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2015年01月

【健康】 「冷え性」より怖い「低体温」(改善編)

相変わらずインフルエンザが蔓延していますね。
地球にとっては人間もまたウイルスなんだろうなぁ・・・どうもSHIBAです。


細菌の研究、もとい、最近の研究結果では、
寒い時期に風邪が流行るのは「ウイルスが活性化するから」というより「免疫力が下がりやすいから」らしい。

http://kenkounews.rotala-wallichii.com/low-temperature_cold-virus_immunity/

海外の健康関連ニュース:寒いと風邪を引きやすいのはウイルスではなく免疫の側の問題

まあね。夏でも風邪をひくことがあるのは免疫力の問題だろうね。


「体温が1℃下がると免疫力が約30%低下する」ことをふまえると、「低体温」には特に気を付けなければなりません。


そして低体温の改善策は「体質を変えること」だと前回お話ししました。

『【健康】「冷え性」より怖い「低体温」(症状編)』参照


例えば「温かい飲み物を飲む」のは、それはそれで間違ってはいませんが問題の解決にはなっていませんよね。

怪我した時に治療ではなく痛み止めを飲むようなものです。


同様の理由で、厚着するのも部屋を暖めるのも同じことがいえます。

根本的に解決させるには、外から温めるのではなく内から温める。それがポイントでしょう。


そうなると最善策はやはり運動になるかと思います。

ウォーキングなどの「有酸素運動」は血流と代謝が良くなりますから、体温を上げるには最適でしょう。

加えて無酸素運動になりますが「筋トレ」なども有効です。

kintore.jpg

基礎代謝は筋肉の量に関係していることが分かっております。

筋肉をつければ、普段の生活において常に基礎代謝が活発になりますよ。寝ている間も。

ただし過度な筋トレは不要。交感神経がたかぶり過ぎては自律神経が乱れて逆効果です。


そういう意味では「入浴」も効果的。

「入浴は外から温める行為なので違うのではないか?」と思われるかもしれません。


しかし風呂屋としてはこれは言っておかなければなりません。

これまでも言ってきましたが、お風呂の一番の効果は「リラックスすること」です。

『【健康】お風呂の一番の効果(前編)参照


お風呂でリラックスすると副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが良くなります。
自律神経のバランスを整えることで体温調節が出来るようになるのでとても重要なことでもあります。

単に熱い風呂に入りゃ良いってわけではありません。熱い風呂は交感神経を刺激するので逆効果です。
ちなみに最適温度は39℃だといわれています。


大事なのは 運動・精神状態・食生活


食生活についても少し触れておきましょう。

単に「温かいものを食べよう、冷たいものを避けよう」などと当たり前のことを言うつもりはありません。

食生活で大事なこと。これは食育にも関係しますが「朝食を抜かない」こと。

実は人間の体は、寝ている時の体温が低くなっています。
寝起きのとき寒く感じるのは当然です、

人は食事をすると若干体温が上がります。

代謝には「基礎代謝」の他に、運動した時などの「活動代謝」、そして食事をした時の「食事誘発性熱産生」があります。

人は何か食べると分解して代謝をしますが、その時に消費するエネルギーが食事誘発性熱産生といいます。
食事をすると身体が温まるでしょ?あれです。

だから朝食抜きダイエットみたいな食べない系ダイエットは避けましょう

筋肉の材料となるのはタンパク質。免疫細胞もタンパク質なので、肉や魚、卵なども低体温には効果的な食べ物と考えられます。

ビタミン群は代謝の時に補酵素として働きますからビタミン不足にならないようにしましょう。

なお、甘いものや食品添加物は体温を下げてしまうとのこと。


体質改善なんて悠長なこと言ってられないよ!という方はマッサージをどうぞ。血行が良くなりますよ。

/contents/relaxation/
アラピアホームページ:リラクゼーション

(まず自分の平熱を知ることから始めよう SHIBA)

【健康】 「冷え性」より怖い「低体温」(症状編)

寒い寒い。今日も寒い。東京も積雪らしいね。
太って見えるのは重ね着をしているから、ということにしておこう、どうもSHIBAです。

こんな日は身体が冷えて当然ですが、その冷え、本当に気温のせいですか?

体温が35℃台の人、つまり36℃未満ならそれは「低体温」です
低体温は病名ではありませんが、一種の異常状態。

人はどんなに寒くても体温は36℃台で維持するのが正常ですからね。

taionkei.jpg

「冷え性」とよく混同してしまいますが、
冷え性とは体温を維持するため、身体にとって大事な心臓や肝臓など臓器が集まる体の中心部に血液を集めてる代わりに、末端の血管には血液が行き届かなくなり手足の先が寒く感じる症状です。


ちなみに「冷え性」は「冷え症」とも書きますが、「冷え症」とは治療が必要な場合で病名みたいな使われ方をするのに対し「冷え性」は体質を表す表現のようです。
まあどちらも体温が下がるわけではないので同じみたいなもの。

でも「低体温」は違います。

体温が下がってしまう低体温の方が深刻な状況といえます。

なぜ深刻か?

それは「体温が1℃下がると免疫力が約30%下がるから」というのはもはや常識になっています。

免疫力が低いと当然、風邪やウイルスに感染しやすくなりますし、
また一度感染した場合に十分に体温を上げることが出来ませんので、
ダラダラと症状が長引くのも低体温の特徴だと言われています。

まさに「冷えは万病の元」なんですね。

低体温の原因として甲状腺機能が低下している可能性があるそうです。
甲状腺ホルモンは代謝に関わるので、分泌が不足すると基礎代謝の低下に繋がるからです。

甲状腺に問題がなければ、あとは生活習慣が原因かと。
特に自律神経の乱れ

自律神経のバランスが乱れると体温調節が難しくなるといわれています。


低体温の症状を改善する方法として「温かいものを飲む」というのがありますが、
これは改善というより一時凌ぎなので不十分です。

低体温を改善するにはやはり「代謝力をUPさせる」
これに尽きると思います。

つまり体質の改善です。

先ほど「体温が1℃下がると免疫力が約30%下がる」と言いましたが、
基礎代謝も約12%下がるとさえいわれています。

体温・免疫力・基礎代謝らの上下は全て連動していると考えられますね。


『【健康】 「冷え性」より怖い「低体温」(改善編)』 へ続く

(アナ雪のエルサは低体温かな? SHIBA)

【健康】 いま一度「ヒートショック」にご用心

もう2月になろうとしていますが、まだまだ寒い日が続いております。
風邪やインフルエンザも流行っておりますが、体調にはお変わりありませんでしょうか、どうもSHIBAです。

こんな時はアラピアのお風呂でゆっくりとして頂きたいところですが、くれぐれも「ヒートショック」には気を付けて下さい。

ヒートショックとは急激な温度変化による血圧の急上昇や下降によって気を失ったり、場合によっては死に至る危険なものです。

ヒートショックについては、何度かお話していますし、認知度も上がって来ましたが、
ついついうっかり忘れて不注意になりがちなので、いま一度ご用心のほどお願いします。

血圧に問題を抱えている人や、不整脈の方はもちろん、糖尿病の方もご注意です。

ヒートショックはなにもアラピアのような大浴場ばかりでなく、ご自宅の浴室でも起こります。
暖かい部屋からいきなり服を脱いでかけ湯もせずに湯船へドボーンはやめましょう。
湯船の温度にも気を付けて下さい。寒いからといって熱い温度は危険ですよ。

飲酒後すぐの入浴はもちろんNGでお願いします。
 

(SHIBA)

【美容】 「体脂肪が燃焼する」とはどういうこと?

毎日約25分間ウォーキングを継続中にもかかわらず、
なかなか体重が減らない、どうもSHIBAです。

歩きながらいつも思うのですが、
世のメタボたちの体脂肪の燃焼が原発に代わる日本のエネルギー源になれば面白いのにね。

政府が買い取ってくれるならせっせと運動しますよ(^-^;)


ところで「体脂肪が燃焼する」とはよく聞きますが、
本当に体脂肪が燃えるんでしょうか?それもメラメラと・・・

体脂肪を燃焼するには有酸素運動が効果的だと言われています。
間違いではないでしょうが、簡単でもなさそう。

というのは、運動をするにはエネルギーが必要になりますが、
ここでまず消費されるのは体脂肪ではなく糖質(グリコーゲン)だからです。

体脂肪がエネルギー源として利用されるのは、
長時間の運動によって糖質(グリコーゲン)を使い切った後。
そう簡単には燃焼してくれないというわけです。

walk.jpg

体脂肪が燃焼されるまでのプロセスを書き出すとこうなります。


体脂肪燃焼までの工程

有酸素運動によりエネルギーが必要になる。
 ↓
②筋肉に糖質(グリコーゲン)が運ばれ燃焼される。筋肉に蓄えられているグリコーゲンも利用される。
 ↓
③足りなくなるとさらなるエネルギーが必要になる。
 ↓
④脂肪分解酵素リパーゼ」が体脂肪を「脂肪酸」と「グリセリン」に分解する。
 ↓
⑤分解された脂肪酸は血液中に溶け込み遊離脂肪酸となって筋肉に運ばれる。
 ↓
⑥筋肉に運ばれた遊離脂肪酸が燃焼される。


結構な工程ですね。

ポイントは工程③の「足りなくなると」ですね。
すぐに運動を止めてしまうと糖質(グリコーゲン)を燃焼するだけで体脂肪には影響ないことになります。

なので体脂肪を燃焼するのに有酸素運動が効果的だと言っても、
20分ぐらいは続けないと体脂肪の燃焼にまで繋がらないらしいですよ。

運動をしてもなかなか体脂肪が減らず挫折してしまう人の理由の多くは、
案外運動の時間が足りないだけかもね。

僕もウォーキングの時間をあと5~10分間続けた方が良いのかな?


まあ、そんなわけだから「食べるだけで体脂肪が燃焼」なんて甘い謳い文句の商品は信用してはいけませんよ。

せいぜい工程④のリパーゼの働きを活性化して体脂肪を分解するたぐいの物が多いのではないでしょうか。

でもこれね。体脂肪を分解するだけでは燃焼しやすい状況を作っているだけですからね。
運動をしなければ筋肉で燃焼されることはなく、結局また体脂肪に戻るだけですよ。


(継続は燃焼なり SHIBA)

ネバネバが凄い「ナガラ藻(アカモク)」を食べてみた

昨日、初めて海藻の一種「ナガラ藻」を食べました、どうもSHIBAです。

食べたことあります?というより知っています?ナガラ藻(僕は初めてだった)

1~2月に氷見から七尾の海岸で採れるらしい。正式名アカモク。

ということは、あまり知られていない海藻なのかも・・・

 

nagaramo 1.jpg

 

写真の見た目が悪いのは、まな板の上で包丁で細かくなるまで叩いたから。

メカブやモズクに似ていますが、粘り気が全然違います。

納豆よりもネバネバしています。

箸でつまんだら天井まで切れずに糸を引きますよ。こんなネバネバした食材見たことありません。

 

はじめて食べたので詳しいことは分りませんが、見るからに栄養がありそうなのでポン酢をかけてモリモリ食べたら、

腹の中で膨張したのかお腹がパンパンになって辛かった・・・

 

(なんでも食べすぎはイカンね SHIBA)

 

【健康】 良い油、悪い油、普通の油

昔「良い子、悪い子、普通の子」というのがありましたよね。欽ちゃんの番組で。

油にも良いものや悪いものがあるとよく言われていますが、実際どんな感じなのでしょうか。

あ、油と言っても石油やガソリンの話ではありませんよ。

普段僕たちが摂取している「食物油」のことね。または食物脂。

ところで「」と「

どちらも「アブラ」ですが、違い分かりますか?

常温で液体状のものは「油」、常温で固体状のものは「脂」とされていますよ。

「油」はサラダ油やごま油などで、「脂」はバターや肉の脂身など動物性のものが多いです。

どちらも「脂質」として人体には必要な栄養素ですが、高カロリーのため肥満になりやすく、
また脂質のなかでもいろいろ種類があるので、その違いを知っておく必要があります。

脂質の主成分は「脂肪酸

脂肪酸にグリセリンなどのアルコールが結合したものが脂質です。

 脂質=脂肪酸+アルコール


ちなみに「中性脂肪」は「脂肪酸+グリセリン」のこと。

「コレステロール」は脂質が分解されてできるものです。



では脂肪酸の種類について。

説明するうえで、文章だけだとおそらく分かりにくいと思いますので、
図を用意しました。

といってもニッスイさんのホームページから拝借したものですけどね(これがかなり見やすい)

shibousan.gif
 出典元:http://www.nissui.co.jp/academy/market/20/


「脂」は基本的に「飽和脂肪酸」のこと(マーガリンやショートニングは不飽和脂肪酸)

飽和脂肪酸は摂りすぎると血液中の中性脂肪やコレステロールを増やし、血液をドロドロにして血流を悪くすると言われています
摂り過ぎに注意の脂肪酸です。


一方、「油」は基本的に「不飽和脂肪酸」のこと。

不飽和脂肪酸は、血液の余分な中性脂肪やコレステロールを減らしたり、血栓を防ぐなどの作用があると言われています

マーガリンやショートニングに含まれる「トランス脂肪酸」は不飽和脂肪酸の一種ですが、摂りすぎると悪玉(LDL)コレステロールを増やし動脈硬化の原因となるので注意が必要といわれています。
「マーガリンはバターより健康的」とはもう過去の話だったんですね。


さらに不飽和脂肪酸には、その構造上からさらに「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」にわけられます(構造上の説明は専門的になるので端折ります)

一価不飽和脂肪酸は、酸化しにくいため比較的長期間の保存ができるのが特徴的。
だから調理油に向いています。

サラダ油の主流であるキャノーラ油(菜種油)が代表的。
オリーブ油やひまわり油も一価不飽和脂肪酸に該当します。

余談ですが「サラダ油」という油は存在しませんよ。
サラダ油とは、日清オイリオが大正13年に発売した商品名が発端で、
それ以降は食物油のことを総称して使うようになったらしいです。
今では指定された9種の原材料のうち、いずれかを用いた日本の食用油類の総称を指すようになっています。

多価不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と違って体内で合成できません。
なので多価不飽和脂肪酸は食品から摂るしかない必須脂肪酸です。

多価不飽和脂肪酸には、これまた構造上の違いから「n-3系」と「n-6系」とがあり、
n-3系には「α-リノレン酸」(亜麻仁油、シソ油など)や「DHA」や「EPA」(特に青魚に多い)が該当し、
n-6系には「リノール酸」(大豆油、ごま油など)が該当します。

うち、特に健康的に良いとされているのがn-3系の方で、
オメガ3脂肪酸」とも呼ばれています。

単に悪玉コレステロールや血液が凝固するのを抑えたりするだけではなく、
脳を活性化することで知られていますよね(魚を食べると頭が良くなる説)

最近の研究では、アトピー、花粉症、慢性気管支炎などアレルギー性疾患の予防や改善にも効果があるという報告もあります。

そんなわけで今とても注目されていますからね「オメガ3脂肪酸」
積極的に摂りたい脂肪酸ではあります。


とはいっても、脂質である以上、摂り過ぎはカロリーオーバーの原因になるので注意は必要。

ただ、もともと不足しがちな脂肪酸なので摂れる時は積極的に摂る方が良さそうです。


と、ここまで一般的に飽和脂肪酸は悪い油で不飽和脂肪酸は良い油みたいな表現になりましたが、実際はどちらも人体の細胞壁やホルモン、神経物質の材料になるなど栄養素であります。

また、飽和脂肪酸の中でもココアバター(カカオバター)やココナッツオイルなどは健康に良いとの研究報告もあり一概に飽和脂肪酸は身体に悪いとは言えません。

厚生労働省によれば、
「飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸」を
「3:4:3」の割合で摂るのが生活習慣病の予防に効果的である
としています。


意識して摂取したほうが良い脂肪酸、摂りすぎにならないよう気をつけなければならない脂肪酸というのはあっても、
単純に「良い脂肪酸、悪い脂肪酸」と決め付けるものではなさそうです。

(なんでもバランスが大事 SHIBA)

【健康】間違った常識③ ノンオイルドレッシングはヘルシー?

メタボにとってありがたい存在。それは「サラダ」

そう考えている人は多いでしょう。僕も例外ではありません、どうもSHIBAです。

でもサラダにカロリーの高いドレッシングやマヨネーズをかけてしまうことに戸惑いを感じてしまうもの。

そこで「ノンオイルドレッシング」を利用する人も多いでしょう。

しかし、ノンオイルドレッシングでは、サラダに多く含まれている栄養の一部が十分に摂取できません。

sarada.jpg


野菜に多く含まれているビタミン。

実はビタミンの中でも水溶性のものと脂溶性のものがあって、
脂溶性のものは油と一緒に摂らないと吸収されにくいのです。

水溶性ビタミン(水に溶けやすい)
 ビタミンB群、ビタミンCなど

脂溶性ビタミン(油に溶けやすい)
 ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK


特に緑黄色野菜に多く含まれるβーカロテン(カロテンの一種)。

β-カロテンは体内に入ると、ビタミンAと同じ働きをする物質に変換されます

ちなみに「緑黄色野菜」とは色の濃い野菜のことではありません。
「原則として可食部100g当たりカロテン含量が600μg以上のもの」というのが緑黄色野菜の定義です

ほうれん草やカボチャ、小松菜、春菊、パプリカ、アスパラガスなどが該当します。

トマトやピーマンなどは基準に達していませんが、その摂取量の多さから緑黄色野菜として認められています。

これらの野菜に含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAとして、
粘膜や皮膚の細胞を作ることに関わり免疫力を向上させるほか、
活性酸素を除去する抗酸化作用を持っているので悪玉コレステロールを抑えたりガンの予防にも役立ちます


そんな重要な働きをもたらすビタミンAですが、
サラダにノンオイルドレッシングをかけると効率よく吸収できません。


カロリー制限が必要な生活をおくっている人ならともかく、
単に「ヘルシーだから」という理由でノンオイルドレッシングを使用しているのなら、
とてももったいない話です。


ちなみに僕は亜麻仁油やエゴマ油などを生野菜にかけて食べています。


(カロリー制限最優先の人のみノンオイルで SHIBA)

【健康】間違った常識② 体力が落ちて不調な時はしっかり食べて栄養をつけた方が良い?

風邪をひいているのにマスクをしていない人に
「マスクしないとダメじゃないか」というと

「ううん、大丈夫。ありがとう」

って、こっちが大丈夫じゃないんだよ!ヴォケ~!!!!

どうも、SHIBAです。


マスクは菌から守るためというより、菌を飛沫させないためにあるんだよ(これも間違った常識かな)

syokuyokuhushin.jpg

具合が悪くて食欲がない人にこんなことを言ったことはありませんか?

「しっかり食べて栄養をつけないと」


実はこれも間違った常識らしい。
というより、無理して食べる必要はないようです。

これは僕も勘違いしていました。

なまじ栄養についての知識を持っていると、ついつい風邪の人ならビタミンCを摂った方が良いだとか、寒気がある人には血行を促進するネギや生姜などを勧めたくなりがち・・・

ところが、

具合が悪い時に食欲がなくなるのは、消化酵素の働きを休め、
その分酵素を代謝に回し免疫力を上げようとしているから
らしいんですね。

消化酵素と代謝酵素の関係って面白くて、
人は1日に使える酵素の量が決まっているらしいんですよ。

例えばドカ食いをした日は、消化酵素を大量に消費するので
その日はほとんど代謝できない。つまり太ってしまうというように。

具合が悪い時は免疫力アップが優先だということなのかもしれませんね。

代謝が良くなると免疫力アップになる理由は分かりますよね。

ここでいう代謝とは基礎代謝。

基礎代謝とは、体を動かしていない状態でも、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つといった必要最低限の活動を維持するための代謝です。

『【美容】入浴でダイエットできるってホント? 誤解と真実』参照


というわけで、無理して食べると余計に負担をかけてしまう可能性があるので気をつけましょう。

ただし水分はこまめに補給を。

何か食べるのなら消化に良いものから。


(熱を測って変に高いと余計具合がわるくなるタイプ SHIBA)

【健康】間違った常識① 弱酸性の石鹸って肌にやさしい?

「牛乳を飲めば背が伸びる」というのは間違った常識、どうもSHIBAです。

小さな頃から牛乳を飲む習慣があったけど、全然背が伸びなかった僕にはこれが間違った常識だということは分かっていやけどね、ハハハハって全然嬉しくないけど・・・

世の中には間違った常識に溢れています。
そうとは知らずに信じていたことの真実を知って
「なぁにぃ?やっちまったな(懐かしいな)」と思うこともしばしば。

そこで。

「間違った常識シリーズ」みたいなものを挙げていくのも面白いかも。

ということで、例えば「弱酸性の石鹸(またはボディソープなど)」

bodysorp.jpg

『【健康】お肌のpHバランスとは?』でもお話したとおり、
人の肌は弱酸性を保っています。

そのため、「弱酸性」というと肌に優しいイメージがあります。

実際、弱酸性の洗顔料や石鹸などは「お肌に優しい」というキャッチフレーズを用いています。


はたして「弱酸性の石鹸って肌にやさしい」というのは正しいことなのでしょうか

実は、それは危険な思い込みだと考える風潮が出てきています。

本当はどちらの意見が正しいのでしょうか。


まず、なぜ肌の表面が弱酸性なのかを理解する必要があるかもしれませんね。

人の肌には皮脂が分泌されています。

皮脂に含まれる脂肪が常在菌のリパーゼに分解されることで生じる脂肪酸によって皮膚の表面が弱酸性となるわけです。

あ、ちなみにリパーゼというのは脂肪の分解酵素で、脂肪は分解されると脂肪酸になります

もっとちなみに言うと(そんな日本語あるのか)

 ・炭水化物(糖質)→ アミラーゼによって分解 → ブドウ糖
 ・たんぱく質 → プロテアーゼによって分解 → アミノ酸
 ・脂質 → リパーゼによって分解 → 脂肪酸

で、

その弱酸性に保たれていることによって、病原菌から身を守っているんですね

(病原菌は酸性に弱い。人の腸内もまた、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えています)


石鹸は本来弱アルカリ性のもの(シャンプーもボディソープも)

ではなぜ肌は弱酸性であるにもかかわらず、弱アルカリ性を使っているのか?

それは、角質を効率よく取り除くため。

弱酸性の角質は、弱アルカリ性に触れると中和反応が生まれて角質が剥がれやすくなるというわけです。

肌は一時的にアルカリ性に偏りますが、やがて自然に弱酸性に戻る
と言われています。

だからこれまで弱アルカリ性の石鹸を使用していても何ら問題はありませんでした。



ということは「弱酸性」の石鹸なんて必要ないじゃないか!ということになります。

おそらく弱酸性の石鹸は、乾燥肌や敏感肌の人に役に立つとして開発されたものかもしれません。

乾燥肌や敏感肌の人は皮脂の分泌が少なく、すなわちそれは皮膚の表面に脂肪酸が少ないことを意味します。
健常の肌の人より、若干アルカリ寄り。
通常の弱アルカリ性の石鹸では刺激が強すぎるかもしれません(中和できないので)

そういう意味では弱酸性の存在意義はあるかもしれません。


ただね。不自然なんですよ。肌と同じ弱酸性の石鹸がどうやって角質を落とせるのか???
中和反応もできないのに・・・
そんなわけないやろ。不自然すぎる。野々村氏の政務活動費支出かな?やかましいわ。


そこでいろいろ言われているのが、「合成界面活性剤を使用しているからだ」というもの。

この合成界面活性剤にはタンパクを破壊する強い毒性があって、
通常のすすぎでは落ちないほどの浸透性を持っているという見方もあります。

そのため、汚れを落とす力はかなりものでも、人体への影響も懸念されています。

もちろん懸念レベルであって、危険なものだと証明するものがあるわけではありません。


弱酸性、弱アルカリ性とどちらが良いのかは判断できませんが、
人の肌は自然に弱酸性を保つことのできる力があるのなら、何も肌に対して過保護にする必要はないんじゃないか?

自然の摂理に逆らっているものはとりあえず疑ってかかれ。

というのが僕の見解です。


(子供は砂場で遊んだ方が免疫力がつくのと同じ SHIBA)

今月の「語らいタイム」メニューはカニ推し!!!

1階のお祭り広間では、日曜・祝日の夕食の時間帯を「語らいタイム」として、
この時間帯だけの特別限定メニューを用意しています。

 

今月は「カニ」を使ったメニューを中心に用意しました

おそらく今が一番旬で美味しいであろうカニをふんだんに使用。

旬の食材は美味しいだけでなく、栄養も一番ある時期でもあります。

 

カニは意外と知られていないかもしれませんが、とてもヘルシー食材です。

高タンパクで低カロリー

代謝や疲労回復に効果があるビタミンB群の他にも、

カルシウムや鉄、亜鉛といったミネラルも豊富に含まれています。

 

肝機能の強化やコレステロールの抑制が期待されるタウリンも多く含まれているのも魅力です。

 

また甲羅や身が赤いのはアスタキサンチンによるもの。

アスタキサンチンは、鮭などにも多く含まれる天然色素で、
老化の原因となる活性酸素を除去する強い抗酸化作用を持っています。

アンチエイジングが期待できるので化粧品にも活用されるほどの成分ですが、
アスタキサンチンの多くは甲羅や殻に含まれているようなので、身を食べたぐらいではあまり効果が無いかも。

 


日曜・祝日の夕食の時間帯限定 語らいタイムメニュー(お祭り広間)
 

カニなべ 小.jpg

ズワイガニ鍋(二人前)・・・¥1,400

 

カニとホタテのサラダ 小.jpg

カニホタテアボカドサラダ・・・¥1,200

 

菜の花ピザ 小.jpg

カニ菜の花ピザ・・・¥1,650

 

寿司盛り3 小.jpg

かに寿司盛り合せ・・・¥1,450