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2015年08月14日

【健康】 アイスを食べると逆にのどが渇く理由

ダイエット中だけど熱中症には気をつけなければいけないからね。

というわけで・・・アイスクリームは美味しいな♪

誘惑に負ける罪悪感に言い訳を付けつつアイスを貪る、どうもSHIBAです。

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でも何故だろう?余計にのどが渇くことってありませんか?

実はそれ、不思議な現象ではなく当然のことなんです。

のどが渇いているときにアイスを食べることは多いと思いますが、
それでのどの渇きが癒されることは稀で、逆にのどの渇くのには理由があります。

それはアイスに含まれる糖分のため。

アイスに限ったことではなく、甘いものを摂取するとのどの渇きは進行します。


その理由は、塩辛いものを食べるとのどが渇くのと同じです。

塩分の摂り過ぎは血液中のナトリウムの濃度が高くなり、
水をとって浸透圧を平均に戻そうとします。

だからしょっぱい物はのどが渇くんですね(海で遭難してのどが渇いても海水は飲んじゃダメって聞いたことあるでしょ?)


それと同じで、糖分を摂り過ぎた場合も、血液中の糖分の濃度は高くなります。

それにより血液中の糖分の浸透圧を戻そうと水分を欲するようになるんです。


これは血液には、塩分や糖分などあらゆる成分の濃度を一定に保とうとする性質があるからです(ここでいう糖分とはブドウ糖のこと)


聞けば単純な原理ですが、このことを無意識に行動していると糖尿病になりかねませんよ。

コーラなど甘いジュースを飲んでも飲んでも、のどの渇きが癒されないのか、どれだけでも飲んでいる人を見て、どういうことだ?と思ったことはありませんか?

まさに糖尿病の典型的な行動ですからね。


というわけで、熱中症予防の水分補給には甘い飲み物は向いていないかもしれません。

暑い中でのどが渇き、甘いものを飲んでさらにのどが渇き・・・と、こんな感じになりますよ。

ビタミンB1(糖分の代謝ビタミン)を消費してしまうことにもなりますしね。


あ、余談ですが、コーヒーやお茶、ビールなども熱中症対策としての水分補給には向いていません
これらは利尿作用が強いので逆効果になることも。


(分かっちゃいるけどやめられない? SHIBA)