毎日の朝食はリンゴの、どうもSHIBAです。
リンゴは血圧を上げないためにお勧めですよ。

高血圧でも軽いうちはほとんど何の症状もあらわれないので、つい放置しがち。
でも高血圧はご存知のとおり、血管に動脈硬化が生じ、脳卒中や心筋梗塞などのリスク要因になりますから、しっかりと管理したいものですね。
では血圧が高い人にとって、どれだけ下げればよいのか。降圧目標値ですね。
一般的には成人で上の血圧が140mmHg未満、下の血圧が90mmHg未満とされています。
ただし、これは診療室血圧といって医療施設で測った場合。
家庭などのリラックスした状態で測った血圧よりもやや高めになりやすいもの。
なので、家庭で測った場合(家庭血圧)は上が135mmHg未満、下が85mmHg 未満を目標値としています。
成人の目標値
診療室血圧 140/90mmHg未満
家庭血圧 135/85mmHg未満
診療室血圧 140/90mmHg未満
家庭血圧 135/85mmHg未満
※後期高齢者、糖尿病患者、CKD患者、脳血管障害患者、冠動脈疾患患者にはまた別のそれぞれの目標値があります。
さて、降圧の治療では患者を低リスク、中等リスク、高リスクの3群に分類されて、それぞれに応じて指導や治療が行われますが、いずれにしても先だって生活習慣の見直し(修正)が行われます。
具体的に指導される生活習慣の修正項目は以下の6つです。
1.減塩
塩分の摂取と血圧は大きな関係性があるのは言うまでもありませんよね。
で、その減塩目標ですが、1日の摂取量は6g未満とされています。
で、その減塩目標ですが、1日の摂取量は6g未満とされています。
塩6gとはどのくらいか?の目安ですが、ティースプーンで1杯分だと思って下さい。
コーヒーや紅茶に砂糖を入れる感覚かな。
コーヒーや紅茶に砂糖を入れる感覚かな。
1日に6gということは、1日3食だとすると1食あたり2gですからね。結構しんどい。
2.野菜、果物、脂質
食生活の改善は基本ですよ。
意識して行うことは
●野菜・果物を積極的に摂ること。カリウムも多いですし。
●コレステロールや飽和脂肪酸の摂り過ぎに注意する。
●魚(魚油)を積極的に摂ること。血圧を下げる効果が期待されています。
●コレステロールや飽和脂肪酸の摂り過ぎに注意する。
●魚(魚油)を積極的に摂ること。血圧を下げる効果が期待されています。
の3つです。
3.減量
BMI25未満が目標値。
肥満の人は高脂血症や糖尿病などの頻度も高く、高血圧の原因になります。
肥満の人は高脂血症や糖尿病などの頻度も高く、高血圧の原因になります。
4.運動
心血管病のない高血圧患者が対象で、有酸素運動を中心に定期的に(毎日30分以上を目標に)行う。
5.節酒
お酒をよく飲む人は高血圧が多いことが分かっています。
エタノールで男性20~30mL/日以下、女性10~20mL/日以下が目標値です。
エタノールで男性20~30mL/日以下、女性10~20mL/日以下が目標値です。
6.禁煙
タバコは交感神経を刺激して血圧を上げたり、活性酸素により動脈硬化を進行させてしまうことなど喫煙は良いことなど何もありません。
受動喫煙の防止も含めて回避しましょう。
これでも改善されないと降圧薬を用いた薬物療法が開始されることになっています。
僕個人的には、ストレスを溜めないことが一番かな?と思ったりしています。
時にはアラピアで好きなモノを食べて(生活指導には反しますがたまにはね)、お風呂に入ってリラックスして。笑って歌って遊んで休んで・・・
ぜひ自分でできることは自分で改善しましょうね。
(SHIBA)