朝の目覚めに朝風呂へ入る人は多いと思いますが、
ズバリ!朝風呂は体に良いと思いますか?
お風呂へ入るとリラックス効果が得られます。
実際、朝風呂ほど気持ちの良いものはありません。
ところが身体がくつろぎモードとなってしまい、
その後の仕事などの活動に影響を与えてしまうので注意が必要です。
運動機能や脳のスイッチがOFFになってしまうそうですよ。
それから、体臭が気になるからという理由で朝風呂へ入る人がいらっしゃいますね。
体臭というのは乳酸の量と関係します。
乳酸が体に増加すると、それに比例して汗の成分にアンモニアが増加します。
夜に入浴することで血液の循環がよくなり、この乳酸を著しく減らすことができ、
体臭を減少したまま翌朝を迎えることが出来ます。
なので、本来は夜にお風呂へ入った方が体臭の減少には効果があります。
朝風呂では入浴後すぐに活動してしまうので乳酸を減少することが出来ないそうですよ。
寝汗などはスッキリ洗い流すことは出来ますが、それはあくまでも一時的なこと。
と、ここまで読めばなんだか朝風呂を否定してるようにみえますよね。
そこで・・・
朝風呂のポイントを2つ。
1.朝風呂派の人でも夜の風呂は入りましょう
夜の入浴なしで朝風呂に入っても意味がありません。
理由は前述のとおりです。
2.湯船に浸かるよりシャワーだけにする。しかも熱めの湯で
温めでゆっくり入ると前述のとおりリラックス効果が働いて逆効果です。
サッと熱めの湯で交感神経を刺激し、目覚めを良くしましょう。
そしてもうひとつ!(3つ目?)
血圧や心臓に難を抱えている人は特に注意。
急激な負担がかかる恐れがあります。
<補足>
目覚めのためなら
手っ取り早いのが陽射しのシャワー。
朝の陽射しを5分浴びるだけでも「朝だ!」と覚醒を促すセロトニンが分泌されるようです。
セロトニンには精神を安定させる作用があり、
また、体内のセロトニンは夜になるとメラトニンという物質に変化します。
メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、質の高い眠りには欠かせない作用があります。