どうもSHIBAです。
糖尿病の何が怖いって合併症ですよね。
主な合併症として目や腎臓の障害がありますが、比較的早い段階で現れるとされているのが神経障害です。
他の合併症よりも早く、糖尿病になってから5年ほどで現われるのが特徴です。
自覚のあるなしに関係なく、糖尿病患者の7~8割が神経障害の影響があるようです。
その初期症状としては手足の冷えやしびれがあります。
すでに糖尿病の患者、あるいは自覚している人であれば「合併症かも?」と異変に気づき易いかと思います。
注意しなければならないのは、糖尿病であると認知していない人、または健康診断をしばらく受けていない人です。
単なる冷え性かな?と簡単に考えがちになりそうなもの。
しびれにしても「一時的かな?」と思い過ごしてしまいそうです。
それが糖尿病による影響だとしたら、一般の市販薬では治るはずがありません。
冷えやしびれがあるということは、既にかなり進行している状態でもあるということです。
僕の父親も糖尿病患者ですが、糖尿病と診断された時にはすでに手足のしびれを自覚している状態でした。
「なんで今まで黙っていたんだ!?」という感じです。
最近になって急に冷えやしびれを感じるようになった場合は糖尿病の可能性を疑ってみた方が良いかもしれません。
他に、「口が渇きやすくなった」「排尿の回数が増えた」「疲れやすくなった」などの自覚症状があれば可能性は高くなります。
例えば足に冷えやしびれがあるにもかかわらず放置していれば、やがては足の感覚がなくなり、怪我をしても痛くなくなります。熱い冷たいの感覚もなくなります。
これは怪我や火傷をしても気付きにくくなるので、悪化や化膿を簡単に許してしまい、最悪は壊死してしまい足を切断。なんてことも有り得る。それが糖尿病です。
そうならないためにも、原因不明の冷えやしびれを感じ出したら、一度医療機関で受診することをお勧めします。
(SHIBA)