どうもSHIBAです。
いやいや先程、新沼謙治さんのディナーショーが終わりまして、ええ。
片付け作業の最中ですが、ショーは盛り上がってまあ楽しい1日となりました。
前座で新沼さんの後輩だという加川明さんが努められました。
アラピアは加川さんとは古いお付き合いで、流石の加川さん、お客様の盛り上げ方が上手くていつも感心させられます。
そして新沼謙治さん。
新沼さんはその人柄が滲み出ています。その歌にも。
新沼さんは、かなり過去になりますが一度アラピアのステージで歌って頂いたことがあるんですよ。
だから今回は2回目のステージになるわけですが、
あれからずいぶん苦労をされたようです。
新沼さんは岩手県大船渡市の出身。
4年前の大震災で失ったものは多かったらしく、
時を同じくして最愛の妻・博江さんもがんで亡くしたとのことで。
それは想像を絶する悲しみだったと思います。
本人も「泣いても泣いても涙が枯れないものですね」と当時の胸中をお話しされていました。
今でも過去を思い出すと涙が出るとも・・・
それでも多くの支援者の励ましに感謝をし、
また自らも被災者を励ますために力強く生きていく覚悟を持っておられる様子で。なんと言いますか、もうね。新沼さんの生き様に脱帽です。
『ふるさとは今もかわらず』という歌は、まさにそんな心境を唄った歌でして。
悲しいだけではダメで、明るい未来と復興へのメッセージが込められた、
何とも荘厳で清らかで美しく浄化されるような神々しい曲でした(僕は初めて聴きました)
24時間テレビの新しいテーマソングにしたらいいんじゃなかろうか?というくらい。
どうやら今では悲しみを克服しているらしく、
いや、それは違うな・・・多くの悲しみを背負いながら一緒に前へ力強く進んでいる。そんな印象を受けました。
とにかくね、何度も言いますが人柄が滲み出ていますよ。
素敵な人だとは思っていましたが、想像以上でした。
会場のお客様も盛り上がって頂けたようですし、またお越し頂きたいですね。
(SHIBA)