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【健康】 お風呂の一番の効果(後編)

リラックスを促す「副交感神経」を優位にするために、
お風呂はぬるめの湯温がいい。

お酒はぬるめの燗が(略 どうもSHIBAです。

『【健康】 お風呂の一番の効果(前編)』 の続き

浸かる時間の理想は20分間とも30分間とも言われていますが、
そこは意見の分かれるところみたいです。
まあ、個人差があるので身体が温まる迄でよろしいかと。

熱くないと身体が温まらず入った気がしない!
という方はじっくり入ることをオススメします。

ここで1つ、よくある誤解を紹介します。

ゆっくり長湯をするために「半身浴」が良いと思っていませんか?


確かに。かつては、半身浴は心臓に負担をかけずに長湯が出来るので、
体の芯から温まることができ、代謝を促進してダイエット効果やデトックス効果があると言われていました。

ところが最近、半身浴はそれほど効果が無いということが分かってきたそうです。

そもそも代謝は外から温めても、一時的に代謝は上がりますが持続はしないようです。
代謝を促進したいなら内側から温める。つまり運動をしてエネルギー消費する必要があります。

運動は大事。坂東は英二(これ誰のギャグだっけ?)

だいたいね。よく考えてもみてよ。
ダイエットしたいなら内臓脂肪を燃焼させなきゃいけないわけで、
単に汗を掻いたところで何の意味があるというのか。

それからデトックス。

これはもう呆れるレベルで。汗と一緒に老廃物が出るなんてことはまず無いのでは?

でも「汗をかくこと=デトックス」と勘違いしている人は多いはず。

デトックスの本来の意味は
・体内に毒素をいれないこと
・肝臓で解毒すること
・体外へ排出すること

これら一連の作用を意味します。

体外へ排出することだけを指してデトックスというわけではありませんよ。
しかも汗からではなくウンチや尿がメインですから。
「ウンチがメイン」て、小学生が喜びそうな表現だな。せめて便と言っておこう。

このように、半身浴で長湯をしても、悪戯に乾燥肌を招くだけになるかもしれません。

では何のために半身浴があるのか。というと。
もともとは肥満や高血圧など生活習慣病患者のために推奨されていたもので、
急激な血圧変化による脳卒中や心筋梗塞を防ぐための入浴方法だったらしいですね。


半身浴より全身浴の方が良い点としては
水圧効果
浮力効果


この2つが考えられています。

水圧効果とは、身体にかかる水圧のこと。
水圧がかかることによって、心肺機能が高まり、血流が促進されるようです

全身浴の方がダイエットに向いているかもしれませんよね。

浮力効果とは、湯船で浮力が働き体重が軽くなること。
体重が普段の10分の1になることで、
体重を支えている筋肉や関節の緊張がほぐれてリラックス効果が期待できます


場合によって半身浴と全身浴を使い分けるのもアリなんじゃないかな?

要はリラックスできれば良いわけだから。

結局楽しく入るのが一番ということでしょうか。

 

p.s.

オール阪神巨人の「オール阪神」て

「半身=小さい」という意味でつけられたという噂は本当なのでしょうか?

どうでも良いことですけど・・・


(メタボな僕には半身浴もありですね SHIBA)