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2017年07月22日

【入浴】 寝苦しい夜のための入浴法


 
今年の夏は暑くて寝苦しい夜が続いています。
 
そんな時こそ浴槽浴です。
 
シャワーで済ましたくなるかもしれませんが、浴槽にしっかり浸かることで快眠しやすくできます。
 

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ポイントは
 ・お湯の温度
 ・入浴時刻
 ・風呂上り
 
の3点です。
 
 
まず、お湯の温度ですが、38~40℃のぬるめのお湯で全身浴または半身浴をしましょう。
 
副交感神経を優位にすることでリラックス効果が得られます。
熱いお湯では交感神経を刺激してしまい、気持ちが高ぶって寝付きが悪くなりますので注意しましょう。
 
そして浸かる時間ですが、15~20分浸かって体温を1℃上げることを目標にしましょう
 
目安としては例えば、40℃のお湯では15分間で体温が1℃高くなると言われています。
うっすらと汗が出るくらいですね。
 
体温を1℃上げることを目標にするのは、風呂で一旦体温を上げて、風呂上りから就寝にかけて徐々に体温を下げるため。
 
ヒトは体温が下がる過程で眠たくなる習性があるからです。
 
ですから一旦体温を上げる必要があるんです。
冷房の効いた部屋で過ごしていて最初から体が冷えてしまっている状態では、反対に寝付きが悪いということになります。
 
 
そういうわけで、入浴する時刻は就寝の1~2時間前が適時になります。
 
 
意外と落とし穴になるのが風呂上り。
 
風呂上りに冷たい物を飲んだり、冷えた部屋で急速にクールダウンするのはよくありません。
 
暑くても冷房や扇風機に頼るのではなくウチワなどを使い、なるべく自然に体温が下がるのを待つ方が入眠効果は高いと考えられています。
自身の体温調節機能を働かせた方が良いということですね。
 
 
このような理由から、暑いからといってシャワーで済ますことのないようにしましょう。