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【健康】 「あせも」と「湿疹」は違う。でも幼児のあせものケアは湿疹と同じ


「あせも」「湿疹」て似ていますよね。

あせもは汗の出る汗腺の出口が詰まり、そこに汗がたまってしまう状態です。
正式には「汗疹(かんしん)」といいます。

汗が詰まって水ぶくれになるだけなら痒みを伴いませんが、炎症を起こして赤くなりだすと痒みや軽い痛みを伴うようになります。

幼児は発汗量が多く、また肌がプニプニしているぶんシワが多くあります。首回りや肘裏、膝裏は特にあせもができやすいもの。


一方、湿疹は「外的要因により肌に赤くブツブツができたもの(皮膚の炎症)」を総称した表現です。

原因は様々で、例えば金属にかぶれたり、何かしらのアレルギー症状だったり、擦れたり引っかいたりしたことによるものもあれば、薬の影響で起こる場合もあります。

あせもも炎症すれば湿疹と同じとも言えます。

あせもは放っておくと、細菌が感染して「とびひ」になることもあるのでしっかり治しましょう。

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あせもの原因は汗をかくことではなく、かいた汗を放っておくことにあります。

あせもケアは湿疹と同じ。
肌を清潔に保つことが基本となります。

そのためには汗をこまめに拭くこと。

乾いたタオルよりも水に濡れたタオルでやさしく拭くことがポイントです。
これは刺激を与えないためです。

そしてこまめに着替えさせてあげること。

厚着はあせもを悪化させるので良くないのはもちろんですが、かといってノースリーブが良いかといえばそうでもなく、袖はある方が汗を吸収できるのであせもの予防になります。

通気性の良い天然素材の衣服は汗を吸収してくれますよ。


汗を多くかいたら風呂に入れてあげるといいですね。

ただし、入浴の仕方には注意が必要です。

お湯の温度や入浴剤、体の洗い方や入浴後のケアまで正しい知識は身に付けておいた方がお子様のために良いでしょう。

詳しくは
『【健康】 子どもの入浴法 ~「あせも」の場合~』 参照