• イベント情報
  • メールフォーム

2016年01月04日

【健康】 改めて注意喚起!冬期の入浴はヒートショックにご注意を

今年の正月は全体的に晴れていましたが、まだまだ寒い日は続きます。

毎年この時期になると注意しなければならないのが冬の入浴。

そもそも浴室での事故はとても件数が多くて、
年間の死亡者数は交通事故によるものよりも多いと聞いたことがあります。

なかでも風呂での事故が多くなるのは寒い時期で、特にヒートショックと呼ばれる現象が原因にあげられます。

a5b243dfb6b4fa78facf3d0362572409_s.jpg

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱高下することです。
失神心筋梗塞などを起こしかねないとても危険な現象です。

暖かい部屋から寒い脱衣所、そして熱い湯船と目まぐるしく温度が変化しますよね。

まず暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室へ移った瞬間、寒さにより交感神経が刺激されて血管が収縮します。
これは体内の熱を逃がさないようにするためです。

結果、血圧が上がります。

ちなみに寒い時にブルッ(熱を起こす)としたり、鳥肌が立つ(毛穴を閉める)のも熱を保つための反応です。

そして熱い風呂へ入るのも危険。

熱い風呂もまた交感神経を刺激して血圧がさらに上がります。
心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害が起こるのはこのためです。

しかし、その後に身体が温まると今度は急激に血圧が下がります。

これはこれで、血管が拡張されることで血液がドッと下半身側に落ち(重力のため)、
脳への血流が不足して失神する要因にもなります。


このように見ていくと、ヒートショック現象を防止するには、ただひとつ。

急激な温度変化への対策ですよね。

 ・脱衣所へは暖房器の設置、浴室はシャワーでのお湯張りによってあらかじめ暖めておくこと
 ・寒いからといって湯船の温度を熱くしないこと
 ・風呂に入るなりいきなり首まで浸からないこと


などが言えるでしょう。

動脈硬化や不整脈のある人、または高齢者は特に注意が必要です。

また、飲酒後なども危険です。


寒い日の入浴は気持ちの良いものですが、危険も潜んでいることは頭に入れておきましょう。

(日中の暖かい時間に入るのも方法のひとつ SHIBA)

「脳は10%しか使われていない」は都市伝説

子どもの頃、先生に「お前はやれば出来る子だ」と言われ、その言葉に甘え「本来の能力がまだ開花していない」のだと余裕をぶっこいて人生を生きてきました、どうもSHIBAです。

「脳は10%しか使われていない」と言いますしね。

ということは脳の活用にはまだまだ余地が残されていることになるので、
フォースの力が操れるようになるとは思いませんが、いつか才能が覚醒する可能性がありますよね。

と、言いたいところですが、実はそうでもないみたい。

「脳は10%しか使われていない」というのは都市伝説でしかないというのが、現在の脳科学の常識みたいです。

e5260ac9c308e48cbf628cc388fcffa8_s.jpg

脳のしくみは昔より謎な部分が多く、常に学者の関心が高い分野でもあります。
今では脳の仕組みについていろんなことが解明されてきているようですが、それもここ十数年のことみたいですよ。

分かってきたことの一つが「脳は常にいろいろな領域が働いている」ということ。

脳には役割によって働く領域が細かく分かれていて、お互いに連携しあって機能していると考えられています。

これは、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)と呼ばれる装置により、脳のどの部分が機能しているかを調べることができることが出来るようになったことで明らかになったようです。

極端な話、ボーっとしている時も脳は働いているんですよ。何も考えていないようで、安静時には安静時ならではの脳のネットワークが働いていることが分かっています。

つまり脳のどこかしらの領域が常に使われている。それも必要な領域が必要な時に。
そのほうが効率が良いし、また仮に脳全体が同時に使われれば精神崩壊するかもしれません。

これが「脳は10%しか使われていない」と言われる所以なのかも・・・
アインシュタインがそう言ったとかいう噂もあるが証拠はないようです。

まあね。脳が100%使用されると、まず精神状態がまともではいられないでしょうし、矛盾することも出てくるでしょう。

そりゃそうだ。興奮時に働く領域と安静時に働く領域が同時に働くってどういうこと?ってなりますよね。


・・・というわけで、どうも僕の能力がいつか覚醒するということは無さそうです。


(脳っていつ休んでるんだろ? SHIBA)