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2015年06月13日

【健康】 <最新のニュースから> インスリンを抑制する犯人を発見?

健康に気を付けていると、それに関する最新の情報には関心があるものです。

しかも医療や科学の進歩は日々進歩していて、最新の情報で溢れていますから、関心が高くなるのも当然です。

だからといって、

スーパーフードなどと持てはやされている食品を取り上げて
「○○はもう古い!□□を食べて美肌を手に入れろ」的な謳い文句を見ると、
なんだかなぁ。身体に良いものなら古いも新しいも無いだろうに。と思ってしまいます、どうもSHIBAです。

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とは言いながらも話題をチェックしてしまったりするんですけどね・・・


実はこんなニュースを見かけたので紹介します。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150611-OYT1T50093.html
読売新聞:インスリン抑制酵素を初特定


これ、凄いニュースですよ。

糖尿病患者にとっては朗報かもしれません。いや朗報でしょう。

インスリンの働きが悪くなるのが糖尿病の症状ですが、
強制的にインスリンの分泌を促しても解決できない場合もあるのがこれまでの問題点でした。

『【健康】 糖尿病最新事情(後編) 運動が糖尿病改善に有効なワケ』 参照


でも、この記事によればインスリンを抑制している犯人を特定できたことになります。

原因をつきとめればそのうち対策法も出てくるでしょう。
つまり、これまで以上に効果的な糖尿病の新薬がいづれ誕生することは間違いないでしょうね。

それがいつになるのかは分かりませんが・・・

それでも血糖値の高い人には期待できるニュースであることには違いありません。


ああ、でもこの新薬。副作用がありますね。

え?

まだどんな薬になるのか知らないのに、なぜ副作用のことが分かるかって???

いやいや。簡単でしょ。

だって、この新薬が使えたら誰しも

生活習慣の自己管理努力を怠ってしまうもの・・・


(出来れば薬には頼りたくないものだ SHIBA)

【健康】 暗闇に目が慣れない人はビタミンA不足かも

誰しも急な暗闇は何も見えなくなります。

あ、いやいや人生のことを言っているわけではありませんよ。

明るい場所から真っ暗な所に移動した瞬間、何も見えなくなりますが、
しばらくすると目が慣れて少しずつ周りが見えてきますよね。

もしいつまで経っても見えてこないなら、

それはビタミンA不足かもしれませんよ・・・

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どうもSHIBAです。

ビタミンAは化学名をレチノールと言い、
視覚機能上皮細胞の機能維持成長促進細胞の増殖・分化の制御免疫機能の維持など幅広く関与している大事なビタミンです。

なかでも視覚機能について作用することは有名で、
ロドプシン(視紅)の成分として視覚作用には必要不可欠とされています。

というのは、このロドプシンは網膜において光を認識する組織であり、夜間の視力はこの物質のおかげで維持できているんだとか。

なので、ロドプシンの成分であるビタミンAが不足すると、暗順応がスムーズに行われなくなり、やがて夜盲症(とり目)となるとされています。

夜盲症には先天性も場合もありますが、後天性の場合はだいたいがビタミンAの不足によるものらしいです(眼底疾患による場合もある)


だから、昔は暗くても目が見えたのに今じゃメガネしないと全然見えなくなったなぁ、と感じている人はビタミンAが不足している可能性が・・・あ!それ視力が下がっただけです。


ちなみにビタミンAの作用としては、視覚機能以外では「上皮細胞の機能維持」も重要です。

皮膚や粘膜などの細胞を作るんですね。

風邪予防にうがいが有効なのは、病原菌が最初に感染するのが喉だからで、
粘膜はバリアの役目を果たすことからもビタミンAの大切さが分かるかと思います。

風邪予防にはビタミンA。と言っても過言ではないでしょう。


ビタミンAはうなぎレバーに多く含まれます。

牛乳、卵、魚介類など動物性食品に多いのが特徴ですが、
野菜にもβ-カロテンなど体内でビタミンAに変わるカロテノイドが含まれているものもあります。

『【健康】 カロテノイドって何?』 参照


(女性を見る目は夜盲症 SHIBA)