どうもSHIBAです。
寒い季節になると厚着になる機会は多いです。
ブーツや長靴だと足が汗で蒸れることもありますよね。
防寒用の靴下を履いていればなおさらです。
足が痒くてムズムズすることはありませんか?
水虫かな?って思っちゃいますよね、ふつう。
市販の水虫薬を試してみても治らないようなことがあれば、
それは「しもやけ」かもしれませんよ。
皮膚の痒みが続く場合は皮膚科の受診をお勧めします。
しもやけは、血行が悪くなることで起こります。
手や足、耳など血流の滞りやすい体の末端の一部が、腫れや痒み、赤紫色の発疹が出たりジンジンとした痛みを伴ったりします。
寒い所と暖かい所の寒暖差により発症しますので、室内と室外の温度差がある場合や日中と夜間の気温差が激しい季節に多い症状です。
また、蒸れた状態で放置していると、水分が乾く過程で体表面の熱と一緒に放出されるため、その気化熱により皮膚が冷える原因になります。
◆予防法
(1)蒸れたり濡れたりしたまま放置することが水分の蒸発と共に体温が奪われる原因となるのであれば、
水分や汗はすぐに拭きとる。またはすぐ着替えることが重要です。
(2)そもそも窮屈な靴や靴下、または手袋などは血行不良の原因になります。
靴下は5本指のモノが良いそうですよ。
(3)入浴後に足裏を指でマッサージ。手やふくらはぎも効果があります。
ただし腫れや痛みが酷い場合は悪化する可能性もあるので優しく撫でましょう。
(4)しもやけには抗酸化作用の高いビタミンEが強い味方。
血管や肌の細胞を守ってくれるので、冷え性や乾燥肌が気になる人、特に女性にとっては関心の高いビタミンではないでしょうか。
冷え症も乾燥肌も、しもやけになりやすい体質です。
ビタミンEが豊富な食材は、アーモンドなどのナッツ類、いくらやたらこなどの魚卵、ほうれん草やモロヘイヤ、植物油などがあります。
『【健康】 間食にはアーモンドがおすすめ』 参照
◆治し方
気を付けていても「しもやけ」になってしまうことがあります。
(1)市販薬でもビタミンEを含むクリームや漢方薬(当帰四逆加呉茱萸生姜湯など)には、しもやけに効果のある物がいくつかあるのでそれを利用しましょう。
薬に頼らない方法ならば
(2)お風呂に入った時に、湯船のお湯(40℃)と洗面器の水(常温)に患部を交互に浸けます。
患部が手なら手を浸してもいいし、足が患部なら足湯も効果があります。
実は温冷交互浴は冷え性対策に適した方法なんですよ
『【健康】 「冷え性」の入浴法 ~誤解だらけの冷え性対策~』 参照
ちなみにしもやけの場合の交互浴は、お湯に始まりお湯に終わるようにするのがポイントです。
(SHIBA)