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2019年09月

【入浴】 「にきび」の入浴法 ~注意しないと逆効果も~

ニキビは誰しもが経験している身近なもの。
 
ところが大体のニキビは勝手に治っていくものなので、専門医に診てもらう人は少ないでしょう。
自分でドラッグストアなどで勝手に薬を購入して対処するものだと思いがちかもしれません。
 
◆ニキビとは
 
実はニキビには「尋常性ざ瘡」というれっきとした病名があります。
 
毛穴が詰まって皮脂がたまった「面皰(めんぽう)」という状態から始まり、
この皮脂の中にアクネ菌などの細菌が増えて炎症を起こしたものがニキビです。
 
面皰の状態を「白ニキビ」、炎症を起こして赤く腫れた状態を「赤ニキビ」とも言います。
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◆「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」
 
ニキビは「青春のシンボル」とも言われますが、近年では成人後のニキビに悩まされている人も多いと聞きます。
 
思春期のニキビが多くなるのは皮脂の分泌が多いから。
成長期に伴い男性ホルモンの分泌が盛んになりますが、皮脂の約半分は男性ホルモンによって促進されたもの
ちなみに女性の体内でも男性ホルモンは作られています。
 
この時期は皮脂分泌が活発なうえに、毛穴の発達がまだ十分ではないので皮脂の排出が追いつきません。
そのため毛穴が塞がりやすく、これが「思春期ニキビ」の原因になっているようです。
 
20歳以降はホルモンの分泌は安定してきますが、ストレスや便秘、睡眠不足などでホルモンバランスが乱れると肌細胞のターンオーバー(新陳代謝)が悪くなったり肌が乾燥します。
これらが原因でできるのが「大人ニキビ」です。
 
◆「皮脂=ニキビ」ではない
 
ニキビケアで誤解しやすいのが「皮脂=ニキビ」だと思ってしまうこと。
 
皮脂は肌をコーティングして乾燥から守っている役割があります。
せっせと洗顔に励んで皮脂を取りすぎてしまうと肌を乾燥させてしまい逆効果になることも。
 
そうなると、肌のバリア機能が低下しますから、刺激から肌を守るために角質が厚くなります。
これではますます毛穴が詰まって皮脂がたまりやすくなりますよね。
また、バリアがなくなると雑菌が付着しやすいことにもなります。
 
何度洗顔しても詰まった毛穴の中の皮脂は取れないそうですよ。
 
◆ニキビの予防・改善対策ポイント
 
皮脂そのものが悪いのではなくて、毛穴が詰まって皮脂がたまってしまうことが問題なので、まずは毛穴のつまりを改善すること。
皮脂がたまらないようにすれば細菌が繁殖して炎症を起こすことも減るはずです。
 
ということは、赤ニキビに転じる前の白ニキビのうちに対処できれば理想。
 
しかし、市販の抗菌薬では細菌を殺して炎症を抑えることはできるが、それは赤ニキビに対してのもの。
毛穴の詰まりを取り除くわけではないので白ニキビに対応できるわけではありません。
 
※ 2015年現在は白ニキビも治療できる薬「アダパレン(商品名ディフェリン)」があるが、薬局やドラッグストアでは市販されていません。
 
そしてもう一つのポイントは、肌細胞のターンオーバー(新陳代謝)を促進させること。
 
ターンオーバーが不十分になると、古い角質がどんどんたまり、毛穴を塞いでしまう原因にもなります。
 
しかし血流が悪いと細胞に酸素やターンオーバーに必要なビタミンA・C・Eなどが行き渡りません。
 
これらの改善には、血行促進させることが重要になってきます。
 
大人ニキビで悩んでいる女性が多いのは、血流の悪さから来ていることが考えられます。
 
そこで入浴ですよ。
 
 
 
◆入浴法1.38~40℃で10~15分の入浴 
 
入浴はぬるま湯でじゅうぶんです。
 
注意してほしいのは熱い湯は交感神経を刺激してしまうこと。
 
交感神経が優位になると男性ホルモンの分泌が活発になり、皮脂が増えてしまうので注意が必要です。
 
Uソーンと呼ばれる顎からフェイスラインにニキビができる人は、男性ホルモンが原因かもしれませんよ。
このUソーンと口周りは男性ホルモンの影響を受けやすく、男性であれば髭が生えたりしますが、女性の場合は大人ニキビとなって表れるようです。
 
なので、ぬるま湯でリラックスすることを心がけましょう。
ストレスも交感神経を刺激する原因になるので、入浴でリラックスすることはニキビ予防にもなります
 
ただし、ぬるま湯であっても長湯は厳禁です。
 
「たっぷり汗をかくことで毛穴に詰まった皮脂が取れるのではないか?」と思うかもしれませんが、それ以上に水分が失われます。
入浴によって肌の水分は10分もあれば失われ始めるので注意しましょう。
 
よく「汗をかいてデトックス」と言いますが、 汗の成分はほとんどが水分ですから。
 
というわけで、38~40℃、入浴時間は10~15分が目安だと思われます。
 
そして質の高い睡眠へ繋げましょう。
肌のターンオーバーは、睡眠中に分泌される成長ホルモンによって行われています
逆に睡眠不足だと毛穴を塞いでしまう原因にもなります。
 
 
 
◆入浴法2.洗髪・洗顔・ボディ洗いで気をつけること
 
顔や体をゴシゴシ洗ってはいけないことは言うまでもありませんよね。
 
すでに赤ニキビがある場合は傷つけて炎症を悪化させてたり、色素沈着を起こしかねません。
 
また、皮脂を洗い流しすぎると乾燥肌を招くということは先に言いました。
 
ちなみに冷たい水で洗うと、より毛穴が閉じてしまいます。
よって洗顔はお湯で行う方が良いわけでして、入浴時に洗顔することは理に適っています。
 
洗髪で気をつけなければいけないことは、シャンプーなどの洗い残しでしょう。
 
特におでこ。おでこのニキビは、髪の毛による刺激もありますが、整髪剤やシャンプーなどのすすぎが不十分なためにできることが多いようです
 
背中のニキビも洗髪の洗い残しが原因である可能性があります。
 

なので洗顔やボディ洗いは、洗髪の後で行うのが良いとされています。

関連記事

『症状別の入浴法』

 

【入浴】 「頭痛」の入浴法 ~軽減する頭痛と悪化する頭痛~


頭痛の対策としてお風呂は有効な場合があります。

しかし、お風呂で悪化する頭痛もあります。

自分が悩んでいる頭痛のタイプがどちらなのかを把握していなければ、入浴が逆効果になりますので注意しましょう。

そもそも、ひと口に頭痛と言ってもいくつかの種類があります。

しかし「緊張型頭痛」「片頭痛(偏頭痛)」のどちらかである場合がほとんどです。

なので、ここではこの2つの頭痛に対しての入浴法に限定します。

ちなみに別の病気が原因で起こる二次性の頭痛もたくさんあり、
くも膜下出血、脳出血、脳膿瘍、髄膜炎、脳炎、結核、高血圧、副鼻腔炎、インフルエンザ、かぜ、中耳炎、緑内障、妊娠、不眠症、うつ病、二日酔い・・・など数えあげたらキリがありません。

これらが原因の頭痛に関しては以下の入浴法を参照して下さい。


『「朝起きたときに頭痛がする」それって脳腫瘍かも』 参照
『「高血圧」の入浴法 ~安全な入浴法と症状別の工夫~』 参照
『「不眠症」の入浴法 ~就寝の1~2時間前に入浴する~』 参照
 『子どもの入浴法 ~「インフルエンザ」の場合~』 参照
『子どもの入浴法 ~「かぜ」の場合~』 参照
『子どもの入浴法 ~「中耳炎」の場合~』 参照
『「二日酔いには風呂が効く」というのは間違い!』 参照



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・・・さて。

問題の「緊張型頭痛」と「片頭痛」ですが、この二つの違いを簡単に説明するとこうなります。


【緊張型頭痛】

血管が収縮して起きる
だから血流を良く(血管を拡張)することで改善

【片頭痛】

血管が拡張して起きる
だから血管を収縮させることで改善



以上のことから「緊張型頭痛」は入浴で軽減される頭痛、
「片頭痛」は入浴で悪化する頭痛
だと言われています。

入浴すると血流が良くなりますからね。片頭痛には逆効果になるというわけです。

むしろ片頭痛には頭を冷やした方が良いと言われています。



1.緊張型頭痛の入浴法


緊張型頭痛は、頭、首、肩の筋肉のコリが原因と考えられていて、
頭がヘルメットで締め付けられるような感じがして、頭全体が痛む頭痛です。

筋肉のコリは血行不良によるものですが、ストレスが大きく関係していると考えられています。

ストレスによって自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、その結果血流が悪くなるので筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる・・・というメカニズムらしい。

ということで。

緊張型頭痛を軽減するには肩こりを解消して血行を改善すれば良いということになります。

40℃10分の全身浴がオススメ。

『【入浴】 「肩こり」の入浴法 ~炭酸ガス系の入浴剤やアロマで効果的に改善~』 参照


緊張型頭痛にはマッサージストレッチも有効なので、
入浴しながらこれらを取り入れるのも相乗効果が期待できます。



2.片頭痛の入浴法


問題はこちら。
片頭痛のメカニズムは解明されていません。

片頭痛は頭の一部がズキンズキンと拍を打つような痛みが特徴です。
これは脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激していると考えられています。

これもやはりストレスが主な原因だとされていますが、
なぜストレスが原因で血管が拡張するのか不思議ですよね。

ふつうであればストレスは交感神経を刺激するので血管は収縮するはず。

ただ、仕事のない週末などに片頭痛が起こりやすく、これは心身のストレスから解放されて、一気に血流が良くなり血管が膨張するのではないかと考えられています。

興味深いのは片頭痛の患者は冷え性の人が多いということ。

冷え性の人の手足の先が冷えるのは血液のめぐりが悪いからで、それは臓器など体の大事な部分に血液が集まっているからなんですね。
冷え性の人は代謝が悪く熱を作り出しにくいので、体の大事な部分を優先的に熱を確保しようとします。
体の大事な部分として脳も例外ではありません。
だから冷え性によって脳血管が拡張し周囲の神経を刺激しているのだと考えるのは自然かも・・・


であれば、片頭痛を軽減するには、冷え性を解消して血流を全身に拡散させれば良いということになります。

39~40℃15分の全身浴半身浴なら20~30分が目安。
体への負担を感じるなら3回に分けて短時間の入浴する分割浴がオススメ。

何しろ「片頭痛は入浴することによって悪化する」なんて言われたらお風呂なんて入らない方が良いということになっちゃいますからね。

でも毎日入らないというわけにはいかないでしょ。
あ、もちろん頭痛発作が起きている最中は入浴しちゃいけませんよ。

それから入浴中に頭痛発作を感じたらすぐに風呂から上がって頭を冷やして下さい。


『【入浴】 「冷え性」の入浴法 ~誤解だらけの冷え性対策~』 参照



3.混合型頭痛の入浴法


ここでいう混合型とは、緊張型頭痛と片頭痛が併せて起こる場合。
またはどちらの頭痛による痛みか分からない場合。

「緊張型頭痛は温めると良い」「片頭痛は冷やすと良い」というふうに、対処法が真逆になっていますからね。

しかし、どちらも自律神経の乱れ、血行不良が原因ですから、普段の入浴ではリラックス効果が得られるような工夫、例えば好きな入浴剤やアロマを使用する。熱い湯は避ける。長湯はしない。そして入浴後1~2時間後に入眠するなど、とにかく自律神経のバランスを整え血行促進に励むことが頭痛の予防になることは間違いなさそうです。


関連記事

『症状別の入浴法』

 

【入浴】 「冷え性」の入浴法 ~誤解だらけの冷え性対策~

女性の大敵でもある冷え性(男性もだけど)

入浴は冷え性対策に最適な方法でもありますが、意外と入浴法を間違っているために逆効果になっている場合も多いそうです。


ところで。

冷え性に悩まされている人は多いのに、意外と理解されていないのが冷え性ではないでしょうか。

例えば「寒がり」と「冷え性」の違い。同じことのように思えるかもしれませんが似て非なるものです。

この違い、説明できますでしょうか・・・

では「冷え性」と「冷え症」ではどうでしょう。
パッと見では気づきにくいですが「性」と「症」、この字の違いが意味するものは?

そしてよく間違えられるのが「低体温」と「冷え性」
この二つは決定的な違いがあります。

しかも、そもそも冷え性という病名は存在しません


「???」となった人のために、まずはこれらと冷え性の違いを比べてみましょう。

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●「寒がり」と「冷え性」の違い

「寒がり」とは、寒さが苦手で敏感な人のこと。厚着をしたり暖かい場所へ移れば解決するので問題にはならない。
「冷え性」とは、ホルモンバランスや自律神経などの乱れにより血行不良を起こし、手足の先など体の一部が冷えていると感じること。寒さのせいではないので夏でも冷え性はあるし、厚着をしても解決するわけでもない。

●「冷え性」と「冷え症」の違い

「冷え性」は冷えていると感じている主観的な感覚であり体質のことを意味する。
それに対し「冷え症」とは、症状の「症」だから、冷え性によって何らかの症状がでた状況を「冷え症」と呼ぶ。だからこちらは病名。と言ったり、医療機関で治療が必要だと診断されれば「冷え症」と呼ぶ。冷え性が悪化したもの。などと、いろいろな見解はあるが、実は冷え症に関してはどれも後付け理論の可能性があり、ここでは冷え性と同義とする。冷え性同様、冷え症という病名も実は医学用語にはない(東洋医学では冷えという概念はある)

●「低体温」と「冷え性」

「低体温」とは、体温が36℃未満の人のことを指す。低体温も病名ではないが、体温は常に36℃以上を保っていなければならないので低体温は異常事態の一種。冷え性は手足の先が冷たくても臓器などが集まる深部体温は保たれているので、低体温はより深刻な状況を意味する。原因はホルモンバランスや自律神経の乱れなどが考えられるので、改善策は冷え性と同じと考えてよい。


『【健康】 「冷え性」より怖い「低体温」(症状編)』 参照

『【健康】 「冷え性」より怖い「低体温」(改善編)』 参照



◆入浴上の問題リスト◆


#1 毎日入浴しているのに冷え性が改善されない
#2 しっかりと温まるために全身浴をしたいが体に負担を感じる
#3 手足の先は冷えていないが胃腸が弱い
#4 月経痛(生理痛)が気になって入浴できない


冷え性とは原因が血行不良など体の内にあり、いくら外部環境を変えても解決できるものではありません。
部屋を暖かくしようと、くつ下を重ね履きしようと、冷え性が改善されるわけではないということです。

手足の先が冷たいということは末端の毛細血管まで血の巡りが来ていないからですが、 それは臓器など体の大事な部分に血液が集まっているからなんですね。
 
体が熱を作りにくくなっているために、手足などを犠牲にしてでも臓器など深部体温を優先的に守ろうとしている状態が冷え性なんです。

なので、冷え性の改善策は、体の内から温まるようにする。
言い換えれば「体が熱を産生する状況を作る」、それは代謝する、カロリーを消費すること。

運動もそうだし食事もそうだし入浴もそう。
つまり生活習慣の見直し体質の改善が本当の冷え性対策なんです。



◆入浴法◆



<入浴上の問題>#1 毎日入浴しているのに冷え性が改善されない

<入浴目標> 冷え性に対する正しい知識を持って改善する



入浴については気を付けなければならないことがあります。

それは冷え性だからといって熱い湯に浸かること。

熱い湯に浸かれば温まりそうなイメージはありますが、これこそ部屋を暖かくしたり厚着をしたりするのと同じ、外部から体を温めようする発想です。

そうではなくて適温でじっくり温まって血流を促進する。それこそ、外から温めようとするのではなく内から温める感じをイメージしましょう。


冷え性にも程度があるかもしれませんが、39~40℃のお湯に全身浴で15分の入浴が目安です。

半身浴の場合は20~30分

冷え性だから半身浴では体が温まらないという意見もありますが、そんなことはありません。
それって、もしや浴室内が寒くなっていやしませんか?
あらかじめ浴槽のフタを開けておいたりシャワーを出しておいたりして、浴室内を温めておくことをオススメします。

冷え性でも半身浴で体は温まります。その理由がちゃんとあります。

身体を温めるには身体のどの部位を温めると効果的かご存知でしょうか?

実は血管の太いところ。そこは血流が多いところなので、太い血管を温めてやれば全身に熱が行き渡りやすくなるわけ。

具体的には、首のところにある「頸動脈」、 脇の下にある「腋窩動脈」、 ヘソ下あたりにある「腹大動脈」、脚の付け根( 鼠径部)あたりにある「大腿動脈」が該当します。

なかでもお腹の腹大動脈は血管の中でも一番太く、お腹をじっくり温めてるとその熱が全身に行き渡ることが期待できます。

半身浴ではこの腹大動脈と大腿動脈を温めることになるので、上半身が湯に浸かっていなくても温まるわけです。

全身浴なら首の頸動脈も温まりますが、脳に近いために全身が温まる前にのぼせてしまう可能性もありますからね。
そういう意味では半身浴の方が確実に温まれるかもしれません。

しかし、必要以上の長湯はやめましょう。

「半身浴 = 長湯」はよくある誤解です。
長湯は体力を奪いますし、体内の水分が失われて血液がドロドロになり血流が悪くなれば逆効果になってしまいます。


冷え性改善には質の高い睡眠も重要です。

冷え性の直接の原因は血行不良によるものが大きいですが、
それは自律神経の乱れからきている場合が多いからです。

だから生活習慣の見直しが必要となるわけですが、
睡眠は自律神経を整えるのに大切な要素となります。


しかし冷え性の人は寝付きが悪いもの。

それは何故かといえば、ヒトは体温が少し下がっている過程で眠くなる習性があるからです。

眠たくなると体温が下がるのは代謝を下げてエネルギーを節約するため。

しかし冷え性の人は最初から冷えを感じているので「体温が下がる過程」を感じることができません
また冷え性によって手足が冷えていることも熱を放出できない要因となっています。

体温を上げて体が火照っている状態にするために入浴が有効になります。
しかも入浴によって手足などの末梢まで血流が良くなることで熱を放出することができ、体温が下がりやすくなります。

一度体温を上げてから下げる。そうすることで入眠しやすくなるわけです。

一般に入浴後1~2時間後が入眠しやすいタイミングだと言われています。


寒い季節、さらに心地よく入眠するためには電気毛布よりも湯たんぽがオススメです。

腹大動脈の流れるお腹を温めてると良いでしょう。

湯たんぽの良いところは経済的だということよりも、そのうち冷めていくから。

電気毛布はずっと温かいでしょう。
これでは「体温が下がる過程」がありませんからね。
入眠しやすいタイミングが訪れにくいことになります。

また体温が下がらないと体の機能が休まりません。
結果、自律神経のバランスが乱れ、冷え性を悪化させてしまうこともありえます。

同様の理由で、くつ下を履いたまま眠る行為も冷え性の改善にはなりません
(ただし、冷えが辛すぎる場合は対処法としてくつ下を履くのもアリ)

冷え性対策には誤解が多いのです。



<入浴上の問題>#2 しっかりと温まるために全身浴をしたいが体に負担を感じる

<入浴目標> 体に負担がかかりにくい入浴をして血流を改善する



半身浴より全身浴が好き。でも体が温まる前に湯疲れをして10分も浸かっていられない。または体に負担を感じるという人は「反復浴(分割浴)」をオススメします。

「反復浴(分割浴)」とは短時間の入浴と休憩を繰り返す入浴法です。

例えば3分間入浴して3分間休み、また3分間の入浴をする。5分間入浴して3分休んでも良いし、それは自分の調子に合わせれば良いでしょう。

この入浴と休憩を1セットとし、3回繰り返すのがひとつの目安です。

反復浴(分割浴)ならば1回あたりの入浴時間が短いので体に負担がかかりにくいですよ。

温泉へ行けば、40℃を超える所が数多ありますので分割浴を推奨している場合が多いはずです。

『【入浴】 反復浴(中温反復浴)とは』 参照


それから、少しでも短い時間で効率よく温まりたいのなら、入浴剤も工夫するとよいでしょう。

シュワシュワと気泡の出る炭酸ガス系の入浴剤は血管の拡張作用があるので、血行促進を促進する入浴剤として有用です。

また、重曹クエン酸を混ぜると家庭の浴槽でも簡単に炭酸風呂に変身するので、体調に合わせて効き具合を調整したいのであれば市販の入浴剤ではなく、自作の炭酸風呂で血行促進を図るのも良いでしょう。


『【入浴】 家庭でできる「炭酸風呂」』 参照


薬用の入浴剤も冷え性に効果がありますよ。

漢方では冷え性には当帰芍薬散が用いられるように、入浴剤の成分に当帰(とうき)や芍薬(しゃくやく)が含まれたものはもちろん、川?(せんきゅう)や生姜(しょうきょう)を含んでいる薬用入浴剤がお勧めです。


これら血行促進に優れた入浴剤を用いることで、体が温まるまでの時間を短縮することができます。ぜひ活用してみて下さい。



<入浴上の問題>#3 手足の先は冷えていないが胃腸が弱い

<入浴目標> 自律神経のバランスを整えて改善する



全身の血流が悪くなると代謝が悪くなり内臓が冷えてしまいますが、ヒトの体というものは内臓の機能を維持するために深部体温(体幹部分の熱)が皮膚血管より放熱されるのを防ぐため、細動脈を収縮させて皮膚末梢血管の血流を少なくして深部体温を維持します。

そのため体温は維持されますがその代わり手足の先が冷たく感じる。それが冷え性なわけですが、そのときに働くのが自律神経の交感神経です。

交感神経が必要に応じて働き、細動脈を収縮させているわけですね。

しかし、自律神経の機能が低下していると、交感神経と副交感神経の切り替えが正常に働きません

全身が冷えているのに交感神経が働かない場合、血流を制限できずに手足の先から放熱されてしまい、どんどん内臓が冷えていってしまいます。


このような、手足の先に冷えを感じていないが内臓が冷えているタイプ「内蔵型冷え性」といい、主に自律神経の機能が低下していることが原因となっています。

内臓が冷えていると当然胃腸の働きも悪くなり、便秘下痢の原因にもなります(これを過敏性腸症候群という)


『【入浴】 「過敏性腸症候群」の入浴法 ~腸脳相関に注目する~』 参照


また、代謝が悪くなるので疲れやすくなったりもします。

つまり、血圧をコントロールしている自律神経が正常に機能しないことが内蔵型冷え性の原因となっていることがあるんですね。


このような場合に最適な入浴法が「温冷交互浴(温冷交代浴)」


「温冷交互浴(温冷交代浴)」とは熱いお湯と冷たい水(温度差30℃くらい)を交互に浴びて身体を刺激する入浴法

普通の湯と水風呂を交互に浸かる全身浴のやり方と、
シャワーなどで主に下半身へ熱い湯と冷たい水を交互浴びせるやり方とがあります。

心臓に負担がかからないようにするなら後者がおすすめです。

温めると血管が拡張、冷やすと収縮します。

温と冷、交互に刺激を与えるとそのたびに血管が伸縮するので、
ポンプ機能作用が促進され血流が良くなるというわけです


ちなみに最後は冷で終えましょう。
皮膚の毛穴をキュッと締めて体内の熱を閉じ込めます。
サウナ後の水風呂に保温効果があるのと同じ理屈です。

この温冷交互浴は元々、冷え性や肩こりなど血流を改善する療法として利用された入浴法ですが、
筋肉においてはより酸素や栄養が供給され老廃物は排泄されるので疲労回復や筋肉痛の緩和に効果あるとして、現在ではスポーツの分野でも取り入れられている入浴法です。

『【入浴】 「筋肉痛」の入浴法 ~温冷交互浴とHSP入浴~』 参照

ただし、温冷交互浴は体への負担が大きい入浴法です。
高血圧や心臓への不安を抱えている人は、半身浴や分割浴をオススメします。



<入浴上の問題>#4 月経痛(生理痛)が気になって入浴できない

<入浴目標> 足浴(足湯)を活用するなど工夫する


 

月経痛(生理痛)の原因は子宮の収縮。その痛みの正体はプロスタグランジンという発痛物質です。
プロスタグランジンは生理の時に子宮を収縮させて、内膜がはがれて経血を流しやすくする働きがあるようです。
 
冷え性による月経痛が多いのは「プロスタグランジンが血管を収縮させて子宮を収縮する作用があるために血行が悪くなり、冷え性を伴う月経痛になる」という情報が一部にはありますが、プロスタグランジが収縮に作用するのは子宮筋に対してであり、血管に働く実際の生理作用は収縮ではなく拡張です。
 
冷え性により血流が停滞すると、経血がスムーズに排出できないために、生理時に産生されたプロスタグランジンが子宮に長く滞在し、経血を排出させるために子宮を収縮するので痛みを感じる、というのが本当の冷え性と月経痛の関係性のようです。
 
生理中に入浴するのをためらう人がいらっしゃいますが、頭痛など不快な症状を伴っていない限り問題ありません。
むしろ下半身を温めて血流を改善することが望まれます
 
経血が多いときは別として、浴槽に浸かっているときは水圧がかかっているために意外と平気なことが多いようですよ。
そのぶん風呂上りは怪しいですが、清潔を保つためにもシャワー浴はしましょう。そして足浴(足湯)で血行を促すことをお勧めします。



◆おすすめのアロマバス◆


冷え性には体の芯から温まる作用のある精油、例えば「加温」「体液循環促進」「血管拡張」作用のある精油がアロマバスに向いています。

●ジンジャー
体が温まる精油の筆頭候補。便秘など消化器系の不調にも効果があるため、内蔵型冷え性にもお勧めです。

●マージョラム・スイート
血管拡張作用があるので血流改善に期待ができる。高血圧による冷えのぼせ型の冷え性(冷えがないのに手足の先は冷えているタイプ)にも期待できますが、反対に低血圧による冷え性の人には適していない精油です。

●オレンジ・スイート
体を温める作用があります。ストレスや緊張、不安などを感じている場合にはオレンジの香りで一息入れましょう。


アロマバスの例


とにかく温まるブレンド
 天然塩 大さじ2
 
ジンジャー 1滴
 ローズマリー・シネオール 1滴
 オレンジ・スイート 2滴

 (加温作用のあるジンジャーと体液循環作用のあるローズマリーでバスソルト。内蔵の血流を促進するブレンドなので半身浴でもしっかり温まります。内蔵型冷え性にもお勧め)
 ※妊娠中・授乳中・乳幼児・敏感肌の使用は控えましょう。高血圧の人には向いていません。


冷えのぼせ型の冷え性には
 重曹 大さじ2
 クエン酸 大さじ1
 
マージョラム・スイート 2滴
 ラベンダー 2滴

 (重曹+クエン酸で炭酸風呂に。炭酸風呂には血管拡張作用がある。ラベンダーで心を落ち着かせ安眠へとつなげたい)
 ※妊娠中・授乳中の使用は控えましょう。低血圧の人には向いていません。


冷えを伴う月経痛(生理痛)があるときの足浴
 ゼラニウム 1滴
 オレンジ・スイート 2滴

 (ゼラニウムには鎮痛作用とホルモンの調整作用がある。月経量が少ない場合はクラリセージやマージョラムに変える)
 ※妊娠中・授乳中の使用は控えましょう



(最終更新日:2017/04/24)


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『症状別の入浴法』



 

【入浴】 「狭心症」の入浴法 ~半身浴はこのためにある~

日本人の死因第2位の心疾患、その中でも多いのが狭心症心筋梗塞などの虚血性心疾患です。

虚血とは、動脈の血流が減少し血液供給が途絶えた状態のこと。


『【健康】 「充血」「うっ血」「虚血」の違いって分かる?』 参照


心筋(心臓の筋肉)の酸素需要と冠動脈の血液量が不均衡になり、心筋に障害を生じる状態が虚血性心疾患です。

心臓は一生休むことなく働いていますよね。
その心臓を動かしているのは心筋だから、心筋に血液が渡らなくなって酸素が不足すると心臓が止まってしまいます。


ちなみに狭心症と心筋梗塞の違いは、

●狭心症・・・心筋に血液が一時的に行き渡らなくなった状態

●心筋梗塞・・・それが悪化して心筋が壊死してしまった状態

 

 
狭心症は、労作性狭心症異型狭心症に大別されています。
 
労作性狭心症とは、冠動脈にコレステロールなどがたまってアテローム(粥腫)と呼ばれるカタマリができ、冠動脈の狭小化(狭窄という)によって血液量が常時低下しているために、運動、興奮、排便、入浴などの労作により誘発される症状です。
 
簡単に言うと動脈硬化による狭心症です。
症状が悪化(粥種の崩壊により形成された血栓で急激に狭窄を進行)すると心筋梗塞に移行する危険があります。
 
異型狭心症とは、冠動脈が痙攣(けいれん)してキュッと細くなることが原因で一過性に血流が低下する冠攣縮性(かんれんしゅくせい)の狭心症のこと。
異型狭心症は狭窄のない血管にも生じ、安静時、とくに夜間から明け方にかけて発作が起こりやすいのが特徴です。
 
いずれしても、心筋への酸素の供給が減少することが問題となります。

 
主症状は胸痛で、ほとんどが2~3分、長くて5分で消失するとされています。持続時間が長い場合は心筋梗塞が疑われます。

本来ならば入浴は血流を改善する効果があるので、狭心症を予防する期待がありますが、入浴法を間違えるとかえって危険になりますので注意が必要です。


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◆入浴上の問題リスト◆
 
#1 入浴すると胸痛のおそれがある
#2 便秘のため排便時に発作を誘発する可能性がある
#3 薬の副作用によるめまいや低血圧によって、転倒の危険がある
 

 
◆入浴法◆
 
 
<入浴上の問題>#1 入浴すると胸痛のおそれがある
 
<入浴目標> 発作を起こすことなく入浴する
 
 
狭心症発作は、心筋の酸素消費量が酸素供給量を上回った場合に発生します。
 
ですので、入浴法のポイントとしては、「酸素消費量を抑えること」「酸素供給量を増やすこと」となります。
 
酸素消費量を抑えるには、何よりもまず交感神経を刺激しないこと
 
交感神経には心臓の収縮力や心拍数を上昇させる作用があり、大きく酸素を消費してしまうので狭心症発作の原因になります。
 
また、交感神経の作用により細動脈が収縮すると、血流に対する抵抗が高まり、これも心臓に負担をかける要因になります(心臓から血液を拍出するのに負荷がかかるため酸素を大きく消費する)
 
特に注意しなければいけないのは寒暖差による心臓への負担です。

特に冬場。暖かい部屋から寒い脱衣場や浴室で裸になると交感神経が刺激され血管が収縮し血圧が上がります。

動脈硬化のある人にとっては、この温度差は特に注意しなければなりません。

脱衣場や浴室をあらかじめ暖めておく工夫をしましょう。


『【健康】 改めて注意喚起!冬期の入浴はヒートショックにご注意を』 参照
 
 
狭心症から身を守るにはとにかく心臓に負担をかけないことです。
 
いきなり浴槽へドボンは危険です。

かけ湯をしてから身体を湯に慣れさせながらゆっくりと浸かることが大切です。

当然湯の温度も熱いと交感神経を刺激するので心臓に負担がかかります。
 
せめて40℃までにしておきましょう。
 
ぬるめの温度は副交感神経を優位にし、血管が拡張されるので心臓への負荷が軽減されます。
 
 
全身浴は水圧によって心臓への負担がかかりますので半身浴を勧めます。

というより、元々そのための半身浴ですからね。

半身浴は心臓に疾患のある人や心臓が弱い人のために誕生した入浴法なんですよ。

おへその上あたりまで浸かり、時間は10~15分

本来の半身浴は全身浴と違って20分くらい浸かっていても平気な人が多いものですが、
心臓に問題を抱えている場合は20分以上の入浴は勧められません。
 
長湯をして必要以上に温まりすぎると、体内の熱放散のため血流が速くなります。
血流が促進されるのは良いことのように思われるかもしれませんが、そのぶん心拍出量を高めなければいけないので酸素消費量が増加してしまいます。
 
また、長湯は体内の水分が失われて血液がドロドロになり、それこそ血管を詰まらせやすくなります
 
入浴前と入浴後にはしっかりと水分摂取を行って下さい。
 
なお、入浴中の一連の動作はゆっくりと行うようにして、酸素の消費量を抑えるようにしましょう。
 
 
さて。では酸素の供給量を増やすにはどうすれば良いでしょうか。
 
心筋への酸素供給量を増やすには、薬物療法では冠動脈を拡張させる作用のある硝酸薬が用いられます。
 
同じように入浴でも冠動脈を拡張させることができれば良いのですが、冠動脈は他の血管と違い、交感神経の作用によって拡張される性質があります。
副交感神経を刺激しても冠動脈は他の血管のように拡張はしてくれません。
 
 
そこで有効な入浴法としては、炭酸風呂(炭酸泉)が考えられます。
 
炭酸風呂とは高濃度の炭酸ガス(二酸化炭素)が溶けたお風呂のこと。
 
炭酸ガスにはヒトの皮膚や粘膜から浸透しやすく、浸透部位の血管を拡張させて血流をよくする作用がありますが、炭酸風呂の最大の特徴は血管拡張作用よりも酸素供給量の促進効果(ボーア効果という)です。
 
酸素は赤血球のヘモグロビンと結合して全身を巡っていますが、炭酸風呂によって体内に二酸化炭素が取り込まれると、体内の二酸化濃度が上がるので、体の細胞は酸素を必要とし、酸素がヘモグロビンから分離して細胞に効率良く取り込まれるというわけです。
 
日本における狭心症に対する炭酸風呂(炭酸泉)の有用性については、まだ明確なエビデンスは確立されていませんが、冠攣縮性の狭心症にも効果があるかもしれません。
 
というのは、冠攣縮性の発作を誘発する要因の一つに「過換気(頻回に呼吸すること)」がありますが、過換気では肺からどんどん二酸化炭素が出ていくので体内の二酸化炭素の濃度が低下している状態だからです。
二酸化炭素には血管を拡張させる働きがありますが、過換気により血中の二酸化炭素が減ると血管が収縮して冠攣縮を起こすとすれば、炭酸風呂(炭酸泉)が冠攣縮の予防になる可能性があっても不思議ではありません。

炭酸ガスが冠動脈にも影響するのかどうかは明らかではありませんが、
ヨーロッパでは天然の炭酸泉が昔から「心臓の湯」と言われるほど入浴療法として定着しているくらいですからね。
 
 
 
 
<入浴上の問題>#2 便秘のため排便時に発作を誘発する可能性がある
 
<入浴目標> 便秘を改善する
 
 
 
労作性狭心症のため安静にしてばかりいると、運動不足により便秘になりがちです。
 
便が硬いと、排便時にいきむので発作を誘発しやすいという危険性があります。
 
入浴時には、38~40℃のお湯に浸かり、必要に応じておへその周りに「の」の字を描くようにマッサージすると効果があると言われています。
 
 
 
 
<入浴上の問題>#3 薬の副作用によるめまいや低血圧によって、転倒の危険がある
 
<入浴目標> 転倒しないで入浴ができる
 
 
 
血管拡張薬などを使用していると、副作用として低血圧やめまいが起こる場合があります
 
入浴にも血管が拡張する作用がありますので、より転倒するリスクがあります。
 
入浴時には特に起立性低血圧に注意しなければなりません。
 
風呂から上がる時は、急に立ち上がらないこと。
この時に血圧が急低下して一瞬気を失う場合があるので、一旦浴槽の縁に腰かけてから立ち上がるようにしましょう。
 
 
食後の入浴も注意しましょう。

食後は食べた物を消化・吸収するため胃腸などの消化管に血液が集中します。

なので食後は心筋への血流が悪くなりやすいことが考えられます。
食後すぐに運動をしたり坂道を登ったり心臓に負担のかかることをするのは危険だとされています。

入浴も同じで、食後1時間は空けて、食べた物を消化・吸収させることに専念させましょう

また、狭心症の発作は朝が多いことからも、朝風呂は用心した方が良さそうです。
 
飲酒後の入浴は言うまでもなく厳禁です。



◆おすすめのアロマバス◆



狭心症に直接効果のある精油があるかどうかは分かりません。
しかし、例えば睡眠不足は狭心症の誘因となることは分かっているので、睡眠不足の人であれば安眠作用のある精油を用いたり、女性の更年期に多い微小管狭心症に対する予防としてはエストロゲン様の作用を持つ精油を用いるのが良いのではないでしょうか。



アロマバスの例


睡眠不足の場合
 重曹 大さじ2
 クエン酸 大さじ1
 ラベンダー 3~5滴

 (重曹とクエン酸を混ぜると炭酸風呂の出来上がりです。ラベンダーは高い鎮静作用と安眠効果が期待できます)
 ※妊娠中の使用は控えましょう


女性の更年期の場合
 重曹 大さじ2
 クエン酸 大さじ1
 ネロリ 2滴

 (ネロリには更年期障害の不調に役立つだけでなく、高いリラックス効果が期待できます。なお、ここにクラリセージやサイプレスをブレンドすると、女性ホルモンの調整と血管拡張に働きます)




◆(補足)サウナについて


サウナに入ることで心臓に負荷がかかったり脱水症状を引き起こすことはよく耳にします。

しかし、それは間違ったサウナ浴、例えば高温サウナであったり、入浴前の水分補給を忘れていたり、サウナ後に水風呂へドボーンと入ったりしたためで、正しく利用すれば恐れることでjはありません。

意外かもしれませんが、サウナに入る習慣のある人はそうでない人よりも心疾患になりにくいという研究報告もあるくらいです。


これは、サウナで温まることで血管が拡張されやすいということや、浴槽浴と違い水圧がかからないので心臓への負担が軽いということがいえます。

ですので、サウナを利用するなら低温サウナ岩盤浴をお勧めします。

入室前と後に必ず水分補給をして下さい。
 



(最終更新日: 2017/05/10)


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