が出してきた「離婚の条件」は
僕を責めるものではなく、僕を救うためのものだったのだ!
自分亡き後、最愛の息子から
僕が責められることがないように。


毎朝お母さんを抱き上げて優しく見送るお父さん。
そう、そういう僕を毎朝見ていた息子にとって
僕はまぎれもなく
「お母さんに離婚をつきつけたお父さん」ではなく
「お母さんを最後まで愛したお父さん」となったのだ。


========================ここまで


これは作り話かもしれません。

しかし、そんなことより思いやりの大切さを考えさせられる話でした。

夫婦愛って素敵やね・・・

もちろん夫婦のあり方は色々あって、それぞれ尊重されるべきではあるけど、
大事なのは「幸せ」であることなのかもしれませんね。

【入浴】 「腰痛」の入浴法 ~腰痛にもいろいろある~

お風呂は腰痛の緩和に良いという話は昔から当然のように言われています。

しかし腰痛にもいろいろありまして・・・


椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、原因が特定できる腰痛と、
原因は特定できないが腰の筋肉が張っている、コリが痛いなど「なぜか分からないが腰が痛い」という腰痛とに分けられます。

一般的に多いのは後者で、原因が特定できないことから正確には「腰痛」ではなくて「腰痛症」と呼ばれています。「腰が痛いという症状」という意味ですね。

俗に言われている腰痛とは、この慢性的に腰の筋肉にコリを感じる「筋性腰痛症」と呼ばれる慢性の腰痛症のことを指しますから、ここでは慢性腰痛症の入浴法を中心に紹介します。

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◆入浴上の問題リスト◆


#1 腰の筋肉の疲労により痛みを感じる
#2 ストレスや不安がある
#3 急性腰痛症(ぎっくり腰)により入浴が困難である
#4 骨や神経が圧迫されることによる腰痛である


腰痛にもいろいろあり、入浴が効果的なのは慢性腰痛症(一般的な腰痛のこと)であり、冷えによる筋肉のこわばりや血行の悪さが原因です。



◆入浴法◆



<入浴上の問題>#1 腰の筋肉の疲労により痛みを感じる

<入浴目標> 腰痛が楽になる



「お風呂が腰痛に良い」と言われている「腰痛」とは、この慢性腰痛症のことになります。
それも筋肉の疲労による「筋性腰痛症」

入浴によって期待できる効果は、血液の循環を良くすることと、筋肉のコリをほぐすこと。

38~40℃のお湯に15~20分、じっくり浸かることをオススメします。

腰痛持ちの人にとって、湯船に浸かっているととても腰が楽になるのは、
血行が良くなるばかりでなく、浮力が働いて腰の負担が軽減されているから。

それでも姿勢によって腰に痛みを感じるようなら、湯船では正座をして背筋をまっすぐに保つと良いでしょう。

本当ならば、湯船に浸かりながら足を伸ばして体操をしたりすると相乗効果が期待できるのですが、
姿勢を変えると痛みを感じるようならば深呼吸だけでもしてみましょう。

適度な温度での深呼吸は、血管を広げるので血行が良くなり筋肉が緩む効果が期待できますよ。

一気に血流を良くしたい場合、水圧の強いシャワーならば、浴槽にシャワーヘッドを入れて腰に当てると、ジェットバスのような効果が期待できます。

風呂上りは腰を冷やさないことが鉄則なので、
風呂上がりの直前に熱めのシャワーを腰に少し当てたり、
上がった後にストレッチをすると湯冷めせずに効果が持続します




<入浴上の問題>#2 ストレスや不安がある

<入浴目標> お風呂でリラックスできる



腰痛症には腰の筋肉の疲労によって痛みを感じる「筋性腰痛症」の他に、
ストレス、不安、うつなど精神的・心理的な不調が要因で起こる心因性の腰痛症があります。

これらの要因がいかにして腰の痛みを感じさせているのかは解明されていません。

ただ、腰の痛みが心因性によるものであれば、入浴に期待することといえばリラックス効果でしょう。

副交感神経を優位にすることが目的になるでしょう。

好きな入浴剤やアロマ精油などを効果的に使用することをお勧めします。



<入浴上の問題>#3 急性腰痛症(ぎっくり腰)により入浴が困難である

<入浴目標> シャワー浴と足浴を活用する



腰痛症には慢性のものと急性のものがあります。

急性腰痛症とは俗にいう「ぎっくり腰」のこと。

この場合、慢性の腰痛症とは一転、入浴は危険な行為になります。

ぎっくり腰になった当初は患部が炎症や腫れを起こしています。
患部を温めると悪化しますから安静が第一です。
入浴はもちろん温湿布やカイロも逆効果です。

むしろ患部を冷やすべきで湿布は冷湿布でなければなりません。
ちなみに温湿布で温かくなるわけではありませんが(実際は皮膚の温受容器がカプサイシンによって刺激を受けて温かいと感じるだけ)、温湿布により脳が温かいと感じてしまうため血管が拡張し血流が増加してしまい、より痛みが増しやすい。

しかし、なかには「いつまでも安静にしている方が治りが悪い」「次の日からでも入浴はした方が良い」など積極的な意見も存在します。

そうは言っても、いつからお風呂に入れるかは程度によりますから、 まずは41℃ぐらいのシャワーで様子をみるべきでしょう。

寒い季節には足浴(足湯)もお勧めです。



<入浴上問題>#4 骨や神経が圧迫されることによる腰痛である

<入浴目標> 入浴の是非を正しく判断できる



原因が特定できる腰痛には「骨や神経の圧迫によるもの」「内臓の疾患によるもの」とがあります。

「骨や神経の圧迫によるもの」には、椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症腰椎分離症(すべり症)変形性腰椎症骨粗鬆症帯状疱疹など様々な疾患があります。

なかでも椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などは腰ばかりでなく、神経を伝って脚にまで痛みやしびれをもたらす「坐骨神経痛」を引き起こすのが特徴です。

症状の程度により、入浴を控えた方が良い場合と積極的に入浴した方が良い場合とがあります。痛みが強いときは医師の指示に従いましょう。


『【入浴】 「椎間板ヘルニア」の入浴法 ~痛みを緩和する方法~』 参照
『【入浴】 「坐骨神経痛」の入浴法 ~冷えと血流の改善を優先する~』 参照



帯状疱疹によっても坐骨神経痛が起こることがありますが、
帯状疱疹には帯状疱疹なりの入浴法があります。

『【入浴】 「帯状疱疹」の入浴法 ~2つの疑問~』 参照


実は骨粗鬆症による腰痛もあります。
というより、意外と骨粗鬆症が原因の腰痛は多いようです。

骨粗鬆症によって脆くなった腰椎が圧迫骨折する痛み、または圧迫骨折による歪みが神経を圧迫している場合などが考えられます。

『【入浴】 「骨粗鬆症」の入浴法 ~体温を1℃上げる~』 参照 


もし圧迫骨折を起こしてしまったら、しばらくはお風呂に入ってはいけません
数週間は絶対安静が必要です。


最後に「内臓の疾患による腰痛」もありますが、これは胃や肝臓、腎臓などの疾患が原因であり、
考えられる疾患の数は多すぎるため、ここでは割愛します。



(最終更新日:2017/05/24)


関連記事
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『【健康】 腰痛特集② 運動やストレッチはしていますか?』
『【健康】 腰痛特集③ 腰痛のタイプや原因はさまざま』


『症状別の入浴法』

 

【入浴】 「帯状疱疹」の入浴法 ~2つの疑問~


帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水疱瘡(みずぼうそう)の時のウイルスが、
再び活性化してあらわれる疾患です。

神経節に密かに潜んでいたウイルスが、加齢や過労などによる免疫力の低下を契機に活性化し、痛みをともなう赤い斑点や水ぶくれなど発疹が帯状にでてきます。

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帯状疱疹の場合、お風呂に入っても良いのか?

そんな疑問を感じる理由には「入浴は帯状疱疹にとって問題はないのか?」と「お風呂のお湯で人にうつらないか?」の2点があるのではないでしょうか。

 

◆入浴上の問題リスト◆

 
#1 疼痛がある
#2 皮膚病変から二次感染リスクがある
#3 疼痛や掻痒感によって睡眠不足や食欲不振が出現している

 
入浴は帯状疱疹にとって問題ありません。患部を温め血行を良くすることで疼痛は緩和します。

皮膚病変の性状によっては二次感染を予防するためシャワー浴を行います。

帯状疱疹がお風呂で他の人に感染するリスクは低いとされています。
というのは帯状疱疹の感染経路は、直接接触するか手や器具を介して間接的に感染する「接触感染」です(ごく稀に飛沫感染もある)
水疱瘡は感染力が強くて空気感染もあることから、帯状疱疹にも同様の心配があるのは当然ですが、帯状疱疹は水疱瘡のような感染力は無いので、基本的にはお風呂でうつることは無いと思われます。
ですが、まだ水疱瘡にかかっていない子どもは、うつる可能性があるので注意が必要です。
大人でも水疱瘡にかかったことの無い人も、水疱瘡ウイルスに対する免疫力がありませんからうつる可能性があります。
妊娠中の人も胎児に影響する可能性があるので同じお風呂には入らないほうが良いようです。
これらの条件に当てはまらなければ、感染の心配はないようですが、心理的にはどの家庭でも帯状疱疹の人が最後に入浴することになるでしょうね。
 
 
 
◆入浴法◆
 
 
<入浴上の問題>#1 疼痛がある
 
<入浴目標> 患部を温めて血行を促し、疼痛緩和を図る
 
 
帯状疱疹による疼痛は、多くの場合、皮疹出現の1週間~数日前(2週間以上前からのこともある)から、神経痛様の疼痛や知覚異常が先行します。皮疹が先行する場合もあります。
 
痛みを和らげるためには患部を温めた方が効果があるので、ぜひ入浴で温まり血行を促進しましょう。
 
ただし、皮膚病変を刺激しないようにします。皮膚病変への刺激は疼痛、掻痒感を増強させてしまいます。
熱い湯は避けることと、身体を洗うときはゴシゴシ洗わないこと
風呂上りの身体を拭くときも優しく。
 
 
 
<入浴上の問題>#2 皮膚病変から二次感染リスクがある
 
<入浴目標> 皮膚病変の清潔を保持し、回復を遅延させない

 
皮疹部位を清潔に保つことは、二次感染リスクを低減するために必要なことです。
二次感染とは、「同じ人が、ある感染症に続いて別の感染症にかかること」と「他の人に感染すること」と両方の意味があります。
 
皮膚病変に水泡が出現して、特に水泡が破れたり、びらん、潰瘍がある場合は、ばい菌がそこから侵入し、二次感染が起こりやすいので注意しましょう。
二次感染は皮疹の回復を遅らせてしまいます。
 
この段階での身体の保清は基本的にはシャワー浴です。
 
皮膚病変には石けんを使用せず軽く洗浄し、消毒後、医療機関で出された外用薬を塗布しましょう。
 
頭部や顔に皮疹がある場合は石けんを使用せずに洗浄しましょう。
 
爪を切り、爪を滑らかにしておくことも、無意識に皮疹や水泡を爪で傷つけてしまうことを防ぎ、二次感染を予防します。
 
 
 
<入浴上の問題>#3 疼痛や掻痒感によって睡眠不足や食欲不振が出現している
 
<入浴目標> ストレスを緩和する
 
 
疼痛や掻痒感により睡眠がとれなかったり食欲が出ないことがあります。
 
苦痛や不安がある場合は医師に遠慮なく相談するようにしましょう。
 
入浴やシャワー浴は感染予防だけでなく、気分転換にもなるのでストレス緩和にとても効果的です。
 
睡眠不足でお悩みであれば、日中はできるだけ眠らないようにして、夜の就寝1~2時間前に入浴すると入眠しやすいと思いますので是非試してみて下さい。



◆治った後におこる神経痛に注意


帯状疱疹が発症してから3ヶ月以上経っても痛みが継続する場合があります。

「帯状疱疹後神経痛」という名の坐骨神経痛です。

そもそも帯状疱疹にあらわれる最初の症状は坐骨神経痛です。
なので最初のうちは「腰痛かな?」と帯状疱疹だとは気付きにくく、後に疱疹が出てから帯状疱疹だと分かることが多いようです。

治療の開始が遅れるほど、治った後にも神経痛が残る可能性が高いと言われています。

神経痛と共に疱疹があらわれたら、すぐに皮膚科で受診する必要があります。



◆おすすめのアロマバス◆



帯状疱疹の入浴ケアとして用いる精油は、

①帯状疱疹の皮膚病変
②帯状疱疹後神経痛


の二つに分けてアプローチする必要があります。


①帯状疱疹の皮膚病変

皮疹などの皮膚病変は痛みやかゆみを伴います。

これらの不快症状には鎮痛作用や抗掻痒作用のある精油で対処し、
抗ウイルス作用や抗炎症作用のある精油で皮膚症状の治癒を促進します。
また、痛みやかゆみからくる不眠やストレスなどを緩和する鎮静作用も有効です。
加えて傷ついた皮膚の修復を促進する作用のある精油があれば理想的ですね。

②帯状疱疹後神経痛

抗ウイルス作用はあまり意味が無く、鎮痛作用に特化したブレンドで傷ついた神経の回復を待つ。


帯状疱疹に有効な精油

●ペパーミント
高い鎮痛作用を持つ。ミント系の入浴剤があることからも分かるようにアロマバスとしても活用できるが、刺激が強いので用量には気を付ける必要がある。ペパーミントに触れた部分の皮膚は冷たさを感じるが、あれは実際に冷えているのではない。メントールの成分が皮膚の冷覚受容体に結合する性質があって、それに脳が冷たいと勘違いを起こし、体温を上げようとして血行を促進させることが本来の目的である。

●カモミール・ローマン
抗ウイルス、抗炎症、鎮痛、鎮静作用を持ち、肌の保湿にも効果のある精油。

●ラヴィンサラ
よく似た名前の「ラベンサラ(ラベンサラ・アロマティカ)」という精油とは成分も香りも別物ですが、帯状疱疹に対して有効な抗ウイルス作用やストレスを緩和させる鎮静作用は共通しているのでどちを用いても良いのではないでしょうか。

●ユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)
同じユーカリでもグロブルスやラディアータのような気持ちがシャキッとする香りではなく、シトリオドラは精神を安定させて落ち着かせる香りであるのが特徴で、痛みによるストレスを緩和する。主成分のシトロネラール(アルデヒド類)には高い抗炎症作用と鎮痛作用がある。



アロマバスの例


かゆみが強い場合
 キャリアオイル(植物油) 小さじ2
 ティートゥリー 2滴
 ラベンダー 2滴
 カモミール・ローマン 1滴

 (ティートゥリーには高い抗ウイルス作用がある。かゆみを抑えて不快な気分を鎮める定番ブレンド)
 ※妊娠中・授乳中の使用は控えましょう


痛みが強い場合
 キャリアオイル(植物油) 小さじ2
 ラヴィンサラ 2滴
 パルマローザ 2滴
 ユーカリ・シトリオドラ 1滴

 (鎮痛・鎮静に優れ、治癒を促進する組合せ)
 ※妊娠中の使用は控えましょう


帯状疱疹後神経痛が残った場合
 キャリアオイル(植物油) 小さじ2
 ペパーミント 1滴
 ユーカリ・シトリオドラ 1滴
 ゼラニウム 3滴

 (麻酔のように痛みを軽減する作用に特化したブレンド)
 ※妊娠中・授乳中・乳幼児の使用は控えましょう。ペパーミントは皮膚刺激があります。



(最終更新日:2017/4/2)


関連記事
『【健康】 「坐骨神経痛」の入浴法 ~冷えと血流の改善を優先する~』

『症状別の入浴法』



 

【健康】 腰痛特集③ 腰痛のタイプや原因はさまざま

どうもSHIBAです。

腰痛で悩んでいる人は多いが、
腰が痛けりゃ、それは腰痛なのか?

そもそも何をもって腰痛というのか?

振り返ってみると考えたこともありません。

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厚労省の国民生活基礎調査によれば、10人に1人は腰痛で悩んでいるようで・・・

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/3-1.html
自覚症状の状況(平成22年国民生活基礎調査より)


たぶんね。どうしてか分からないけど「とにかく腰が痛い」という理由で自分は腰痛だと判断している人も多いと思われます。

でもそれ。腰痛ってそういうものだと思います。


というのはね、腰痛の原因が特定できるものは約15%しかないそうで、
残りの8~9割は原因不明による腰痛なんですよ。

それだけ腰痛はやっかいな症状だと言えます。

原因が特定できるものの代表例としては、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症のような骨(腰椎)が直接原因となるもの、それから内臓や血管に疾患があってそれが原因となるものがあります。

このように、本当に「腰痛」と呼べるのは原因がはっきりしているこの約15%の部分でしかありません。


残りの8~9割の腰痛は原因不明。原因が無いのではなくて特定できないという意味。

腰痛の原因には「姿勢が悪い」「運動不足」「ストレス」など色々ありますが、
その痛みの原因がどれかなんて特定できません。

正確には「腰痛」ではなくて「腰痛症」というべき症状なんですよね。


一般的に一番多いのが、いわゆるコリや張りを感じる「筋・筋膜性腰痛(筋性腰痛症)」

一言で言うと「腰周りの筋肉疲労によって感じる痛み」

画像検診してもなんら異常が見つからないのが特徴で、原因不明と言われる所以です。

さらに、腰痛症は「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛症と、日常的に痛みを繰り返す慢性腰痛症とに分けられます。

ぎっくり腰から慢性腰痛症になることもあれば、慢性腰痛症を放置しているとぎっくり腰を招いてしまうこともあります。


ちょいとここまでの話を一旦まとめると・・・


まず腰痛は原因が特定できるものとできないもの(腰痛症)とに分けられます。

1)腰痛 ・・・原因が特定できる

2)腰痛症・・・原因が特定できない



原因が特定できる腰痛は全体で約15%しかないといっても、
その原因は多岐にわたり、主に骨や神経の圧迫によるもの、内科的な疾患(内臓の病)によるものがあります。


【腰痛】

1)骨や神経の圧迫によるもの

  ・椎間板症
  ・椎間板ヘルニア
  ・脊柱管狭窄症
  ・腰椎分離症(すべり症)
  ・変形性腰椎症
  ・変形性股関節症
  ・脊椎側弯症
  ・骨粗鬆症
  ・帯状疱疹
  ・強直性脊椎炎
  ・リウマチ性多発筋痛 など

2)内科的疾患によるもの

  数が多すぎるので割愛します。
  胃や肝臓、腎臓などの内臓の疾患が主で、大動脈瘤などの血管障害も腰痛の原因になります。



一方、原因が特定できない腰痛症は以下のように分けられます。


【腰痛症】

1)筋・筋膜性腰痛(筋性腰痛症)

  急性的(ぎっくり腰)なものと慢性的なものがあり、腰の筋肉に負担がかかることで起こる症状。最も一般的な症状であり、その原因は様々。

2)心因性腰痛症

 ストレス、不安、うつなど精神的・心理的な不調が要因で起こる腰痛症。
 極端な話、「思い込み」による、にわかには信じ難い腰痛もあるようです。



こりゃ腰痛で悩む人が多いのも頷けますわ・・・


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(僕の場合は姿勢の悪さが原因かな SHIBA)

【健康】 腰痛特集② 運動やストレッチはしていますか?

腰痛に悩む、どうもSHIBAです。

腰痛で悩んでいる皆さん、運動していますか?

腰周りの筋肉を鍛えてやることで腰痛が改善しやすいようです。

アスリートがよく筋トレで腰痛を克服したと言う話を耳にしますが、
あれは筋肉がコルセットのような役目をしているからだって言いますよね。

とはいっても筋トレはちょっと・・・

という場合には、ウォーキングがオススメ。

ただし、大股で歩くことがポイント。

普通に歩くよりも腰から脚にかけての筋肉や血流に効果があるようです。

ダイエットが目的の場合は早歩きが良いと言われていますが、
腰痛改善が目的の場合には歩幅を大きくとるのが良い。
だったら大股で早歩きが理想的だということになるわけだが・・・

僕はウォーキングを日課にしていますが、
早歩きは実践中ですが歩幅は気にしていませんでした。
これからは意識してみよう。

この前、テレビで観た情報なんですが(番組名忘れた)、
腰痛と立位体前屈って関係があるみたいですね。

立位体前屈って分かりますか?
まっすぐに立った姿勢から、膝を曲げずに前かがみになり、両手の指先を床につけるアレです。昔学校で測られたことがあると思います。

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立位体前屈をして、手の指が床に付かない、いわるゆ「体がかたい」人ほど、腰痛になりやすいんだそうです。

腰痛持ちの人は試してみてください。床に付きますでしょうか?

まあ、立位体前屈だけで「体がかたい」ということになるわけではありませんが、
それで手が床に付かないということは、「太ももの裏」の筋肉の柔軟性がないことを意味します。

太ももの裏は実は腰痛と関係性があります。

「ふくらはぎは第2の心臓」と言われていますよね。
あれは足に流れている血液を心臓に戻すためのポンプの役割をふくらはぎの筋肉がしているからなんです。

太ももにも同様の働きがありまして、太ももはより腰周りに近いことからも、腰の疲れの影響を受けやすいんですね。

太ももの血流を良くすることで、腰周りの血流も改善され、腰のコリもほぐされると、こういうわけです。

ストレッチ方法に関してはいろんな所で紹介されていると思いますので、
ここではストレッチの重要性のみに言及をとどめますが、
自分で改善しようとする気持ちが必要です。

ただ「痛い痛い」と言っているだけというのが一番良くない。

あ、ただし痛みが激しい時はダメですよ。
運動にしてもストレッチにしても炎症を起こしているような状況では危険を伴いますので、むしろ安静にしていなければなりません。

ちなみにストレッチをするタイミングは入浴前より入浴後

入浴後は筋肉が柔らかくなっているのでストレッチには適しています。

ということで、ベストなのは入浴後ですが、ストレッチは別にいつ行っても有効です。

疲れを溜め込まないことも大事
同じ姿勢は血行を悪くするので仕事の合い間、休憩時間にも少し身体を動かした方が良いでしょうし、
何をしたらよいか分からない場合はラジオ体操がありますよ。

ラジオ体操は意外にも?ストレッチに有効な動きが多いんです。

ラジオ体操といえば朝ですが、何も朝にやる必要は無く、いつでも気軽にできるし場所も選ばないというメリットがありますよね。


世の中には腰痛改善におすすめの運動やストレッチの情報で溢れています。

どれが一番自分に合っているか色々試してみるといいですね。


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(加齢のせいにはするな SHIBA)