【健康】 風呂上りに「ある事」をするだけで湯冷めしにくくなるチョッとしたコツ
お風呂でポカポカに温まっても、風呂上りに湯冷めをしてしまっては意味がありません。
湯冷めしにくくするコツや入浴法はいくつかありますが、ここでは風呂上りに「ある事」をするだけで湯冷めにしにくくなる簡単な方法をお伝えします。
あまりに簡単すぎて「え?」と思われるかもしれないその方法とは、
「風呂上りに冷水シャワーを手足にサッと浴びる」ことです。
やっぱり「え?何かと思えばそんな事?」と思われましたか?
そうなんです。その程度のことで湯冷めしにくくなるんです。
ただし、条件があって、それは湯船でしっかり体が温まったうえでの話です。
入浴によって体温が1℃上昇することを「温まる」ことの基準として良いと思います。
1℃上がれば血流は良くなるはずです。免疫力も高くなると言われていますしね。
体温を1℃上げるための浴増に浸かる時間の目安は
39℃のお湯で20分
40℃のお湯で15分
41℃のお湯で10分
このくらいだと思われます。
個人差もあるかと思いますので、うっすらと額に汗をかくことを目安にするのも良いでしょう。
発汗とは体温調節機能のひとつで、ヒトは体温を下げようとするときに汗をかいて体内の熱を放散します。
つまり、浴槽に浸かって汗が出始めたら、それは体が熱を放散しようとしていることを意味し、体が十分温まっているというサインでもあるんですね。
さて、この状態で風呂から上がると体は十分に温まっていますが、しかし時間と共に体温は元に戻っていきますよね。
特別何もしなければ、せっかくお風呂で温まっても、そのうち湯冷めをしてしまい、温まった意味が無くなってしまいます。
そこで冷水シャワーです。
風呂上りに冷水シャワーを手足にサッと軽く浴びることで、皮膚の末梢血管が収縮され熱放散が抑制されます(発汗するときは熱を放散するために皮膚の血管を拡張して血流を増加させている)
表面を冷水で締めて熱を体内に閉じ込めるようなイメージですね。なんだか料理番組のような表現ですが・・・
「せっかく温まったのに冷たい水をかけると体温が下がっちゃうんじゃないか?」という疑問を持たれるかもしれませんが、体の芯から温まっているので問題ありません。
風呂上りにサッと浴びるだけですから手軽な方法ですよ。