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【健康】 シャワー浴のメリット。 浴槽浴よりもシャワー浴が適しているのはどんな場合?


入浴には体を清潔にする、爽快感やリラックス感を得る、血行を促進する、疲れを回復する・・・など、様々な効果があります。

しかし、湯船に浸かる浴槽浴と、シャワーだけで済ますシャワー浴とでは、その効果の違いがはっきりとしています。

浴槽浴には例えば「温熱効果」「水圧効果」「浮力効果」の3大効果がよく知られていますが、これらの効果はどれもシャワー浴では不十分で、浮力効果にいたってはシャワー浴には完全に無関係です。

はたして浴槽浴とシャワー浴とでは、どちらの方が健康に良いのか?という疑問は昨今よく話題になりますが、言うまでもなく浴槽浴にはシャワー浴では得られない効果が数多くあり、比較するようなことでもありません。

・・・と、簡単に結論付けてしまってはシャワー浴にはメリットが無いように思われてしまうので、ここでは「どんな場合にシャワー浴が適しているか」を紹介致します。


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◆こんな場合にはシャワー浴がオススメ!



●この後に仕事や勉強など頑張らなければいけない場合

入浴後も仕事や勉強を続けなければならない時、もしくは朝風呂の場合は、42℃のシャワーや湯船で短い時間サッと刺激してあげると身体がシャキッと目覚めて効果的です。

これは熱めの温度により交感神経が刺激されるからで、ヒトは自律神経が交感神経優位になると緊張状態となり集中力が高まります。

反対に、湯船でゆっくり温まってしまうと、気持ち良くなって副交感神経優位となり、リラックス状態となってしまい、仕事や勉強の前には適していません。


●眼が疲れている場合

疲れ目を感じる時は、浴槽浴でも良いのですが、温かいシャワーを目元に当てると効果があります。

ただし、ぬるいと効果がみられなかったという報告があり、少し熱めの方が期待できそうです。

眼精疲労の場合も同様です。

目を温めるだけでなくシャワーが目の周りのツボを刺激しますからマッサージ効果も得られます。


●歯周病が気になる場合

歯茎にシャワーを当てると、その刺激が歯茎の血行を良くし、歯周病の予防になると期待されています。


●口内炎がある場合

シャワー浴のついでに、口の中をよくゆすぎ、口内を清潔にしておくことはとても大切なことです。


●鼻血が出ている場合

鼻血が出ている時に入浴すると逆効果になるので、通常は時間を空けてから入浴するべきですが、時間が無い場合はシャワー浴にすると良いでしょう。


●便秘の場合

本当は浴槽浴の方がお勧めですが、時間が無い場合はシャワー浴時にお腹にシャワーを当ててあげると良いでしょう。
強めの水圧で、お腹に熱いシャワーとぬるいシャワーを交互に当てるとより効果が見込めます。


●痛風発作時

痛風をお持ちの方は、無症状である中間期(間欠期)は入浴した方が良いとされていますが、痛風発作時は基本的には入浴は厳禁です。
痛風発作時はぬるめのシャワーで我慢しましょう。


●低血圧の人

低血圧の人は朝の目覚めが悪いことが多いとよく言われています。

副交感神経優位の睡眠状態から交感神経へのスイッチの切り替えがうまく働かないために脳への血流が悪いということが考えられますが、これは低血圧が原因というより、自律神経の機能の問題だと言えますね。

このような朝は、熱めのシャワーで交感神経を刺激すると効果が期待できます。


●気管支喘息があり、入浴すると喘息発作が出る場合

気管支喘息の場合、入浴で寛ぐことが副交感神経を優位にし、喘息発作を招く怖れがあります。
事実、喘息の発作はリラックスしている時に起こりやすいものです。
リラックスした状態は筋肉が緩むので、さらに気道が狭くなるからです。

風呂上りに休もうとしている時に、決まって苦しくなりやすいのはそのためです。

こんな場合はシャワー浴でもかまいません。ただし、湯冷めには注意しましょう。


●帯状疱疹で、二次感染のおそれがある場合

皮膚に破れた水疱があったり、びらん、潰瘍がみられる場合の体の保清は、シャワー浴となります。

皮膚病変には石けんを使用せず軽く洗浄し、消毒後、医療機関で出された外用薬を塗布しましょう。

頭部や顔に皮疹がある場合は石けんを使用せずに洗浄しましょう。


●思いっきり泣きたい時


健康と何の関係があるんだ?と思われるかもしれませんが(笑)

涙には浄化作用といってストレスを緩和する効果があるんですよ。「泣くとすっきりする」というのは本当です。

とはいえ、大声で泣きたくでも人目が気になるもの。そこでお風呂です。

布団の中で泣くよりお風呂で泣いた方が人目も気にならないし、
声が出てもシャワーの音で誤魔化せるし、なんたって泣いたあと顔を洗って出てこられる利点がありますよ。


●発熱(高熱時)の場合

風邪のひき始めや微熱程度であれば入浴は問題ありません。

子どもの場合は、「熱があるかないか」よりも、「元気があるかどうか」「食欲があるかどうか」で判断しましょう。

ただし、高熱時は体力の消耗が激しいのでシャワー浴か体を拭くだけにして、皮膚を清潔に保ちながら様子を見ましょう。

おたふくなど炎症部位がある場合は、腫れているところにはシャワーを当てないようにして下さい。


●痰が絡んでいる場合

シャワーの湯を上から口の中に注ぎこみながらうがいをすると、通常のうがいよりも痰を切りやすくなります。


●運動の直後に入浴する場合

運動直後の入浴は良くないとされています。

それは、運動ですでにエネルギーを消費しているわけですから、すぐに入浴するとさらに体力を消耗してしまうからです。

そのため、運動後の入浴は1時間空けるのが良いとされています。

どうしても汗を流したいという場合はシャワー浴が適しているでしょう。


●浴槽に浸かると胸やけがする場合

その胸やけ、逆流性食道炎かもしれません。
浴槽浴による水圧によって胃内圧が上昇して逆流している可能性もありますので、この場合はシャワー浴に切り替えてみるのも方法のひとつです。



・・・と、ここまで徒然なるままに書き出してみましたが、

きっとまだまだシャワー浴の利用法があると思います。

書き足すことがあれば追記します。
 

【健康】 「閉塞性動脈硬化症」の入浴法 ~足浴によるフットケア~

 
閉塞性動脈硬化症とは、動脈の血管の壁にコレステロールなどが付着して、動脈そのものが狭くなったり詰まってしまい、血液の流れをふさいでしまう病気です。
動脈硬化が進むことで生じますが、これが冠動脈で起これば狭心症や心筋梗塞、脳の血管で起これば脳梗塞になるわけですが、閉塞性動脈硬化症は主に下肢、つまり下半身の動脈に起こります。「足梗塞」と表現するとイメージしやすいかもしれません。
 
閉塞(血管が詰まること)を起こすと、その先の組織に酸素や栄養を送り届けることができなくなるので、当然さまざまな障害が現れます。
 
初めのうちは足が冷たく感じたり、足の血色が悪くなったりしますが、症状が進展すると最終的には足に潰瘍ができたり壊死に至ったりします
 
 
高血圧などの生活習慣病や喫煙の習慣が閉塞性動脈硬化症の原因として挙げられます。
 
加齢や肥満も危険因子となりますが、特に
 
・高血圧、脂質異常症の場合は通常の2~3倍
・糖尿病、喫煙者の人は通常の4倍
 
も発症リスクが高くなるとも言われています。
 
 


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◆入浴上の問題リスト◆

 
#1 動脈閉塞による冷感やしびれを感じる
#2 高血圧などの基礎疾患がある
#3 皮膚の局所において炎症症状がみられる
 
入浴には血管拡張作用があるので血流の改善が期待できますが、閉塞性動脈硬化症とは基本的に動脈硬化症なので、狭心症など他の動脈硬化症を併発することも多く、場合によっては入浴(全身浴)は心臓に負担がかかるので注意が必要になることもあります。
そのため下肢の閉塞性動脈硬化症には温熱療法として足浴(足湯)が有効とされています。
 
 
 
◆入浴法◆
 
 
<入浴上の問題>#1 動脈閉塞による冷感やしびれを感じる
 
<入浴目標> 早期の対応により血流が改善される
 
 
閉塞性動脈硬化症の治療には早期発見、早期治療が大切とされています。
初期症状である足のしびれや冷感を感じる場合は、早期の診断が求められますが、症状が坐骨神経痛にも似ているために自己判断しがちなので注意が必要です。
 
症状が軽い段階では、足浴(足湯)による温熱療法が有効です。
それも炭酸浴による足浴。
 
炭酸浴は血管拡張作用が高く、通常の入浴よりも血流が4~5倍にもなるという研究報告があります。
 
足浴には、足の清潔を保ちながら、血管拡張作用による血流の改善が期待できます。
 
また、炭酸浴には組織への酸素の供給を促進する作用が高く、これが血行障害への治療などにも応用できるとして、最近は人工炭酸泉による治療効果への研究が進んでいるようです。
 
 
 【閉塞性動脈硬化症の足浴法】
 
  37~38℃ 15分間
  39~40℃ 10分間
 
 
血行障害への温熱療法としてホットパックがよく用いられますが、血流が閉塞している局所においては熱が放散されず火傷を生じる危険性があるのに比べ、炭酸浴による温熱作用は安全性が高いという利点があります。
 
ただし、効果の持続性はないので、フットケアの一つとして行いましょう。
 
 
ちなみに足浴後にしびれを感じる場合があるようです。
 
血栓が詰まって症状が悪化している可能性もありますが、血流は悪化する過程だけではなく、改善される過程でもしびれを感じることがあります。
 
正座から立ち上がろうとした時のしびれをイメージすると分かりやすいかもしれませんが、それまで血の流れが滞っていた場所の血行が急に良くなった場合に、ジンジンと感じることがあるのと同じです。
 
 
 
<入浴上の問題>#2 高血圧などの基礎疾患がある
 
<入浴目標> 原疾患の治療、改善を行うことで閉塞状態を進展させない
 
 
閉塞性動脈硬化症の危険因子として、高血圧や糖尿病といった疾患が根本的な原因となることがあります。
 
このような場合、原疾患に対する治療や改善が必要となります。
 
高血圧や糖尿病には血圧のコントロールも大切で、入浴においては血圧の急上昇を防ぐため38~40℃の湯温を守りましょう。
また、心臓への水圧負荷の小さい半身浴がお勧めです。
 
入浴前後の水分補給も重要で、体内の水分が不足すると血液の濃度が増して血栓が詰まる危険性が高くなります。
 
 
 
 
 
 
<入浴上の問題>#3 皮膚の局所において炎症症状がみられる
 
<入浴目標> 皮膚の清潔を保ち、病変を観察した時は医師に知らせる
 
 
入浴でも足浴でも、血行促進することは疼痛を緩和し、感染を予防することでもあります。
血液には、酸素や栄養を運ぶ働きだけではなく、発痛物質を流したり、白血球(免疫細胞)の活性化を促進したりする役割もあるからです。
 
浴後は足をしっかりと乾燥させましょう。ただし、下肢の循環状態が悪化してくると皮膚が乾燥しがちになりますので、この場合は保湿ケアが重要となります。
 
爪の手入れも気を配り、深爪が原因で細菌が入り感染するということがないようにしましょう。
 
足の病変をよく観察し、白癬、カンジダやタコ、うおの目などを発見した場合は医師に報告するようにしましょう。
 



関連記事

『症状別の入浴法』


 

【健康】 最近多い「男性の冷え性」とは


冷え性といえば「女性の悩み」というイメージがありますが、最近は男性にも冷え性で困っている人は多いようです。

冷え性というのは、一般的には自律神経のバランスが乱れることで血流が悪くなって、特に手足の先に冷えを感じる症状のことを言います(他のタイプもある)

でもどうしてここ近年、男性の冷え性が増えてきているのでしょうか?

その理由は、男性が優しくなったせいではないか?と言われています。

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おそらく男性にも、以前から冷え性の人はたくさんいたかもしれないのです。本人が気付いていないだけで。

というのは、かつての男性に多い冷え性とは、ビールなどに代表される冷たいの飲み物を好む習性が男性にはあり、内臓は冷えているが筋肉量が多く、基礎代謝が活発なために手足はポカポカしているので、自分が冷え性であるとは気付かないタイプの「内臓型冷え性」だったと思われます。別名「隠れ冷え性」というくらいですから、本人も冷え症を自覚しにくい傾向にありました。

女性が男性よりも冷え性が多いのは、筋肉量が男性よりも少ないので基礎代謝量も低い。つまり熱が作られないからだと考えられているんですね。


ところが近年の男性は、以前よりも女性化しているというか筋肉量が少なくなっているのかもしれません。

特に体を動かす機会の少ないオフィス生活、デスクワークが中心の男性にはその傾向が強く出ているように思います。

昔よりもエアコンが充実している環境ですから、冬でも冷たい物を摂る男性は多いですよね。それが冷えを助長しているとも知らず。

しかも今の男性は昔よりも抗ストレス力も弱くなっているような気がします。


なかでも一番の原因は「姿勢の悪さ」にあるという指摘もあります。

姿勢の悪さから梨状筋と呼ばれるお尻にある筋肉がこわばって、そのために坐骨神経が刺激され自律神経を乱し、脚全体の筋肉の血流が悪くなって冷え性に進展すると・・・こう考えられているようです。


これらの症状に心当たりのある男性は、まず冷たい物を控え、筋肉を動かすこと、例えば運動でなくてもストレッチをするだけでも効果は得られるので、生活習慣の見直しをする必要があります。

熱の材料となるタンパク質も意識して摂ると良いそうです。

血行を促進するには入浴が効果的ですが、入浴だけでは効果は一時的になるので、入浴は睡眠と合わせてセットで考える必要があります。

就寝の1~2時間前に入浴すると、質の高い睡眠へと繋げることができ、自律神経の乱れも整われていくと考えられています。


『【健康】 「冷え性」の入浴法 ~誤解だらけの冷え性対策~』 参照

 

【健康】 梅干し1日1個で、冬は風邪予防!夏は熱中症予防!

 
毎年夏と冬に梅干しを1日1個食べるようにしています、どうもSHIBAです。
 
そのおかげか、ここ2年半ほど全く風邪をひいていません。
 
夏と冬に梅干しを食べるようにしているのは、夏は熱中症予防のため。冬は風邪予防のためです。


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熱中症対策で一番注意しなければいけないのは脱水です。
 
暑い時のヒトの体温調節は発汗によって行われています。
かいた汗が蒸発する(気化する)ときに、皮膚表面の熱が奪われることで体温は下がりますが、脱水状態になると汗がかけなくなってしまい、熱が体内にこもって熱中症を起こしてしまいます。
 
そのため、熱中症対策として水分の補給が重要であることは当然ですが、水分補給と併せて電解質(主にナトリウム)の補給も重要です。
 
血液のナトリウム濃度は一定に保たれているので、水分のみを摂取するとナトリウム濃度が低下してしまうのでヒトの体をナトリウム濃度を一定に保とうとして汗を大量にかきます(余分な水分を排出してナトリウム濃度を保つため)
 
しっかり水分を取っているのに脱水になるのはこのタイプです。

 
また、ナトリウムが不足すると、神経や筋肉に悪影響が出て、脚がつったり、力が入らない(しびれ)状態になります(「熱けいれん」という)

 
そういうわけで、熱中症予防には水分補給だけでなく電解質(主にナトリウム)も必要です。
 
近年は食塩の摂り過ぎが問題になっていますが、大量に汗をかくような時期は反対に不足しないように気を付けなければなりません。
 
味噌汁を飲む習慣も水分と塩分(ナトリウム)を効率よく補給できるので優れものでオススメですが、
梅干しにはさらに夏バテ防止も期待できるのが魅力です。
 
梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復作用があるので、熱中症だけでなく夏バテの予防にもなるんですね。
 
 
冬の寒い季節においては、風邪の原因となる病原菌たちが増殖しやすい環境ですが、体力が落ちたとき、抵抗力が低下した時に免疫力が弱まり風邪をひきやすくなります。
 
ここでもクエン酸による疲労回復作用が免疫力を維持することになりますので、梅干しには風邪予防にも効果が期待できます。
 
 
また、クエン酸には殺菌作用があり、口内をきれいに殺菌することで、病原菌(歯周病菌含む)たちがのどの奥に感染するのを防ぎます。
 
時折、「梅干しの殺菌作用はたいして効果が期待できない」という噂がされることもありますが、梅干しが持つ殺菌作用の真骨頂は、だ液の分泌を促進することにあると思います。
 
だ液にはリゾチームという殺菌作用のある酵素が含まれていて、だ液の分泌が少ないと歯周病の原因になると言われるほどです。
 
ちなみに食事の時よく噛んで食べることも、だ液がたくさん分泌されるので、消化に良いだけでなく、風邪予防にもなりますね。
 
 
まあ、そんなわけで夏と冬には梅干しを1日1個食べていますが、このおかげかどうかは立証できませんけど熱中症や風邪とは今のところ無縁ですよ。
 

 

【健康】 「脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)」の入浴法 ~生活習慣と洗髪方法を見直す~

脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が盛んな場合に起こる炎症、湿疹のことで、かゆみを伴ったりフケが出たりします。
 
皮脂の分泌が多い頭皮や顔のTゾーン、わきの下、太ももの付け根などによく起こります。
 
好発年齢は幼児20代以降の成人で、それぞれ原因は違ってきます。
 
幼児の場合は生まれて2週間~4週間に多くみられ、代謝が活発で皮脂の分泌も盛んなうえ、皮脂腺の発達が未熟なために詰まりやすく、そのために炎症を起こしやすいようです。
軽症な場合は成長と共に治っていきますが、アトピー性皮膚炎に変化する場合もあります。


『【健康】  「アトピー性皮膚炎」の入浴法 ~掻痒感の軽減を優先する~』 参照
 
 
成人における脂漏性皮膚炎の原因は、マラセチア真菌と呼ばれるカビの一種が皮脂をエサとし、その時に分解して出た遊離脂肪酸が酸化されて毛穴が詰まったり、汗に混じった脂肪酸が皮膚を刺激すると考えられています。
つまり、マラセチア真菌の増殖が原因となります。
 
皮脂分泌は男性ホルモン(テストステロン)が司っているため、成人の脂漏性皮膚炎の原因は皮脂をエサとするマラセチア真菌によるわけです(男性ホルモンは女性にもあります)
 
マラセチア真菌はカビの一種ですから、高温多湿の環境を好み、梅雨の時期などに増殖しやすいという特徴があります。
症状がニキビと似ているため間違えやすいかもしれませんが、皮膚科へ行かないで自己判断をしていると悪化する可能性があります。

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◆入浴上の問題リスト◆
 
 
#1 入浴しても湿疹が治らない
#2 洗髪するとかゆみを感じたりフケが出る
 
脂漏性皮膚炎を悪化させる因子には皮脂の過剰分泌やストレス、脂っこい物の摂り過ぎなどがあります。
お風呂に入ることで皮脂を洗い流し皮膚を清潔にすることや、浴槽に浸かってリラックスすること、そして温まることで血行を促進して脂質の代謝を促進するなど、入浴には様々な効果が期待できます。
しかし、最終的には体質を改善しない限り、症状は繰り返されると考えられます。
 
 
 
◆入浴法◆
 
 
<入浴上の問題>#1 入浴しても湿疹が治らない
 
<入浴目標> 生活習慣の改善と併せて行う
 
 
マラセチア真菌によって分解された脂肪酸を放置していると脂漏性皮膚炎が悪化します。
 
そのため入浴によって皮膚を清潔にすることはとても大切で、ストレスを緩和したり血行を促進するなど、入浴には脂漏性皮膚炎にとってとても効果が期待できます。
 
ところが、処方された抗真菌薬を使用しているにもかかわらず、入浴しても症状が良くならない。あるいは、反対に湿疹や炎症が悪化してしまうという場合もあります。
 
抗真菌薬でも副作用として搔痒感や接触性皮膚炎になる場合もありますので、まずは医師に相談することをお勧めします。

 
それから入浴法の前に生活習慣の見直しをしましょう。
 
たとえどんなに入浴によるケアにによって症状が良くなったとしても、生活面に問題があればそれを改善しないことにはまた悪化を繰り返すので、生活習慣の改善は必要条件となります。
 
 
・脂っこい物、甘い物、辛い物の食べ過ぎ
  【根拠】 皮脂の過剰分泌の原因になる
・ストレス
  【根拠】 自律神経系やホルモンのバランスが乱れる
・便秘
  【根拠】 腸の運動が悪くなり、腸から血中に有害物質が吸収されやすい
・ビタミンB群(特にビタミンB₂)の不足
  【根拠】 脂質の代謝が悪くなる
・睡眠不足や疲労の蓄積
  【根拠】 免疫力が低下する
・運動不足
  【根拠】 汗や皮脂が汗腺や皮脂腺に詰まりやすくなる

 
入浴には上記の問題に対して、皮脂を洗い流し、自律神経系やホルモンのバランスを整え、老廃物を流し、代謝を良くし、免疫力を高め、発汗する作用がありますが、全て入浴で解決できるわけではなく、生活習慣の改善も併せて行うことが重要です。
 
 
入浴法としては、ぬるめの38~40℃のお湯に15~20分間の入浴が目安です。
 
リラックスしてしっかり温まることが目的です(熱めのお湯は皮膚と交感神経を刺激するので逆効果となります)
 
リラックスすることの重要性は、脂漏性皮膚炎がストレスによる影響が大きいことからも明確です。
 
ストレスによって自律神経系やホルモンのバランスが乱れることが、どうして脂漏性皮膚炎の原因となるのか?
 
それはストレスによって自律神経が交感神経優位に傾くと、ストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールが副腎皮質より分泌されますが、このコルチゾールには男性ホルモン(テストステロン)の分泌を増やす作用もあるので、そのため皮脂の過剰分泌に及ぶというわけです。
 
さらにストレスの慢性化による免疫力の低下はマラセチア真菌の増殖を許してしまいます。
 
 
また、しっかりと発汗する習慣を身に付けることも重要です。
 
運動不足で汗をかく習慣がないと、皮脂も詰まりやすくなり、そこにマラセチア真菌が増殖する原因となります。
カビは湿気のこもったところが好きなので、入浴で発汗して、毛穴に詰まった古い皮脂はしっかりと出してしまいましょう。
 
 
 
<入浴上の問題>#2 洗髪するとかゆみを感じたりフケが出る
 
<入浴目標> 正しい洗髪を行う
 
 
頭皮湿疹は脂漏性皮膚炎によくある症状で、大粒のフケが出ることがあります。
 
頭皮湿疹への対処は、洗髪を丁寧に行うことです。
 
ところが「しっかりと洗髪していてもかゆい。フケが出る」というようなことがあります。
 
このような場合はいくつか確認すべきポイントがあります。

 
・お湯の温度はぬるめにしましょう。

・シャンプーは低刺激性のものを使用しましょう。

・爪を立てないで、頭皮を傷つけないよう優しく洗いましょう。

・整髪剤やカラーリング剤が刺激の原因になる場合もあります。

・1日に何度も洗髪をする必要はありませんが、中には2回洗髪することで症状が緩和される人もいるようです。ただし、皮脂欠乏性による頭皮湿疹だった場合は皮脂の洗いすぎになってしまうので逆効果になります。

・シャンプーやリンスのすすぎ残しも原因となります。

・洗髪後はドライヤーで完全に髪を乾かしましょう。濡れているとカビが繁殖しやすい条件となります。


 
シャンプーを変えたり正しい洗髪を行っても同じ症状が続く場合は医師に相談しましょう。

 



関連記事

『症状別の入浴法』

 

【健康】  「アトピー性皮膚炎」の入浴法 ~掻痒感の軽減を優先する~

 
アトピー性皮膚炎には、アトピー素因に伴うアレルギー炎症を起こすアレルギー的要因と、皮膚のバリア機能の低下に伴う刺激性皮膚炎を起こす非アレルギー的要因があると考えられています。
 
 
●アレルギー的要因
 ・ダニ ・ハウスダスト ・食べ物 ・花粉 ・カビ(真菌) ・ホルムアルデヒド など
 
●非アレルギー的要因
 ・洗剤(シャンプー、ボディソープなど) ・ストレス ・掻破 ・接触刺激 ・細菌 など
 
 
アトピー性皮膚炎の患者の多くはアトピー素因を持っており、アレルギー性鼻炎や気管支喘息などを合併することが多く、IgE抗体を産生しやすい体質であったり、親にも同様の傾向があるといった遺伝子要素も関係していると指摘されています。
 
皮膚バリア機能の低下も重要な病因であり、角質層の保湿成分が少なくなって皮膚が乾燥した状態は、アトピー素因を持たない人であっても軽微な刺激にも容易にかゆみを誘発しやすく、ましてやアトピー素因を持っている人はさらにアレルゲン(抗原)による炎症も起こしやすいので、アトピー性皮膚炎とは強い掻痒がある湿疹を主症状とします。
 
つまりは、免疫機能の異常と皮膚機能の異常とが組み合わさったものがアトピー性皮膚炎です。
 
そのため、アトピー性皮膚炎のメカニズムはとても複雑であり、患者によっても原因や増悪因子が異なるので、個々の患者によって治療法は違っていたり、症状も増悪と寛解を繰り返し、治療は長期に及びます

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◆入浴上の問題リスト◆
 
 
#1 入浴するとかゆみを感じる
#2 風呂上りにかゆみが増強する
#3 ジュクジュクした部分が気になって仕方がない
#4 ステロイド外用薬の効果があまりなく、汗をかくと症状が悪化する
#5 自分に相応しい入浴法が分からない
 
お風呂に入ると掻痒感が悪化するという人もいますが、入浴は様々な刺激物や汗、汚れを除き皮膚を清潔にするために必要です。
入浴で症状が悪くなるとすれば、それは入浴方法が間違っているからです。
アトピー性皮膚炎の患者による入浴の経験談も人によって様々な意見があるのは、それだけアトピー性皮膚炎の病因や増悪因子が人それぞれだからであり、原則的には自分にとっての増悪因子をできるかぎり見つけてこれを除去するとともに、スキンケアと合わせて対処する必要があります。
直ぐに良くなる症状ではないので、まずはかゆみに対する問題への優先が高くなります。
 
 
 
◆入浴法◆
 
 
<入浴上の問題>#1 入浴するとかゆみを感じる
 
<入浴目標> 搔痒感を軽減する
 
 
アトピー性皮膚炎の寛解には、体質の改善や皮膚バリア機能の正常化が求められますが、入浴においてはかゆみの要因となる危険因子はできる限り除去し、まずはかゆみを最小限に抑えることが優先されます。
 
お風呂に入るとお湯ですら刺激になるというような場合は、自分の入浴習慣を見直してみましょう。
 
一番風呂に入ってはいませんか?
塩素は除去していますか?
 
アトピー性皮膚炎とは無縁の人でも、一番風呂に入るとお湯がなんとなくピリピリ感じたことがあるかもしれません。
 
その刺激の原因は塩素であることが多いものです。
 
ご存知のとおり水道水には消毒のために塩素が含まれていますが、その影響で皮膚の弱い人には刺激と感じることがあります。
 
入浴剤にこだわるよりも塩素の除去の方が重要で、そのためにはビタミンC(アスコルビン酸)を約1g浴槽に投入するだけでビタミンCと塩素が酸化還元反応を起こし、塩素を除去できます。
 
アスコルビン酸の原末は薬局、ドラッグストア、通販でも手に入れることができます。
 
なお、浴槽のお湯だけでなく、シャワーのお湯(水)もまた塩素を含んでいると思いますが、
シャワーヘッドを塩素除去ヘッドに買い替えてみることも手段のひとつです。
 
 
湯船の塩素を除去したとしても、皮膚にアレルゲンを付着したまま浸かるのはよろしくありません。
 
浴槽に浸かる前には、アレルゲンを落とすためにぬるめのシャワーを浴びるようにしましょう。
 
浴槽の温度と入浴時間の目安は、37~39℃のお湯で約15分間としましょう。
 
40℃ですら人によっては刺激となるくらいアトピー性皮膚炎患者には熱めのお湯は危険因子となります(皮膚の乾燥の程度によっては40℃でも可能)
 
入浴時間は、10分間でも体が温まるようならそれでも構いませんが、冷え性を伴う場合は15分間を目安にしましょう。
 
アトピー性皮膚炎患者には冷え性を伴っていることが多く、冷え性は皮膚血管の血流が悪くなりやすいことからも分かるように、冷えはアトピー症状を悪化させる要因となります。
 
体を洗うための石けんやボディソープ、シャンプーは無添加・無香料のものが基本です。
どの製品が肌に合うかは個人差があるので自分で試すしかありません。
何も使用しないという選択肢もあります(ただし、この場合は殺菌効果はありません)
 
洗い残しもかゆみの原因になります。すすぎが足りないと石けんなどの成分が刺激となる場合もあるからです。
 
 
 
<入浴上の問題>#2 風呂上りにかゆみが増強する
 
<入浴目標> 保湿ケアで乾燥から守る
 
 
入浴によって角質層が必要以上に流れ落ちてしまうと、皮膚バリア機能が悪化します。
 
皮膚バリア機能が低下すると皮脂膜・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質などの保湿成分を失いやすく、肌が乾燥して細胞間に隙間ができてしまうので、少しの刺激にも敏感になってしまいます
 
入浴後にかゆみが増強する場合は、アレルゲン(抗原)の影響ではなく、入浴中に角質を落とし過ぎたためと考えられます。
 
さすがにこれは無いと思いますが、例えば体を洗うときにゴシゴシこすったり、ナイロンタオルを使用すれば当然角質は落ちてしまいます。
シャワーの水圧が強いだけでも落ちやすいものです。
 
 
浴槽に浸かる時間も長くて15分間としたのは、それ以上の長湯は角質をふやけさせてしまい、ちょっとした刺激でも剥がれちてしまいやすくなるおそれがあるからです。
 
風呂上がりの時点ですでにかゆみを感じる場合は、その部分に冷たいシャワーを当ててから浴室を出ると良いでしょう。
 
 
重要なのは入浴後の保湿ケアです。
 
できれば入浴後5分以内に行うことが求められます。
 
入浴直後は肌が潤っているように思えても、すぐに乾燥して肌の水分は入浴前より失われた状態になるからです。
 
そうは言っても5分以内じゃ汗がひかないよ・・・という場合にも風呂上がりの冷たいシャワーは有効でしょう。

 
 
 
 
<入浴上の問題>#3 ジュクジュクした部分が気になって仕方がない
 
<入浴目標> 殺菌とともに正しいスキンケアができる
 
 
皮膚のpHは弱酸性に保たれたりすることで皮膚上に存在する常在菌のバランスが保たれています。
 
しかし皮膚のバリア機能が低下したり、汗をかく習慣がなかったりすると、皮膚のpHは弱酸性を保てなくなり弱アルカリ性に傾きます。
そうなるとアルカリ性を好む悪玉菌の黄色ブドウ球菌が増殖し、黄色ブドウ球菌が出す毒素によって炎症反応が起こります。
 
肌のジュクジュクした部分は黄色ブドウ球菌が繁殖していることを意味します。
ですので、この部分はしっかり殺菌する必要がありますが、洗うときに石けんなどを使用すれば殺菌はできるものの角質は落ちやすくなります。
 
できれば皮膚を刺激することなく殺菌したいものですが、そこで殺菌効果のある入浴法としてクエン酸風呂が知られています。
 
クエン酸とは梅干しや柑橘類などに含まれる成分としておなじみの物質で、皮膚からも吸収されるという性質を持っているため、クエン酸風呂に入ることで肌を一時的に弱酸性にし、悪玉菌を殺菌する効果が期待されています。
 
アトピー肌の人の肌はアルカリ性に傾いている場合が多いので、クエン酸風呂は症状を緩和すると考えられているわけです。
 
 

 
ただし殺菌効果は一時的なもの。
 
殺菌すると善玉菌も殺菌されます。そしてその後、善玉菌と悪玉菌のどちらの繁殖が優勢になるかは、どちらが繁殖の好条件を満たしているかによります。
殺菌をしたとしても、ターンオーバーの乱れや汗腺機能の低下が改善されていなければ、悪玉菌が繁殖しやすい条件であることには変わりません。そのうち再び黄色ブドウ球菌が繁殖することになるからです。
 
また、皮膚の奥で増殖している菌までは殺菌できません。皮膚バリア機能低下が激しいほど生き残る菌が増えることになり、再度増殖することになります。
 
アトピー性皮膚炎の症状は増悪と寛解とを繰り返すというのはそういう理由によります。
 
殺菌や消毒を繰り返していると菌も耐性を持つことがあり、肌を悪玉菌が繁殖しにくい環境にするためにスキンケアをしっかりと行うことが求められます。
 
ただし、だからといって神経質なまでの洗い過ぎは、善玉菌を含む全ての菌を除去するだけでなく、皮膚バリア機能をも悪化させるので逆効果となります。
 
清潔さを維持することは重要なことですが、適切な殺菌とスキンケアを心がけましょう
 
 
 
<入浴上の問題>#4 ステロイド外用薬の効果があまりなく、汗をかくと症状が悪化する
 
<入浴目標> 原因を理解し、汗腺機能を正常化する
 
 
ステロイド外用薬は免疫機能の異常を抑える一般的な治療薬です。
 
ステロイド外用薬の効果がいまいちだという場合には、いま一度シャワーでしっかりと患部を洗ってから塗布してみましょう。
ステロイドを塗布するときに以前に塗布したステロイドがまだ皮膚に残っていると薬の効果は発揮しません
 
それでもステロイドで効果が弱い場合はマラセチア真菌(カビの一種)が原因である可能性があります(もしくは他の要因と両方)
 
マラセチア真菌は汗や皮脂を栄養とするので、半身浴やサウナをするとかいた汗によってかゆみを感じる場合(かつステロイド効果が弱い場合)はマラセチア対策も試してみると良いかもしれません。
 
入浴は全身浴にして、体を洗うときは抗カビ成分を含んだ石けんやシャンプーでマラセチア真菌を退治し、入浴後には保湿して、その他の時間帯にはステロイド外用薬を塗布するなどして複合的に改善を図ってみましょう。
 
マラセチア真菌が増える原因として、汗や皮脂のかき過ぎが考えられますが、意外にも汗腺機能が低下していて汗をかかないことも原因となりえます。
それは、汗をかかないということは、汗や皮脂が分泌されても皮膚表面に出ずに中で詰まっている状態であり、特にマラセチア真菌はカビの一種なので、このような毛穴や汗腺の中に詰まったジメジメしたところを好むからであり、お風呂や台所のような水回りにカビが繁殖しやすいのと同じです。
 
マラセチア真菌が皮脂をエサとして分解した際に生成される過酸化脂質(油汚れと同じ)は毒性があるので炎症の原因となります(脂漏性皮膚炎

『「脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)」の入浴法 ~生活習慣と洗髪方法を見直す~』 参照
 
 
しかもアトピー素因を持つ人にはそれだけでは終わりません。
マラセチア真菌が作るタンパク質にはヒスタミンが含まれているという研究報告があり、このヒスタミンが汗に混じることでアレルギー反応を起こしてしまうようです。
 
 
さらにこのヒスタミンがアセチルコリンによる発汗を抑制しているとも考えられていて、そのためかアトピー性皮膚炎患者は汗腺機能が低下していることが多いようです。 そしてまたマラセチア真菌が増殖するという悪循環を招きます。
 
ヒスタミンが原因であれば、通常の治療には抗ヒスタミン薬が用いられますが、抗コリン作用を伴わない抗ヒスタミン薬でなければ汗腺機能は低下したままになります。
 
その点、入浴では副交感神経を刺激するのでアセチルコリンによる発汗を促進することができます。
 
 
というわけで、このような場合の入浴に求められる効果といえば「発汗」ですよね。
 
カビ菌は毛穴や汗腺の中に潜んでいることが多いわけですから、汗をかくことで追い出すことができます。
 
汗をかくと炎症がひどくなるという人でも、入浴中であればすぐに洗い流せるので、敢えて入浴中に汗をかくようにしましょう。
 
そこでバスソルトがおすすめです。
 
バスソルトは塩のもつ浸透圧の影響で、通常のお湯の約4倍も汗をかくとさえ言われるほど発汗作用があります。
ただ単に汗をかこうとお湯の温度を高くするのは、アトピー性皮膚炎には逆効果になりますからね。
お湯の温度を高くすることなく効率よく発汗できる入浴法がバスソルトです。
 
そして入浴後はドライヤーで完全に髪を乾かしましょう。頭皮が濡れているとカビが増殖しやすくなります。
 
 
 
 
<入浴上の問題>#5 自分に相応しい入浴法が分からない
 
<入浴目標> 体質を改善できる
 
 
原因や症状によって治療法が違ってくるように、入浴法もいろいろあるかと思います。
 
そうは言っても自分にとっての増悪因子が特定できていないうちは、アレルギー対策を重視すればよいのか、それとも乾燥肌対策を重視すればよいのか分からないかもしれません。
 
とりあえずアトピー性皮膚炎にとって効果が期待できる共通の入浴法として、温冷交互(交代)浴があります。
 
 
温かい湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法です。


  【温冷交互(交代)浴】

  1.42℃のお湯に3分浸かる
  2.浴槽から出て、冷たい水シャワーを手足に10秒かける


  1と2を数回繰り返します。
  なお、最後は水で終わるのが鉄則です(皮膚が引き締まり保温効果になる)


 
 
42℃のお湯はアトピー性皮膚炎にとって刺激となる場合もあるので、最初は40℃から始めてみても良いでしょう。
 
特に心臓や身体に不安のある人は絶対に無理せず、徐々に慣らすようにするようにしましょう。
 
この温冷交互(交代)浴は、交感神経と副交感神経を交互に刺激することで自律神経系のバランスを整えるという効果があります。
 
自律神経系のバランスは免疫系のバランスや内分泌系(ホルモン系)バランスと密接な関係で影響し合っています。

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そのため、自律神経系のバランスが正常化は、免疫系のバランスにも好影響を及ぼします。
また、ホルモンの分泌も正常化するので、副腎皮質から分泌されるコルチゾールも適正に働くようになります。
コルチゾールとはステロイドホルモンの一種で、いわば自前のステロイド剤なので、抗炎症性作用があるため免疫機能の異常を抑制する働きがあります。
 
つまり、自律神経系のバランスが崩れているために免疫機能が異常を起こしたり、ステロイドホルモンが働かないために免疫機能の異常を抑制できずに炎症を起こしたりしている状態がアレルギー体質だとも言えるんですね。
 
さらに、自律神経には汗腺機能を調節する役割もあります。要は汗腺機能を鍛えたかったら自律神経を鍛えるしかないわけです。
 
 
温冷交互(交代)浴には冷え性の改善にも効果があります。
 
 

 
温冷浴によって血管が拡張したり収縮したりすることで血行が促進されるので、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が活発となり、皮膚バリア機能の回復及び乾燥肌の改善が期待できます。
 
このように、温冷交互(交代)浴はアトピー性皮膚炎にとって最適な入浴法だと考えられます。
 
そこに、自分の症状に合わせて、
 
例えば、ジュクジュク肌がひどい場合はクエン酸風呂での温冷交互(交代)浴を試してみるとか、汗がかゆみとなる場合はバスソルトで温冷交互(交代)浴を試してみるなど、何か工夫をしてみると良いかもしれませんね。
 
 
「風呂に入ると症状が悪化する」と簡単にあきらめずに、いろいろ試して前向きに過ごしていきましょう。
 
そもそも入浴にはストレスを軽減したり感染を予防する効果があります。
それに入浴は症状の改善に重要な保湿ケアの前に必要でもあります。
 
 
症状をよく観察したり原因を特定出来たりすることで、きっと自分に相応しい入浴法が見つかるはずです。
 




関連記事

『症状別の入浴法』

 

【健康】 あくびは我慢しない方がいい?


大事な会議なのに睡魔に襲われあくびが出そうで困る。

そんな時どう乗り切っていますか?

僕の場合は、人の目をごまかして誰にも気付かれないようにあくびをしています、どうもSHIBAです。


だって、いくら我慢してもキリがないんだもんね。

でも「あくび」が出る原因を知れば、これは仕方のないことだと納得できるかもしれません。

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とはいえ、あくびが出るメカニズムは解明されていません。

一般的な説では、脳が酸素不足を起こしているときの、酸素を取り込むための反射的な反応だと考えられているようです。

つまり、眠い時や疲れている時は脳が酸素不足になっていて、脳の働きが悪くなっている状態だということです。

ということは・・・

人前ですると失礼だとか気持ちが弛んでいるからだとか言われるあくびですが、
あくびは眠くて我慢できないこの状況を改善するためにするわけですから、他人の話をちゃんと聞こうとするならばむしろあくびをした方が良い、ということにはなりませんか?

そういうわけで、これからは会議中や授業中みたいな状況で眠くてあくびが出そうな場合、相手のことを思うならば我慢せずに思い切ってあくびをしましょう。
あなたの気持ちが相手に伝わるかどうかは保証しませんけどね・・・


僕の場合、車の運転中に意図的にあくびをすることがよくあります。

単調な道を走っているときなどは特に眠くなりがち。
本気で眠たい時は車を止めて休憩するべきですが、運転中に睡魔を感じたら、僕は敢えてあくびをするようにしています。

方法は簡単。あくびをする真似をするだけで本当にあくびが出ます。

あくびをしたいなぁと感じていなくても、自分からあくびをすることでアラ不思議。少し頭がスッキリするではありませんか。

もし運転中の睡魔を克服する方法に悩まされている人は一度試してみるといいですよ。

ガムを噛んだり飲み物を飲んだり、またはタバコを吸ったりといろいろ試されているかと思いますが、あくびほど簡単で効果のある方法はありませんよ。

ただし、効果の持続は短いです。だから何回でもあくびをすることにはなると思います。

というか、そこまで眠いたいときは休憩しろよ!って話ですよね・・・

 

【健康】 「胃食道逆流症(逆流性食道炎)」の入浴法 ~食後2時間は入浴しない~

 
食後に胸やけがする。酸っぱい物が口まで上がってくる(呑酸)、またゲップがよく出る。
 
それらの症状、逆流性食道炎かもしれません。
 
逆流性食道炎は、胃酸や胃内容物が食道に逆流することによって生じる病態です。
 
主症状は胸やけ、呑酸、胸痛など。
 
食道に炎症があれば「逆流性食道炎」ですが、最近では食道に炎症がない場合(非びらん性の場合)でも症状があれば「非びらん性胃食道逆流症」といい、これら逆流症による不快な病態を総称して「胃食道逆流症(GRED)」と呼んでいます。
 
主な病因としては、「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)の筋力の低下」「胃酸分泌の亢進」「食道・胃運動機能異常」などがあります。
危険因子としては生活習慣(ストレス、喫煙、高脂肪食)、胃内圧の上昇(肥満、便秘)、刺激物(アルコール、コーヒー)や薬物の影響などがあげられます。
 
下部食道括約筋とは食道と胃のつなぎ目にあたる筋肉で、この筋力が低下すると胃液などの逆流を許してしまいます。
下部食道括約筋はふだんは閉まっていて、食べた物を飲み込む時に一旦緩んで食道から胃へと食べた物を送っています。


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胃液には強い酸性の胃酸が含まれています。
胃そのものは胃壁に強い粘膜があるため胃酸から保護されていますが、
食道の粘膜は弱いので胃液が逆流すると胃酸によって炎症を引き起こしてしまうわけです。
 
胃液には胃酸粘液(ムチン)ペプシノーゲンなどがあります。
 
胃液の種類
働き
胃酸
胃酸は強い酸性で、胃から先に細菌が入らないように殺菌作用がある他、ペプシノーゲンを活性化してペプシン(タンパク質を消化する酵素)に変え、タンパク質の消化を進める働きがあります。
粘液(ムチン)
粘液(ムチン)は胃の粘膜を保護する働きがあります。胃内容物によって傷つかないのも、胃酸によって胃が炎症を起こさないのも、ペプシンによって胃自身の細胞が消化されないのも全て粘液が胃壁をコーティングして守ってくれているからです。
ペプシノーゲン
胃酸で活性化されるとタンパク質の消化酵素ペプシンになる
 
 
◆入浴上の問題リスト◆
 
 
#1 胸やけや呑酸などの不快な症状がある
#2 ストレスによって食道粘膜の過敏性が高まり、適正範囲の胃酸逆流でも胸やけなどを感じる
#3 腹圧がかかることで胃内圧が上昇し、胃内容物が逆流する
 
加齢とともに機能低下してきた下部食道括約筋を鍛えることは残念ながらできません。
そのため、対策としては胃酸の酸性度を抑えるか、胃内容物の食道への逆流を引き起こす要因を改善する必要があります。
 
 
 
◆入浴法◆
 
 
<入浴上の問題>#1 胸やけや呑酸などの不快な症状が生じる傾向にある
 
<入浴目標> 食道・胃の運動機能を改善して胃酸の酸性度を上げない
 
 
まず、胃食道逆流症(逆流性食道炎含む)にとっての入浴法には重要な鉄則があります。
それは、最低でも食後1時間、できれば食後2時間は入浴しないこと。
 
これは食後の消化活動には数時間要しますので、食後すぐに入浴をすると消化をするために胃腸に集まっていた血流が全身(主に皮膚血管) に拡散し、消化活動の妨げになるからです。
胃内容物がいつまでも胃に留まっていると、胃酸もずっと胃内に留まっていることになり、逆流する可能性が高くなってしまいます。
 
そういうわけで、胸やけや呑酸など不快な症状を生じやすい人は、食後に入浴する場合は2時間空けましょう。
だからといってその間、横になって休んでいてはいけません。横になると胃内容物が逆流しやすくなります。
 
 
さて。
胃液の分泌は自律神経と大きく関係しています。
簡単に言えば、副交感神経が優位になると胃液の分泌が亢進され、交感神経が優位になると胃液の分泌が抑制されます

 
【自律神経による胃の運動と胃液分泌の調節】
 
●副交感神経
胃の平滑筋を刺激 → 胃のぜんどう運動を促進↑
胃の壁細胞を刺激 → 胃酸分泌↑
胃のG細胞を刺激 → ガストリン(消化管ホルモン)を分泌↑ → 胃壁細胞を刺激 → 胃酸分泌↑
胃のECL細胞を刺激 → ヒスタミンを分泌↑ → 胃壁細胞を刺激 → 胃酸分泌↑
※ECL細胞からヒスタミンの放出を促すのは副交感神経から放出されたアセチルコリンによる作用と、G細胞のガストリンによる作用とがある。
 
●交感神経
胃の平滑筋を促進 → 胃のぜんどう運動を抑制↓
胃粘膜血流を減少 → 二次的に胃液分泌を抑制↓
胃の壁細胞を刺激 → 胃酸分泌を抑制↓
胃のG細胞を刺激 → ガストリン分泌を抑制↓ → 胃酸分泌を抑制↓

 
 
38~40℃は副交感神経にとっての適温です。

胃腸の周りには自律神経(交感神経、副交感神経)がビッシリ張り巡らされています。

食事をする時は交感神経(興奮、快楽)が優位になりますが、
食後は副交感神経(リラックス)が優位に働いて胃腸の消化活動を促進しています
(食後に眠くなるのは副交感神経が優位になることも要因)
 
なので、入浴によって副交感神経の邪魔をしてはいけません。

熱いお風呂(例えば42℃以上)は交感神経を刺激してしまい、消化活動を低下させてしまうので、逆流性食道炎には逆効果になる可能性があります。

・・・が、しかし!

人によっては熱めのお風呂の方が症状が和らぐという方もいらっしゃいます。

これは胃酸過多が原因の逆流性食道炎の人には有効なのかもしれません。

 
熱い風呂に入ることで交感神経が刺激され、消化活動が低下、つまり胃酸の分泌が抑えられているからだと考えることができます。
 
しかし、これは誰にでも当てはまることではなく、後述しますが、人によっては交感神経を刺激しても効果が得られるとは限りません。

 
 
<入浴上の問題>#2 ストレスによって食道粘膜の過敏性が高まり、適正範囲の胃酸逆流でも胸やけなどを感じる
 
<入浴目標> ストレスを緩和し、逆流症の症状を起こりにくくする
 
 
入浴や足浴、マッサージなどのリラクセーションを行って、心身の安静を保つことはとても効果があります。
 
ストレスは交感神経を刺激し、胃酸分泌過多、粘液分泌減少、粘液血流障害を招くと考えられています。
 
と聞くと「え?交感神経は胃酸の分泌を抑えるから、逆に良いんじゃないの?」と思われるかもしれません。
 
確かに交感神経は胃酸分泌の抑制に作用しますが、胃酸の分泌促進に作用するのは自律神経だけではないんです。
 
食べ物が胃に入り胃壁が伸展されると、壁内神経叢を介する反射回路が働いて自律神経とは関係なく胃液が分泌されます。
 
なお、ストレスによる交感神経の刺激は胃粘液の分泌を減少させるわけですから、胃酸と粘液のバランスが乱れ、相対的に胃酸過多に傾くわけです。

そのため胃粘膜が弱くなりますが、ただでさえ弱い食道粘膜はさらに弱くなり、多少の胃酸逆流でも不快な症状が生じてしまうと考えられます。
 
 
【自律神経以外による胃液分泌の調節】
 
●胃液分泌の促進
胃内容物が直接胃の壁細胞を刺激 → 胃酸分泌↑
胃内容物にタンパク質の分解産物(アミノ酸やペプチド)や刺激物(アルコールやコーヒーなど)があった場合 → G細胞を刺激 → ガストリンを分泌↑ → 胃壁細胞を刺激 → 胃酸分泌↑
 
●胃液分泌の抑制
胃内部(幽門部)のpHが2.5以下になる
胃から十二指腸に脂肪が送られる → 十二指腸壁から胃酸およびガストリンの分泌を抑制するホルモン(セクレチン、GIP)が分泌
 

 
<入浴上の問題>#3 腹圧がかかることで胃内圧が上昇し、胃内容物が逆流する
 
<入浴目標> 生活習慣や行動を改善し、腹圧を上げない

 
腹圧がかかるような行動は、胃内圧の上昇を招き、胃液の逆流が起きやすくなりますので注意しなければなりません。
 
入浴でいえば、例えば前かがみになってシャワーしないことなどが言えると思います。
 
また、便秘は腹圧を上げる要因となりますから、便秘があればこれを改善するようにしましょう。
 
 
 
 
「浴槽に浸かると胸やけがする」という人は、浴槽浴による水圧によって胃内圧が上昇して逆流している可能性もありますので、この場合はシャワー浴に切り替えてみるのも方法のひとつです。ただし、浴槽浴のようなリラックス効果は期待できなくなります。
 
 
最後に、胸やけと便秘の両方に効くツボを紹介します。
 
ひとつは「天枢(てんすう)」といって、おへその両側で親指の幅2本分離れたところにあるツボで、軽くへこむ程度に押し込み、その周辺を円を描くようにマッサージを加えるとさらに排便を促進されます。
 
足三里」は膝下外側のくぼみから、親指の幅3本分下がったところにあるツボで、消化機能を促進させて便秘にも効くと言われています。
 


◆温泉なら炭酸水素塩泉(重曹泉)


飲泉が楽しめる温泉がありますよね。

胃酸過多による食道炎の場合なら、空腹時にアルカリ性炭酸水素塩泉(重曹泉)を飲むと、胃酸が中和されると言われています。

逆流性食道炎に合う泉質なので、飲泉のできる炭酸水素塩泉(重曹泉)の温泉へ行かれた時は試してみてはいかがでしょうか。



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『症状別の入浴法』

 

 

【健康】 入浴中に鼻血が出る理由について


お風呂に入っているときに鼻血が出たことのある人は多いのではないでしょうか。

空気が乾いていると皮膚が傷つきやすいので、多湿である浴室で鼻血が出るのは意外だと思われるかもしれません。

しかし入浴により血圧が変動したり血流が増加するので、鼻の粘膜が薄い、あるいは弱い人は出血しやすい傾向にあるといえます。
鼻の毛細血管は特に細いので傷つきやすいようで、その代わり出血もすぐ止まるのが特徴です。

たまたまであれば問題ありませんが、お風呂に入るたびに鼻血が出るようなら気になりますよね。

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高血圧糖尿病をお持ちの人は血管が傷つきやすいので鼻血が出やすいようです。

花粉症になる人も血管が拡張しやすい体質なうえに敏感肌なので、ついつい鼻を触り過ぎて出血してしまいがちです。

いずれの症状とは関係のない人でも偏食を好む人は鼻血が出やすいようです。

これらの危険因子をお持ちの方で血液がサラサラになる薬を服用している場合は注意が必要です。


ちなみに止血方法ですが・・・

今ではご存知の方も多いと思いますが、上を向いたり、鼻の根元を指で押さえても効果がないと言われています。

正しくは前かがみになり、小鼻を両側からつまんで、そのまま血が止まるのを待つことです。

鼻の上の方ではなく小鼻をつまむのは、出血箇所を圧迫することで血が止まるからです。


なお、入浴中に鼻血が出た場合は風呂から上がった方が賢明です。
長湯すればするほど血が止まりにくくなりますよ。


 

【健康】 「真っ暗な方が眠りやすい」というのはウソ?


皆さんは夜眠るときは「完全真っ暗」派でしょうか、それとも「少し明るい」派でしょうか。

僕は昔から豆電球だけつけて寝る少し明るい派です、どうもSHIBAです。

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近年は睡眠の研究結果から「質の高い睡眠を得るには真っ暗よりも少し明るい方が良い」というのが正しい説になってきているようです。

中にはどちらでもなく「電気をつけっ放しで眠る」派も少数ながらいらっしゃるようですが、明るい状態で眠ることは健康上よくないことは既に認められています。

これは明るい環境で眠ると暗い環境で眠った場合に比べてメラトニンというホルモンの分泌が少ないと言われているからです。
※メラトニンは昼と夜との生体リズムに大きく関係するホルモン

また、電気をつけたまま寝る習慣は肥満になりやすいというデータもあるらしく、これが本当かどうかは知りませんが睡眠に良くないことは確かなようです。


問題は、真っ暗よりも少しだけ明るい方が良いとされる理由ですね。

この根拠は「ヒトは真っ暗になると不安を掻き立てられる生物」だかららしい。

ヒトは太古より、獣などの外敵から襲われることがないよう火を焚いて寝る習慣があり、それは「暗闇が危険なものである」とずっと感じてきたからだという説があります。

確かに我々は肝試しでも分かるように暗闇で周りが見えないと不安になりますよね。

まあ、眠るときは話は別だ!と「完全真っ暗」派の人は言うかもしれませんが、ヒトというものはそういう生き物らしいです。

とはいえ「誰がなんと言おうが真っ暗の方が寝やすいんじゃ!」という人がいるのも事実。

ただ、脳科学的には、眠っている時の脳波を調べてみると、少し明るい方が深い眠りにつけているという報告もあるようです。

つまり、真っ暗だと入眠しやすいとしても眠りは浅い。ということになります。


でもまあ、ここまで言っても「誰がなんと言おうが真っ暗の方がスッキリ眠れるんじゃ!」という人もいるでしょう(笑)

よくテレビなどで「それは間違っています」とか専門家がしたり顔で言っているのを見かけますが、 理屈がどうであれ個人差はあるだろうし、実際真っ暗な方がしっかり眠れている人もいるわけですから真っ暗な方が眠れる人はそれでいいんじゃないでしょうか。