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2015年08月16日

【健康】 夏バテに負けないスタミナアップのカギは「ミトコンドリア」

最近、夏バテに負けぬよう黒ニンニクを毎日食べています、どうもSHIBAです。

さて、夏バテ対策に関してはこれまでも話題にはしてきましたが、
なんだかんだ言っても単純にスタミナを付けるのが一番良いだろう。
ということで、スタミナアップする秘訣を考えてみました。

すると、そのカギを握るのは「ミトコンドリア」かもしれない・・・ということも分かってきました。

mitokondoria.jpg

画像:gooヘルスケアより


ミトコンドリアとは、細胞の中に存在する小器官で、エネルギーを生成しているところです。

食事で摂取したブドウ糖や脂肪といったエネルギー源と、呼吸によって取り込んだ酸素を利用してエネルギーを生み出しているのがミトコンドリアと呼ばれる小器官なんですね。


ということは・・・

ミトコンドリアが活性化されるとどうなるか?

そう。

同じ栄養を摂取したり同じ運動をしても、エネルギー産生の効率が良くなるだろう。ということは容易に想像がでますよね。

スタミナアップのポイントはミトコンドリアかもしれません。


そこで。

ミトコンドリア研究の第一人者で知られる日本医科大学大学院教授太田成男によると、
健康な人と不健康な人の違いはミトコンドリアの量にあると断言できると氏は言います。

女性が長生きなのはミトコンドリアの量が多いからなんだって(本当かなぁ)


というのはミトコンドリアが多く存在するのは白筋(速筋)よりも赤筋(遅筋)であり、
男性は白筋の割合が多いのに対し、女性は赤筋が多いという違いがあるためらしい。

赤筋(遅筋)といえば、100メートルダッシュや筋トレのような無酸素運動ではなく、
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動に使われる筋肉。

なので、ミトコンドリアを増やすポイントの一つは有酸素運動をして赤筋を増やすことになります。

ああ、確かに部活動では、体力をつけるために走り込みが基本だったなぁ。
あれは赤筋をつけてミトコンドリアを増やすためにやっていたのね(そこまで考えてないか)


また、運動をする際には、その前になるべく食べ物を摂らないようにした方が良いとのこと。

エネルギーが枯渇した状態にしたうえで運動すると、ミトコンドリアがより増えやすくなるそうです。

極端な話、空腹状態になるとミトコンドリアは増えるらしい。

なんでも、エネルギーが不足している時は、ミトコンドリアが「もっとエネルギーを作らなければ」と認識して自ら活性化し、増殖するんだとか。

そういうわけでプチ断食もオススメらしい。


さっきから運動や空腹状態にすることは、ミトコンドリアの量を増やすと言いましたが、
実はも良くなるようです。

質の良いミトコンドリアとは、ミトコンドリアでは呼吸によって一定の確率で活性酸素(細胞を傷つけガンや老化の原因になる物質)が発生しますが、有酸素運動などを行うと活性酸素の発生が減るそうです。

逆に運動を全然しない。或いは食べ過ぎなどの食生活をおくると、ミトコンドリアはエネルギーを作る必要が無いので質が低下し、
結果として活性酸素を増やすことに繋がります。これは当然、ガンや老化の原因になります。


もっと簡単にミトコンドリアを増やす方法は無いの?

という方には背筋を伸ばすだけでも効果があるようですよ。

理由?

知らん。おそらく赤筋を刺激するからだと思われます。

事務職や経理職など姿勢が乱れやすい仕事をしている人は試してみる価値大有りです。

興味のある方は太田教授の書籍を買って下さいね。


(ミトコンドリアが少ないと認知症の原因にもなるそうな SHIBA)