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【健康】 「かぜは人に移すと治る」という迷信にも根拠があった?

かぜをひいた時って、誰に移されたのかをいつも必死で考えてしまう、どうもSHIBAです。

ところで「かぜは人に移すと治る」という噂がありますが、もちろん医学的な証左はありません。

まさか本気にしている人はいないと思いますが、でも実際に人に移して治ったと実感したことがあるという人もいらっしゃることでしょう。

このような迷信が生まれたのも、あながちテキトーなものではなく、ちゃんと根拠があったとも考えられます。

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人はかぜを移されても直ぐには症状が出るものではありません。

個人差や病原体の違いはあれど、数日間の潜伏期間があるものです。

移した本人は数日後には快方に向かうので、ちょうど入れ替わりのようになるのでそういう迷信が生まれたんだろうと思います。


話は変わって・・・

では「マスクにインフルエンザの予防効果は無い」という噂はどうでしょうか?

ウイルスというものは細菌と比べてもの凄~く小さい物。

ざっくり言うと、ウイルスは細菌の1,000分の1ほどしかありません。

一般的な不織布マスクの隙間は、5μm(マイクロメートル)

であるのに対し、

インフルエンザウイルスの大きさは、0.1μm

余裕でマスクを通過できるほど小さいのが特徴です。

「マスクにインフルエンザの予防効果は無い」と考えるのも無理はありません。

でもマスクはフィルターが何重にも層を成しているので、そう簡単に通過できるものなのか疑問です。

それにマスクをすることでのどの湿度が保たれます。

ウイルスは乾燥した環境を得意としますから、のどを潤すことは予防に効果があるということです。

むしろマスクの利点は保湿であるとも考えられ、マスクの隙間の大きさだけでウイルスを予防できないと一概に決めつけられるものではありません。

マスクはやはり、風邪予防、インフルエンザ予防の基本だと言えそうです。

(最近ピンク色のマスクとかあって可愛いですね。虎の縦じまのやつは何のつもり?タイガーマスク?何それ?シャレ? SHIBA)