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健康・入浴法

【健康】間違った常識② 体力が落ちて不調な時はしっかり食べて栄養をつけた方が良い?

風邪をひいているのにマスクをしていない人に
「マスクしないとダメじゃないか」というと

「ううん、大丈夫。ありがとう」

って、こっちが大丈夫じゃないんだよ!ヴォケ~!!!!

どうも、SHIBAです。


マスクは菌から守るためというより、菌を飛沫させないためにあるんだよ(これも間違った常識かな)

syokuyokuhushin.jpg

具合が悪くて食欲がない人にこんなことを言ったことはありませんか?

「しっかり食べて栄養をつけないと」


実はこれも間違った常識らしい。
というより、無理して食べる必要はないようです。

これは僕も勘違いしていました。

なまじ栄養についての知識を持っていると、ついつい風邪の人ならビタミンCを摂った方が良いだとか、寒気がある人には血行を促進するネギや生姜などを勧めたくなりがち・・・

ところが、

具合が悪い時に食欲がなくなるのは、消化酵素の働きを休め、
その分酵素を代謝に回し免疫力を上げようとしているから
らしいんですね。

消化酵素と代謝酵素の関係って面白くて、
人は1日に使える酵素の量が決まっているらしいんですよ。

例えばドカ食いをした日は、消化酵素を大量に消費するので
その日はほとんど代謝できない。つまり太ってしまうというように。

具合が悪い時は免疫力アップが優先だということなのかもしれませんね。

代謝が良くなると免疫力アップになる理由は分かりますよね。

ここでいう代謝とは基礎代謝。

基礎代謝とは、体を動かしていない状態でも、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つといった必要最低限の活動を維持するための代謝です。

『【美容】入浴でダイエットできるってホント? 誤解と真実』参照


というわけで、無理して食べると余計に負担をかけてしまう可能性があるので気をつけましょう。

ただし水分はこまめに補給を。

何か食べるのなら消化に良いものから。


(熱を測って変に高いと余計具合がわるくなるタイプ SHIBA)

【健康】間違った常識① 弱酸性の石鹸って肌にやさしい?

「牛乳を飲めば背が伸びる」というのは間違った常識、どうもSHIBAです。

小さな頃から牛乳を飲む習慣があったけど、全然背が伸びなかった僕にはこれが間違った常識だということは分かっていやけどね、ハハハハって全然嬉しくないけど・・・

世の中には間違った常識に溢れています。
そうとは知らずに信じていたことの真実を知って
「なぁにぃ?やっちまったな(懐かしいな)」と思うこともしばしば。

そこで。

「間違った常識シリーズ」みたいなものを挙げていくのも面白いかも。

ということで、例えば「弱酸性の石鹸(またはボディソープなど)」

bodysorp.jpg

『【健康】お肌のpHバランスとは?』でもお話したとおり、
人の肌は弱酸性を保っています。

そのため、「弱酸性」というと肌に優しいイメージがあります。

実際、弱酸性の洗顔料や石鹸などは「お肌に優しい」というキャッチフレーズを用いています。


はたして「弱酸性の石鹸って肌にやさしい」というのは正しいことなのでしょうか

実は、それは危険な思い込みだと考える風潮が出てきています。

本当はどちらの意見が正しいのでしょうか。


まず、なぜ肌の表面が弱酸性なのかを理解する必要があるかもしれませんね。

人の肌には皮脂が分泌されています。

皮脂に含まれる脂肪が常在菌のリパーゼに分解されることで生じる脂肪酸によって皮膚の表面が弱酸性となるわけです。

あ、ちなみにリパーゼというのは脂肪の分解酵素で、脂肪は分解されると脂肪酸になります

もっとちなみに言うと(そんな日本語あるのか)

 ・炭水化物(糖質)→ アミラーゼによって分解 → ブドウ糖
 ・たんぱく質 → プロテアーゼによって分解 → アミノ酸
 ・脂質 → リパーゼによって分解 → 脂肪酸

で、

その弱酸性に保たれていることによって、病原菌から身を守っているんですね

(病原菌は酸性に弱い。人の腸内もまた、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えています)


石鹸は本来弱アルカリ性のもの(シャンプーもボディソープも)

ではなぜ肌は弱酸性であるにもかかわらず、弱アルカリ性を使っているのか?

それは、角質を効率よく取り除くため。

弱酸性の角質は、弱アルカリ性に触れると中和反応が生まれて角質が剥がれやすくなるというわけです。

肌は一時的にアルカリ性に偏りますが、やがて自然に弱酸性に戻る
と言われています。

だからこれまで弱アルカリ性の石鹸を使用していても何ら問題はありませんでした。



ということは「弱酸性」の石鹸なんて必要ないじゃないか!ということになります。

おそらく弱酸性の石鹸は、乾燥肌や敏感肌の人に役に立つとして開発されたものかもしれません。

乾燥肌や敏感肌の人は皮脂の分泌が少なく、すなわちそれは皮膚の表面に脂肪酸が少ないことを意味します。
健常の肌の人より、若干アルカリ寄り。
通常の弱アルカリ性の石鹸では刺激が強すぎるかもしれません(中和できないので)

そういう意味では弱酸性の存在意義はあるかもしれません。


ただね。不自然なんですよ。肌と同じ弱酸性の石鹸がどうやって角質を落とせるのか???
中和反応もできないのに・・・
そんなわけないやろ。不自然すぎる。野々村氏の政務活動費支出かな?やかましいわ。


そこでいろいろ言われているのが、「合成界面活性剤を使用しているからだ」というもの。

この合成界面活性剤にはタンパクを破壊する強い毒性があって、
通常のすすぎでは落ちないほどの浸透性を持っているという見方もあります。

そのため、汚れを落とす力はかなりものでも、人体への影響も懸念されています。

もちろん懸念レベルであって、危険なものだと証明するものがあるわけではありません。


弱酸性、弱アルカリ性とどちらが良いのかは判断できませんが、
人の肌は自然に弱酸性を保つことのできる力があるのなら、何も肌に対して過保護にする必要はないんじゃないか?

自然の摂理に逆らっているものはとりあえず疑ってかかれ。

というのが僕の見解です。


(子供は砂場で遊んだ方が免疫力がつくのと同じ SHIBA)

【健康】 最新のニュースより やはり風邪予防に入浴は効果的だった

昨日の記事で興味深いものを見つけました、どうもSHIBAです。


まずはコチラをご覧下さい。


『寒いと風邪を引きやすいのはウイルスではなく免疫の側の問題』
最新健康ニュース


イエール大学の研究だそうです。
一般にウイルスは寒い時期に流行しやすいイメージがありますが、
それは、我々の免疫が寒さに弱いから
…ということらしい。

このブログでも過去の記事『【健康】 免疫力を高める6つの習慣』で、同様のことは書いていたのですが、
今回のこの記事で実証されたような格好になります。

ということは、体温は下げないように気を付けなければいけないということになります。

別に松岡修造さんや松木安太郎さんみたいに熱くなる必要はなく、
運動や食べ物、その他の方法として「入浴」は最適な手段となります。

露天風呂(圧縮).jpg

とこう書くと、
「わたし、冷え性だから・・・」と気にする方もいらっしゃるかもしれませんが、心配ご無用。

「冷え性」は、手足の先が血行不良で寒く感じる症状で、体温が低いわけではありません。

体温が低くなる症状は「低体温」


「冷え性」と「低体温」はクロコダイルとラコステぐらい違います(説明すると長くなるので端折ります。気になる人は自分でググってね)


とはいえ、冷え性にとってもやはり入浴は効果的です。血行促進のためにもね。

あ、話ついでに…なぜ血行が悪くなると体温が下がったように感じるのかご存知でしょうか?

熱はもともと身体の中枢の深部体温にあるそうです。
人間というのは寒いところにいると、身体にとって重要な胸部と頭部だけは冷やさないように優先するらしい。
つまり胸部と頭部に熱を集中させるので、手足の指先が冷えるというわけ。体温が下がっているわけではない。

それが血行を促進することで熱は全身に流れ、今度は全体的に体温が上がったように感じると。そういうわけです。


ちょいと話が逸れましたが(いつものこと)まあ、とにかく寒い時期は免疫力が下がりやすいのは間違いなさそうです。

ウイルスと免疫の関係は、温度だけでなく湿度もあるんでしょうけどね。


(ちなみに熱い風呂よりも適温でゆっくり浸かるのがミソ SHIBA)

【健康】 酒に強い人とは「酔わない人」とは限らない?

今年も残すところ、あと364日となりました。
皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか、どうもSHIBAです。


前々回のブログ記事『【健康】「二日酔いに風呂が効く」というのは間違い!』の補足説明をします。

アルコールの分解はあくまでも肝臓での代謝機能によるものなので、
風呂で汗を掻いたからといって、アルコールが抜けるというものではない
ということはお話ししました。

体内に摂取されたアルコールは、いったん肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解され、
さらにアセトアルデヒドが分解されて体外へ排出されるという一連の流れがあります。

このアセトアルデヒドを分解するスピードには個人差があるらしく、
アセトアルデヒドの分解能力が弱いと飲酒後のアセトアルデヒド濃度が高くなり、
これが血管を拡張することで顔が赤くなる原因となる
とのこと。

sha006_c.jpg

ということは、
酒を飲むと直ぐに顔が赤くなる人はアセトアルデヒドの分解能力が弱い人という意味になり、
つまり「酒に弱い人」ということになります。

酒に強いか弱いかの基準は、酔う酔わないではなく、顔が赤くなりやすいかどうか、といえそうです。

よく顔を赤らめながらも、なかなか酔い潰れずに大酒飲みの人がいますよね。
そういう人は一見酒に強そうな印象がありますが、
実は酒の分解が上手くできていないので肝臓などに負担をかけている可能性があります。


ちなみに・・・
二日酔い後、風呂が有効なところがあるとすれば、アルコールが抜けているが内臓が疲れているなと感じた時でしょう。
要は疲労回復を目的とする場合ですね。

だからアルコールが抜けていないうちは風呂は危険なのです。
ましてや二日酔いどころか、飲んだ直後なんてもう自殺行為。
ゴルゴの後ろに立つようなものです。


まずは十分な休息をとっていただき、入浴はその後に楽しんでくださいね。


(僕は酔い潰れる前に吐くタイプ SHIBA)

【健康】 「二日酔いには風呂が効く」というのは間違い!

飲んだら乗るな!飲むなら乗るな!

要は、運転して帰らずに泊っていきなさい!ということ。


アラピアは飲んでも安心して泊っていける便利な施設です。


ところで。

「二日酔いには風呂が効く」というのは間違いだということをご存知でしょうか?

昔からよく聞きますよね。二日酔いの人が「チョッと風呂で酒抜いてくるわ」と言って入浴すること。

あれは間違いどころか危険ですら止めて下さいね。
風呂屋の僕が言うのもあれですが、やっぱりお客様を危険な目に遭わすわけにはいきませんから。

アルコールの分解はあくまでも肝臓での代謝機能によるもの。
なので、風呂に入って汗を掻けばアルコールが抜けると思うのは間違っているんです。
汗の殆どは水分なのでむしろ脱水になるだけで危険です。

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では二日酔い防止には何が効果的か?といえば「牛乳」

「牛乳を飲むと胃に粘膜が張られアルコールの吸収を抑える」というのは本当のようです。

そして二日酔いをしてしまった後の対処法は?といえば「シジミ」と「ウコン」

シジミに含まれるオルニチンというアミノ酸には、肝臓で尿素回路を形成して体内のアンモニア(有毒)を尿素(無毒)にする働きがあることが分かっています。

「ウコン」は英語でターメリックのこと。
ウコンも二日酔い対策に有効な食材として広く認知されています。


ただし。

「シジミ」も「ウコン」も鉄分が多く、肝臓の弱い人は摂取する量に注意しましょう。
肝臓の弱い人にとって、鉄分の過剰摂取はかえって肝機能の障害になると言われています。


あ、それから。

迎え酒は論外。

あれは飲んべえのただの言い訳。

失恋の傷を新たな恋愛で紛らわそうとするのと同じです。


 

【健康】 ああ、素晴らしき免疫細胞たち

これから貴様たちに素晴らしき免疫細胞たちを紹介をする。返事は「サーイエッサー」だ、わかったか!

あ?なにぃ?SHIBAはどうしたのかだって?

この馬鹿者がぁ!

話しかけられたとき以外は口を開くな!代わりに目を開いてよく見ろ!

あんなウジ虫ごときの名前なんぞ出すでないわ!
今日はSHIBAに代わって俺が指南してやるから覚悟しろ!

口でクソたれる前と後に“サー”と言え 分かったか、このクソ野郎!


いいか、よく聞け。我々免疫細胞は白血球に配備された軍隊だ!
外から侵入してきた外敵(細菌・ウイルス)を駆逐し、母国(身体)を守るのが使命だ!

今から免疫細胞の説明をする。手元の資料を見ろ!

免疫細胞.jpg

免疫細胞の軍隊は第一軍と第二軍とに大きく分かれている。

皮膚や粘膜といった防波堤を突破して侵入してきた外敵にはまず第一軍が当たる。

第一軍は主に「顆粒球」「単球」で構成されている。

顆粒球の主力部隊である「好中球」は敵と刺し違えて殉職するほど勇敢な戦士だ。
命を賭して戦っている好中球の崇高さは貴様のようなチェリーボーイには分からんだろうがな。

単球の「マクロファージ」も勇敢だが、こいつはさらに敵の情報を後方待機している第二軍へ連絡する通信兵でもある。

軍隊は組織だ。我々の連携が上手くいくかどうかは単球の部隊にかかっているのだ。

しかし中には組織に属さない者もいる。

「NK細胞」と呼ばれる集団だ。「NK」と書いて「ナチュラルキラー」と呼ぶ。「生まれつきの殺し屋」という意味だ。

物騒な名前だが味方にいると頼もしい連中でな。
その名のとおり攻撃力が高く、我々の指示なしで自由勝手に戦っているのが特徴だ。
テロリストと化したがん細胞をも攻撃してくれるのでいつも感謝している。
おい、貴様も感謝しろっ!

ところが見かけに反してデリケートなところがあってな。
ストレスや乱れた食生活をされると力を発揮できなくなるらしい。

さて。

第一軍の攻撃を突破してきた敵にはどうするか。

そこで第二軍の登場だ。

敵のウイルス軍はかなりやっかいでな。第一軍の武器では歯が立たない強敵だ。

しかも、次々とわが国民(正常細胞)を寝返らせて兵数を強大化しやがる。まるでゾンビだ。

一度ゾンビ化した国民は残念ながらもう元には戻せない。殺処分あるのみ。

第二軍の軍隊長は「ヘルパーT細胞」

第一軍の単球軍から援軍の要請を受けたヘルパーT細胞は即座に「キラーT細胞」軍へ出動を命令。

キラーT細胞は第一軍とは比較にならない攻撃力を持っているエリート兵だ。

ところがゾンビ化含むウイルス軍は通常兵器が効かない場合が多い。

ウイルス軍の種類は無数にあって、それぞれに合わせた化学兵器を生産しなければならないのだ。

その化学兵器は単球軍からの敵情報を頼りに設計される。

第一軍が時間稼ぎをしている間にヘルパーT細胞は化学兵器を設計し、完成した武器は「B細胞」軍に装備されるのだ。

B細胞軍はこの特殊な化学兵器で攻撃。めでたく敵を殲滅できるというわけだ。

しかも一度設計された武器はいつでも使い回しができるので、同じ種類のウイルス軍が今後侵攻してきても簡単に撃破できる。

この機能を利用したのがワクチン療法だ。



おい!貴様聞いてるのか!?

我々免疫細胞の働きが日々化学者たちに研究され、難病治療の役に立っているなんて。
くぅぅ、ロマンを感じるじゃねぇか。

おい、引くんじゃねぇ!
それにマロンじゃねぇ!ロマンだ!

おい貴様!俺を侮辱する気か?許さん。許さんぞぉぉ!


(ウジ虫 SHIBA)

【健康】 免疫とは。サルでも分かる超スーパー免疫入門ガイド

今さら?という感はしますが、
風邪やインフルエンザが流行っている今だから敢えて確認してみます。

そこで問題です。

「風邪をひくと直ぐ発熱する人は、免疫力が高い?低い?どちらでしょうか?」


さぁ、シンキングタイムです。

どちらでしょう。

あ、どうもSHIBAです(今のうちに挨拶)

正解は・・・

免疫力が高い人です。

今「低い人」と答えた人は、「免疫」というものを誤解しております。


はい。では「免疫」とは何か説明できますでしょうか?

まあ、だいたい字を見れば想像できるものではありますがね。

そう。「免疫」とは字の如く「疫病を免れる」こと。

あ、でも字を見ただけでは勘違いすることもありますから気をつけよう。

例えば「米国」はお米の国ではないし、ロックバンド「U2」は「2歳以下」という意味でもない。

とにかく、「免疫」とは身体を病気から守る機能のことだろう、ということは誰でもなんとなく知っていることでしょう。

でもそれ以上の具体的な説明ができるかどうかは怪しいもの。

なのでもう少し具体的に言えば、「免疫」とは細菌やウイルスなど外敵が身体に進入した時、これらを退治してくれる働きのことです。

風邪のとき熱が出るのは、免疫が外敵と戦っているからです。

免疫は平熱よりも高い体温の方が有利に戦えます。
つまり、熱は外敵によって引き起こされたものではなく、免疫が細菌やウイルスに打ち勝つ環境を作っていると考えられています。

「熱が出たらすぐかぜ薬を飲むのは良くない」という話を聞いたことはありませんか?

かぜ薬は治療薬ではありません。かぜの各症状を緩和しているにすぎません。

治療をするのはあくまでも免疫による自己治癒力なので、薬で熱を下げようとするのは、
免疫に有利な環境を潰して免疫が戦うのを邪魔していることにもなります。
(もちろん、熱が高すぎたり長引いたりする場合は体力を消耗しすぎるので薬が必要にはなります)

熱は出ないけどグズグズと風邪の症状が長引いている人っていますよね?
それは免疫力が低下している可能性があるからで、そうだとするとなかなか風邪が治りません。

熱が出ることは悪いことではないんです。


また、免疫には体内のがん細胞を減らしたりもします。

健康にとって何が一番大切か?と問われれば「免疫力だ」と言っても過言ではありません。

免疫.jpg

逆にもし、免疫という機能が無かったらどうなるか。

想像できないかもしれませんが、実際にそういう人たちは存在します。

生まれつき免疫システムが働かない先天性の免疫不全症候群の人たちや、
白血病で免疫が働かなくなった人たちです。

このような人たちは無菌室でしか生きていけない過酷な状況になるそうです。
ちょっとした細菌でも対応する能力が無いわけですから。

それだけ免疫力は必要な存在なのです。


では免疫力は高ければ高いほど良いのか?というとそうでもありません。

というのは、花粉症やアトピーなどアレルギー疾患も免疫の働きによるものだからです。

(※最近ではアトピーはアレルギー反応ではないという研究発表があります)

免疫の機能が過剰に反応すると、外敵ではない筈の自己細胞ですら攻撃してしまう習性があるですね。
まるで暴走モードです。


つまり、免疫力は低いと風邪や病気になりやすくなるので、高めた方が良いのは間違いありませんが、と同時に安定した高さを維持するバランスが重要になります。

とこう書くと難しそうに思えるかもしれませんが、実は単純なことなんですよ。

免疫力を高める方法については過去に触れていますのでそちらをどうぞ

【健康】 免疫力を高める6つの習慣



(かくいう自分も乾燥肌体質です SHIBA)

【健康】【美容】 お肌のpHバランスとは?

「pHバランスを整える」という言葉がありますよね。

pHとはピザハットの略ではありませんよ、どうもSHIBAです。



「pH」とは水素イオン濃度指数のこと。

な~んて言っても、余計に分からないですよね。

簡単に言えばpH値は「酸性」や「アルカリ性」を示す数値です。
理科の実験でリトマス紙試験があったのをイメージしてください。


pH値は0~14まであり、真ん中の7を中性とし、数値が7より高ければアルカリ性、低ければ酸性ということになります。

 高い=アルカリ性
 低い=酸性

健康な肌表面のpHは弱酸性です。


それにより肌の保水力も保たれています。


このバランスが崩れると乾燥肌やニキビなどを引き起こすので、
肌の健康を保つために「pHバランスを整える」という言葉があるんですね。



お肉をワインに漬け込むと美味しくなるのはご存知かと思います。

でも何故美味しくなるのかは、意外と理由までは知らないものです。

単にワインの風味が付いて美味しくなるだけではないんですよ。

肉のたんぱく質は人と同じ動物性なので弱酸性です。
pH値は5ぐらいと言われています。

通常、肉は過熱するとたんぱく質(コラーゲンなど)が分解され、
筋繊維が変性することで水分や脂が流れ出ます。


そこでワインです。

ワインのpH値は肉よりも低い酸性です。

ワインに漬け込み煮込むことで肉のpHは弱酸性に保たれ、保水力を維持します。
つまり肉汁の流出を防ぎ、柔らかくてジューシーになる
わけです。




と、ここまで書いていてふと思ったのがワイン風呂。

ワインの湯船に浸かるとメチャメチャ保湿効果あるんじゃね?

という推論が浮かんだわけですが、ネットで調べる限りワイン風呂の効能は
「血行促進・美肌効果」などどれも抽象的で期待している答えとは違うものばかり。

pH値が弱酸性に保たれるかどうか、それにより保湿力が保たれるかどうか。
その辺にまで触れている記事は見当たりませんでした。

結局は自分で試してみろってことか。。。

う~ん。

え~と。

誰か試してみて?


(言うだけ番長 SHIBA)

【健康】 免疫力を高める6つの食品

三度の飯より夜食が好き、どうもSHIBAです。

免疫力を高める食品は作用別にいくつかに分類できます。

ここでは主な6つを紹介します。


●整腸作用のある食品

免疫力を高めるうえで、腸の働きを整えることは基本中の基本。

なぜ腸の働きが免疫力と関係するのか?

実は人の腸内には、100を超える種類の菌が約100兆個も生息しているのですが、
健康にとって有用な働きをする「善玉菌」と悪影響を与える「悪玉菌」、どちらつかずの「日和見菌」とに分けられます。

乳酸菌やビフィズス菌に代表される善玉菌は、腸の働きを助ける作用がある他、悪玉菌が棲みにくい酸性の環境を作ります。

悪玉菌は毒素を作り出し腸にダメージを与え、免疫力を低下させ、かつ腸内をアルカリ性にして繁殖します。


日和見菌はその名のとおり、善玉と悪玉の優勢な方に味方する僕みたいな性格です。え?

また、1073R-1という乳酸菌には、インフルエンザや風邪のウィルスを攻撃する働きがあるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する効果があることが明らかになりました。

一時期、この乳酸菌が含まれるヨーグルトが話題になって品薄になったことは記憶に新しいですね。



●免疫細胞を育てる食品

そもそも免疫細胞とは何なのか?ということですが、
免疫細胞は血液中の白血球に存在し、おもにタンパク質からできています。

なので良質なタンパク質を摂ることは免疫細胞を育てることになります。


●血行を促進する食品

血行が悪くなると身体の各所に熱を運べなくなり体温が下がります。
体温が1℃下がると免疫力は30%低下すると言われています。

血行が良くなれば体温が上がるだけでなく、栄養素が体の隅々まで行き渡りますから、当然免疫力は高まります。

血をサラサラにする食品、または代謝を促して体温を上げる食品が効果的です。


●粘膜を保護する食品

口やのど、鼻などにある粘膜は、有害物質から身体を守る最初の防波堤です。

粘膜を強化すれば、細菌やウイルスの侵入を防ぐことができ、
免疫細胞の負担を軽くすることに繋がります



●唾液を出す食品

よく噛むという行為は消化を助け、腸の免疫細胞への負担を軽くします。

また、よく噛むことで唾液(だえき)が分泌されますが、唾液自身にも抗菌作用があり、感染症から身を守ることに繋がっています

昔から、子供のちょっとしたすり傷などに「唾でもつけておきなさい」と言ったり、
動物が傷口を舐めたりする行為にはちゃんと根拠のあることだったわけです。

また、歯が虫歯になるのを防いでいるのも唾液のおかげです。
つまり唾液の分泌が悪いと虫歯になりやすいということです。

だからといってヨダレだらぁ~と垂らしている奴を見て「アイツ免疫力高そうだなぁ」とは思わないけどね。

ちなみに唾液を出す食品て何かというと、ゴボウのように固いなど、よく噛む必要のある食品です。


●抗酸化作用のある食品

「抗酸化作用」という言葉は覚えていた方が良いかもしれません。

これからどんどん注目される言葉になると思います。

抗酸化作用とは身体の細胞が酸化して壊れるのを防ぐ作用のこと

実は人間の体もサビるんですよ。

人は酸素を取り込んでエネルギーを作り出しますが、その酸素の一部は化学変化をおこし、「活性酸素」に変わります。

私たちの身体は年齢とともに老化しますが、それは活性酸素によって酸化し、金属の錆のように細胞が錆びていくことなのです。


抗酸化作用とは、活性酸素の発生を抑えたり、活性酸素による酸化の力を弱めたり、傷ついた細胞を修復したりと役割は多岐にわたります。

また抗酸化作用のある栄養素はタンパク質やビタミン類などいりいろあり、最近ではファイトケミカルが注目されています。

ファイトケミカルは炭水化物やタンパク質のような栄養素ではなく、機能性成分に分類されます。

ひとくちにファイトケミカルといっても、様々な成分があり、
有名なところでは赤ワインで話題になったポリフェノール、
そのポリフェノールにもいろいろあり、緑茶に含まれるカテキンはポリフェノールの一種。

緑黄色野菜のβカロテン、大豆のイソフラボンやトマトのリコピンなどこれ全部ファイトケミカル。



このように免疫力を高める食品は多いので、食事は免疫力を高める良い機会でもあります。


(昔βカロテンのことカロチンと呼んでいたよね SHIBA)

【健康】 免疫力を高める6つの習慣

免疫力を高める方法としては、免疫細胞を活性化させるのはもちろん、
自律神経をコントロールすることが重要です。

というのは免疫細胞は自律神経によってコントロールされるているからです。

そういうとなんだか難しそうな事を言っている様に思えるかもしれませんが、
理屈は実に簡単です。

自律神経は交感神経と副交感神経とがあり、
交感神経は活動している時に優位になり、
副交感神経は休息している時に優位になり、
お互いバランスをとりながら作用しています


例えば緊張やストレスなどで交感神経が優位な状態が続くと、
バランスが乱れ体調を崩してしまいます。
その逆もしかり。

また体温を保つことも重要で、体温が下がると免疫の働きが弱くなります。
体温が1℃下がると、免疫力が30%ぐらい下がるといわれています。


①食事の習慣

食事はリラックスしてゆっくり楽しく食べましょう。
副交感神経が優位に働きストレスを解消します。
免疫力を高める食品を多く食べましょう。
だからといって暴飲暴食や早食いは胃腸への負担になり、
逆に免疫力を下げることになります。

②運動の習慣

適度な運動は免疫力を高めるのに大切です。
血行がよくなり、自律神経のバランスをうまくとることができます。
また筋肉を鍛えると体温が上がり、基礎代謝を高めるのでダイエットにもなります。
ただし夜に激しい運動をすると、交感神経が優位になり質の高い睡眠が得られなくなります。

③睡眠の習慣

質の高い睡眠は、自律神経のバランスをとり、免疫力を高める必須条件です。
ただし寝不足や寝過ぎは逆に免疫力を弱めるので規則正しいリズムを保ちましょう。

④入浴の習慣

昼間に優位になった交感神経を副交感神経優位へと導くために入浴は効果的です。
交感神経が優位のままだと質の高い睡眠は得られません。
熱いシャワーだけで済ませたりしていると交感神経を高めてしまうので、
湯船に浸かってリラックスすることが大切です。

⑤マッサージ・ツボ

マッサージには血行をよくする効果があり、免疫力を高めてくれます。
リンパマッサージなどは直接免疫力を高めるマッサージです。
ツボにも免疫力アップにつながるツボがあります。

⑥笑顔の習慣

明るく楽しい気持ちは、実際に免疫細胞を活性化させます。
作り笑いをするだけでも効果があるそうです。
カラオケなど唄を歌う行為にも同じ効果が見込まれます。


どうですか?

自律神経のバランスをとるといっても、じつに単純な話でしょう?

実はこれら全部、アラピアで出来ることばかりです。

文字通り健康センターですね。