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【健康】 間食にはアーモンドがおすすめ

ナッツ類を多く食べる人ほど死亡率が低いことをご存知でしょうか。

http://apital.asahi.com/article/tsubono/2013112500012.html
朝日新聞:ナッツ類を多く食べるほど総死亡率が低下するという結果


僕は毎日ナッツ類をおやつ代わりに食べています。
なので死亡率は低いと思うが脂肪率は高い、どうもSHIBAです。

ナッツのなかでも特にオススメなのがアーモンド

スーパーで簡単に手に入りますからね。
いろんな種類がありますが、素焼き食塩不使用に限ります。

買い忘れた時はスーパーに戻ることさえあります。

これが本当のナッツ・リター(以下自重

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アーモンドの魅力は栄養価の高さ。

アーモンドに含まれる脂肪酸はオリーブと同じオレイン酸とリノール酸。

カルシウム・亜鉛・マグネシウム・鉄分などのミネラルも豊富ですが、
何といっても一番の魅力は「ビタミンE」の豊富さ。

ナッツ類の中ではもちろん、他の食品と比べてもトップクラスのビタミンE含有量を誇ります。


ちなみにアーモンドは素焼きより生の方が良いという話もありますが、
ビタミンEに関していえば熱で失われるような弱い栄養素ではありませんし、
まず生で食べることの危険性が心配です。
それ以前に素焼きは美味しい。


そこまでして摂取したいビタミンEの何が良いのかって、
その「抗酸化作用」の強さ。

抗酸化ビタミンと呼ばれるものは他にもありますが、
ビタミンEの抗酸化力は一番強力なのではないでしょうか。

体内でのエネルギー産生には酸素が大切ですが、その時に微量ながら「活性酸素」が生じます。

この活性酸素が細胞を傷つけ、動脈硬化やがんを引き起こすので、
これらを抑制するためにもビタミンEなどの抗酸化物質を摂取することが大切です。

特に細胞を覆っている細胞膜が活性酸素によって酸化されるだけで細胞は傷つき、老化やがん細胞化へと発展します

細胞膜は多価不飽和脂肪酸を高濃度で含んでいますが、ビタミンEは脂溶性のビタミンなので細胞膜に入り込み活性酸素による酸化をガードしています(ビタミンには水に溶ける水溶性と油に溶ける脂溶性とがある)

身代わりにビタミンEが酸化することで細胞膜をガードしているといった方がいいかな。

これは同じ抗酸化ビタミンと言われているビタミンCでは、ビタミンEと違って水溶性なので同じ真似はできません。

直接細胞膜を警護できるのはビタミンEならではの作用です。

と一般的には論じられていますけども、本当に細胞膜に入り込んで守っているのかどうかは僕には知りませんけどね・・・

まあ、少なくとも血中を流れているビタミンEが、コレステロールを酸化から保護して動脈硬化になりにくくしているのは間違いないでしょうね(実際に死亡率が下がるという研究結果があるので)


そんなわけで積極的に食べたくなるアーモンドですが、
ビタミンEの1日推奨摂取量は7mg(成人男性の場合)と言われています。

アーモンド1粒のビタミンE含有量は0.31mgなので、
23粒食すだけで必要な量を摂取できる計算になります。

まあ計算上の数ですからね。

実際にはビタミンEの吸収率は10~40%とムラがあるので、
何粒食べれば足りるとは言い切れません。

ビタミンEを過剰に摂り過ぎる過剰症は殆ど無いそうなので、
それはあまり気にする必要はなさそうです。

ただし、カロリーは高く、10粒で60kcalもありますからほどほどに。

食物繊維も豊富で腹持ちが良いので、
おやつ代わりに少しつまむには最適ですよ。


アーモンド以外でおすすめなのが「クルミ」

クルミは「αリノレン酸」を含む唯一のナッツ。

『【健康】 良い油、悪い油、普通の油』 参照

血液にとても良い脂肪酸なので、アーモンドと一緒におすすめです。


(食塩不使用の物を選ぶこと SHIBA)