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【健康】 「真っ暗な方が眠りやすい」というのはウソ?


皆さんは夜眠るときは「完全真っ暗」派でしょうか、それとも「少し明るい」派でしょうか。

僕は昔から豆電球だけつけて寝る少し明るい派です、どうもSHIBAです。

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近年は睡眠の研究結果から「質の高い睡眠を得るには真っ暗よりも少し明るい方が良い」というのが正しい説になってきているようです。

中にはどちらでもなく「電気をつけっ放しで眠る」派も少数ながらいらっしゃるようですが、明るい状態で眠ることは健康上よくないことは既に認められています。

これは明るい環境で眠ると暗い環境で眠った場合に比べてメラトニンというホルモンの分泌が少ないと言われているからです。
※メラトニンは昼と夜との生体リズムに大きく関係するホルモン

また、電気をつけたまま寝る習慣は肥満になりやすいというデータもあるらしく、これが本当かどうかは知りませんが睡眠に良くないことは確かなようです。


問題は、真っ暗よりも少しだけ明るい方が良いとされる理由ですね。

この根拠は「ヒトは真っ暗になると不安を掻き立てられる生物」だかららしい。

ヒトは太古より、獣などの外敵から襲われることがないよう火を焚いて寝る習慣があり、それは「暗闇が危険なものである」とずっと感じてきたからだという説があります。

確かに我々は肝試しでも分かるように暗闇で周りが見えないと不安になりますよね。

まあ、眠るときは話は別だ!と「完全真っ暗」派の人は言うかもしれませんが、ヒトというものはそういう生き物らしいです。

とはいえ「誰がなんと言おうが真っ暗の方が寝やすいんじゃ!」という人がいるのも事実。

ただ、脳科学的には、眠っている時の脳波を調べてみると、少し明るい方が深い眠りにつけているという報告もあるようです。

つまり、真っ暗だと入眠しやすいとしても眠りは浅い。ということになります。


でもまあ、ここまで言っても「誰がなんと言おうが真っ暗の方がスッキリ眠れるんじゃ!」という人もいるでしょう(笑)

よくテレビなどで「それは間違っています」とか専門家がしたり顔で言っているのを見かけますが、 理屈がどうであれ個人差はあるだろうし、実際真っ暗な方がしっかり眠れている人もいるわけですから真っ暗な方が眠れる人はそれでいいんじゃないでしょうか。