どうもSHIBAです。
東京都や横浜市などでインフルエンザの流行が始まりました。
全国的にも去年より3週間ほど早く流行入りするとみられ、
国立感染症研究所は「ワクチン接種など早めの対策をとってほしい」と呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141128/k10013558841000.html
NHKニュース:インフルエンザ来週にも流行入りか
この手の話題が出ると必ずといっていいほど言われるのが、
「予防接種(ワクチン)はお早めに」という働きかけです。
果たして予防接種(ワクチン)は有効なのだろうか?
という疑問をお持ちの方は多いと思います。
いやそれ以上に、何の疑問もなく毎年接種している方も多いような気がします。
そう、つまり予防接種(ワクチン)というものを信じ切っている。
だとしたら、それは危険ですよ。
ちなみに僕はワクチンは「しない派」です。
別に否定しているわけじゃありませんよ。
副作用による薬害を恐れているとか、ワクチン関連の利権による陰謀だとかそんなことを言うつもりはありません(若干疑っているけど)
これはもう単純に信用していないだけ。
少なくともインフルエンザの予防接種(ワクチン)についての予備知識ぐらいあれば、
信用できないことが分かります。
そもそもインフルエンザの予防注射には、感染を予防する効果はありません。
えぇぇ~!?とお思いの方。これは常識ですよ。
インフルエンザの感染は、ウイルスが鼻や口(のど)の粘膜から侵入しておこります。
予防接種(ワクチン)によって作られたウイルスを排除する抗体は血液の中に存在しますから、
感染して初めて仕事をするんですね。
だから正確には、予防するというよりはウイルスを攻撃して重症化を抑えているんです。
皮膚や粘膜が警察だとすると、警察の阻止を振り切って体内に侵入してきたウイルスに対し、
あらかじめ待機していた軍隊が迎撃にあたるようなものです。
なんだ、それなら結果的に予防してるのと同じじゃないか。
と思うかもしれませんが、侵入してきた敵が想定していた敵と違っていたらどうでしょうか。
実はこの軍隊、想定外の敵には全く対応しないんです。
「だって聞いてないも~ン」と、とんでもないアヴァンギャルドである。
当然ですがインフルエンザの型はいろいろあって、しかも日々進化しています。
どの型にも対応できるワクチンというものは存在しません。
型が合わなければ意味をなしません。
そのため、予防接種を受けていても発症したり、
インフルエンザに1回かかった人でもまた翌年かかることがあります。
ひどい場合は、同じ年に2回もインフルエンザに苦しんだりといった事態もおこります。
ここが麻疹や風疹の予防接種と違うところです。
日本薬科大学学長、丁宗鐵先生はこう言います。
「インフルエンザのウイルスは、A型だけで140種ある。
毎年その中から流行りそうなのを2~3種選んでいるに過ぎない。
外れる場合もあるし、またその接種した抗体ばかりを作るので、
それ以外の風邪や病気にかかりやすくなる。
普段から免疫力を高める生活を心がけることが大事」
ちなみに丁先生もワクチンは「打たない派」です。
ワクチンを打ったがために、他の風邪や病気にかかりやすくなるのは困りものです。
軍隊が配備されたので警察は安心して職務怠慢。
軍隊はターゲットのウイルスを攻撃することしか仕事をなさないので、
結果、窃盗や強盗などが増えて治安が悪くなる。みたいな。
というわけで、
インフルエンザへの一番の予防策は、免疫力を高めること。
免疫力を高める方法はいろいろあります。
それはまた次回。
(デング熱とは何だったのか SHIBA)