「pHバランスを整える」という言葉がありますよね。
pHとはピザハットの略ではありませんよ、どうもSHIBAです。
「pH」とは水素イオン濃度指数のこと。
な~んて言っても、余計に分からないですよね。
簡単に言えばpH値は「酸性」や「アルカリ性」を示す数値です。
理科の実験でリトマス紙試験があったのをイメージしてください。
pH値は0~14まであり、真ん中の7を中性とし、数値が7より高ければアルカリ性、低ければ酸性ということになります。
高い=アルカリ性
低い=酸性
健康な肌表面のpHは弱酸性です。
それにより肌の保水力も保たれています。
このバランスが崩れると乾燥肌やニキビなどを引き起こすので、
肌の健康を保つために「pHバランスを整える」という言葉があるんですね。
お肉をワインに漬け込むと美味しくなるのはご存知かと思います。
でも何故美味しくなるのかは、意外と理由までは知らないものです。
単にワインの風味が付いて美味しくなるだけではないんですよ。
肉のたんぱく質は人と同じ動物性なので弱酸性です。
pH値は5ぐらいと言われています。
通常、肉は過熱するとたんぱく質(コラーゲンなど)が分解され、
筋繊維が変性することで水分や脂が流れ出ます。
そこでワインです。
ワインのpH値は肉よりも低い酸性です。
ワインに漬け込み煮込むことで肉のpHは弱酸性に保たれ、保水力を維持します。
つまり肉汁の流出を防ぎ、柔らかくてジューシーになるわけです。
と、ここまで書いていてふと思ったのがワイン風呂。
ワインの湯船に浸かるとメチャメチャ保湿効果あるんじゃね?
という推論が浮かんだわけですが、ネットで調べる限りワイン風呂の効能は
「血行促進・美肌効果」などどれも抽象的で期待している答えとは違うものばかり。
pH値が弱酸性に保たれるかどうか、それにより保湿力が保たれるかどうか。
その辺にまで触れている記事は見当たりませんでした。
結局は自分で試してみろってことか。。。
う~ん。
え~と。
誰か試してみて?
(言うだけ番長 SHIBA)