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2017年06月06日

【健康】 6月7日は「緑内障を考える日」

 
6月7日「緑内障を考える日」なんですってね。ご存知でした?
 
なんでも「6(りょく)7(ない)」という語呂から6月7日に制定されたようですが、緑内障の何を考えるんでしょうかね?


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ところで緑内障のこと、どれだけ認知されているのでしょか?
 
意外と知られていないような気もしますが、失明の原因の第1位の疾患だということで、今は緑内障と関係がないという人でも無関心ではいられないはずの疾患です。
 
国内では40歳以上の20人に1人が緑内障であると言われていますが、自分が緑内障だと気付いていない「隠れ緑内障」はかなりいると考えられています。
 
それには理由があって、緑内障の特徴として高い眼圧が視神経を圧迫して障害をおこすことが挙げられますが、実は日本人の緑内障患者の多くは眼圧が正常値であるために見過ごされやすいからです。つまり、眼圧検査で「異常なし」と判定されても緑内障を発症している可能性があるということです。
 
普通の人であれば正常値な眼圧でも、緑内障の人にとっては高いというわけですね。
ですから、緑内障を診断するには眼圧検査だけでなく眼底検査、視野検査も必要になります。
 
 
さて、そんな失明の恐れもある緑内障ですが、少しでも早期発見するために覚えておいた方が良いのが自覚症状。
典型的なのは視野の一部が見えなくなる視野欠損だそうです。
 
視野の一部が見えないことに気が付けば緑内障を疑う必要があるということですが、困ったことに私たちは両眼で物を見ていますから、片方の目に視野の異常があっても、もう片方の目が補ってしまうので視野の異常になかなか気付かないという問題があります。
 
しかも一度失われた視野は元に戻らないというからたちが悪い。
 
そういうわけで、結局は眼科健診を受けるのが一番の予防策になると思われます。
 
 
ということで・・・
要は定期的に眼科検診を受けてもらう契機として「緑内障を考える日」があるんでしょうね。

 
 
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