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美容

【美容】 入浴でダイエットできるってホント? 誤解と真実

ネットで検索するといろいろ出てきます、入浴ダイエット法。

でも本当に入浴でダイエットできるのか。気になりませんか?

よく理由として挙げられるのが「血行が良くなるから」

でもどうして血行が良くなるとダイエットになるのかイマイチ分からないもの。

誰かに聞いてみたくても、今さら言い出しにくいことってありますよね。


nyuuyoku01.jpg

さて、入浴とダイエットの関係にはいろいろ誤解がありそうです。

あ、ちなみに、入浴中に何らかのエクササイズやストレッチをする行為については、この限りではありません。

単に入浴するだけでダイエットできるのか?という点においてです。



一番初歩的な勘違いは「汗を掻いたらその分痩せられる」というもの。

汗を掻いたといっても、その分水分補給すれば元に戻るだけです。


まず単純に入浴するだけで消費するカロリーは、
40℃のお湯に20分浸かると約70kcalしか消費しないらしい。

たったの70kcalですよ!ごはん一杯分にもなりません。

直接ダイエットの効果は無い、というのが僕の見解です。


では、巷に溢れる「入浴は血行が良くなってダイエットになる」という意見は間違いなのでしょうか。

確かに血行が良くなれば代謝が盛んになってエネルギー(カロリー)が消費されるでしょう。

しかし代謝は外から温めても、一時的に代謝は盛んになりますが持続はしないようです。
 代謝を促進したいなら内側から温める。つまり運動をしてエネルギー消費する必要があります。

なんで?と思った人のために今から説明します。


なぜ運動をすると身体が温まるのか考えてみて下さい。

運動をすると筋肉が伸縮します。この時に発生する熱(エネルギー消費の一部)で身体が温まります。
ちなみに発汗は温まった体温を調節するために放熱する現象です。

筋肉には血液を流すポンプの役割があるのをご存知でしょうか。
心臓は血液を送り出すことはしますが、下半身に流れている血液を吸い上げるということはありません。
実は下半身(ふくらはぎ)の筋肉が血液を上半身へ送り上げているんですね。

「ふくらはぎは第2の心臓」という言葉を聞いたことありません?

つまり、運動をするから代謝が盛んになって血行が良くなるわけです。

逆に運動不足になると血行は悪くなります。
もう何故だか分かりますよね。血液のポンプ役である筋肉が働いていないからです。


さあ、ここで本題に戻します。

「入浴は血行が良くなってダイエットになる」という意見。

血行が良くなるというのは本当です。
入浴によって身体が温められると放熱しようと血管が拡張します(逆に寒いと体温を維持しようと縮みます)

血管が拡張すれば当然血流が速くなるので、血行が良くなったことになります。血管に溜まっていた老廃物なども流れるので身体にとってはとても良いことです。

代謝も少し盛んになります。

しかし、ここで言うところの「代謝」というのは「基礎代謝」のこと。

※「基礎代謝」とは、安静にしていても使用されるエネルギーのこと。
寝ている間でも呼吸や内臓を動かしたり体温を調節したりなど、生命維持のための必要最低限の活動に使われます。


運動によってエネルギーを消費する「活動代謝」とは違います。

ここにこの手の意見の誤解があるように思います。

入浴によって血管が拡張して基礎代謝が上がるのは間違いない。
基礎代謝を上げることは重要ですよ。でもそれだけでは物足らない。

あくまでも一時的に血管が拡張したことによる血行促進ですから、筋肉がポンプ役となって血行を良くするのとは質が違いますよね。

代謝が盛んになれば血行は良くなりますが、血行が良くなってもそれほど代謝が盛んになるというわけではない(基礎代謝は盛んになるが)


と、ここまでなんだか入浴ダイエットに否定的なことを言っているように思われるかもしれませんが、チョット待て。

入浴はダイエットの直接的な効果は無いと申し上げましたが、
間接的な効果はあると考えています。

例えば、食事の前に入浴すると食欲が抑えられることが分かっています

通常は食事をすると、胃を中心とした消化器官が働くのでそこの血液の流れが活発になります。

なので、食事前にお風呂へ入ると身体全体の毛細血管までに血液が流れ、消化器官へ集まらなくなります。
そのため、食欲が抑制されるというわけです。

 
 
それから、

風呂の一番の効果は「リラックス効果」だと考えています。


え?リラックスがダイエットとどんな関係があるかって?

i_(^▽^*)いい質問ですねぇ~(某池上さんふうに)


まず適温の湯船に浸かるとリラックスできます(熱いのはダメ)
 ↓
リラックスすると自律神経のバランスが整います。
 ↓
自律神経のバランスが整うと腸の働きが良くなります。
 ↓
腸の働きが良くなればお通じが良くなります。
 ↓
お通じが良くなってダイエット。




とにかく直接的ではありませんが、間接的にはダイエットになりそうですよ。

リラックスできれば質の高い睡眠も得られますしね。

先ほども言いましたが、寝ている間も基礎代謝は働いています。
リラックスした状態、つまり自律神経のバランスが良い状態で眠ると、
代謝の働きもよくなって脂肪が燃焼されやすくなるわけです。

ということで、睡眠はダイエットと関係があるんですよ。

逆に寝不足は太る要因になります。

快適な入浴は快適な睡眠へと誘いますから、入浴と睡眠はセットで考えることが出来ます。


まず適温の湯船に浸かるとリラックスできます(熱いのはダメ)
 ↓
リラックスすると自律神経のバランスが整います。
 ↓
その状態で眠ると基礎代謝の働きが良くなる。
 ↓
代謝の働きが良くなると脂肪の燃焼がしやすくなる
 ↓
体質が改善されてダイエット


 

【健康】【美容】 お肌のpHバランスとは?

「pHバランスを整える」という言葉がありますよね。

pHとはピザハットの略ではありませんよ、どうもSHIBAです。



「pH」とは水素イオン濃度指数のこと。

な~んて言っても、余計に分からないですよね。

簡単に言えばpH値は「酸性」や「アルカリ性」を示す数値です。
理科の実験でリトマス紙試験があったのをイメージしてください。


pH値は0~14まであり、真ん中の7を中性とし、数値が7より高ければアルカリ性、低ければ酸性ということになります。

 高い=アルカリ性
 低い=酸性

健康な肌表面のpHは弱酸性です。


それにより肌の保水力も保たれています。


このバランスが崩れると乾燥肌やニキビなどを引き起こすので、
肌の健康を保つために「pHバランスを整える」という言葉があるんですね。



お肉をワインに漬け込むと美味しくなるのはご存知かと思います。

でも何故美味しくなるのかは、意外と理由までは知らないものです。

単にワインの風味が付いて美味しくなるだけではないんですよ。

肉のたんぱく質は人と同じ動物性なので弱酸性です。
pH値は5ぐらいと言われています。

通常、肉は過熱するとたんぱく質(コラーゲンなど)が分解され、
筋繊維が変性することで水分や脂が流れ出ます。


そこでワインです。

ワインのpH値は肉よりも低い酸性です。

ワインに漬け込み煮込むことで肉のpHは弱酸性に保たれ、保水力を維持します。
つまり肉汁の流出を防ぎ、柔らかくてジューシーになる
わけです。




と、ここまで書いていてふと思ったのがワイン風呂。

ワインの湯船に浸かるとメチャメチャ保湿効果あるんじゃね?

という推論が浮かんだわけですが、ネットで調べる限りワイン風呂の効能は
「血行促進・美肌効果」などどれも抽象的で期待している答えとは違うものばかり。

pH値が弱酸性に保たれるかどうか、それにより保湿力が保たれるかどうか。
その辺にまで触れている記事は見当たりませんでした。

結局は自分で試してみろってことか。。。

う~ん。

え~と。

誰か試してみて?


(言うだけ番長 SHIBA)

【美容】 コラーゲンの噂 ホントとウソ(後編)

「大器晩成型」と言われて人生余裕で構え過ぎていた、どうもSHIBAです。

その話には続きがあって、先日、僕にそう言った本人に
「アンタのせいで、ずっとその時が来ると信じて今まで騙された気がするよ」
と問い詰めたんですね。

すると「やれば出来る子」と返されました。

何だそうか、やれば出来る子ねぇ。っておい!
それも昔言われたよ。

やいやい、こっちがいい気になってりゃ下手に出やがって


話が逸れていきそうなので戻します。
コラーゲンの話ね。

コラーゲンを摂取しても本当に効かないのか?

前回は否定論の根拠を申し上げました。

それは「コラーゲンを摂取しても体内で消化される時にアミノ酸などに分解されてしまうため、コラーゲンとしては吸収できない」というものでした。

大きなタンスを買って部屋に入れようとしたが、解体しないと扉から入れるのは無理なのでタンスはバラバラになっちゃったというのと同じです。

コラーゲンは全て体内で作られるもので、外部から直接取り込むことはできないのです。

ここまでは理解できます。

でもここで一つの疑問に気が付くかもしれません。

バラバラになってもまた組み立てればタンスになるじゃん!というもの。

分解されたアミノ酸が再び合成されてコラーゲンになれば、結果として効果があったことなりますよね。

しかし、実際にはそんな単純な話ではないそうです。

そんぐりそのままコラーゲンへ合成されるわけではないそうなのです。

どれだけコラーゲンを生成するかは、遺伝子などが関与していて個人差があるというんですね。

だけどそれだと、少しは「効果がある」可能性があるわけで全否定とは言えないはずです。

実際、「本当は効果があるんじゃないか?」という推論も一部ではあり解明しきれていません。

そう、実は誰もはっきりと全否定はできないのです。


おそらく真実はこうです。

コラーゲンを摂取することの効用は認められていないが、効用が無いという証拠も無い


なんだか分かりにくいですか?


あれと一緒ですよ、あれ。

「スタップ細胞はありまーす」(僕の中では今年の流行語大賞)


スタップ細胞の存在が問われていた時に、どの専門家もはっきりと
「スタップ細胞の存在」について明言しませんでしたよね。

あれは明言「しなかった」のではなく、「できなかった」のです。


心の中では科学者の誰もが「スタップ細胞は存在しないだろう」と思いながらも、
「存在しない」と証明することが出来なかったんですね。

それと同じです。


だからコラーゲンの噂に対する僕の結論はこうです。

「気にしない」

食べたけりゃ食べればいいし、コラーゲンに固執する必要もないでしょ。

コラーゲンは栄養の1種と考える。

固執してサプリなどに頼るよりも、美味しく栄養を摂るのが一番ですよね。


ということでアラピアでは「コラーゲン鍋」を販売中です。

コラーゲン鍋.jpg

(なんじゃそりゃ SHIBA) 

【美容】 コラーゲンの噂 ホントとウソ(前編)

ずっと信じていたものが最近になって間違っていたと気付くことってありますよね?

「シミューレーション」を「シュミレーション」だと思っていたりとか。
「叶姉妹」は本当の姉妹だと思っていたりだとか。

 僕の場合ですと、子供のころによく「お前は大器晩成型だ」と言われて、
将来を期待してここまで成長してきましたが、最近になってあれは嘘だなと思うようになりました、どうもSHIBAです。


巷でよく聞く噂でこういうのもありますよね。

「コラーゲンを摂取しても意味がない・効果がない」というもの。


コラーゲンは美肌に良いとずっと信じてきた人には衝撃的な話でしょう。

でもこれ。どこまで本当の話なのでしょうか。

本当に効果が無いとしたら、なぜ未だにコラーゲンを利用した関連商品が多いのでしょうか。

そんな疑問を抱いている人も多いと思います。

そこで。。。


コラーゲンに対する噂への受けとめ方や考え方についてお話しします。

あ、先に言っておきますが、僕は医学の専門家ではありませんので、
コラーゲンを摂取しても意味が無いのかどうかは言及しません。


とはいっても、コラーゲンに関する最低限の知識は必要です。

そもそもコラーゲンとは何ぞや?を無視して話は先に進めることは出来ませんからね。



コラーゲンとひと口に言っても、実はいろいろなタイプがありますが、
アミノ酸が多数結合したたんぱく質の1種です。

コラーゲン = たんぱく質の1種


コラーゲンは体内のあらゆる細胞に存在していて、
体全体や臓器などの形を作ったり、結合したり境界を作ったりしています。
そのため網の目状になっています。

コラーゲンの図.png
出典:www.nikkei.com


美容がどうこう以前に、生きるために必要不可欠な栄養素です。

そんな大切なコラーゲンですが、普通は体内でアミノ酸が合成されてできます。

体内のコラーゲンは全て体内で作られたものだということです。

というのは、

口から摂取したコラーゲンは、一度アミノ酸レベルにまで分解されて消化されるからです。

コラーゲンその物として体内に取り込むことはできないのです。

これが、「コラーゲンを摂取しても意味がない・効果がない」と噂される所以なんでしょうね。

いや、もう噂なんてものではなく、全否定している医師が大勢いらっしゃいます。

ここまで言われると噂は本当のようにも思えますが、ただ。
巷でいまだにコラーゲンの関連商品が堂々と売られていることの疑問は消えません。

正確になことを言えば、売り手は「効果がある」とは言い切っていません。
言い切っちゃうと薬事法とかいろいろ問題があるので、そう匂わせているだけです。

それにしても関連商品がいっぱいあるし、実際お肌の美容に効果があったという人もいます。
それって嘘ついてるの?

気になりますよね?

・・・続く

(SHIBA)