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2015年12月

「論理派は左脳型、直感派は右脳型」はウソ

自分は理屈っぽいからてっきり左脳型の人間だと思っていた、どうもSHIBAです。

よく言うじゃないですか。左脳型の人間は論理的だとか理性的だと。
対する右脳型は感覚的だとか直感的だとか・・・

でもこれ。
実は科学的な根拠は無いそうなんです。

つまり人によって右脳型も左脳型も無いとのこと。

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このような誤解が定着してしまった理由。
それは1970年代に「右脳と左脳では役割に違いがある」ということが認識されるようになったことがキッカケではないかと言われています。

ヒトの大脳には言語活動を司る部位があります。この部分を「言語野」といい、言語野が損傷を受けると失語症などの言語障害が起こります。
言語野は大脳の左右どちらかに偏って存在しているんですが、どちらに偏っているかは利き手と大きくかかわっています。

体の右半身は左脳が、左半身は右脳が司っていますよね。

右利きの人は言語野のほとんどが左脳に存在します。
左利きの人でも4割程度は左に言語野があるそうです。


右利きと左利きの人の比率はざっくり「9:1」だから、世の9割以上の人は左脳に言語野があるということになります。

左脳型が論理的だという根拠はここから来ていると言えるわけですが、逆に言えばそれぐらしか根拠がないんですね。

このように言語野には人によって左右差があり、大脳には視覚をから得た情報を処理する部位(視覚野)や耳から得た情報を司る部位(聴覚野)、思考や創造性を司る前頭前野など様々な領域が存在しています。

各領域ごとに専門分野は違いますが、それぞれの感覚から得た情報を処理し行動や判断の決定を行うために、あらゆる領域が連携しあって総合的に働いていることが分かっています。そのために左脳と右脳は均等に使われていることも。

つまり右脳型も左脳型も関係ないんですね。


ただ、能力には当然個人差があります。

その能力差は領域ごとに違っていて、それが個性になるんだと思います。

その個性の得意不得意によって右脳型・左脳型で分けたくなるんだろうけど、実際はそんなに単純ではないんだね。

で、ひとつ気になったのが、右脳を鍛える脳トレというものがあるじゃないですか。
でもこの事実に基づくと、脳トレをしたからといって右脳の能力がアップするわけではないということになりますよね。

では脳トレをしても無駄になるかといえばそうでもない。
先ほどの理屈からいえば、脳トレでは脳の左右どちらも使っていることになりますから、右脳を鍛えるという目的は果たせないかもしれないが脳全体の活性化には役に立っているんでしょう。


自分は右脳型か左脳型かなんて気にしないで、そんなもの血液型占いみたいなものだと思えば良いですよ。

あ、血液型占いも信じているなら無理かな?


(血液型による性格分類も科学的根拠が無いって知ってる? SHIBA)

【健康】 今年話題になった健康に良い食品 <2015>

年々健康志向ブームが強まっているようですが、
今ではブームなどという一過性のものではなく、もうそういう時代に突入しているんだな、という実感を持っています、どうもSHIBAです。


今年も健康と食品に関するニュースが多くありました。

なかでも春にスタートした機能性表示食品制度は近年の健康志向の表れではないでしょうか。
ただ、定義が曖昧なのと認知度が今ひとつとあって、たいして我々の生活には影響がありません。

でもいずれは形を変えてでもそれが普通になる時代が来るかもしれないと思っています。


物議をかもしたニュースといえば、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸がアメリカで全面禁止に向かったことでしょう。
「トランス脂肪酸を摂取し過ぎると心筋梗塞などの発症リスクが高まる」として大きな関心を集めました。

ただし、日本ではまだ規制には動いていません。厚労省ではトランス脂肪酸と健康被害との因果関係は分かっていないとしています。アメリカからみればホワイ!ジャパニーズピーポー!な話でしょうね。


危険な食品ではないかと問題なったといえば、ハムやソーセージもそう。

WHOのがん専門機関が発表した「ハムやソーセージなど加工肉を多く食べるとがんになりやすい」という警告。ついでに赤肉の危険性も話題になりました。
ちょっと噂が先行したところがあり、WHOも脅かすつもりで発表したわけではないと弁明。加工肉関係者にはさぞ迷惑な話だったでしょう。


逆にこんなニュースもありました。
厚労省がコレステロールの摂取基準を撤廃したことも話題になりましたよね。
食事からのコレステロールの摂取は、体内の血液中のコレステロールの量とはあまり関係ないことが分かっったというのがその理由。
決して制限なしにコレステロールを摂取しても良いという意味ではありませんが、
これからは「卵はコレステロールが高いから食べないようにしてるんだ」としたり顔で言うのはやめようね。恥をかきますよ。
人前でスマホに向かって「オッケー、グーグル」というくらい恥ずかしい。


さて。ニュースを振り返るのはここまでにして・・・

「今年注目を集めた食品といえば○○」というものを個人的な見解で3つ取り上げてみます。


◆アマニ油・エゴマ油

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どちらもαリノレン酸を多くオイル。

αリノレン酸は摂取すると一部体内で青魚でおなじみのEPAやDHAに変換されるオメガ3脂肪酸のひとつです。

コレステロール値や血圧を下げ、生活習慣病や動脈硬化の予防に良いとして注目を集めました。
さらに記憶力や学習能力を高める効果や美肌にも期待できるとして話題になりました。
体内では作ることができず食品から摂取するしかないので、アマニ油やエゴマ油が一時期食品売り場から消えたこともありました。

厚労省が推奨する1日あたりの摂取基準量は、僕の年齢だと2.2g。

小さじ1杯もあれば十分なのでほぼ毎日アマニ油を愛用しています。

ただ、「アマニ油が健康に良い」とテレビで取り上げられる度に巷の売り場から消えるため買い溜めしたこともありました。


◆ブロッコリースプラウト

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(写真はかいわれ大根だが、ブロッコリースプラウトとそっくり)


ブロッコリーがビタミンやミネラルなど栄養が豊富なのはご存知でしょう。
しかしその新芽(ブロッコリースプラウト)もまた、優れた栄養価を持っているんです。

あのヒョロヒョロとした小さな芽にはとんでもない成分が含まれていまして・・・

注目に値するのは「スルフォラファン」という成分でファイトケミカルの一種。

ファイトケミカルとは野菜や果物に含まれる化学物質。紫外線や害虫・有害物質から身を守る働きをしていて、色や香り、アクなどを形成する成分です。

ポリフェノールやカテキン、イソフラボンにリコピンなどもファイトケミカルの一種で、
どれも主に抗酸化作用が強いのが特徴です。

なかでもスルフォラファンは、とてつもなく強い抗酸化作用を持ち、がん予防に期待できるとして注目されています。
胃がんの原因となるピロリ菌の除菌効果もあるようなので、胃がんを心配している人には紹介したくなりますね。

ブロッコリーにもスルフォラファンは含まれていますが、
ブロッコリースプラウトにはブロッコリーの約20倍も含まれているそうですよ。


◆ヨーグルト


ヨーグルトに対する関心の高さは今に始まったことではありませんが、
ここへきてさらに注目度が加速しているように思えます。

ヨーグルトに含まれる善玉菌も多種多様になって、
購入側も目的別に選ぶことが出来るようになってきましたからね。

例えばダイエットが目的ならガセリ菌SP株・LGG菌、クレモリス菌FC株が含まれたヨーグルト。美肌効果を得るならL-55乳酸菌。便秘解消が期待できるビフィズス菌や、免疫力を高めて細菌やウイルスから守ってくれるのに最適な乳酸菌など。。。

いつの間にこんなに種類が増えたんだろうってくらい様々なヨーグルトが誕生しています。

自分に相応しいヨーグルトはどれだろう?と、もう美味しいだけで選ぶ時代ではなくなりました。

また腸内細菌叢(腸内フローラ)に対する研究が次々と発表され、
腸内環境の健康に対する重要度が明らかになってきています。

腸内細菌叢の構造や役割はまだまだ解析されていないことが多く、大きな可能性を秘めている分野です。


◆番外 レジスタントスターチ

レジスタントスターチは食品の名前ではありません。

「レジスタント=消化されない」と「スターチ=でんぷん」という意味で、
難消化性のでんぷんのことを言います。
 
炭水化物が好きなのに太るから困るという人に、朗報ともいうべきニュースが話題になってから注目を浴びるようになりました。

お米の主な炭水化物はでんぷんですが、炊いたお米は粘り気があって消化に良いものです。
しかし、炊いた米も冷める過程で、米の構造に一部変化が起き、消化されない部分ができることが分かっており、この消化の悪くなったでんぷんがレジスタントスターチです。

なぜ消化されないことが注目されているのかというと、でんぷんは腸でブドウ糖に分解され吸収されるものなんですが、レジスタントスターチはブドウ糖までに分解されないので吸収されません。

そのため血糖値が上がりにくいという特性があるんですね。

肥満や血糖値の高い人にはありがたいこと。
やれ、明日からはご飯を冷まして食べるぞ!と意気込みたくなる気持ちも分かりますが、
実際はそんな単純な話ではありません。

『【美容】 ダイエットに注目度高い「レジスタントスターチ」と「難消化性デキストリン」』 参照

(来年は何が注目されるかな? SHIBA)
 

【入浴】 「めまい」の入浴法 ~耳の血流UPとストレス発散~

めまいとは実は曖昧な表現で、病気によるもの以外でも例えば乗り物酔いや酒で酔った時にも起こります。

しかし乗り物や酒によるめまいは原因がはっきりしているので問題にはなりません。

気になるのは理由が分からないめまいが起きたときです。

めまいの種類やめまいが起こる原因はたくさんあるので、状況に応じて判断する必要があります。


 ・めまいのタイプによる分類
 ・耳からくるめまいと脳からくるめまい
 ・めまいの起こり方による分類


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◆めまいのタイプによる分類


まずめまいのタイプは「回転性めまい」「非回転性のめまい」大きく2つに分けられます。

「回転性のめまい」・・・自分の周りや自分自身がグルグル回っているかのようなめまい。難聴を伴うことがある。代表的な回転性めまいにはメニエール病良性発作性頭位めまい症前庭神経炎などが該当する。耳の異常による場合が多いが、脳梗塞脳出血といった脳の異常でも起こる。

「非回転性のめまい」・・・主に、回転はしないが身体がぐらぐら揺れる「動揺性」と、地に足が着いていないかのようにフワッとする「浮動性」の2種類がある。その他、立ちくらみのような症状もこちらに含まれる。


『【健康】 「めまい」とは何なのか?なぜ起こる?』 参照



◆耳からくるめまいと脳からくるめまい


また、めまいの原因となる大元は「耳からのめまい」「脳からのめまい」があります。

「耳からのめまい」・・・平衡感覚を司る三半規管や前庭に異常があった場合に起こるめまい。一般に回転性のめまいが多い

「脳からのめまい」・・・体のバランスを判断するのは耳だけではなく、視覚からの情報、骨や筋肉・皮膚からの情報を総合して脳が判断している。例えば正座のし過ぎで足が痺れたとき、立ち上がった時に足の感覚が脳に伝わらず上手く立てないはずです。その場合はめまいではありませんが、それに似ためまいが起きた時は脳(脳血管)に問題がある場合があります。



◆めまいの起こり方による分類


どんな状況でめまいが起きたかでも分類することができます。


「突然起こるとき」・・・特に何もしていないのにグルグル回転性めまいがしたり、ぐらぐら、ふわふわする自発性のめまい。メニエール病、前庭神経炎、突発性難聴に多く、内耳・小脳・脳幹に問題があって起こる場合もある。一時的に脳が酸欠状態になった場合(一過性脳虚血発作)でも起こる。


「体や頭を動かしたとき」・・・頭や体をある一定の位置に動かしたときに起こる誘発性のめまい。頭を動かしたときに起こる場合を頭位性といい、良性発作性頭位めまい症などがこれに当たる。


「朝起きたとき」・・・朝、起きた時に回転性のめまいがする場合は脳梗塞の恐れあり。脳梗塞でなくてものへの血流が悪い場合が多い。脳腫瘍による可能性もあるが、脳腫瘍の場合は急性ではなく徐々に悪化していく傾向があります。

『健康】 「朝起きたときに頭痛がする」それって脳腫瘍かも』 参照


「急に立ち上がったとき」・・・急に立ち上がると目の前が真っ暗になったり気を失ったりするのは「起立性低血圧」といって、低血圧が原因で立ち上がった時に瞬間的に脳へ血流が送り込めず酸素の供給が間に合わなくなることで起こります。貧血と間違えやすい

『【健康】 お風呂上がりの立ちくらみは「貧血」ではない』 参照



さてさて。

入浴法に進む前に、代表的なめまいであるメニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎について簡単なまとめを。


【メニエール病】

突然グルグル目が回る回転性の強いめまい数分~数時間続くのが特徴。
ストレスと大きく関係していると考えられていて、神経質でまじめな性格でストレスを抱えている人に多いようです。
吐き気や嘔吐を伴い、耳鳴りや難聴も併発します。
一度メニエール病に罹ると再発する可能性があり、季節の変わり目など気圧の変化にも注意が必要なめまいです。
1日に水分を1.5~2リットル摂ると良いと言われています。


【良性発作性頭位めまい症】

めまいで一番多い症状がこれ。頭がある特定の位置になったときに起こるのが特徴(頭位性)。
棚などから物を取ろうと上を向いた時やかがんで下を向いた時、寝返りをうった時や洗髪や洗顔で顔を下に向けた時など、めまいが起こる条件は人それぞれ。
グルグル目が回る回転性のめまいが起こる場合もあれば、ふらつくのような軽い非回転性のめまいが起こる場合もある。
いずれにしても数秒から2分程度で治まります
吐き気や嘔吐はあるが、耳鳴りや難聴は伴いません
平衡機能である内耳の耳石が剥がれ落ちて三半規管の中をコロコロ動くことが神経を刺激しているのではないかと考えられている。


【前庭神経炎】

前触れもなく突然起こる激しい回転性のめまい
発症直後の強い回転性のめまいは数日で治まりますが、体を動かしたときにふらつく体動性のめまいが残り、完全に治るまで数か月かかることもあるのが特徴です。
吐き気や嘔吐を伴うが、耳鳴りや難聴は伴いません。
原因は解明されていませんが、過労やストレスの他、ウイルス感染が引き金になっているとも考えられています。
再発はありません。



◆入浴上の問題リスト◆

#1 血流が悪くなるとめまいが悪化する
#2 入浴により発汗し、水分が不足する
#3 不安やストレスがめまいの誘因となる
#4 めまいによる転倒の危険がある


入浴する際に気をつけることは、まず「入浴時にめまいを誘発しないようにすること」が優先され、そのうえで「めまい体質の改善につながる入り方」を心がけるように努めましょう。



◆入浴法◆


<入浴上の問題>#1 血流が悪くなるとめまいが悪化する

<入浴目標> 耳の血流を良くする



第一に優先されるのは耳の血流を良くすることです。

熱い温度は交感神経を刺激し、かえって血流が悪くなります。

お風呂の温度は38~40℃、入浴時間は10~15分を目安にしましょう。

耳鳴りを伴う場合は15~20分。耳鳴りはメニエール病などストレスが原因である場合も多いので、じっくり温まってリラックスしましょう。

『【入浴】 「耳鳴り」の入浴法 ~神経質にならないことも大事~』 参照


わりと長めの入浴なので基本的には半身浴で構いませんが、首や肩のこりによって頭部の血流が悪くなることもめまいや耳鳴りの原因になり、首や肩のこりがあれば、半身浴よりも全身浴で首や肩のこりをとることをオススメします
 
この場合は40℃で10分程度の全身浴が良いでしょう。
 


実は、逆に耳を温めることで首や肩のこりが改善されるようです。

耳には血流を良くするツボがたくさんあり、直接耳を温める方法も有効です。
 
蒸しタオルを耳に当てて5分。気持ち良いと感じられるくらいがめまいだけでなく耳鳴りにも効果がるとされています。
 
シャワーを両耳後ろに当てる方法も水圧が手伝って、こりや緊張がほぐれややすくなります(直接耳の中へシャワーを当てないでね)



<入浴上の問題>#2 入浴により発汗し、水分が不足する
 
<入浴目標> 適切な水分補給をする


体内の水分が失われると血液に粘り気が増えドロドロになり、結果血流が滞りめまいを起こしやすくなります。
 
人間が1日に必要な水分量として、大人の場合には2リットル前後と言われています。
そのうちの半分くらいをお水やお茶などで補うことによって、耳の血流が改善されることが多いようです。

入浴前にコップ1杯の水を飲んでから入浴すると良いでしょう。



<入浴上の問題>#3 不安やストレスがめまいの誘因となる

<入浴目標> リラックスして自律神経のバランスを整える


何度も言いますが過労やストレスなどにより自律神経のバランスが乱れていること(交感神経が優位な状態)がめまいの原因になることが多いです。
 
なのでリラックスして副交感神経を高めることが入浴に期待される効果になります。
 
好きな入浴剤を入れて香りを楽しんだり、歌を歌うのも良いとされています。
湯に浸かりながら首のストレッチを行うのも良いでしょう。
とにかく、シャワーだけではリラックス効果は得られません
しっかりと湯に浸かりましょう。

なお、就寝の1~2時間前に入ると安眠へと繋がります
例えば夜10時に就寝するつもりなら8時か8時半に入浴すると良い計算になります。



<入浴上の問題>#4 めまいによる転倒の危険がある

<入浴目標> 入浴中にめまいを起こさないように気をつける


入浴中にめまいを起こすと危険です。
 
浴室内外の温度差や熱い風呂による刺激には注意しましょう。

良性発作性頭位めまい症の人は、洗髪時に頭を下げるとめまいを起こす場合があるので注意して下さい

また、湯船から出るときはゆっくりと。
 
いきなり立ち上がるとこれまためまいの原因になります(起立性低血圧



◆おすすめのアロマバス◆


めまいの種類にもよりますが、ストレスはめまいの誘因となることは間違いないので、鎮静作用のある精油をメインに考えることが基本かと思います。


鎮静作用のある精油

●ラベンダー
最も使用用途の多い精油。緊張や心配事があり、心を落ち着かせたいときにお勧め。ども精油とも相性が良い。

●ネロリ
不安やショックから抜け出せない時に用いられる。セロトニンが分泌され、安心と平和な気持ちを取り戻す。

●プチグレン
ビターオレンジの木。高ぶった気持ちを静めて精神状態を安定させる。


ラベンダー、ネロリ、プチグレンは何れもアロマバスに向いている精油です。
朝風呂ならプチグレンが向いていると思われます。
外出するときは、ハンカチやティッシュに1滴垂らして持って出ると、いざめまいを感じた場合に香りを嗅ぐと良いでしょう。

鎮静作用のある精油は他にもたくさんあり、副交感神経を優位にするマージョラム・スイートや、使う人を選ばなさそうな柑橘系のマンダリンもお勧めです。


メニエール病には内耳に溜まった水が血液循環を邪魔していると考えられているので、体液の循環を促進し、リンパうっ滞除去、利尿作用 のあるものを選ぶと良いでしょう。


体液循環促進、リンパうっ滞除去、利尿作用のある精油
 
●サイプレス
体の余分な水分を排泄させるのが得意。リンパうっ滞除去が期待できる。 よく、むくみ防止アロマとして使用される。
 
●サンダルウッド
体液循環を促進する作用がある。 利尿作用、鎮静作用もあり、肌にも優しいのでアロマバスにも向いている。
 
●ユーカリ・ラディアタ
これもうっ滞除去作用がある。同じユーカリでもグロブルスほどではないが刺激があるのでアロマバスにするときは使用量を少なくするかバスソルトなどに希釈するとよい。



サイプレスやサンダルウッドには女性ホルモン様の成分も多く含まれているので、更年期によるめまいにも効果が期待できます。

これら体液の循環促進系の精油は鎮静作用のある精油とブレンドして使用すると良いでしょう。


【アロマバスの注意点】
・人によってはアレルギー反応が出る場合があります。
・精油によっては皮膚や粘膜への刺激が強いものがあります。刺激に弱い方は使用を控えるか希釈して使用しましょう。



(最終更新日:2017/03/07)


関連記事

『症状別の入浴法』


 

【健康】 カフェインの中毒死が話題になっている件について(後編)

どうもSHIBAです。



カフェイン中毒って何?


カフェイン中毒と聞けばなんだかカフェインとは身体に毒なのかと思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。

交感神経に働くのでカフェインを過剰に摂取すればリラックス状態の反対、つまり緊張状態が強くなります。これにより落ち着きがなくなり、感覚が過敏になります。

「あれ?コーヒーを飲んだらリラックスできるんじゃないの?」と思ったあなた・・・

それはコーヒーの香り成分による作用であって、カフェインによるものではありません。

落ち着こうと思ってコーヒーを何杯も飲めばカフェインによる作用が強くなって逆効果になります。


具体的には焦燥感や不安が強くなり不眠症などが生じます
悪化すればうつ病不安障害などの精神疾患にも影響が出るようです。

身体的にも胃痛頭痛などの症状が生じ、心拍数の増加、酷ければ不整脈などの心疾患を生じる場合も・・・

カフェイン中毒にも急性慢性があり、特に重篤な状態に発展するのは急性の方。

カフェインは代謝されてしまえば、その効力は無くなるそうですが、短時間で急激にカフェインを摂取することで体内でのカフェインの代謝が追い付かず、カフェイン中毒を起こすようです。



カフェインの致死量ってどのくらい?


ではどのくらい量を摂取すると危険なのかというと。

これがどうも公式な致死量ラインというものがないようでして、
それぞれ専門家による推定でしかなさそうです。

一般的には一度に3グラム(3,000ミリグラム)の摂取が致死量のようです。
もちろん見解は人によって違い、5~10グラムとする意見まで様々。

で、気になるコーヒーのカフェイン含有量はインスタントで1杯60~90ミリグラム
ドリップになると1杯100~150ミリグラムが含まれているようです。

これだと致死量(3グラムとした場合)に至るにはコーヒー約30杯ほどを一度に飲む計算になりますね。
さすがに現実的ではありません。

カフェイン中毒で死亡したとされている九州の男性は、遺体の解剖で胃からカフェイン錠剤の粉末が見つかったそうですね。

コーヒーやエナジードリンクの飲み過ぎだけでは致死量に至らないと思うので、
こうした薬品による影響も大きかったのではないかという意見も多いようです。

眠気覚ましのカフェイン錠剤は医薬品ですが、規制緩和でインターネットなどでも買えるようになっていますからね。
用法を無視して大量摂取した可能性はあります。

1年前くらいから体調不良を訴えていたらしいが、それも慢性のカフェイン中毒が影響していたのかもしれません。そこへきて元気を出そうとさらに一気にカフェイン大量摂取。重度の急性中毒を起こす悪循環に陥ったとも考えられますよね。

いずれにしても、いかにもエナジードリンクやコーヒーでカフェイン中毒死は起こるかのような、不安を煽る大げさな報道は止めて欲しいものです。

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食品別のカフェインの含有量は?


カフェインが含まれている食品は結構あります。
目安になる主なものを少し紹介します。

※以下はネットで調べたものなので正確ではないかもしれません。あくまで参考程度に。


【コーヒー】

コーヒー1杯(インスタント)・・・60~90mg
コーヒー1杯(ドリップ)・・・100~150mg
缶コーヒー(185ml程度)・・・100~150mg

【エナジードリンク】

リポビタンD ・・・50mg
メガシャキ ・・・100mg
眠眠打破 ・・・120mg
レッドブル(250ml) ・・・80mg

【その他】

紅茶1杯 ・・・30~60mg
ココア1杯 ・・・10~50mg
コーラ(500ml)・・・50mg
緑茶1杯 ・・・30mg
麦茶1杯 ・・・0mg(ノンカフェイン)


【医薬品】

眠気除去薬エスタロンモカ錠(1回)・・・100~200mg
イブやバファリンなどの頭痛薬(1回)・・・80mg前後


頭痛薬にカフェインが含まれているのは、偏頭痛などに鎮痛作用があるから。

『【健康】 カフェインの中毒死が話題になっている件について(前編)』 参照


まあ、致死量に至るまで食品からカフェインを摂取するのは現実的ではありませんが、
致死量に至らなければよいというわけでもありません。

一応、食品安全委員会によれば、1日のカフェイン摂取許容量の目安として400ミリグラムとしています(健康な成人の場合)

4~6歳の子供に関しては45ミリグラムまでとしていて、これはコーラ1本分でしかないため注意が必要になります。

カフェイン中毒は軽症でも吐き気など生じますから、中毒死を心配する必要はありませんが過度の摂取は気をつけたいものですね。


(そのうちカフェインレスコーヒーが流行るかも SHIBA)

【健康】 カフェインの中毒死が話題になっている件について(前編)

どうもSHIBAです。

エナジードリンクの飲み過ぎが疑われるカフェイン中毒死が日本でも報道されました。

このような報告は日本国内では初めてだということで話題になっています。

ふだんからエナジードリンクを愛飲している人に限らず、コーヒー好きにとっても関心の高い報道だったのではないでしょうか。

今年になって「コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて心臓や脳血管、呼吸器の病気で死亡する危険性が4割ほど減る」という報道もあったばかり。コーヒー好きは安心してせっせとコーヒーを1日に3~4杯飲んでいたところかもしれませんね。

さてさて。

このような報道を聞けばどうしても気になるのは以下の点ではないでしょうか。

 ・カフェインは体に良いの?悪いの?
 ・カフェイン中毒って何?
 ・カフェインの致死量ってどのくらい?
 ・食品別のカフェインの含有量は?



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カフェインは体に良いの?悪いの?


そもそもカフェインは体に良いものなのか、悪いものなのか。気になりますよね。

なんといってもカフェインは交感神経を刺激します。
交感神経が刺激されることでどんな影響があるか。それを考えるとイメージしやすいかも。

ヒトの全身には交感神経と副交感神経という自律神経が分布していて、
交感神経が優位だと緊張状態、副交感神経が優位だとリラックス状態になります。

カフェインには眠気覚ましのイメージが強いのは、交感神経による覚醒作用が働くためです。

通常、食後は消化管(胃腸など)に血液が集まるため、脳の血流が悪くなり血圧が下がります(食後に眠くなるのもそのため)

これを食後低血圧といいますが、食後にカフェインを摂取することで食後低血圧を予防できます。


『【健康】 「低血圧」の入浴法 ~交感神経を刺激する~』 参照


このようにカフェインには脳の血管を収縮することで血圧を上げる作用があるんですね。

脳の血管が拡張することで起こると考えられている片頭痛には、血管を収縮させることで改善が期待できるということでカフェインは片頭痛に有効な成分とされています。

また、気管支ぜんそくにもカフェインは有効な成分と考えられています。

それは交感神経が優位になると気管支の平滑筋が弛緩され気道が確保されるからです。

交感神経が刺激されて弛緩すると聞いて何だか違和感を感じられるかもしれませんね。
緊張状態になるということは体に力が入るために血管などは収縮しますが、と同時に呼吸が大きく早くなるため喉の空気の通りを良くしなければなりません。
気管支など気道などがキュッと収縮してしまっては呼吸し辛くなってしまいますよね。だから気管支の平滑筋が弛緩され気道が拡張されるんです。


『【健康】 「気管支ぜんそく」の入浴法 ~サッと入ってサッと上がる~』 参照


ただし、腸においては刺激を与えてしまい、大腸のぜんどう運動を亢進させてしまいます。

交感神経が優位になると大腸のぜんどう運動は抑制されるのがふつうなんですが、
カフェインは刺激物なので摂取したカフェインが直接腸を刺激し、ぜんどう運動を亢進させてしまうようです。

ぜんどう運動が活発化してしまうと、便が大腸を通過する時間が早すぎてしっかり便が形成されないまま排泄されてしまうことになってしまいます。
つまり下痢気味の人にとってはカフェインを摂取すると症状が悪化してしまう可能性があるということです。


『【健康】 「下痢」の入浴法 ~腸を落ち着かせる~』 参照


カフェインが刺激するのは腸ばかりでなく腎臓をも刺激し、腎臓における血流を増やすようです。
濾過される血液が増えることで尿量が増えます。つまりカフェインには利尿作用もあるということです。


『【健康】 「過活動膀胱」の入浴法 ~下半身を冷やさない~』 参照


また、膀胱括約筋の作用を抑制しているアデノシンにカフェインが似ているため、アデノシンの働きをカフェインが妨害することで頻尿になるという説もあるようです。

アデノシンといえば脳においてはアデノシン受容体と結合することで脳の活動を低下させ眠気を誘う働きがあります。これもアデノシンの構造と類似しているカフェインがアデノシン受容体と結合することでアデノシンの作用を妨害し、これもカフェインの覚醒作用としての要因となっています。



このようにカフェインは体に良いか悪いかなどとは一概に言えず、
身体の各組織を刺激する成分だということ。
主なところでは交感神経を刺激することによる影響が大きいといえます。

まとめるとカフェインの作用としては覚醒作用の他に、脳血管の収縮力増大心筋の収縮力増大気管支平滑筋の弛緩腸のぜんどう運動の亢進などがあります。


『【健康】 カフェインの中毒死が話題になっている件について(後編) 』 へ続く

(続きは次回 SHIBA)

【健康】 冬至にゆず湯へ入るのは理に適っている

昨日は冬至ゆず湯に入られましたか?どうもSHIBAです。

「ゆず湯に入ると1年間風邪をひかない」という言葉を聞いたことはありませんか?

先日、何かのテレビ番組でゆず湯には保温効果があることを実験で実証していました。

ゆず湯の精油成分リモネンによって血行が促進され、かぜ予防冷え性改善にも期待されています。

リモネンは精油成分ですから柚子から染み出た油が湯船の水面に膜を張り、
お湯が冷めにくくなるという特徴があるのだそうです。

また柚子の精油(アロマセラピーでおなじみのエッセンシャルオイル)にはゆず独特の爽やかで優しい香りが含まれていますよね。リモネンの他、シトラールという精油成分にはアロマにもなるということで、優れたリラックス効果があります。

実際、ゆず風呂の最大の楽しみはやはり柚子の香りではないでしょうか。

さらに。

ビタミンCには美肌効果もあると言われていますよね。
皮膚から吸収されたビタミンCによる抗酸化作用が肌の老化防止に働くと考えられています。

そして柚子に多く含まれているクエン酸(酸っぱさの源)。
クエン酸にも美肌効果がありますが、クエン酸といえばやはり疲労回復効果が期待できます。

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ゆず湯は昔から冬至には付き物とされていましたが、
これは単なる風習ではなく、この寒い日に相応しい入り方。つまりきちんと理に適っていたんですね。

昔の人は偉いなぁと思いたくもなりますが、冬至にゆず湯へ入るルーツを知るとちょっと「?」な気持ちにさせられます。

というのは、冬至にゆず湯へ入るようになったのは、
「冬至=湯治(とうじ)」「柚子=融通(ゆうづう)が効く」という語呂合わせが由来のようです。

今とは違って毎日お風呂に入る習慣はなく、
どちらかといえば病や傷を癒すため、或いは身を清めることで厄払いをするために入浴していたようです。

冬至には、この日が陰の極みで、 翌日から日が延び運気が上がると考えられてきました(一陽来復という)

だからその前にゆず湯へ入り、身を清めようとしたと考えられています。

要は無病息災ってやつですね。

まあ、そんなことで江戸時代に銭湯で客寄せのため冬至にゆずを入れたゆず湯が始まりのようですが、柚子の持つ健康効果を知っていたかどうか怪しいものがありますね。

でもどうでしょう。昔の人はそんな細かいことは知らなくても、ゆず湯が健康や美容に良いということは経験則から漠然と分かっていたのではないでしょうか・・・

今でもその風習が根強く続いているわけですからね。

「冬至にゆず湯へ入るのを忘れちゃった!」という人も「ちゃんと入ったよ」という人も、
ゆず湯は冬至だけに限らずこの時期は何回でも入りたいものです。


(柚子はもうちょっと安かったらいいのになぁ SHIBA)

【健康】 「めまい」とは何なのか?なぜ起こる?

どうもSHIBAです。

「めまい」とひとくちに言ってもいろんな種類のめまい、そして原因があります。

僕も経験していますが、初めて大きなめまいを感じた時って不安になるんですよね。


『【健康】 急なめまい発作に襲われた時に取るべき行動とは』
 参照



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僕の場合は「回転性めまい」といっていきなりグワングワンしましたからね。

回転性のめまいとは字のごとく“目が回る”というやつで、
天動説も地動説も覆すくらい自分中心に世界が回ります。
もしくは自分自身が回っているような感じがします。

いや、あれは本当に回っていた。

おそらく昔やったであろう“ぐるぐるバット”に近い感じ。

めまいの症状には「回転性のめまい」の他に「非回転性のめまい」がありまして、

非回転性にはさらに「動揺性」「浮動性」に分けることができます。

「動揺性めまい」というのはね、
例えるなら職場の女性に「私のことどう思っているの?」と質問された時の、それは恋愛的になのか、友達としてなのかとか同僚としてなのかとかどうとでも取れるというか、好きなら好きとハッキリ言ってほしいというか、いや僕には愛する細君がいるのだとか・・・そういう動揺ではない。

「動揺性めまい」とは、“ふわふわ、ぐらぐら”する感じ
身体が揺れるような、イスに座っていてもクラクラする場合も動揺性のめまいです。

「浮動性めまい」とは、雲の上や吊り橋の上を歩いているような一瞬フワっとする感じの、まるで地に足が着いていないかのようなめまいです。



そもそもめまいを起こすメカニズムとは何か。気になりませんか?

ヒトの身体というのは、地面に対して自分が真っすぐの状態か傾いているかなど平衡感覚に関することは、主として耳の内耳にある三半規管で判断しているらしい。
ただ、その他にも目による視覚の情報、手や足の地に着いている感じ(触覚)の情報などが総合的に重なって判断されているので、どれか一つでも不一致があるとバランスを崩すんだとか。

階段でそこにあると思っていた段差が無かったときの思い違いで思わずコケそうになるのも、そういうことになるのかな?


そしてめまいが起こる原因として多いのがストレスによるものらしい。

ストレスといってもいろいろありますからね。

ストレスと聞いて普通は人間関係を連想するのではないでしょうか?

上司の身勝手な注文だとか、ズルばかりしている同僚だとか、妻が珍しく「おかえりなさい、ご飯にする?それとも食事?」と聞くので「う~ん、じゃあ風呂にしようかな」といえば「まだ沸かしてないの。入りたかったら風呂掃除してから沸かしてね」ってなんじゃそりゃゃゃゃ!!!みたいな。

でもそれはストレスのほんの一部に過ぎなくて、
ストレスには人間関係や仕事関係・家族関係など心のストレスだけではなく、
身体的ストレス(病気、けが、妊娠、出産)や物理的ストレス(気温、騒音、住居、大気)、それに化学的ストレス(酒、たばこ、薬)なども含まれます。

過度のストレスは内耳への血流を悪くし、めまいの原因になると考えられているので、
ストレスは溜め込まないようにしましょう。

とは言っても、
ストレスには自覚しているものもあれば、自覚していないものもあり、常にさらされているものだからストレスを全く避けることは不可能ではありますが、過労や睡眠不足に気をつけるだけでも改善になると思いますよ。

(適度な運動もいいね SHIBA)
 

【健康】 急なめまい発作に襲われた時に取るべき行動とは

めまいは前触れもなく急に起こることがあります。

立っていられないし、そんな時ってすごく焦るんですよね。

僕も経験したことがあるのでよく分かります、どうもSHIBAです。


めまいにはいろんなタイプがありますが、
ここでは一般論として、急なめまい発作が起きた場合の対処法を紹介します。

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慣れている人は別として(笑)、初めてめまい発作を感じた人はおそらく動揺すると思います。

「え?どうして、どうして」と。

でもまずは落ち着くことです。


なぜめまいがするのかを考えるよりも安全面を優先してください。


どこか移動中だった場合は、手すりや壁など何かに掴まること。

無理に移動しようとしないで、しっかり身体を安定させ、転倒を防ぐことが重要です。


近くに椅子など座れる場所があれば腰かけ、目をつむり安静にするべきです。

横になれる環境であれば横になった方が良いでしょう。

ベルトなどお腹を締めているものは緩め、目をつむりながらゆっくりと深呼吸をして楽になることが大切です。

は脳を刺激するようなので、できれば日陰や電気を消すなど暗い環境にしましょう。

も刺激になるので自分の家ならテレビを消すなど、静かな環境にします。

めまい発作は嘔吐を伴うことがあります。
吐き気を感じるようなら横向きに寝て、洗面器やビニール袋などを手元に用意しながら休みましょう。


めまいの原因は様々で、重大な病気が隠れている可能性もあるので、放っておくと危険な場合があります。

程度が酷い時(激しい頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らない等)は、すぐに受診することをお勧めします。

(Myパソコンがぶっ壊れた時もめまいがしたわ SHIBA)

【健康】 よく聞くけど「物忘れ」と「認知症」の違いって何?

探し物を探しながら、何を探していたかを忘れてしまうことがある、どうもSHIBAです。

いやいや、歳にはかなわんよねぇ。
まだ40代でこんなこと言っていたら将来どうなるんやろ・・・

単なる物忘れで済んでいれば良いけど、認知症にはなりたくないものです。

同じようなことを考えている人も多いかと思いますが、
「物忘れ」「認知症」の違い、どこで線引きされるかご存知ですか?

誰しも加齢とともに「物忘れ」はあるものです。
だから何でもかんでも「歳のせいだろう」と思いがち。

しかし、認知症の早期発見は「年齢による物忘れ」と区別する方法を知っているかが大切だと言われています。

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「物忘れ」と「認知症」は違うことは知っていても、
説明できるかと問われれば意外と怪しいもの。

よく言われる例として、

「年齢による物忘れは、食事をしたことは覚えているが何を食べたかが思い出せないのに対し、認知症は食事をしたこと自体が思い出せない」

というのがあります。

とても分かりやすい例ですが、
「物忘れ」と「認知症」とではなぜこのような違いがあるのか?

これは記憶のメカニズムを知ればよく理解できます。

脳の記憶機能は「記銘」「保持」「想起」の3段階の過程から成り立っています。


 記銘・・・出来事を脳に記録する
 保持・・・出来事を脳に保存する
 想起・・・脳から出来事を呼び出す


外部からの情報を脳の“引き出し”取り込むのが「記銘」、
そのまま大事に保管している状態が「保持」、
必要な情報が保管されている“引き出し”を見付けて取り出すのが「想起」です。

単純な物忘れとは「想起」に問題があること

記憶は残っているがどの“引き出し”かが検索できないことで、
ヒントさえあれば、記憶はよみがえるもの。
または答えを聞けば「ああ、そうだった」と思いだすことができます。

これに対し、認知症は「記銘」すらできないこと

先程の例でいえば「食事したこと自体が思い出せない」ことに相当します。

認知症の人が、大昔のことは憶えているのに、最近のことは全然憶えていないことが多いのはこのためです。「記銘」が出来なくなったため。


もう一つ、分かりやすい例を言います。

よく認知症の人は「誰かに盗まれた」と言うことがありますよね。

あれは、例えば印鑑を仕舞ったことは憶えているが、どこに仕舞ったかを思い出せないのが物忘れ。自分で仕舞ったこと自体憶えていないのが認知症。

誰かに盗まれたと思うのは、自分で印鑑を仕舞ったとは思っていないから。


このように「物忘れ」と「認知症」でははっきりとした違いがありますが、
物忘れも進行すれば認知症になるリスクがあります

現在、認知症に進展する物忘れかどうかを事前に予測することは困難だと言われています。

物忘れが酷くなってきても「歳のせいだ」と自分で勝手に判断しない方が賢明です。

とはいっても精神科、神経内科、脳外科・・・どこで受診したら良いか迷うかも。

今では「もの忘れ外来」のある医療施設が増えてきています。

その物忘れが認知症によるものかどうかを診察してくれるのが大きな役割ですから、
心配な方は相談されてみてはいかがでしょうか。

(忘れないようにとメモを書いたこと自体忘れてしまうことも… SHIBA)
 

【入浴】 「眼精疲労」の入浴法 ~疲れ目とは違う~

パソコンやスマートフォンを見る機会の増加に伴って増えてきているのが目の疲れ。

目の疲れには「疲れ目」「眼精疲労」がありますが、これは似て非なるものです。

「疲れ目」は正確には「眼疲労」といって、
例えばテレビの観すぎれば誰でも目の疲れを感じるものですが、ちょっと目を休ませれば疲れが取れるものを指します。

これに対し「眼精疲労」はそんな一時的な疲れとは違い、
休憩をとっても目痛・頭痛や片こりなどの症状があらわれ身体に悪影響を及ぼします。

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眼精疲労の要因は様々です。

単純に疲れ目の程度が悪化したものも眼精疲労に繋がります。

近くのものを見る時は、毛様体筋という目の筋肉によってピントを調節しているわけですが、
長時間見続けていれば少しずつ調節機能も疲れてくるというものです。

加齢によってもピントを合わせる機能が衰えてきます。

斜視の場合もリラックスしている時以外は両眼視しようとするため、常に目の筋肉に力の入った状態になります。そのため眼精疲労が起こりやすいと言われています。

目の筋肉の疲ればかりが眼精疲労の要因ではありません。
何かしらの病気が原因で起こる眼精疲労もあります。

例えばドライアイ結膜炎角膜炎ものもらい緑内障白内障など。

特にドライアイによる眼精疲労は現代病かもしれません。

パソコンやスマートフォンなどを注視しているとまばたきの回数が減って目が乾燥しやすくなります。
涙には目の殺菌作用や角膜へ酸素や栄養を運んだりする作用がありますから、
ドライアイになると眼精疲労以外にも何かと悪影響を及ぼします



意外と思われるかもしれませんが、ストレスも眼精疲労の原因になります。

目のピント調節には無意識に自律神経もかかわっています。

ストレスや神経症、自律神経失調症などの心的要因は、自律神経が乱れて目のピント調整を難しくします


さらには自分に合っていないメガネやコンタクトも眼精疲労の原因になります。


このように眼精疲労の原因には様々ですが、どの原因に対しても目の周囲の血流を改善することが対策として効果的です。



1.目の上にホットタオルを当てる



目の筋肉に酸素と栄養を運ぶには血流を良くする必要があります。

入浴では38~40℃、入浴時間は15分前後でじっくりと血流アップをはかりましょう。

お風呂に入りながら、お湯で濡らしたタオルを軽く絞り、目の上に当てると硬くなった目の周囲の筋肉をほぐしましょう。

タオルを当てている時に、まぶたを閉じながら眼球を上下左右、時計回り、反時計回りに動かすと効果的です。

ホットタオルでほぐしたところで、眼精疲労に効くと言われる目と目の間にあるツボ(清明)を押さえてみましょう。

目薬のCMで目と目の間をつまんでいるポーズを見かけると思いますが、まさにそこが清明というツボです。



2.目をつぶって42℃のシャワーを目の周囲に当てる


42℃のシャワーを目に当てると眼精疲労の回復に効果があるそうです。

これは東京ガス・都市生活研究所さんの研究によって既に証明されていますので、是非試してみてはいかがでしょうか。

目を温めるだけでなくシャワーが目の周りのツボを刺激しますからマッサージ効果も得られます。

あ、直接眼球にシャワーを当ててはいけませんよ、念のため。


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『症状別の入浴法』