【美容】 リンパを知る① リンパマッサージはこんな症状にオススメ
リンパマッサージは男性には関係ないと勘違いしていました、どうもSHIBAです。
「リンパマッサージ=美容」というイメージが強いですからね。
リンパのことを知れば知るほど男女関係なく健康と関係が深いと実感できるでしょう。
なんて僕が言ったところで「自分は関係ないね」と思ってはいないでしょうか?
一度リンパの状態をセルフチェックしてみませんか?
以下の症状のある人にはリンパマッサージをおすすめしますよ。
1)肌荒れが気になる
2)足がむくむ、靴下の跡が消えにくい
3)お腹がぽっこりと出ている
4)首や肩のこりが酷い
5)便秘・生理通に悩んでいる
6)冷え性である
7)集中力がない
8)やる気が出ない
9)不安や緊張で寝つきが悪い
1~3 の症状は老廃物の排泄が上手く行われていないため。
4~6 の症状は不規則な生活習慣から体内環境が乱れているため。
7~9 の症状はストレスなどから気分障害を起こしているため。
リンパマッサージをすることで、
気になる部位を刺激して新陳代謝を上げる。
リンパの機能を上げることで病気を予防する。
アロマなどを併用して気分を落ち着かせ心身ともにリフレッシュする。
などといった改善が期待できますよ。
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(しばらくリンパの話を続けます SHIBA)
【美容】 春先にできるニキビには大豆や卵が有効!
春は大人にとってニキビが最もできやすい季節だと言われています。
環境の変化に対するストレスや寒暖差、また紫外線の量も増えることが原因だと考えられています。
肌への負担を減らすことがニキビ予防になります。
保湿や睡眠に気を使うことはもちろんですが、
食品からでもニキビを予防する方法があります。
それはレシチンを含む食材です。
レシチンは細胞の細胞膜を構成するリン脂質の一種。
レシチンを含む食材はいろいろありますが、大きく分けて大豆レシチンと卵黄レシチンがあります。
レシチンの特徴としては、本来混ざり合わないはずの水と油を混ぜる乳化作用があること。
乳化作用によって細胞が水溶性物質・脂溶性物質の両方の栄養や老廃物を出し入れできるのだそうです。
細胞膜を構成するレシチンの透過吸収によって正常に浸透できてるんですね。
皮膚の細胞にとっても、皮脂が溜まり過ぎたり栄養が行き渡らなくなるとニキビの原因にもなりますからね。
また、レシチンの乳化作用により、血中のコレステロールが溶かされ血管壁に付着するのも防ぐとのことで、動脈硬化の予防にもなることが分かっています。
さらにさらに。
血中の余分なコレステロールは肝臓に戻されるのをご存知でしょうか。
肝臓から血中に送り出されるコレステロールをLDL(悪玉コレステロール)、肝臓に戻るコレステロールをHDL(善玉コレステロール)と呼びます。
ただし、コレステロールは自分で勝手に肝臓へ戻ることは出来ません。リポタンパクというたんぱく質によって運ばれます。
つまりHDLは、リポタンパクというたんぱく質と結合したコレステロールのことで、この結合をさせる役割を担っているのがレシチンなんです。
このようにレシチンの乳化作用には、血中の余分な脂質を取り除き、固まらせないことで肌の細胞の新陳代謝を上昇させ、修復・再生させる機能もあるので、この時期のニキビ防止に効果があるわけなんですね。
ちなみに大豆レシチンと卵黄レシチンには若干働きに違いがありますが、上記の作用は共通しているようです。
かつては「卵黄はコレステロールが高い」といって敬遠されてきた食品ですが、
今では逆にHDLを増やしてくれる健康食品として見直されています。
だから本当は好きだったのにずっと食べるのを我慢してきた人は、
これからは安心して食べた方が良いですよ。
(ずっと前から黄身のことが好きでした SHIBA)
【健康】 注意して!春は体調不良になりやすい!
花粉症もそろそろ楽になってきました、どうもSHIBAです。
さて、春は何かと体調を崩しやすいと言われています(花粉症は別として)
特に3月と4月。
その原因はズバリ、自律神経のバランスの乱れ。
風邪ばかりでなく、頭痛やめまい、吐き気などの原因にもなる自律神経の乱れ。
自律神経とは交感神経と副交感神経のこと。
交感神経は日中に活発に働き、副交感神経は夜間などにリラックスしている状態で優位に働きます。
人はこの二つの神経がバランスよく交互に働くことで健康を維持しています。
ではなぜ春になると自律神経が乱れやすくなるのか。
大きな要因は二つあります。
それは「気候」と「環境」の変化によるもの。
「気候」の変化といえば、今は季節の変わり目で寒暖差の激しい時期。
血管の周りには交感神経が張り巡らされていて、気温が低い季節は主に交感神経が働き血管を収縮することで人は体温を保っています。
逆に暖かい季節だと副交感神経の方が優位に働いています。
普通は季節に合わせて自律神経も合わせていくものなのですが、
今のように寒い日と暖かい日が交互したり、朝晩は冷え込むのに日中は暑いような日は、自律神経の切り替えが上手くいかず乱れてしまいます。
いわゆる春バテです。
また「環境」の変化というのは、
進級、進学、新社会人、異動、引っ越しなど新生活を迎えやすい時期。
環境が変わるということは、少なからず体がストレスを感じてきます。
ストレスにさらされ続けると、つまり緊張状態が続くと交感神経が働きっぱなしになって精神的にダメージを受けてしまいやすくなります。
余分な気を使うため疲れやすいんですね。やがて気分障害を起こし、不安や焦燥にかられたり、食欲低下や不眠症になることも。
いわゆる春うつです。
そんな春の体調不良への対策としては、自律神経のバランスを整えることが重要になってきます。
だってこれら全部自律神経の乱れが原因なんですからね。
具体的には生活習慣の見直し。
起床・就寝時間を規則正しくする。リズムを守ることで少しでも自律神経の乱れをなくすこと。
食事の時間もなるべく規則正しく。1日3食。
3食を勧めるのは腸に刺激を与えるため。
実は内臓の働きをコントロールしているのが副交感神経。
腸が働くことで副交感神経が刺激されますし、血流も良くなりますよね。
腸内環境と自律神経は密接な関係にあると言えそうです。
そう考えると、味噌、納豆、漬け物、キムチ、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品は、腸内環境を整え、かつ自律神経を整える期待が持てます。
腸内環境が良くなると免疫力もアップしますから、体調を維持することと直結します。
あ。
ちなみに「食べて直ぐ寝ると太る」とよく言われますよね。あれ医学的に正しいらしい。
というのは、食べた直後はまだ血糖値が高いままで、かつ「食べる」という行為がチョットした興奮刺激になって交感神経が優位になるから。
食後しばらくして腸による消化が始まってはじめて副交感神経が優位になる番がやって来ます。
なので、食べて直ぐ寝ると、交感神経が優位のままなので消化もしっかり行われず健康に良くないのは明らかですよね。
それから運動も効果的だと言われています。
激しい運動は交感神経を刺激し過ぎたり、それ自体がストレスになって逆効果ですが、適度な運動なら副交感神経が働き質の高い睡眠へと繋げられます。
『【健康】 「適度な運動」の「適度」とはどのくらい?』 参照
入浴もリラックス効果があります。何度も言ってきたので今さら説明は不要でしょう。
ラベンダーやベルガモットなどアロマで自律神経の乱れを整えることもオススメします。
心を落ち着かせる効果がありますから自分の好みを見つけてみては?
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アラピア リラクゼーションページ
規則正しい生活と、体調不調のサインを見過ごさないこと。ストレスを溜めこみ過ぎないように注意して過ごしたいものですね。
(毎晩、納豆にアマニ油をかけて食べています SHIBA)
【美容】 ダイエットで意識しなければならない習慣は「食事」「運動」そして「○○」 (後編)
重い物を持つと、ついついそれで筋トレをしてしまう、ダイエット中のどうもSHIBAです。
ダイエットには食事と運動が大きく関係しているのは言わずもがなですが、睡眠もまた大きな要素。
睡眠の質と時間がダイエットの大きなポイントです。
眠りの質が大事なのは分かるけど時間も?と思われるかもしれませんが、どうやら睡眠時間も大きく影響しているようなんです。
ところで人は睡眠中に「2大痩せホルモン」と呼ばれるホルモンが分泌されているのをご存知でしょうか。
2大痩せホルモンとは「成長ホルモン」と「コルチゾール」のこと。
成長ホルモンとは、骨や筋肉の成長などを促進するホルモン。
筋肉を成長させることは基礎代謝力をアップさせるということでしたね。
『【美容】 ダイエットで意識しなければならない習慣は「食事」「運動」そして「○○」 (前編)』 参照
また、成長ホルモンには日中傷ついた皮膚などの細胞を修復する作用もあります。
つまり新陳代謝にも有効なホルモンといえます。
睡眠中は代謝の時間なわけですが、代謝には「基礎代謝・活動代謝・食事誘導性熱産生」などの活動エネルギーを消費する代謝の他に、古い細胞を新しい細胞に生まれ変わる「新陳代謝」もあります。
成長ホルモンはダイエットのみならずアンチエイジングにも重要なホルモンだといえますね。
そしてコルチゾールとは、脂肪や糖質を燃焼を活性させるさせる正に肥満防止ホルモンです。免疫力をコントロールする作用もあるようです。
そしてここからが興味深い所なのですが、
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠がありますよね。
ノンレム睡眠=深い眠り
レム睡眠=浅い眠り
人は眠りにつくと、まずはノンレム睡眠の状態から始まり、レム睡眠と交互に繰り返しますが、
このサイクルが2大痩せホルモンの分泌と関係しているとのことなんです。
成長ホルモンは寝入りから3時間以内に集中(特に最初の1時間)、つまりノンレム睡眠中に分泌され、
コルチゾールはその後、成長ホルモンと交替で、つまりレム睡眠中に分泌されます。
なので睡眠時間が短く、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルを繰り返すことが出来ないと、睡眠に満足感が得られないばかりかコルチゾールの分泌まで辿り着かないことにもなりかねないわけです。
睡眠の質だけでなく時間も重要だと言っていたのはそのため。
睡眠不足はダイエットにもアンチエイジングにも悪影響だったんですね。
では眠りの質が高くてぐっすり眠るには、どうすれば良いのか・・・
それは血行を良くすること。自律神経のバランスを整えること。リラックスした状態で眠ること。
つまり「入浴」です。
入浴の一番の効果はリラックスする事だということは、これまで何度も言ってきたことですが、
間接的にダイエットにも効果があると言えそうですね。
『【美容】 入浴でダイエットできるってホント? 誤解と真実』 参照
(寝る子は育つとは本当だった SHIBA)
【美容】 ダイエットで意識しなければならない習慣は「食事」「運動」そして「○○」 (前編)
ダイエットを始めると数キロは直ぐに減量できますが、
ある時を境に全然減らなくなる時期があります。
いわゆる停滞期。
食事も運動も意識して生活しているのにどうして???
そんな時、見直してみると良いのが「睡眠」
ダイエットをしている人なら睡眠も重要な要素だということは、
一度は聞いたことがあるかもしれません。
でもついつい食事や運動にばかり気を取られて、睡眠のことは油断しがちなものです。
そもそも睡眠がダイエットと関係しているなんて意外だと思われるかもしれません。
酵素栄養学によれば、
1日24時間の体内リズム(ナチュラル・ハイジーン)を3つに分けていて
1)4:00~12:00 排泄の時間
2)12:00~20:00 栄養補給と消化の時間
3)20:00~4:00 吸収と代謝の時間
と分かれており、寝ている間は代謝が一番活性化される時間となっております。
http://urx3.nu/jlbu
Amazon:『「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか』鶴見隆史著
事実、人の基礎代謝は睡眠中にこそ活発に行われています。
嘘だと思ったら朝と夜の体重比べてみるといいよ。
なので、ダイエットを成功させたいのであれば、基礎代謝を上げることが基本中の基本ということになります。
ちなみに体が消費するエネルギーには、基礎代謝、活動代謝、食事誘導性熱産生の3つがあります。
基礎代謝・・・、安静にしていても使用されるエネルギーのこと。寝ている間でも呼吸や内臓を動かしたり体温を調節したりなど、生命維持のための必要最低限の活動に使われます。
活動代謝・・・運動などによって消費されるエネルギーのこと。
そして1日の総消費エネルギーは基礎代謝70%、活動代謝20%くらいだといわれています。
これだけ見ると「なぁんだ、運動はいくら頑張っても代謝の20%しか影響しないのか」と思うかもしれません。
実際テレビでそうコメントしている専門家もいます。
では運動は無駄なのか?
(■。■;)んなぁこたぁない
基礎代謝の多くは筋肉で行われます。
つまり運動によって筋肉量を増やすことは、基礎代謝を上げる効果的な方法でもあるからです。
「運動は意味が無い」とか言う専門家の見識を疑います。
ではその基礎代謝が活発に行われる「睡眠」についてですが、
効率良く代謝するには「睡眠時間」と「睡眠の質」が重要になってきます。
それは次回で。
(春眠暁を覚えず SHIBA)
【美容】 チョコレートにダイエットのリバウンドを防ぐ効果も?
どうもSHIBAです。
最近何かとチョコレートが健康に良い食品だと見直されるようになってきています。
以前に、カカオ豆のポリフェノールによる抗酸化作用が悪玉コレステロール(LDL)の酸化を防いでくれるので高血圧や動脈硬化の防止になるという話をしました。
『【健康】 チョコレートは見直されるべき健康食品』 参照
これだけでも凄い効果なのに、今度はダイエットの強い味方でもあることが分かったというではありませんか。
ドイツで行われた研究によれば、チョコレートを食べているグループとそうでないグループとでダイエットの比較をすることで違いがはっきりしたそうです。
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/chocolate-prevents-cycling-effect1/
最新健康ニュース:チョコレートにダイエットのリバウンドを防ぐ効果
http://irorio.jp/yasumyg/20150331/217303/
IRORIO(イロリオ):チョコレートはダイエットの味方?ドイツの研究所による調査結果
ダイエット中でリバウンドと闘っている人には朗報ですね。
ただし、どんなチョコレートでも良いというわけではなく、かなりビターなチョコであることが条件(実験で使用していたのはカカオ81%含有)
また、ダイエットに良いからといってたくさん食べれば良いというわけではありません。(実験では1日あたり42g摂取)
そもそも、この実験は調査対象となった被験者が何人で調査期間はどのくらいかは明記されていませんので、今後のさらなる報告を待ちたいところですね。
(3年前にカカオ95%チョコを食べて悶絶した経験あり SHIBA)
【美容】 ダイエットするなら揚げ物は吸油率にも注意する
僕の大好物はエビフライ、どうもSHIBAです。
でもカロリーが気になりますよね。
同じ食材でも調理法によってカロリーは違います。
ご存知のように蒸し物と焼き物と焼き物とでは、それぞれ違ってきます。
さらに、同じ揚げ物でも天ぷらにするかフライにするかによっても違ってきます。
それは吸油率が違うから。
吸油率とは油を吸う割合のこと。
素材のカロリーばかり気にして、吸油率のことを意識しないと、
知らず知らずカロリーの摂り過ぎになってしまいます。
衣は厚くなるほど吸油率は高くなります。
・素揚げ 吸油率低い
・唐揚げ ↓
・天ぷら ↓
・フライ 吸油率高い
揚げ物は、揚げると素材の水分が抜けて代わりに油を吸収します(交代現象)
しかし、もともと脂質の多い素材はほとんど交代現象は起こりません。
例えば鶏の唐揚げの吸油率は1%しかないそうです(女子栄養大学出版部『調理のためのベーシックデータ』より)
同じ鶏肉でもフライにあたるチキンカツの場合は14%。パン粉が油を吸う分だけ高くなります。
また、素材の切り方や形によっても吸油率は変わります。
例えば、人参とゴボウのかき揚げになると吸油率は74%。
油に触れる表面積の多いかき揚げは吸油率が高いんですね。
ここで個人的にちょっと気が付いたことを申し上げます。
いま巷では油を使用しないフライヤーが流行っているじゃないですか。
僕は使ったことがありませんが、そのフライヤーで揚げると油を使用せず素材が持つ脂質を利用して揚げるのでヘルシーなんだそうですね。
そしてよくデモンストレーションで鶏の唐揚げを作ってみせていますよね。
「油を使わなくてもほらっ!こんなにカラッと揚がります。しかもヘルシー」とか言って・・・
一般に唐揚げの吸油率は10%だと言われていますから、
脂質は1g=9キロカロリーなので100gあたり90キロカロリーのカットができるという理屈のようです。
しかしこの理屈には「吸油率は素材によって変わる」ということが考慮されていません。
元々脂質の多い鶏肉に限っては、交代現象が殆どありませんから先程も言ったように吸油率は1%でしかありません。
つまり鶏肉の場合は唐揚げをするのに油を必要としない。
しかも吸油率1%ということは、油を使用してもしなくてもカロリーに差は無いのではなかろうか。
あ、でもこれ、鶏の唐揚げの場合の話ね。
デモでよく鶏の唐揚げをする理由は吸油率が少ないからかもしれませんね。
(ひねくれ者? SHIBA)
【健康】 「炭酸泉」のススメ
アラピアの大浴場には人工炭酸泉がございます。
「炭酸泉が身体に良い」という話はよく耳にするかもしれませんが、
なぜ身体に良いのか?
意外と知らないものではないでしょうか。
ネットで調べてみるとだいたい
・血圧が下がる
・血行が良くなる
・代謝が良くなる
などと説明されています。
しかし・・・
なぜ炭酸泉が血圧や血行や代謝に良いのか?
そこまで説明されているものは少ないし、
また、説明がなされていても結構専門的で小難しいものばかり。
これでは炭酸泉の良さを本当に理解してもらうのは難しそうです・・・
そこで。
炭酸泉の効果について説明させて頂きます。
まず炭酸泉の水質は弱酸性です。
アラピアの炭酸泉の場合はpH4.5~5の弱酸性(中性はph7)
さて、ここでいきなり難所。
弱酸性とかpHとかって何?
と今疑問に感じた方は先にこちらを参照して下さい。
/blog/2014/12/post-154.php
【健康】【美容】お肌のpHバランスとは?
つまり、人の肌も弱酸性なので炭酸泉は肌に優しいということになります。
肌が弱い人には特にオススメ。
炭酸泉の炭酸とは二酸化炭素が水に溶けたもの。
二酸化炭素(CO2)が水(H2O)に溶けると弱酸性の炭酸水(H2CO3)という水溶液になります。
要するに炭酸が弱酸性なので、当然炭酸泉も弱酸性ということになるわけです。
この水に溶け込んだ二酸化炭素が皮膚に浸透し、いろいろな効果をもたらします。
さて、ここでまた疑問。
酸素なら体に必要だってことは知っているが、二酸化炭素って体に良いの?
と今思った方は鋭い!
そうなんです。
二酸化炭素は細胞にとって“老廃物”でしかありません。
なので皮膚から浸透し毛細血管に侵入してきた二酸化炭素を、
血管は追い出そうとして拡張します。
これが血圧を下げ、血流を良くする理由です。
なので、炭酸泉が実際の温度よりも1~2℃高く感じるはそのためです。
そして更に面白いのは、
赤血球のヘモグロビンてあるでしょ?
体の各細胞は酸素を必要としますが、その酸素を運ぶ役割をヘモグロビンが担っています。
しかし一度ヘモグロビンとくっ付いた酸素はなかなか分離しないらしいんですよ。
ヘモグロビンは酸素のことが相当お気に入りらしい。
せっかく目的地の細胞に到着しても酸素を手放してくれないのでは困りものですよね。
ところが、ヘモグロビンは酸素よりもお気に入りがあって、それが二酸化炭素。
酸素を届けたい目的地の細胞のところに二酸化炭素があれば、
ヘモグロビンは酸素をパッと手放して二酸化炭素を拾います。
こうして効率よく各細胞へ酸素が行き渡り、代謝が促進されるというわけです。
考えてみると面白いですよね。
体にとって不要なものを取り込むことで、良い効果を生むって・・・
血管の中が二酸化炭素ばかりになれば酸欠になるのでは?と思うかもしれませんが、
呼吸をしている限り常に酸素は供給されていますので心配はありません。
ほら、「炭酸水ダイエット」てあるでしょ?
炭酸を飲むことでダイエットしようとするのも多分同じ理屈。
でもダイエット効果って実際のところどうなのかなぁ。入浴のように身体が温まるわけではありませんしね。
そこまで新陳代謝が促進されるのかどうか分かりません。
あ、そうそう。
大事なことを言いますが、炭酸は水分に溶け込んだ状態でなければ皮膚に吸収されません。
何が言いたいのかといいますと、
ここまで読んで頂ければもうお分かりだと思いますが、炭酸泉はブクブク泡が出ていりゃ良いってものではないのです。
泡そのものは溶けきれないで残ったガスですからね。
温浴施設によってはやたらと泡の出ている炭酸泉を見かけますが、あれは単なる見た目のパフォーマンスであって、本当に効果があるのかどうか疑わしいものです。
だってそうでしょ。
せっかくの炭酸が湯に溶けていないとしたら
すべて水の泡ですよ。
【健康】 一番簡単な健康法!毎朝「白湯」を飲む
簡単にできる健康法というのは探せば結構あるようですが、
なかでも一番単純で簡単な健康法は
「朝起きたらまず白湯を飲む」
だと思っています、どうもSHIBAです。
あ、「白湯」といっても白湯(ぱいたん)スープのことではありませんよ。
「白湯」と書いて「さゆ」
この白湯を朝の起きがけに一杯飲むことが健康に良いらしい。
これは僕が実践しているわけではないので力説できる資格は無いのですが、
「白湯が健康に良い」というのは間違いないと思っています。
というのも、健康のために白湯を飲むというルーツを辿ると、
インドの伝統医学アーユルヴェーダに行き着くからです。
僕はね、メディアで紹介されているような健康法には西洋医学によるエビデンス(科学的根拠)があってもまず疑ってかかる性格なのですが、漢方など伝統医学の考え方には逆らいません。
てか逆らえるはずがありません。
西洋医学の歴史はたかだか100年でしょ?100年もないか。
でも伝統医学は古来より存在しますからね。
科学の力で証明される以前より何でも知っていた。いわば先人たちの知恵ですよ。
一般にいわれている「白湯を飲むことによる効果」としては
・脱水予防
・冷え性対策
・便秘改善
・美肌効果
・ダイエット
など多岐にわたります。
これらを一つ一つ説明すると長くなるのでしませんが、
それぞれの理屈は単純明快です。
まず朝の起きがけに飲む。
人は寝ている間に水分が失われていますから、水分補給するという意味があります(脱水予防)
それなら白湯ではなく、「水を飲む」でも良いだろうという考え方もあるようですが、
寝起きは1日のなかで最も体温が下がっていますから、体を温めるという意味では「水」より分がありそうです(冷え性対策)
体温を上げてやることで内臓も目覚めて活発になりますから、
腸のぜんどう運動を促進することに繋がります(便秘解消)
体温が上がることはすなわち血流が良くなるので
新陳代謝・デトックスにも効果が期待できますよね(美肌効果)
ダイエット効果だけはちょっと分かりません。
おそらくこれらの作用が結果としてダイエットに繋がるということなのでしょう。
いずれにしてもこれは試してみる価値はありそうですよ。無料だし(笑)
(アラピアの「白湯」もヨロシク←大浴場のこと SHIBA)
【美容】 「体脂肪が燃焼する」とはどういうこと?
毎日約25分間ウォーキングを継続中にもかかわらず、
なかなか体重が減らない、どうもSHIBAです。
歩きながらいつも思うのですが、
世のメタボたちの体脂肪の燃焼が原発に代わる日本のエネルギー源になれば面白いのにね。
政府が買い取ってくれるならせっせと運動しますよ(^-^;)
ところで「体脂肪が燃焼する」とはよく聞きますが、
本当に体脂肪が燃えるんでしょうか?それもメラメラと・・・
体脂肪を燃焼するには有酸素運動が効果的だと言われています。
間違いではないでしょうが、簡単でもなさそう。
というのは、運動をするにはエネルギーが必要になりますが、
ここでまず消費されるのは体脂肪ではなく糖質(グリコーゲン)だからです。
体脂肪がエネルギー源として利用されるのは、
長時間の運動によって糖質(グリコーゲン)を使い切った後。
そう簡単には燃焼してくれないというわけです。
体脂肪が燃焼されるまでのプロセスを書き出すとこうなります。
体脂肪燃焼までの工程
①有酸素運動によりエネルギーが必要になる。
↓
②筋肉に糖質(グリコーゲン)が運ばれ燃焼される。筋肉に蓄えられているグリコーゲンも利用される。
↓
③足りなくなるとさらなるエネルギーが必要になる。
↓
④脂肪分解酵素「リパーゼ」が体脂肪を「脂肪酸」と「グリセリン」に分解する。
↓
⑤分解された脂肪酸は血液中に溶け込み遊離脂肪酸となって筋肉に運ばれる。
↓
⑥筋肉に運ばれた遊離脂肪酸が燃焼される。
結構な工程ですね。
ポイントは工程③の「足りなくなると」ですね。
すぐに運動を止めてしまうと糖質(グリコーゲン)を燃焼するだけで体脂肪には影響ないことになります。
なので体脂肪を燃焼するのに有酸素運動が効果的だと言っても、
20分ぐらいは続けないと体脂肪の燃焼にまで繋がらないらしいですよ。
運動をしてもなかなか体脂肪が減らず挫折してしまう人の理由の多くは、
案外運動の時間が足りないだけかもね。
僕もウォーキングの時間をあと5~10分間続けた方が良いのかな?
まあ、そんなわけだから「食べるだけで体脂肪が燃焼」なんて甘い謳い文句の商品は信用してはいけませんよ。
せいぜい工程④のリパーゼの働きを活性化して体脂肪を分解するたぐいの物が多いのではないでしょうか。
でもこれね。体脂肪を分解するだけでは燃焼しやすい状況を作っているだけですからね。
運動をしなければ筋肉で燃焼されることはなく、結局また体脂肪に戻るだけですよ。
(継続は燃焼なり SHIBA)