【健康】間違った常識③ ノンオイルドレッシングはヘルシー?
メタボにとってありがたい存在。それは「サラダ」
そう考えている人は多いでしょう。僕も例外ではありません、どうもSHIBAです。
でもサラダにカロリーの高いドレッシングやマヨネーズをかけてしまうことに戸惑いを感じてしまうもの。
そこで「ノンオイルドレッシング」を利用する人も多いでしょう。
しかし、ノンオイルドレッシングでは、サラダに多く含まれている栄養の一部が十分に摂取できません。
野菜に多く含まれているビタミン。
実はビタミンの中でも水溶性のものと脂溶性のものがあって、
脂溶性のものは油と一緒に摂らないと吸収されにくいのです。
・水溶性ビタミン(水に溶けやすい)
ビタミンB群、ビタミンCなど
・脂溶性ビタミン(油に溶けやすい)
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
特に緑黄色野菜に多く含まれるβーカロテン(カロテンの一種)。
β-カロテンは体内に入ると、ビタミンAと同じ働きをする物質に変換されます。
ちなみに「緑黄色野菜」とは色の濃い野菜のことではありません。
「原則として可食部100g当たりカロテン含量が600μg以上のもの」というのが緑黄色野菜の定義です。
ほうれん草やカボチャ、小松菜、春菊、パプリカ、アスパラガスなどが該当します。
トマトやピーマンなどは基準に達していませんが、その摂取量の多さから緑黄色野菜として認められています。
これらの野菜に含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAとして、
粘膜や皮膚の細胞を作ることに関わり免疫力を向上させるほか、
活性酸素を除去する抗酸化作用を持っているので悪玉コレステロールを抑えたりガンの予防にも役立ちます。
そんな重要な働きをもたらすビタミンAですが、
サラダにノンオイルドレッシングをかけると効率よく吸収できません。
カロリー制限が必要な生活をおくっている人ならともかく、
単に「ヘルシーだから」という理由でノンオイルドレッシングを使用しているのなら、
とてももったいない話です。
ちなみに僕は亜麻仁油やエゴマ油などを生野菜にかけて食べています。
(カロリー制限最優先の人のみノンオイルで SHIBA)