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2016年10月18日

【健康】 女性に多い「尿もれ」防止に効果!お風呂で簡単トレーニング

 
尿もれは加齢とともに起こりやすくなりますが、特に女性に多いのが腹圧性の尿もれです。
 
腹圧性というのはお腹に力が加わったとき、例えばくしゃみや咳をした場合、重いものを持つときに踏ん張った場合に膀胱を圧迫してしまうことです。
 
この腹圧性による尿もれが男性に比べて女性が多いのは、女性の体は尿道口と膀胱の距離が短いためです。
※同様の理由で膀胱炎も女性の方が起こりやすいです。

 

 
また、男性と違って尿道を締める前立腺もありませんのでなおさらです。

2016101802122.jpgのサムネイル画像

 
加齢とともに尿もれを起こしやすくなるのは骨盤底筋という筋肉が衰えるためで、女性にとってはこの骨盤底筋を鍛えることが尿もれ防止の改善法と言われています。
 
 
そこで、その具体的な改善法ですが、これが超簡単。
 
 
(1)膣と肛門括約筋に力を入れる。簡単に言えば膣と肛門をキュッと引き締めるだけ。
 
(2)10秒ほど脱力

 
これを何度も繰り返すこと。
いつでもいいから気が付いたときに行うと良いそうですよ。人混みの中でも誰にも気づかれずに行えるトレーニングですね。
 
 
でも特に効果が期待できるのが入浴中。
 
お風呂でこのトレーニングをすると骨盤底筋の血流が改善されやすく、また女性ホルモンの分泌の増加にも影響するのだとか。
(女性ホルモンの分泌が低下する更年期障害による症状として尿もれがある)
 
浴槽に浸かりながら、あるいは体や髪を洗いながら、ちょっと膣と肛門に意識を向けてキュッと力を入れるだけで良いわけですから簡単なことですよね。
 
骨盤底筋を鍛えることで尿もれが改善されたという報告をよく見かけるので、これは期待大ですよ。