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2015年04月01日

【健康】 機能性表示食品制度で日本の食生活が変わる?

ついに機能性表示食品制度が始まりますね、どうもSHIBAです。

栄養機能食品、特定保健用食品(トクホ)に続く新たな取り組み。
国の審査なしに企業の責任で「体にいい」機能性を表示できることが最大の特徴です。


http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82290250T20C15A1000000/
日経新聞:第三の機能性表示制度 カラダに効く食品、選びやすく



今後、それがどう身体に良いのかを表示した食品がたくさん市場に出回ることが予想されます。

例えば「この温州ミカンはβ-クリプトキサンチンを含み、骨の健康を保つ食品です」などと表示できるわけです。

すると消費者の反応としては「β-クリプトキサンチンて何だ?」となりますよね。

他にもトマトのリコピンだとか、ブロッコリースプラウトのスルフォラファンだとか、まあ様々な栄養素の名前を目にすることになると思います。

でも買い物の時、同じような食品が2種類売られていたとして、片方は機能性表示がある食品、もう片方は何も表示がない食品だとしたらどうですか?

どうせなら体に良さそうな方(機能性表示食品)を選びませんか。

kinousei.jpg

これまでも何度とありましたが、今度は本格的な健康ブームが到来する。
いや、一過性のブームではなく、そういう時代になるんだろうな、という気がしてとても注目しています。


販売事業者としてもこれは大きなビジネスチャンスですから、
機能性表示食品の市場は大きくなるのではないでしょうか。

機能性食品はトクホなどと違って国の認可が必要ありませんからね。
このハードルの低さから、不適切な表示がされた食品なども出回るようになり、
何かと問題が発生することも予想されます。

消費者も賢くなる必要に迫られます。
というより、どんどん賢くなるでしょう。

おそらくテレビや雑誌などでも何かと話題に取り上げられるようになるでしょうから、
消費者は詳しい情報を得やすくなりますからね。

気がつけば消費者の知識レベルが上がってくるので、
販売事業者の方がいいかげんな表示は出来なくなるような時代になるでしょう。


今回のこの制度は、日本の食生活への意識を大きく変えるような、そんな予感がしています。

(今年は本当の意味でヘルシー時代元年 SHIBA)