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大村智教授の偉大な業績で感じたこと

どうもSHIBAです。

ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智教授の業績って、
知れば知るほど偉大だと感じずにはいられません。

寄生虫によって引き起こされるオンコセルカ症(河川盲目症)という感染症の治療に関する発見が評価されたとのことですが、

・・・オンコセルカ症?なにそれ?

と多くの人が思ったことではないでしょうか。

日本ではなじみのない疾患名ですが、それもそのはず。

その99%がアフリカでの発症によるもので、主に熱帯地域に多くみられる疾患のようです。

詳しいことは知りませんが、年間1800万人が感染しているとか言われていますが、
大村さんたちが開発した薬のおかげで多くの人がこの病による失明から救われているそうですね。


このノーベル賞受賞の報道を見て感じたのは、
単に日本人の受賞ということで手放しに喜ぶのではなく、
世界にはまだまだ知らない疾患、難病がたくさん存在しているということ。

そして、今も世界のあちらこちらでそんな病に苦しんでいる人、闘っている人がいるということ。

大村さんがノーベル賞を受賞したことで、
「将来いろんな分野で活躍するであろう学生や子供たちが勇気づけられる」ことだとあちらこちらで報道されていますが、それだけでは一面的だなと感じました。

大村さんは「何かやらねば」と思ったそうですが、
これはもう純粋に「何かのために役立ちたい」という使命感がこの功績を生み出したんでしょうね。

テレビを通じて見てとれる大村さんの言動や振る舞いから、その人柄が凄く感じられますよ。

アフリカで沢山の子供たちに囲まれながらピースサインをしている写真がとても印象的です。

omura.jpg

(素敵な人なんでしょうね SHIBA)