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美容

【健康】 アロマバスのすすめ④ こんなプラス作用があります


アロマバスにはどんなプラス作用があるのか紹介します。

入浴効果にアロマ効果が加わったものがアロマバスのプラス作用ということになりますが、基本的にはアロマ効果そのものといって良いでしょう。

例えばアロマ効果のひとつに気持ちを静める鎮静作用がありますが、普通に入浴するだけでもリラックス効果がありますから、アロマバスには入浴することでアロマが持つ鎮静効果をさらに高めるという相乗効果がある・・・というふうに考えることができます。


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ではアロマバスにはどんなプラス作用があるのか。
大雑把に「心」「体」「肌」「その他」に分けて順番にみていきます。

まず「心」

「心」というのは脳や神経に働きかける作用のことですね。心身をリラックスさせたり安眠にも効果のある鎮静作用や、痛みを和らげてくれる鎮痛作用がアロマの得意とする作用でして、一般的なアロマのイメージといえばこういうことではないでしょうか。

それから筋肉の緊張を緩める鎮痙(ちんけい)作用。ラベンダーやクラリセージなどが得意とする分野ですが、入浴による温熱効果によっても筋肉が弛緩しますので生理痛や肩こりにはとても有効です。

で、そのクラリセージといえば女性ホルモン様の作用もあり、女性ホルモンのバランスを整えたいときに便利な精油で、このように一つの精油で複数の作用がある場合もよくあります。これは精油の成分が単一ではないからで、例えばクラリセージに含まれる酢酸リナリルという成分が鎮痙作用に働き、スクラレオールという成分が女性ホルモンのバランスを整える作用がある。というふうに考えられています。

ちなみに女性ホルモンを整える作用のある精油には、他にイランイランやゼラニウムなども有名ですが、これらの精油にも鎮静作用や鎮痛効果など複数の働きを持っています。

ま、こんなことを言い出したらラベンダーなんて何にでも効果を発揮する万能精油なので、ラベンダー1つさえあれば他に何もいらないんじゃないか?ってことになりそうなものですが、問題はその香りが使う人にとって「快」と感じられるかどうかが重要なんですね。

例えば気持ちを落ち着かせる効果がとても強い精油だとしても、自分にとって好きな香りでなければ逆効果になってしまいます(これ精油を使ううえで大前提)

この後もアロマにはどんな作用があるのかを話を進めますが、この大前提を忘れてはいけません。


さて、話を戻して・・・

他にも「心」に働く作用としては、消化・食欲増進作用があります。

レモンやグレープフルーツといった柑橘系に多いです。これは柑橘系の精油に含まれるリモネンによる働きによります。
ただし入浴は食事の前後1時間以上は空けましょう。


「体」に働きかける作用としては、免疫力を高める作用(免疫賦活作用)利尿作用があります。
身体への作用は生理的なものが中心です。
入浴にも免疫力を高める作用や利尿作用がありますので、これらもアロマバスの得意分野となります。

また、抗アレルギー作用のある精油を垂らしたアロマバスでは体質の改善も期待できます。

去痰作用のある精油を用いたアロマバスでは、浴室の湿度も手伝って痰が切りやすくなるでしょうね。


では次に「肌」に働きかける作用です。

これには肌を引き締める収斂(しゅうれん)作用と、肌の乾燥を防ぐ保湿作用があります。

脂性肌や毛穴が開いているような場合には収斂作用のある精油を用いたアロマバスを。
反対に皮膚の水分を失いやすい肌の人、敏感肌の人には保湿作用のある精油を用いたアロマバスがお勧めです。

精油は親油性なので肌に浸透しやすい特徴があり、アロマバスの浴槽に浸かることで、精油の成分が直接皮膚から吸収されるのでとても効果が期待できます。

だからといって精油を直接皮膚に塗布するのはやめて下さい。
精油というのは成分が濃縮されたものなので、少しの量でもとても刺激が強く危険です。

そういうわけですから、いくらアロマバスでも精油の使用量や使用法には注意が必要です。
でも今回はプラス作用についての紹介ですから、注意すべき点については次回に回します。


最後に「その他」の作用。

精油には殺菌、抗菌、抗真菌、抗ウイルスなどの作用を持つものが多く存在します。

例えばラベンダーなどに多く含まれるリナロールという成分やレモングラスなどに含まれるシトラールという成分などがそうですが、風邪予防や風邪のひき始めなどにはこれらの成分を含む精油を垂らしたアロマバスに入浴すると良いでしょう。

抗真菌作用のある精油を用いて足浴すれば水虫対策にもなりますよね。


とまあアロマバスのプラス作用について長々と説明していますが、これでもほんの一例でしかありません。

慣れるには少し知識と時間が必要かもしれませんが、とりあえず簡単なことから日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

難しく考えずに、まずは香りを楽しむつもりで試してみるとそこから世界が拡がるかもしれませんよ。


 

【健康】 アロマバスのすすめ③ 香り成分のメカニズム


アロマバスがどうして健康の維持に有効かを説明します。

アロマといえば香りを嗅ぐ芳香浴が一般的ですが、わざわざお風呂に精油を垂らして入浴する(アロマバス)ことにどんな意味があると思われますか?

そもそも。植物から芳香成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)には、心・精神・体の健康を保つための様々な作用がありますが、どのようなしくみで作用しているのでしょうか。

単にいい匂いだから「快」と感じているだけではありません。
そこには脳や自律神経系、免疫系、内分泌系(ホルモン)に影響を与えるような薬理的な働きが存在するんです。

そう。例えばアロマの香りでリラックスできるのは、自律神経が副交感神経が優位になることやセロトニンが分泌されることなどが関係しているんですね。

不思議ですよね。薬を経口投与しているわけでも注射しているわけでもなく、ただ匂いを嗅いだだけで心や体に変化を与えるなんて。


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そういうわけで、香り成分がどのようなメカニズムで心身に影響を与えるのか、昔からいろいろ研究されてきた経緯があります。

香りのメカニズムについてはまだまだ解明されていない部分もありますが、嗅覚から脳に伝わる経路は分かっています。


まず、香り成分の分子が鼻腔の奥に存在する嗅毛(きゅうもう)でキャッチされるところから始まります。

嗅毛は嗅細胞から伸びていて、香り成分の分子が嗅毛でキャッチされると嗅細胞が興奮し、その刺激が電気信号となって嗅神経に伝達されます。
その後、大脳に伝わるわけですが、嗅覚ならではの大きな特徴があります。

視覚・聴覚・味覚の情報はダイレクトに大脳皮質に伝わるのに対して、嗅覚の情報は「まず先に大脳辺縁系に伝わってから少し遅れて大脳皮質の嗅覚野に伝わる」という違いがあるということ。

大脳皮質は「これは何か?」ということを認識する論理的思考を司る場所であるのに対して、大脳辺縁系は情動や記憶を司る場所です。

そのため、例えば花の匂いを嗅いだとき、「これは花の匂いだな」と認識するよりも先に「いい匂いだな」と感じるというのが嗅覚の特徴となっています。


信号は大脳辺縁系からは大脳皮質の嗅覚野以外に視床下部下垂体にも伝わります。

視床下部からは「免疫系」「自律神経」、下垂体からは「内分泌系」に作用します。

そしてこれらの作用が全て同時に、しかも瞬時に行われるというのも嗅覚の特徴です。

驚くなかれ、香りを嗅いでからそれを脳が認識するまでの伝達時間はわずか0.15秒

これはよく引き合いに出される話ですが、皮膚をつねったりしてその痛みを脳が認識するまでに0.9秒だと言われていますから、それと比較して嗅覚の伝達速度がいかに速いか分かるかと思います。


①嗅覚による経路

鼻 → 嗅神経 → 大脳辺縁系 → 大脳皮質・視床下部・下垂体 → 自律神経や内分泌に作用



さて。

香り成分が心身に作用する経路は、実は嗅覚からだけとは限りません。

呼吸器や皮膚からも香り成分は吸収され、身体の各組織で作用することもあるんです。

呼吸器からの経路とは、香り成分が呼吸と共に吸うことで気管支や肺で取り込まれて血管を介して体内を循環すること。
皮膚からの経路は皮膚から直接体内に吸収されて、やはり血管を介して体内を循環する過程を辿ります。



②呼吸器からよる経路

口 → 気道の粘膜・肺胞 → 血管 → 体内の各組織で作用


③皮膚からによる経路

皮膚 → 皮膚血管(末梢血管)・リンパ管 → 体内の各組織で作用



呼吸器と皮膚からのどちらも血管に取り込まれて体内で作用するという点においては共通していますが、精油の中には呼吸器からの経路では血管に取り込まれるだけでなく直接気管支や肺に作用して咳や痰を鎮めたり、皮膚からの経路では直接皮膚に作用して肌を引き締めたり保湿したりする物もあります。

とはいえ、芳香浴による薬理作用といえば、呼吸器や皮膚から香り成分が吸収されて作用することもあるとはいえ、基本的には嗅覚からの作用によるものです。

そこでアロマバス

芳香浴と比べて、浴槽に精油を垂らして入浴するアロマバスには、香り成分を鼻から吸収するだけでなく、湯気と共に吸い込んだ香り成分は呼吸器から、そしてお湯に浸かっている皮膚からも成分が吸収されるので、アロマバスには精油が持つ作用をとても有効に活用できる方法だともいえます。


例えば皮膚の収斂(しゅうれん)作用を持つサイプレスという精油があります。

「肌のシワやたるみが気になるな~」という場合にはサイプレスが有効ですが、こんな時はぬるめのお湯を入れたお風呂にサイプレスを3~5滴を垂らして入浴すると、サイプレスが持つ収斂作用が働き、単に匂いを嗅ぐだけよりも肌の引き締め効果が期待できますよね。

匂いを嗅ぐだけでなく、呼吸器や皮膚からも香り成分を吸収できるのがアロマバス
入浴すること自体にもリラックス効果があるわけですから、そこにアロマ効果が加わることがアロマバスの最大の魅力です。

このようなことから、上手にアロマバスを活用することは健康を維持するうえでとても有効な手段となります。

ただし、精油には刺激性の強い物があったり、人によっては敏感肌である場合があるので、使用法や使用量には気をつけなければならない場合もあるということは注意しなければなりません。


 

【健康】 アロマバスのすすめ② アロマバスをやってみよう!


アロマバスとは、お好みのアロマ精油(エッセンシャルオイル)を浴槽に混ぜて入浴すること。

普通に入浴するだけでも心も体もリラックスできますが、ここにアロマの香りが加わることでさらなるリラックス効果が期待できます。

いろいろな香りを楽しむだけでなく、アロマ精油にはそれぞれ薬理作用があるので活用次第では健康にも効果を発揮します。

つまりアロマバスとは、入浴効果とアロマ効果の相乗効果が得られるので「お風呂でのアロマテラピー」ともいえる入浴法なんですね。

使用する精油によっては、単にリラックス効果を得るだけでなく、血行促進効果や殺菌効果、抗アレルギー効果など様々な作用が働いてくれるので心の安定だけでなく、皮膚への薬理効果や身体への薬理効果も期待できるので、とても奥が深い入浴法だともいえます。


とはいえ、初めてアロマバスを試すには、難しいことは考えず、まずはラベンダーや柑橘系などのポピュラーな精油を垂らしたアロマバスでリラックスタイムを過ごしてみると良いかと思います。

どの精油をチョイスするかは、自分が心地良いと感じるものを選ぶと良いでしょう。
精油にはそれぞれ心身にもたらす作用に違いがあるので、目的別に選ぶこともできますが、一番大事なのはその香りが自分に合っているかどうかです。

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さて。精油選びが決まったら、あとはその精油を浴槽に3~5滴垂らして混ぜるだけ

これだけで温かい湯気と一緒に、心地よい香りが浴室いっぱいに広がります。

ただし、揮発性が高いので香りはそんなに持続しません。お湯に精油を垂らすのは入浴直前にしましょう。

お湯の温度はリラックスすることが目的なら38~40℃が適していると思います。

全身浴、半身浴どちらでも構いません。ゆっくりと深呼吸すると湯気と共に香り成分が吸い込まれて、より心地良さを感じることができます。

アロマの香り成分がどのようなメカニズムで身体に作用するのかは次回説明しますが、アロマバスには皮膚からも精油の有効成分が多少吸収されるというメリットがあるんです。


ではここで注意事項を少し・・・

アロマバスには少なからず刺激があります。
基本的には3歳未満の乳幼児にはアロマバスはおすすめできません

3歳以上の小児でも様子を見ながら使用する精油の量を決めましょう。

アロマ精油は名前からも分かるように親油性で、水に溶けない、または溶けにくいという性質があります

そのため精油の原液が直接皮膚に触れることになります。

使用量が多過ぎたり、肌が敏感な人にはピリピリ感じたりかゆくなったり赤くなることがあるので注意しましょう。
また、オレンジやレモンなどの柑橘系の精油はピリピリとした刺激を感じることがあります。


精油を直接お湯に垂らすのは抵抗がある、もしくは刺激を感じるという場合には、肌に優しいキャリアオイル(植物油)で希釈してから使用するという方法が一般的です。

5?10ml程度(小さじ1程度)のキャリアオイル(植物油)で薄めてからお湯に入れると、刺激を感じにくくなります。

キャリアオイルは精油と馴染みやすく、キャリアオイル自身にも保湿効果や安眠効果などがあります。

キャリアオイルのように、精油を希釈するために用いる素材のことを「基剤」と呼びますが、キャリアオイルの他によく利用される基剤としてがあります。

バスソルトに精油を混ぜる方法で、人気の高いアロマ入浴法です。

天然塩に精油を加えるだけの希釈方法ですが、キャリアオイルのように精油が溶けるわけではなく、水に溶かす媒介の役目をしているだけなのでそれほど薄まりません。

気になる方はキャリアオイルも一緒に加えると良いでしょう。


なお、入浴後の浴槽の手入れですが、いつも通りで構いません。

まずは一度、アロマバスでリラックス効果を体験してみましょう。
効果が実感できるといろいろ試してみたくなりますよ。

 

【健康】 アロマバスのすすめ① アロマテラピーとは?

入浴タイムを有意義に過ごしたい。そんな思いから入浴剤にこだわる人も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのがアロマバス


 ※この先、アロマバスをご存知の方は読み進める必要はありません。


「アロマバス」という表現は知らなくても「アロマテラピー」という言葉は聞いたことがあると思います。

でもアロマテラピーって何だかよく分からない。マッサージの類かな?・・・みたいなイメージがあるのではないでしょうか。


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アロマテラピーは直訳すると「アロマ=芳香」「テラピー=治療」の語句で成り立っていますが、
一応アロマテラピーは以下のように定義されています。


「アロマテラピーは精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法である」


どうですかこれ?パッと聞いて意味伝わりますか?

引っかかるワードは「精油」と「ホリスティック」でしょうか。

精油とは、これちょっと細かく説明するとあれなんで、簡単にいえば「植物から抽出された香り成分」のこと。

「アロマ=芳香」なので、この香り成分が抽出された精油を「アロマ精油」と呼びます。別名「エッセンシャルオイル」ともいいます。

つまりアロマテラピーとは、植物から抽出された香り成分(アロマ精油)を利用した治療だということになります。

ここで重要なのはアロマ精油(エッセンシャルオイル)とは、その成分が天然100%であること。科学的な成分や香りを含まれたものは該当しません。
よく雑貨屋などで「アロマ」と称して販売されているもの全てがアロマテラピーに使用される「アロマ」ではないということです。

で、「ホリスティック」とは「全体的な」という意味なので、アロマの効果はどこか局所における作用があるというよりも心と体、つまり患部だけでなく心身全体に作用する治療法であることが分かります。


と、ここまで読んで

「え?アロマテラピーって治療なの?マッサージのことじゃないの?」と思われたかもしれません。

ま、ここがアロマの世界の面白いところで、アロマ精油が健康に何らかの効果があることは古代から知られていて、近代になってから科学の発展につれてアロマ精油の持つ作用のしくみが次々と明らかになっていくわけですが、ここで国によってはアロマを用いた療法を医療と捉える地域とリラクゼーションと捉える地域とに分かれてしまったようです。

元々アロマテラピーという言葉は、1928年フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、実験中にやけどをした際にラベンダーの精油を用いたことから生まれたことに由来しますが、そういう経緯もあってフランスでは「メディカルアロマテラピー」といって、アロマテラピーは医師が処方して治療をする正規の医療として確立された療法となっています。

しかし、それがイギリスなどでは美容やストレス解消に効果があるとしてアロマテラピーは伝わり、医療ではなくリラクゼーションとして定着したようです。


日本においてはマッサージや癒しとしてのイメージが強いですよね。そういうわけで、日本ではフランス式(メディカルアロマテラピー)ではなくリラクゼーションとして定着しています。

そのため日本ではアロマ精油は雑貨扱いです。

アロマ精油には使用料を間違えると逆効果になったり一部の物を除いては直接皮膚に塗布することは危険行為とされていますが、雑貨扱いのために取り扱いは自己責任ということになっています。

しかし実際にフランス式の考え方が存在するように、アロマ精油は一種の薬だともみなすことができるわけです。


以上のことからアロマ精油は上手に活用することで健康効果が期待できますが、医師の処方があるわけではないので取り扱いには知識が必要になります。


ここではアロア精油を使用した入浴法「アロマバス」に絞って、何回かにわたってその魅力や活用法を紹介していきたいと思います。


 

【健康】 風呂上りに保湿ケアをしていても乾燥肌が治らない3つの理由

どうもSHIBAです。

乾燥肌や敏感肌にお悩みの人は、お風呂上りにはしっかりと保湿ケアをされていることと思われます。

乾燥しやすい今の冬の時期は特にではないでしょうか。

しかし、それでも何故か改善されない。それどころか悪化しているかも・・・なんてこと、ありませんか?

僕も乾燥肌に悩まされることが多いのでその気持ちよく分かります。

入浴後の保湿ケアは基本中の基本ですが、それでも乾燥肌の症状がよくならないとすれば、それは保湿ケアの方法に問題があるかもしれませんよ。

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原因はいくつか考えられますが、ありがちな理由を3つ挙げてみます。




理由① 保湿ケアのタイミングが遅い


入浴後に保湿ケアをしているといっても、遅すぎると効果は半減します。

風呂から上がった直後は肌が濡れているので潤っているようにみえますが、すぐに乾燥して肌は入浴前よりも水分を失った状態になります。

そのため、入浴後の保湿ケアは5分以内が推奨されています。

思ったより早いですよね。髪を乾かしている場合ではありません。すぐ保湿。

ちなみに、すぐに保湿クリームを塗布しているにもかかわらず状況が改善されない場合は、使用している保湿クリームに配合されている成分を確認してみましょう。配合されている成分が自分に合っていない可能性もあるからです。

僕の場合、尿素配合クリームでかゆみが治まらなかったのでヘパリン類似物質配合のクリームに変えみたら問題が解決しました。

なお、保湿クリームに含まれる主な成分は「ヘパリン類似物質」「尿素」「ワセリン」「セラミド」の4つに分けられます。
自分に合うものを探してみましょう。



理由② オイル保湿に頼り過ぎている


スキンケアとしてオイル保湿が間違っているわけではありませんが、オイル保湿に頼り過ぎると逆効果になる場合があります

肌は基本的には弱酸性に保たれているので、オイルは浸透しやすく、そのためしっとり感があってとても潤っているように感じます。

とはいえ、当然ですがオイルは油ですからね。水分ではないし、水と馴染むはずもありません。

例えば皮膚の表面をコーティングしている皮脂膜は「天然の保湿クリーム」と例えられています。
ですが、皮脂膜はオイルと違って100%油ではありません。

皮膚の皮脂腺から出る皮脂は油ですが、皮脂(油)は汗(水)と乳化して皮脂膜を形成します。
乳化するとは、水溶性でもあり脂溶性でもあるということ。
皮脂膜は皮膚表面をコーティングして角質内の水分を保持し、かつ外からの水分も若干ながら吸収するので「天然の保湿クリーム」と言われるのはそのためです。

しかも天然由来であろうがオイルである以上は時間が経つと酸化して過酸化脂質になります。皮脂膜でさえ放っておくと酸化しますからね。
そのまま毛穴に詰まればニキビの原因にもなります。

正しい保湿とは「水分だけでなく保湿成分もキープすること」

オイル保湿に頼り過ぎると、角質内に浸透したオイルが天然保湿成分であるセラミドの本来の働きを阻害すると考えられています。
まあ実際には阻害するわけではないのでしょうが、セラミドが本来の働きをしなくなるんでしょうね。



理由③ 原因が体の内側からきている


キレイな肌は体の内側からつくられる・・・とさえ言われるほど、肌の健康状態は睡眠や栄養など生活習慣が鍵を握っています。

つまり肌の手入ればかりしていてもダメだということです。

これは入浴についても同じことが言えます。

入浴により血行が促進されることで皮膚の細胞に酸素や栄養が行き渡り、皮膚細胞のターンオーバーが正常化しやすいのと、ターンオーバーは睡眠中に活性化し、そこでセラミドが生まれるので、就寝前1~2時間前に入浴することで質の高い睡眠を得やすいという利点があります。

このように血流の改善や自律神経のバランスを整えることは肌の健康状態を好転させます

ただし熱すぎるお湯や長湯は肌を傷つける要因となるので、そこは注意が必要です。

『【健康】 「乾燥肌」の入浴法 ~保湿とバリア機能が大切~』 参照


 

【美容】 美肌を意識するなら風呂上りに牛乳を飲むと良い


風呂上りはいつも何を飲まれていますか?

もし美肌を維持しようと日々意識されているようでしたら「牛乳」はいかがでしょうか?


牛乳を飲むことにいくつかの効果がありますが、特に女性に嬉しいことが多いような気がします。

例えばに牛乳を飲むとお通じが改善されます。

これは牛乳に含まれるオリゴ糖乳糖が腸内細菌のエサとなり、腸のぜん動運動が活性化されるためです。

そしてお風呂上り。

お風呂上りに牛乳を飲むことのメリットを、ここでは2つ紹介します。


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1.カルシウムの吸収がUPする


カルシウムの吸収されやすい時間帯はご存知でしょうか?

実は就寝の1~2時間前が良いそうです。

ご存知のとおり、牛乳に多く含まれるカルシウムは骨の形成に必要な成分ですが、その作用は主に寝ているときに行われています。

ですので、夜に入浴することを前提に考えれば、就寝の2時間前に入浴を済まして牛乳を飲むと効率よくカルシウムが吸収されて作用するということになります。

とりわけ、骨粗しょう症は女性に多く、男女比は1:3とも言われています。

また、カルシウムにはトリプトファンという心を落ち着かせるアミノ酸も豊富ですので、
入浴でリラックスして風呂上りに牛乳を飲めば、ストレスを解消して安眠に繋げることができるというわけです。



2.ビタミンAで肌を保護する


牛乳に含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を保護する役割があります。
そのため美肌ビタミンとも呼ばれ、美肌を意識する人には重要なビタミンです。

ビタミンAは緑黄色野菜などにβーカロテン(体内でビタミンAに変わる)というかたちで多く含まれていますが、ビタミンAは「脂溶性ビタミン」といって、オイルとの相性がとても良いんです。

ですので、サラダでビタミンAを摂取したい場合はノンオイルドレッシングではなく、オイル入りのドレッシングマヨネーズをかけて食べるとビタミンAの吸収率が上がります。

油と酢を乳化(本来分離して混ざり合わないものが限りなく混ざっているような状態)させたマヨネーズやドレッシングなどは、油の粒が小さくなっているので特に吸収率を高めてくれます。


同様の理由で、牛乳の脂質にも同じ効果が得られるようです。

牛乳にはビタミンAが含まれているだけでなく、牛乳が持つ脂質のおかげでより吸収されやすいという特徴があるんですね。

寒くなってくる時期には乾燥肌にも注意しなければなりませんから、ますますビタミンAは必要になってくるでしょう。

ビタミンAはのどの粘膜も保護してくれますので、風邪予防にもなりますね。

 

【健康】 牛乳を飲むと良いのは朝?それとも夜?


健康のために牛乳を飲むなら朝と夜、どちらが効果的でしょうか?

牛乳を飲む習慣のある人なら一度は考えたことがあるかもしれない疑問です。

牛乳にはたくさんの栄養素が含まれていますからね。


牛乳から摂取できる主な成分はカルシウムビタミンAビタミンB2、そして豊富なアミノ酸などなど・・・

これらの成分はそれぞれ役割があるので適した時間に摂取することが望まれ、また吸収しやすい時間・作用しやすい時間というのもあります。

なので、牛乳を飲むなら朝が良いとも夜が良いとも一概には言えなくて、目的に応じて答えは変わってきます。


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◆便秘解消には「朝」


考えるうえで必要になってくるのは時間栄養学です。

時間栄養学に基づけば、一日の生活リズムのうち、朝は排出の時間帯

そのため内臓を温めるようなものや腸内活動を刺激するものが有効となります。

「牛乳を飲むとお通じに効果があるから朝に飲む」という人は多いと思いますが、これは時間栄養学からみてもとても理に適っています。

牛乳を飲むとお腹がゆるくなるのはオリゴ糖乳糖を多く含んでいるからだと言われています。

腸内で善玉菌のエサとなり腸のぜん動運動を活発化させる作用があるので便秘解消に効果があると考えられます。



◆骨粗しょう症予防、安眠効果、美肌効果を期待するなら「夜」


牛乳といえばカルシウムですが、カルシウムはただ摂取しても効果的ではありません。

カルシウムは骨を形成するうえでとても重要な成分ですが、骨を形成している時間帯は実は就寝中。

ヒトは夜眠っている間に成長ホルモンが分泌され、傷ついた血管を修復したり骨を形成したりしています。

ということは、骨の材料であるカルシウムは夜摂取する方が骨粗しょう症の予防には良いということになります。

カルシウムは就寝の1~2時間前が吸収されやすいので、風呂上りの1杯に最適ですよ。


また、カルシウムには気持ちを落ち着かせる効果も認められていますし(ストレスを感じた時に副腎から分泌される抗ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールは生成されるためにカルシウムが必要になる)、牛乳には心を落ち着かせる脳内物質セロトニンを生成するためのトリプトファン(体内で作ることができない必須アミノ酸)が豊富に含まれています(アミノ酸はタンパク質を構成する成分)

コルチゾールの生成にはカルシウムの他にマグネシウムも必要になりますが、牛乳にはマグネシウムも豊富に含まれています。

よって牛乳はストレス解消にはとても効果があり、夜飲むことで安眠効果に結び付けることができると考えられます。


そしてそして。

牛乳には美肌ビタミンと呼ばれるビタミンAも豊富。

ビタミンAは皮膚や粘膜を保護するビタミンとして肌トラブルから守ってくれる働きがあります。
乾燥肌対策にもなりますよ。



◆体力UP、筋力UPには「運動直後」


筋肉は主にタンパク質を構成するアミノ酸から合成されています。

そしてそのタンパク質合成能力は運動終了直後が特に高くなると言われています。

よくアスリートが筋トレをした後にプロテインを飲むのはそのためです。

言うまでもなく牛乳も良質なアミノ酸(タンパク質)が含まれています。

目安は「運動終了直後30分以内」だそうです。ホント直後ですね。

筋肉量が増えれば基礎代謝量もUPしますので疲労も回復しやすくなります。



まだまだ牛乳の効果はあります。

それなりにカロリーがあるので空腹時に飲めばおやつ代わりに。食前に飲めば食べ過ぎの予防に。などなど・・・

このように細かく見ていけば牛乳は目的に応じて飲む最適なタイミングが違ってくることが分かります。


しかし、本当に大事なのはスポット的に飲むのではなく、毎日飲む習慣を身に付けることでしょうね。



 

【入浴】 「水虫」の入浴法 ~足の洗い方と効果的な足湯法~


女性にも増えてきているという「水虫」

感染してもかゆみが出ない場合もあるが、進行すると「かゆみ・水ぶくれ・皮向け」などの症状が表れ、放っておいても治ることはないと言われていますので必ず治療を受けましょう。


水虫は「白癬菌(はくせんきん)」というカビが、皮膚の角質層に侵入し繁殖して起こります。

角質層を構成しているケラチンが白癬菌の栄養源で、繁殖スピードはとても早く、肌のターンオーバーのサイクルよりも早いので、古くなった角質から共に自然といなくなることはないと言われています。

しかも、角質層には白血球がいないので、いくら免疫力を高めても角質に潜む白癬菌を退治することはできないとのこと。
つまり自然治癒は無理だということになります。



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◆入浴上の問題リスト◆


#1 症状が進行してかゆみ・水ぶくれ・皮向けに及ぶリスクがある
#2 家族に感染するリスクがある
#3 治癒後に再発するリスクがある



水虫は大きな病気になることはありません。
しかし日常生活に影響しますので、しっかりと治療と予防しましょう。
治っても再発率が高いのが水虫です。最終的には予防するための足の洗い方を身に付けることが求められます。

気になるのは、その感染力の高さゆえ、入浴でもうつるのか?ということですが、入浴で感染することはありません
家族の中で「水虫の人が最後に入浴しなければならない」ということもありません。
ですが、バスマットやタオルの共有を介して感染しますので感染リスクの除去に努めましょう



◆入浴法◆


<入浴上の問題>#1 症状が進行してかゆみ・水ぶくれ・皮向けに及ぶリスクがある

<入浴目標> 効果的な足浴と水虫外用薬ケアができる



汗を多くかく人は、それだけで水虫になりやすいので、しっかりと入浴か足浴(足湯)で清潔を保って下さい。

ここでは効果的な足浴(足湯)について紹介します。


白癬菌は角質層に侵入しているので、角質を削るのは有効だとと言えますが、傷口から侵入を許してしまいかねないので、削るよりも足湯に重曹を入れてこすり洗う方をお勧めします。

重曹には、タンパク質を分解するという特徴があるので、古い角質を分解する効果が期待できるんです。

洗面器でする足湯なら小さじ1杯程度で十分です。

足を浸す時間は10~15分。

問題はお湯の温度。

ぬるめの湯を推奨している所もありますが、カビの生育可能温度の領域は0~40℃ですので、理論上は40℃以上で白癬菌が死滅することになります。

ですので、なかには「40℃以上で死滅する」と謳っているところもありますが、菌が入り込んでしまっている状況では理論通りには死滅しません。

41~43℃くらいのお湯で毎日足浴(足湯)をすることで、水虫を予防したり進行を抑制するつもりで行うのがよろしいかと思います。


重要なのは入浴後の水虫外用薬ケア

入浴後は足の裏の皮膚(角質含む)は水分を含んでいるので柔らかくなっています。

薬の成分が奥まで浸透しやすい状態になっているので、水虫外用薬を塗るには入浴後が絶好です。

なお、水虫外用薬を塗り終えたら手をしっかり洗いましょう。
手に感染して「手白癬(手の水虫)」になる可能性があるからです。



<入浴上の問題>#2 家族に感染するリスクがある

<入浴目標> 感染のリスク要因は除去し、清潔を保つ



水虫はお風呂に入って他人にうつるものではありませんが、バスマットやタオルの共有にて感染する場合がありますので、常に清潔を保ちましょう
特にバスマットなど湿度の高い所は菌が繁殖しやすいので使用したら毎回洗濯をする必要があります。

ちなみに同じ洗濯槽で他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。
ただしよく乾燥させて下さい。

こまめな浴室の掃除も重要です。

入浴後はしっかりと足を乾かし、家の中でも裸足で歩かないようにします。
靴下を履く場合は毎日履き替える。スリッパを履く場合は個人用のものを使用するなどの工夫が必要です。


きちんと手洗いをすることも大切です(手白癬の予防)

感染予防のキーワードは「清潔」「乾燥」「共有しないこと」です。



<入浴上の問題>#3 治癒後に再発するリスクがある

<入浴目標> 正しい足の洗い方をして予防する



水虫外用薬は毎日継続的に続けることが大切です。
途中でやめることがないようにしましょう。症状が治まっても白癬菌を完全に退治しないと再発します。

水虫の再発率は50%と言われています。
2人に1人ですから結構高い確率だとも言えますが、再発する人の多くは途中で治療をやめているか、治ったとしてもそれ以降清潔を保っていなかったりしていることが原因と考えられていますので、しっかりケアをする習慣があれば予防できます。

完治後、再び白癬菌に感染したとしても感染が成立するまでに最低24時間かかると言われています。毎日入浴する習慣があり、しっかりと足を洗っていれば水虫になることはありません(ただし足の皮膚に傷がある場合は12時間と言われている)

そこで足の洗い方ですが、特に足の指と指の間は丁寧に洗いましょう


手順を紹介します。

1.まず足をお湯で洗って汚れを落とす

2.石鹸をしっかり泡立てる

3.足を洗うときはナイロンタオルや軽石を使用しない。またゴシゴシしない(皮膚に傷がつくとそこから白癬菌が侵入するから)

4.足の指と指の間だけでなく、足の裏、爪の中にも白癬菌が付着するので念入りに洗いましょう

5.お湯で綺麗に洗い流す

6.風呂上りはしっかりと拭いて乾かす(この「乾かす」ことが大事です)





◆酢は水虫に効くのか?


よく「足湯に酢を入れると良い」と言われていますよね。また、「木酢液」や「竹酢液」を入浴剤として利用すると効果があるとか。

民間療法としても取り入れられているだけあってよく話題にはなりますが、果たして本当に効果があるのか疑問に感じるかもしれません。

この治療法の根拠にあるのは「カビは酢につけると死滅する」という事実。
白癬菌を強い酸で殺菌しようというものです。

白癬菌の活動pHは4.2~5.5。だからこれよりも低いpH域であれば水虫は治るはず。

そのため、酢や木酢液などを希釈したお湯に足をつけると殺菌効果がある・・・というんですが、
実はカビの生息可能はpH域はもっと広くて2.0~8.5

pH4.2~5.5というのは白癬菌にとって最適なpH域であって、活動を抑制させることはできても死滅させることはできません。死滅させるには2.0以下でなければなりません。

pHが3.0ぐらいの酢なら死滅するだろうと思っていたら大間違いなんですね。

ですから希釈ではなくて原液でないと効果は期待できないのかもしれません。
また、原液でpHが2.0以下の物だとしても、角質の奥深くに寄生している白癬菌にまで効果があるのかは疑問です。


とはいえ、足の皮膚表面は殺菌かつ清潔にでき、角質が酸によって柔らかくなるので、酢湯で足湯した後に水虫薬を塗るのが効果的だと思われます。

ただし、強い酸性は刺激が強く、肌を傷める可能性もあります。
あまり無茶をしないことと、治療の補助のつもりで試すのが堅実でしょう。



◆おすすめのアロマバス◆



アロマの精油には抗真菌作用を持つものがあり、水虫対策としては基本的にこの抗真菌作用のある精油が有効です。

抗真菌作用のある精油は、
カモミール・ジャーマン 、カモミール・ローマン、ゼラニウム、ティートゥリー、ニアウリ、パチュリー、パルマローザ、フランキンセンス、ラベンダー、レモングラス など(アイウエオ順)

水虫が治りにくい理由は、白癬菌が寄生している角質層は生組織ではないので免疫細胞が存在しないこと、また白癬菌を外用薬で退治しようにも、角質層の役割は異物からのバリア機能なので角質層の奥深くに逃げ込んだ白癬菌にまで届かないことなどが挙げられます。
それに対し、精油が水虫に対して有効だと考えられる理由として、精油は脂溶性であり、すんなりと角質の奥の細胞にまで浸透できる点にあります。

お勧めは精油を垂らした
足浴(足湯)です。

ただし先に忠告しておきますが、抗真菌作用のある精油に頼るよりも大事なこと。それはしっかりと足を洗うこと。抗真菌作用があるといってもそのうち耐性ができてしまうことも考えられます。
そして足浴後は清潔な乾いたタオルで水分をよくふき取ること、もしくは水虫外用薬でケアをすることが大切です。

 
アロマバス(足浴)の例


軽度の水虫の場合には<42℃のお湯で20分間>
 植物油(キャリアオイル)や天然塩など基材となるもの 少量
 パルマローザ 3滴
(短期間のパルマローザによる足浴で白癬菌が100%除菌できたという研究報告がある。主成分のゲラニオールは抗真菌作用だけでなく、皮膚の収れん作用もある。バリア機能が低下した肌に出番の精油)
※ゲラニオールには子宮収縮作用があるため妊娠中の使用は避けて下さい。


さて、かゆみが強いときの足浴法ですが、精油を混ぜる基剤として重曹を活用しましょう。

重曹の性質についてはすでに述べていますが、重曹には角質を落とす作用があるので精油の成分が角質の奥に届きやすくなるからです。
ただし、重曹に長時間浸けると、古い角質だけでなく若い角質まで傷つけてしまう恐れがあるため、足浴は15分以内にする


かゆみが強い場合は<41~43℃のお湯で15分間以内>
 重曹 小さじ1
 
ティートゥリー 2滴
 ラベンダー 2滴

 (ティートゥリーには抗真菌作用に加え、かゆみを抑える作用がある。ラベンダーにはかゆみによる不快感を鎮める作用がある)


ジクジク趾間型の水虫には<41~43℃のお湯で15分間以内>
 重曹 小さじ1
 
ティートゥリー 2滴
 フランキンセンス 2滴
 ミルラ 1滴

 (抗炎症作用、免疫強壮作用、細胞成長促進作用、瘢痕作用の組合せ)
 ※瘢痕(はんこん)作用とは傷あとを綺麗に修復する働きのこと。趾間型の水虫
は症状が悪化すると水疱ができたり皮がむけたりするので、細胞成長促進作用や瘢痕作用のある精油をブレンドすることが望ましい。




(最終更新日:2017/3/31)


関連記事
『症状別の入浴法』

【健康】 サウナを科学する④ ダイエット効果


サウナに期待されている効果はいくつかありますが、意外と?関心が高いのが「ダイエット効果」ではないでしょうか。

サウナで大量の汗をかくことで体内の水分を抜くことがダイエットだと思われがちですが、水分を失っただけではダイエットにはなりません。

サウナでダイエットはできるのか?いろいろ調べてみましたが、学術的に説明のつくものは見当たりません。

ただし、いくつか「説」と呼べるものは存在しますので、科学的根拠は乏しいものの一応ダイエット効果の可能性はあるという前提で話を進めます。

サウナで痩せるための入り方と、痩せやすい体質を作るための入り方は違うので、そのへんは分けて考えなければなりません。

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●皮脂の分泌を促進する


分かっているはずなのに、ダイエットでつい忘れがちなのが、
「ダイエットで重要なのは体重ではなく体脂肪」であること。

サウナでいっぱい汗をかけば失った水分の量だけ体重は減量します。
しかし体脂肪は減っていませんし、水分補給すれば体重は元に戻るだけです

汗をかくこと自体は間違っていないのですが、汗腺から出る汗をかいただけでは不十分で、その先にある皮脂腺の活性化による皮脂の分泌が必要となります。

サウナの熱によって汗が出るのは体温調節のため。
やがて汗腺から汗が出尽くしますが、だからといって体温調節を止めるわけにはいきません。
そこで今度は第二の汗と言っても良いかは分かりませんが、皮脂腺から皮脂が分泌されます。脂肪を含んだ汗という認識でよろしいかと。
(まあ、汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があるので通常「第二の汗」といえばどちらかを指すでしょうが・・・)

要するに汗の代わりに皮脂が分泌されるわけです。これはデトックス効果の回でも触れました。

『【健康】 サウナを科学する② デトックス効果(後編) 』 参照


と、ここまで言っておいて、実は皮脂の分泌がダイエット効果になるという証拠はありません(なんと無責任な!)

ただ、サウナでダイエット効果を示している実験が存在している以上、何らかの要因があるはずで、それが皮脂と関係があるのではないかという推測です。


仮に皮脂の分泌量とダイエットが関係あるとして、ダイエット効果を得るにはかなりの発汗量と皮脂の分泌量が条件なはず。
結構な時間と体力が必要であると予想されます。

そのため、実践するには身体的負担の少ない低温サウナであること。
高温サウナは負荷が高く、効果を得るまで入っていることが難しいと思われます。
そして低温でも体の温まるミストサウナ岩盤浴が効率的。とにかく湿度が重要です。

湿度が高いほどその効果は高い

例えばロウリュでは、サウナストーンに水をかけた瞬間はサウナの室温は下がりますが、体感としては逆に熱くなりますよね。

湿度が高いほど暑く感じる理由は発汗による体温調節機能を理解すると分かりやすいです。

ヒトは体温が上がると汗をかき、皮膚から汗が蒸発する時に体が冷えることで体温を下げることができます。

汗が蒸発する時に体表の熱を奪っていくんですね(気化という)

しかし湿度が高いと、蒸発しにくいので、冷えません。熱が体に籠り体温が上がりやすいというわけ。

梅雨の時期は気温以上に暑く感じますよね。そう考えれば理解しやすいかもしれません。


さらに、もっと身体的負担を軽減したサウナの入浴法としては、途中でサウナを出て何度か繰り返し入る反復法があります。
なにも一度に汗を出し切る必要はありません。



●痩せやすい体質を作る


サウナに入ることで得られるダイエット効果としては、「痩せる」というよりも「痩せやすい体質に改善できる」ことの方が注目度は高いかもしれません。

何度も言うように、サウナで直接痩せるのは可能性が無いわけではありませんがハードルは高く、サウナはダイエットのツールとして活用するのには向いていません。

ただし、日常的にサウナに入る(連浴)ことによって痩せやすい体質へと改善できるなら、これもダイエット効果と言えるでしょう。

痩せやすい体質というのは基礎代謝が活発になること。


基礎代謝を活性化させる方法としては「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」が有効です。

HSPとは、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のこと。
熱ストレスを受けると産生されますが、具体的には体温が2℃上がると産生されると言われています(例えば平熱が36.5℃の人ならば38.5℃まで体温を上げる必要があります)

HSP入浴は筋肉の疲労回復免疫力の向上に役立ちますが、基礎代謝の向上にも効果があります。


『【健康】 「筋肉痛」の入浴法 ~温冷交互浴とHSP入浴~』 参照

『【健康】 免疫力を高める入浴法(後編)』 参照



HSPが基礎代謝を上げる理由は、HSPによって褐色脂肪細胞が活性化されるからだと考えられています。

褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させる作用があるので、褐色脂肪細胞を活性化させることで痩せやすい体質に変えることができます。

とはいうものの、お風呂でのHSP入浴と違い、サウナ浴で体温を2℃上げるために必要な温度・湿度・時間の目安を示すデータがありません。


また、ストレスによる疲れを感じている場合は高温サウナによるHSP浴は逆効果になる恐れがあります。

ストレスが溜まっている状態のときにHSP入浴をすると、ただでさえ交感神経が優位すぎるところへさらに交感神経を刺激する行為となり、これでは自律神経のバランスを崩すことになるからです。



●結論


サウナによるダイエット効果は、実際に成果を得られたという実験報告はあるものの因果関係までは分からず、また理論上可能ではあるがそれを裏付けるエビデンスはありません。

また、サウナの連用によって体質改善することも可能ではあるが、ダイエット効果の場合は数値化できなければ意味がありません
サウナ室の温度が何℃で湿度が何%で時間は何分のサウナ浴で、それを何日間続けることで何キロダイエットできるのか?または体脂肪が何%減少するのか?何一つ数値化できない以上、効率よくサウナを活用するのは難しいと判断できます。

よって、ダイエットのためにサウナ浴をするくらいなら他の方法を試した方が好ましいと思われます。


関連記事

『【健康】 サウナを科学する① デトックス効果(前編)』
『【健康】 サウナを科学する② デトックス効果(後編)』
『【健康】 サウナを科学する③ 疲労回復効果』
『【健康】 サウナを科学する⑤ 体温調節機能の改善効果』
『【健康】 サウナを科学する⑥ まとめ』

【健康】 サウナを科学する② デトックス効果(後編)


「デトックス」という言葉は当たり前のように使われているが、学術的には定義されておらず、一般的には「毒素や老廃物の排出」という意味で用いられているようです。

しかし、ここでいう毒素とは何のことかですら曖昧で、しかもサウナでいくら発汗しても汗に含まれる成分の99%は水であり、残りの1%の大部分も塩化ナトリウム(食塩)でしかなく、とても発汗でデトックスできるとは言い難い

ただし、体外毒素、つまり元々体内には存在しない水銀、カドミウム、アルミニウム、鉛などの有害物質は、便や尿では排出されないようです。

そしてこれら体外毒素は唯一発汗でのみ排出されると言われています。

発汗と言っても汗腺から出る汗のことではなく、皮脂腺から出る皮脂と一緒に混じって出るとのことで、つまり皮脂の分泌が活発なほど体外物質を排出できるということになります。

皮脂の分泌は思春期に多く、とりわけ男子学生の肌に脂がたまってテカっているイメージがしやすいかと。

年齢と共に皮脂の分泌は減っていくので、デトックスをするなら意図的に分泌させなければなりません。

201665154250.jpg

さて。

その皮脂が分泌されるには30kmの走行に相当する運動をすることが条件となるようです。

いやいや。普通に考えれば これはかなり条件が厳しいです。

ところがサウナを利用すれば皮脂を分泌するのは簡単になります。

というのは、サウナを利用すると汗をかきますよね。
体温を下げるために汗腺から汗が出るわけですが、そのうち汗が出尽くします。
それでも体温を下げることを止めるわけにはいかないので、汗が出尽くすと今度は皮脂腺から皮脂を出すそうなのです。

この時に、皮脂と一緒に体外毒素が出ると・・・そういうわけです。

でもこれ、方法はサウナに入るだけなので方法としては簡単ですが、「汗が出尽くした後に」ということはかなり長い時間待つことになりそうです。

人によっては心臓への負荷や脱水症状が心配ですね。

その点、岩盤浴だと時間を短縮できるそうですよ。


ちなみに汗が出尽くしたかどうかを判断する目安ですが、最初ベタベタしていた汗がサラサラな汗に変わった時。

汗はベタベタしているものですが、やがて皮脂が分泌されると汗と皮脂が混ざってサラサラな皮脂膜ができるんです。

皮脂膜は天然の保湿クリームと言われ、細菌から肌を守ったり潤いを逃がさないために重要な役割を持っています。臭くもない。

そのためかサウナ後に洗い流さなくても良いという論調もありますが、しかし多すぎる皮脂は毛穴の詰まりを招きますから一概に賛同できるものかどうかは疑問です。個人的には、皮脂に体外毒素を含むのであれば洗い流す必要があると思います。



●結論


一般にデトックスといえば肝臓で解毒され、排便や排尿によって排出されるもの。

発汗そのものにデトックス効果があるとは言い難い。

もしサウナにデトックス効果があるとすれば、唯一皮脂腺から排出される水銀、カドミウム、アルミニウム、鉛などの体外物質に対してでしょう。

ですが現実的に考えて、日常的に健康に害を与えるほど摂取しているのか?という疑問もあります。

考えすぎなような気もしますし、サウナにはデトックス効果があるというはっきりとした根拠は見当たりません

ただし、その先にある美肌効果は得られます

サウナで血行が良くなることで新陳代謝が盛んになりますから、肌の細胞にとっても効果が期待できます。

「毒素が排出されるから肌に良い」のではなく、「ターンオーバーが活性化されるから肌に良い」のだと言えそうです。


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『【健康】 サウナを科学する① デトックス効果(前編)』
『【健康】 サウナを科学する③ 疲労回復効果』
『【健康】 サウナを科学する④ ダイエット効果』
『【健康】 サウナを科学する⑤ 体温調節機能の改善効果』
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