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いま、高岡市万葉歴史館が熱い!

どうもSHIBAです。

先日、高岡市伏木にある高岡市万葉歴史館へ行って来ました。

新元号が「令和」と決まってから、世間では万葉集への注目度が高まったことを受け、県内県外問わずここ高岡市万葉歴史館へ訪れる人が急増しているようです。

高岡市が万葉集と縁があるのは、その昔、歌人でもある大伴家持がここ高岡市に国守として赴任していたから。

大伴家持といえば、万葉集の編纂に大きく貢献した人物として知られています。

高岡市万葉歴史館

そういうわけで、高岡市万葉歴史館では「万葉集」と「大伴家持」の大きく二つに関する資料が展示されていています。

とりわけ、誰でも大伴家持の人物像が理解できるように工夫がなされていました。

当時の大伴氏一族は藤原氏や橘氏などと同じ有力な家系だったようです。そのため大伴氏一族は政権争いに巻き込まれます。
興味深いのは、家持と長年にわたって親交の深かった友人やの親族が犠牲になる中、家持はただ一人そのような政争からは距離を置いていたこと。

そんな家持のことを身内はあまり良い目で見ていなかったのではないかと思います。
でもそれは仲間を見捨てたのではなく、万葉集の完成に使命感を持っていたからでしょう。

同胞のために自分も政争に加わるか、それとも万葉集の完成を最優先するか・・・計り知れないほどの苦悩と葛藤はあったはずです。
まるで大河ドラマになりそうな人生ですね。


そんな歴史のロマンを感じることができる高岡市万葉歴史館。大人の入場料が210円はかなり安いと思います。

もうじき終了しますが、今なら特別展示企画が開催中でタイミング的にはベストですよ(5月27日まで)

(SHIBA)