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2015年08月26日

【健康】 薬の疑問② 服用を勝手にやめてもいいの?

とにかく薬をたくさん出してくる医者は良くない医者。

逆に必要な薬だけを必要な量だけ処方してくれる医者は良い医者。

そりゃそうだ、どうもSHIBAです。

「くすりはリスク」を逆から読むと・・・

そう「くすり」は「りすく」

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むやみに薬を処方されても迷惑ですが、
だからといって自分で勝手に判断して服用を中止しても良いのでしょうか。

結果から言いますと「症状が治まったから」「効果が感じられないから」といって自己判断するのは危険です。

なかには服用を中止すると危険を伴う医薬品というのがあるからです。

例えば抗うつ薬(特にSSRI)を通常4週間以上服用し、これを突然中止、または急に減薬すると離脱症候群という症状が出現することがあると言われています。
めまいや耳鳴り、頭痛などが現れることが多いようです。

また、パーキンソンの治療薬である「レボドパ(L-dopa)」は、脳内で不足しているドパミンを補充する作用がありますが、これも急に中断すると悪性症候群という副作用が現れることがあると言われています。
悪性症候群が起こる理由は不明ですが、ドパミン神経系の急な機能低下が関与していると考えられていて、発熱、発汗、意識障害など重症化することもあり、治療が遅れると死亡することがあるという。

血圧を下げる降圧剤だって急に中断すると循環器に悪影響を与えることも・・・


もちろん、急に服用を止めても問題の無い医薬品もありますが、
何が問題なくて何が危険かなんて素人に分かろうはずも無く。

自分で判断できる代物ではございません。

必ず医師に相談してからにしましょうね。


(勝手に中止すると危険なのは薬には中毒性や依存性があるから SHIBA)