どうもSHIBAです。
世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したとしてにわかに日本でも話題になっている「ジカ熱」
ブラジルなどで妊娠中に発症した女性から、脳の発達が不十分な「小頭症」の赤ちゃんが相次いで生まれているとしてジカ熱との関連が疑われています。
聞き慣れない感染症に加え遠い国での話なので、どこか対岸の火事のように感じていたのに、WHOの言及によって急に不安に感じ始めた人も多いのではないでしょうか。
WHOが緊急事態宣言するのはエボラ出血熱の大流行以来ですからね。
つまり「日本でも流行したらどうしよう」という不安。
でも、こういう場合は慌てずにまず敵を知ることが大事です。

厚労省によれば、ジカ熱とは「ジカウイルス感染症」のことで、デング熱のように蚊がもたらす感染症のようです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
厚生労働省:ジカウイルス感染症について
厚生労働省:ジカウイルス感染症について
軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などが主な症状。
感染してもそれほど深刻な症状ではなさそうです。
感染してもそれほど深刻な症状ではなさそうです。
というか、感染しても発症しない、または自覚症状が出ないほど軽い場合も多いようです。
国内での感染例はまだありませんが、海外での日本人の感染例はあるんですね。
でもその感染を経験した当人のブログを読んでみたが病院へ行くほどでもなかったそうな。
もし国内でジカウイルスの感染者が発見された場合は隔離されるかもしれない。
でもそれは研究にはまたとない機会だからであり、しかし「隔離」という言葉が事の重大さを連想されるので大きく報道されたりするかもしれませんね。
そもそも一番気になるのはジカウイルスの感染経路。
確認されているのは蚊を媒体にした感染であって、人から人への感染は確認されていないとのこと。
ということは接触感染や飛沫感染、空気感染はないということでもあります。
つまり大流行はしないはず。
つまり大流行はしないはず。
ウイルスの媒体となる蚊はネッタイシマカやヒトスジシマカが確認されていますが、ネッタイシマカは日本には生息していません。
ヒトスジシマカは日本でもみられますが、今現在はウイルスを持っている蚊はいません。
仮に海外で感染した人が日本国内に帰ってきて蚊にさされ、その蚊がたまたま他者を吸血した場合に限り感染する可能性があるということになりますね。
ヒトスジシマカは日本でもみられますが、今現在はウイルスを持っている蚊はいません。
仮に海外で感染した人が日本国内に帰ってきて蚊にさされ、その蚊がたまたま他者を吸血した場合に限り感染する可能性があるということになりますね。
しかも今の日本は冬。蚊が飛ぶような季節ではありません。
今すぐどうこう言うような問題ではなさそうです。
今すぐどうこう言うような問題ではなさそうです。
ただ気になるのが小頭症とジカ熱の関係。
もし関係あるとすれば母子感染による感染だということになります。
今現在は人から人への感染は確認されていないということですが、小頭症と関係があるのであれば人から人への感染もあり得ることになります。
性行為感染や血液感染の可能性もあるということです。
これはかなりあり得そう。
これはかなりあり得そう。
まあ、仮にそうだとしても接触感染、飛沫感染、空気感染が無いのであればパンデミックになることもなさそうですが・・・
(SHIBA)