• イベント情報
  • メールフォーム

【健康】 薬の疑問③ 錠剤の薬が多いのはなぜ?

 

どうもSHIBAです。
 
薬といっても、口から投与するものばかりでなく、貼り薬や塗り薬、点眼薬に注射薬もあれば坐薬だってあります。
 
経口投与される内服薬だけでも、粉薬やシロップ、カプセルの物からいろんな形状がありますよね。
 
特に多いのは錠剤

錠剤イメージ画像

今お医者さんで処方される薬は錠剤のタイプが圧倒的に多いのではないでしょうか。
 
その理由はやっぱり粉薬は飲みにくいからでしょうね。
 
かつては粉薬、正確には散剤または顆粒剤といいますが、小さな粒上で苦みを感じたり口の中に残ったりして不快感を覚えたものでした。
また空気で飛散したり湿気に弱いという特徴もあります。
 

その点、錠剤にはそのような心配はありません。
 
錠剤は有効成分に乳糖やデンプンなどを混ぜて固められているので、保管がしやすくなっています。携帯も便利。
 
さらにその周りを添加物や砂糖などでコーティングされている場合もあり、味を感じないので非常に飲みやすくなっているという工夫もされています。
 
これらの工夫は飲みやすくするだけでなく、成分が腸から吸収される前に胃で溶けてしまわないように保護しているという意味もあります。
 
胃酸で溶かされてしまうと、有効成分の作用を果たすことができませんからね。
 

錠剤はコップ1杯の水かぬるま湯で飲みます(中には水なしで飲むタイプのチュアブル錠もある)
 

よく水以外の飲み物は大丈夫なのかという疑問がありますが、
その薬の成分によって相性の悪い飲み合わせが違います。
 
薬は水か白湯で飲んだ場合に最も効果が出やすいように製品化されているようです。
 
どの飲み物だったら大丈夫かという詮索をするよりも、早く治りたいなら素直に水か白湯で飲むようにすべきですね。

(SHIBA)