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「脳は10%しか使われていない」は都市伝説

子どもの頃、先生に「お前はやれば出来る子だ」と言われ、その言葉に甘え「本来の能力がまだ開花していない」のだと余裕をぶっこいて人生を生きてきました、どうもSHIBAです。

「脳は10%しか使われていない」と言いますしね。

ということは脳の活用にはまだまだ余地が残されていることになるので、
フォースの力が操れるようになるとは思いませんが、いつか才能が覚醒する可能性がありますよね。

と、言いたいところですが、実はそうでもないみたい。

「脳は10%しか使われていない」というのは都市伝説でしかないというのが、現在の脳科学の常識みたいです。

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脳のしくみは昔より謎な部分が多く、常に学者の関心が高い分野でもあります。
今では脳の仕組みについていろんなことが解明されてきているようですが、それもここ十数年のことみたいですよ。

分かってきたことの一つが「脳は常にいろいろな領域が働いている」ということ。

脳には役割によって働く領域が細かく分かれていて、お互いに連携しあって機能していると考えられています。

これは、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)と呼ばれる装置により、脳のどの部分が機能しているかを調べることができることが出来るようになったことで明らかになったようです。

極端な話、ボーっとしている時も脳は働いているんですよ。何も考えていないようで、安静時には安静時ならではの脳のネットワークが働いていることが分かっています。

つまり脳のどこかしらの領域が常に使われている。それも必要な領域が必要な時に。
そのほうが効率が良いし、また仮に脳全体が同時に使われれば精神崩壊するかもしれません。

これが「脳は10%しか使われていない」と言われる所以なのかも・・・
アインシュタインがそう言ったとかいう噂もあるが証拠はないようです。

まあね。脳が100%使用されると、まず精神状態がまともではいられないでしょうし、矛盾することも出てくるでしょう。

そりゃそうだ。興奮時に働く領域と安静時に働く領域が同時に働くってどういうこと?ってなりますよね。


・・・というわけで、どうも僕の能力がいつか覚醒するということは無さそうです。


(脳っていつ休んでるんだろ? SHIBA)