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2017年07月09日

【美容】 化粧品などで見かける「整肌」とはどういう意味か?

 
「整肌」という言葉をご存知ですか?
 
主に化粧水に書かれていることが多いと思いますので、見かけたことがあるかもしれません。
 
しかし「整肌」という言葉。どう読むのか?どんな意味なのかはあまり意識したことがないのではないでしょうか。
 
普通に考えれば文字通り「肌を整える」ということなんでしょうけど・・・肌を整えるってどういう意味か分かります???


201779114027.jpgのサムネイル画像
 
 
◆整肌の意味
 
 
「整肌」は「せいき」と読みます。ちなみに自分のパソコンでは変換できません。特殊な言葉なのかな?
 
意味は確かに「肌を整えること」で合っているらしいのですが、肌を整えると言われてもピンと来ませんよね。
 
では「整肌」という言葉。どんな場面で使用されているかといえば、スキンケアの手順の一つに「整肌」があります。
 
 
スキンケアの基本は 「洗顔」 → 「整肌」 → 「保湿(仕上げ)」
 
の3段階。
 
「洗顔」は分かりますよね。主に化粧料を落とすのが目的。
細かくはクレンジングと洗顔(ソープ)に分けられます。
 
洗顔
 ●クレンジング・・・油溶性の化粧料を落とす
 ●洗顔(ソープ)・・・水溶性の汚れやクレンジング料を落とす
 
 
そして次の段階が問題の「整肌」
 
整肌とは、主に肌への水分補給が目的。
しかし本当は水分を補給するだけでは不十分で、最近は保湿成分の補給が重要視されています。
そこで化粧水や乳液が使用されています。
 
整肌
 ●化粧水・・・水分と保湿成分を補う
 ●乳液・・・脂質を補う(保湿の役目がある)
 
 
ここでスキンケアを終えるとせっかく補った水分や保湿成分が失われやすいので、最後に保湿を行う必要があります。
ですので「保湿」がスキンケアの仕上げにあたります。
 
 
◆化粧水の働き
 
 
さて、化粧水は水分と保湿成分を補うと言いましたが、違った働きを持つ化粧水もあります。
 
もちろん一番多いタイプはこの水分と保湿成分を補うタイプですが、化粧水には肌をひきしめる働きのあるタイプもあります。
 
この肌の収れん作用は、皮脂や汗の分泌が多い脂性肌(オイリータイプ)の人に有効です。
 
このように、肌には脂性肌や乾燥肌、敏感肌などいろんなタイプがありますので、肌の状態に合わせた化粧水を選べるようになっています。
 
もっと細かく、例えばニキビ用、日焼けのほてり用、抗炎症用など目的別のものまで・・・
 
 
上手に使い分けることで肌の状態が整うから「整肌」・・・ということなんでしょうね。