かつては胃腸が弱くてお腹の不調に悩まされた、どうもSHIBAです。
胃腸がすぐに痛くなる、もたれる、下痢や便秘。そんな胃腸のトラブルにいつも悩まされている人にとって、飲み会や食事会、旅行だって楽しめなくて困ったりしますよね。
自分はそういう体質だから・・・とあきらめてはいませんか?
胃腸を丈夫にするためのいくつかのポイントがあります。
あきらめる前に、胃腸のためにできること。一度見直しをしてみませんか?
1.休ませる
疲れやすい胃腸は休ませることが肝心です。
間食する習慣があるのなら、それを止めてみましょう。
その分だけ胃腸の働きを休ませることができます。
また、酒を飲む習慣のある人は、休肝日を作ってみましょう。
2.負担を軽くする
ふだんから胃腸に負担をかけるようなことをしていませんか?
特に早食い・ドカ食いはやめましょう。
ポイントは咀嚼です。よく噛んで食べることで、消化を助けることができます。目安は一口に30回の咀嚼です。
『【健康】 健康寿命を延ばすコツ 「よく噛む」ということ』 参照
また、冷たい食べ物や飲み物は胃腸を冷やし血行が悪くなり、お腹が痛くなったり下痢をしてしまう原因になります。
できれば夏でも温かい物を飲む方が良いでしょう。
朝一番の白湯は最も簡単な対策かもしれません。
『【健康】 一番簡単な健康法!毎朝「白湯」を飲む』 参照
3.整える
体質を変えるなら腸内環境を整えることは必須条件かもしれません。
腸内環境を整えるとは腸内細菌叢(腸内フローラ)、つまり善玉菌や悪玉菌のバランスです。
食生活で意識できることは多いです。
例えばヨーグルトやチーズ、味噌などに含まれる乳酸菌をはじめとした善玉菌の多くは発酵食品で摂ることができます。また、腸内細菌のエサとなる食物繊維も一緒に摂取すると効率的です。
食物繊維は野菜の多くに含まれていて、きのこ類や海藻にも豊富に含まれています。オリゴ糖も腸内細菌のエサに最適です。
善玉菌の活性化ばかりが胃腸の働きを整えるわけではありません。
生の大根はジアスターゼという酵素が消化を助けますし、山芋のネバネバ成分は胃の粘膜を潤して胃壁を保護します。胃潰瘍や胃炎が改善。
他にもキャベツに含まれるビタミンUは別名「キャベジン」ともいい、その名からも分かるように胃酸の分泌を抑えたり胃の粘膜の活性化に役立ちます。これらの成分は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎などの改善に役立ちます。
4.鍛える
実はストレッチや筋トレで胃腸が鍛えられるという効果があります。
特に腹筋や腸腰筋。
胃もたれや胃下垂には腹筋を鍛えると良いそうです。
有酸素運動も有効です。
毎日20分~30分のウォーキングを続けることで、ほどよく腸のぜん動運動を刺激し、軽く汗をかくことでストレスの軽減にもなることが分かっています。
5.ストレスを溜めない
ストレスとなる緊張・不安・睡眠不足・過労などは胃腸の調子を悪くします。
脳と腸は「腸脳相関」といって、自律神経を介して大きく関与しているんですね。
ストレスが原因で下痢や便秘を起こす症状を「過敏性腸症候群」といいます。
このような状況を改善するには、自律神経のバランスと整えてやることが重要です。
過敏性腸症候群には入浴が有効です。
半身浴でゆっくりとリラックスすることで、自律神経のバランス良くなり、改善の期待ができます。
『【健康】 「過敏性腸症候群」の入浴法 ~腸脳相関に注目する~』 参照
(SHIBA)