風呂上りはいつも何を飲まれていますか?
もし美肌を維持しようと日々意識されているようでしたら「牛乳」はいかがでしょうか?
牛乳を飲むことにいくつかの効果がありますが、特に女性に嬉しいことが多いような気がします。
例えば朝に牛乳を飲むとお通じが改善されます。
これは牛乳に含まれるオリゴ糖や乳糖が腸内細菌のエサとなり、腸のぜん動運動が活性化されるためです。
そしてお風呂上り。
お風呂上りに牛乳を飲むことのメリットを、ここでは2つ紹介します。
1.カルシウムの吸収がUPする
カルシウムの吸収されやすい時間帯はご存知でしょうか?
実は就寝の1~2時間前が良いそうです。
ご存知のとおり、牛乳に多く含まれるカルシウムは骨の形成に必要な成分ですが、その作用は主に寝ているときに行われています。
ですので、夜に入浴することを前提に考えれば、就寝の2時間前に入浴を済まして牛乳を飲むと効率よくカルシウムが吸収されて作用するということになります。
とりわけ、骨粗しょう症は女性に多く、男女比は1:3とも言われています。
また、カルシウムにはトリプトファンという心を落ち着かせるアミノ酸も豊富ですので、
入浴でリラックスして風呂上りに牛乳を飲めば、ストレスを解消して安眠に繋げることができるというわけです。
2.ビタミンAで肌を保護する
牛乳に含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を保護する役割があります。
そのため美肌ビタミンとも呼ばれ、美肌を意識する人には重要なビタミンです。
ビタミンAは緑黄色野菜などにβーカロテン(体内でビタミンAに変わる)というかたちで多く含まれていますが、ビタミンAは「脂溶性ビタミン」といって、オイルとの相性がとても良いんです。
ですので、サラダでビタミンAを摂取したい場合はノンオイルドレッシングではなく、オイル入りのドレッシングかマヨネーズをかけて食べるとビタミンAの吸収率が上がります。
油と酢を乳化(本来分離して混ざり合わないものが限りなく混ざっているような状態)させたマヨネーズやドレッシングなどは、油の粒が小さくなっているので特に吸収率を高めてくれます。
同様の理由で、牛乳の脂質にも同じ効果が得られるようです。
牛乳にはビタミンAが含まれているだけでなく、牛乳が持つ脂質のおかげでより吸収されやすいという特徴があるんですね。
寒くなってくる時期には乾燥肌にも注意しなければなりませんから、ますますビタミンAは必要になってくるでしょう。
ビタミンAはのどの粘膜も保護してくれますので、風邪予防にもなりますね。