どうもSHIBAです。
11月14日に厚生労働省が発表した調査によると、若い世代ほど運動習慣が少ないことが分かったそうです。
特に20代の女性においては、週に30分以上運動する日が2日以上ある人は8%しかなかったといいます。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161115-OYTET50009/?from=ytop_ymag
読売新聞:20代女性、9割が「運動せず」…厚労省調査
でもまあ、若い世代ほど運動不足であることは前から指摘されてきたことだから今さら驚くことでもありませんが、
さすがに8%という数字の低さには驚きます。
確か去年も同じような調査が発表されていて、その時は30代が最も運動習慣が少ないと言われていたような気がしますが、遂に20代が一番ですか・・・
若年層の運動不足化が進んでいるということですね。
最近は地方でのマラソン参加者が急増中みたいなニュースをよく見たので、だんだん健康志向の人が増えているんだろうなぁ・・・と思っていただけに意外な感じがします。
若い女性に多い悩みに「便秘」がありますが、これって運動不足が原因じゃないの?とさえ思ってしまいます。
運動不足は便秘の原因になりますからね。
運動習慣で便秘が解消できるかもしれないのに、一度も試してみることなく便秘状態が何年間も続いて困っているというのは人生損しているのではないでしょうか?
さらに、この記事には詳しく紹介されていませんが、若い世代の女性は運動不足だけでなく栄養も不足していることが分かったそうです。
痩せている人の割合が多かったそうで、メタボに比べれば痩せていることは良さそうな気がしますが、問題はその理由。
なんと、カロリー摂取量が必要量を下回っていたとのこと。
そもそも自分が1日に必要なカロリー摂取量はいくつか把握しているでしょうか?
ヒトは何もしないで寝ているだけでもエネルギーは消費していますからね(基礎代謝)
その基礎代謝にも満たない量のカロリーしか摂取していないならば、生命活動の維持すら危うくなります。
『【健康】 あなたの「1日に必要なカロリー摂取量」の計算方法』 参照
不足しているのはカロリーだけでなく食物繊維やミネラルも必要量を下回っているという。
そんな状態でダイエットブームだけは活気があるというから不思議。
「炭水化物(糖質)抜きダイエット」や「朝食抜きダイエット」、「1日に○○だけダイエット」と呼ばれるダイエットという栄養不足や栄養バランスを崩すような間違った健康法が目立って仕方がありません。
こういうのって、きっとメディアやマスコミが作り出したんでしょうね。
我々は情報に振り回されないよう注意する必要があります。
この溢れた情報の中から必要な情報を取捨選択して上手に活用する能力ことを「メディアリテラシー」といいますが、
メディアリテラシーを身に付けるその第一歩は「はたしてその情報は信用できるのか?科学的な根拠はあるのか?そもそも情報元はどこなのか?」ということを気にもせず話を鵜呑みにしてしまわないよう注意することでしょうね。
(SHIBA)