どうもSHIBAです。
菌活といえば、乳酸菌をはじめ善玉菌をせっせと取り込むイメージがあります。
あながち間違ってはいませんが、菌活の目的は腸内環境を整えることですよね。
腸内環境が整うことで、消化吸収が良くなったり、便秘の解消や免疫力アップ。それに血糖値や血圧の上昇を抑制することもできます。
もちろん美肌やダイエットにも効果があります。
だからといって、むやみやたらに善玉菌を摂れば良いというわけではありません。
大事なのはバランス。
一応、悪玉菌にもそれなりの存在意義があるわけで・・・
一方的に偏るより、多様な菌に慣れる方が良いという考え方もあります。
ほら。農場の近くで育った子供は、アレルギー症状や花粉症になりにくいと言うではありませんか。
小さなうちから色々な菌に触れることによって免疫力が育つんでしょうね。
だから、ただ単に善玉菌の数を増やそうとするのではなくて、善玉菌の質を上げたり繁殖しやすい環境を整えることを考えた方が効率が良いと思われます。
これを少子高齢化問題に例えてみます。
人口全体の労働人口が足りない時はどのような政策を考えますか?
海外から日本へ移住させる。つまり外国人労働者を増やすという考えもありますが(一番手っ取り早い)、
長い目で見るなら、
労働環境を改善したり、子育て支援で安心して仕事ができるようにしたり、地域にも雇用を創出するような対策を打つとか人材のスキルアップに取り組むとか・・・とにかく今現在働いている人たちが仕事しやすい環境を作り上げることの方が重要ですよね?
ということで、プロバイオティクスよりもプレバイオティクス。
プロバイオティクスというのは、善玉菌そのものを摂取すること。
プレバイオティクスというのは、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などを摂取すること。
『【健康】 食物繊維は誤解されすぎ!?本当の魅力』 参照
プロバイオによって善玉菌を直接取り込めば、善玉菌の数は増えるでしょう。
しかし、単に善玉菌を摂取しても、腸へ届くまでに胃酸などで死滅したり、腸内環境が悪いままでは数が増えても働きが悪くて役に立ちません。
あ、いや、決して外国人労働者を中傷しているわけではありませんよ。
あくまでも労働環境を良くすることを優先する方が良いということ。
そこでプレバイオによって善玉菌たちの労働環境を良くしようというわけ。
食物繊維などを善玉菌に与えると元気になって活発化し増殖します。給料を上げたり子育て支援するようなものです。
また、食物繊維などが善玉菌のエサになるというのは、発酵するという意味で、この発酵により短鎖脂肪酸が生成されます。
短鎖脂肪酸の生成により、腸内は酸性に傾いて、より善玉菌にとって喜ぶ環境になるんですね(悪玉菌はアルカリ性を好む)
これは労働環境の改善や雇用の創出にあたりますね。
善玉菌たちにもっと活躍してもらおうと考えるならば、プレバイオティクスは非常に重要なポイントになること、ガッテンして頂けましたでしょうか?(某番組のパクリ)
関連記事
『【健康】 正しい菌活① 菌活ダイエットしているのに「便秘」になる理由?』
『【健康】 正しい菌活③ 男性こそ菌活を』
(プロバイオも重要ですよ、念のため SHIBA)